会社が毎日イヤすぎて消耗しています。いっそのことやめたいけど会社やめると生活ができない。そんなに暮らしていける貯金もないし、スキルもない。どうしたらいいんだ…。
といったお悩みをもった方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
「会社やめたいけど、生活できないからなぁ」
↑やめれない理由は「決断できないから」だと思う生活の術は、星の数ほどある
生活するためにどう行動するか考えるのが大事イヤイヤ我慢しつつ働いてても、歳とるだけ
どっかのタイミングで決断しないと、変わらない心と体のために、早めの決断を
- 心が軽くなり、会社を辞める決断ができます。
- 会社を辞めたって、生活できることがわかります。
- 自身の心と体が最も大切ということが改めてわかります。
「会社やめたいけど生活できない」は、結局言い訳です
タイトルにもあるとおりですが、「会社やめたいけど生活できない」、これは結局のところ、言い訳に過ぎません。
実際のところ生活ができないんじゃなくて、ただ決断ができないだけだからです。
毎日会社がイヤすぎて、行きたくなくて、消耗している。
にもかかわらず自分の心を犠牲にし、我慢して会社で働き続けるのって、あまり意味ないと思います。
「それが美徳」と考える方もいるかもしれませんが、辞める勇気もなくダラダラと、イヤイヤ仕事を続けることが美徳とは僕は思いません。
ちょっと酷な言い方ですが、頑張っているというより、決断力が欠けているようにも見受けられます。
会社をやめたって、生活はできます。生活するための術は星の数ほどあります。
会社をやめられない本当の理由
会社をやめられない理由は、「生活ができないから」といった漠然としたものではありません。
本当の理由として、以下の3つがあります。それぞれ解説します。
その①:収入が途絶えて不安だから
その②:次の職場がもっとブラックかもしれないから
その③:人間の心理による部分が大きいから
その①:収入が途絶えて不安だから
最も多いのが、収入面での不安です。
会社をやめたら、当然収入がなくなります。収入がないと生活できないから、やめたくてもやめれないっていう状況に繋がります。
しかも収入がなくなっても、毎月の出費は変わりません。変わらないどころか、むしろ増えます。
これまで会社が負担・天引きしてくれていた「国民健康保険」「年金」「住民税」などを自分で払う必要が出てくるからです。
会社をやめるにあたって、多くの人にとっていちばんネックになるのが、この収入の不安です。
その②:次の職場がもっとブラックかもしれないから
次に、職場環境に関する不安です。
今の会社の人間関係がよくなくて、パワハラ上司に消耗しているのが理由で、会社をやめたい人もいるでしょう。
ところが、今勤めている会社の人から「他の会社なんてもっと大変だよ~」「この会社なんてまだイイ方だよ~」みたいな、甘い言葉を浴びせられていませんでしょうか。
その甘い言葉は「次に勤める会社もブラックだったらどうしよう」といった思考にさせるため、決断を渋らせる理由の大きな要因となります。
次に勤める会社がかなりブラックで
絶えきれずにすぐ辞めることになって
その結果、履歴書に傷がついて
よさげな会社見つかっても印象よくなくて
中々就職先が決まらなくて
その間もちろん収入がなくて
結果、生活ができなくなる
といったネガティブ連鎖が止まらず、会社をやめる決断ができなくなります。
その③:人間の心理による部分が大きいから
人間の心理に、「損失回避」と「現状維持バイアス」というものがあります。
それぞれ解説します。
人間は「幸せを得る」よりも「損を回避する」ための行動を優先します。
転職とはまさしく、今ある現状を捨てる選択です。
そのうえ、実態のわからない次の職場に足を踏み入れるのは、極端な話ギャンブルみたいなもの。
「それで損したらどうしよう」と考えるから、その行動を避けるわけです。
現状にしがみついて変化を嫌う、人間の脳の傾向です。
人は基本的に「現状維持」が大好きです。現状を「安定」と思い込むからです。
会社をやめるなんて、その「安定」を捨てる行為そのものなので、避ける傾向にあります。
ちなみに勤務年数が長くなるほど、この現状にしがみつく力が強くなります。
人には誰しもこのような心理効果があるため、よりよい未来に向けて挑戦するよりも、現状維持を選んでしまいます。
じゃあどうするか
じゃあ会社をやめるためにどうすればいいのか。
結論、次の当てを決めてからやめればOKです。
当たり前すぎる話ですが、次の収入源を確保しておけば、収入が途絶えることもありません。
次の当てが中々見つからなければ、今の会社をそのまま続ければいい話なので、リスクもありません。
まずは当て探しのために、重い腰を上げて動いてみることを強くオススメします。
次の当ては、星の数ほどあります
世の中、仕事は星の数ほどあります。
正社員にこだわらなくても、アルバイトやパート、派遣、さらにはフリーランスという働き方もあります。
僕は正社員をやめて派遣社員になった経験があるのですが、むしろ正社員のときよりも収入は増えました。
「でも派遣バイトとかって安定してないじゃん」という声も飛んできそうですが、今の時代、正社員が安定しているはいい難いのが現状です。
よほど高給取りでない限り、今と変わらない収入で雇ってくれる会社は必ず見つかります。なのでまずは動いてみましょう。
次の会社も合わなかったら
どれだけ事前に下調べしても、次の会社が合わず、早期で退職することだってあると思います。
しかし、その際は失業手当が出ます。これを活用しない手はありません。
僕の場合、9年間会社員として勤めていたので、これまで同等くらいの収入が4ヶ月間もらえました。
僕はその4ヶ月間しっかり失業手当をもらいながら、自分1人でも稼いでいけるくらいのスキルを磨き、転職に向けた準備をしました(結果的にフリーランスという道を選んだのですが)。
失業手当をもらっている間、例えば英語の読み書きや日常会話などを取得できれば、今後入れる企業の幅もグッと広がりますよね。
やりたいこと、目指していることのスキルを勉強する環境も整っているのが日本。
なのでその制度を積極的に上手に活用すれば、むしろ今以上の収入を狙うことだって十分に可能なわけです。
まとめ:体と心が1番大事です
これまで前述したように、会社を辞めても、完全なニートや引きこもりでない限りは普通に生活できます。
会社をやめるのって大きな決断だし、相当な勇気がいります。今後の収入などのことを考えると、怖いですよね。
しかし、勇気を持って一歩踏み出してみないことには何も変わりません。ダラダラ決断を先延ばしにしていると、日々歳をとってますます動きづらくなっていくだけです。
毎日イヤイヤ我慢して働いているのであれば、体を壊す前になるべく早く行動しましょう。
結局は、あなた自身の体と心がいちばん大事です。
「生活できない」なんて言い訳です。生活の術は星の数ほどあるので、そのために何をすべきか考えましょう。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。