【体験談】フルリモートの仕事ってどう?実際に2年働いてみた感想

悩む人

フルリモートの仕事が気になるけど、実際どう?
大変な部分とかデメリットはないの?

という疑問をお持ちの方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

フルリモートを2年続けて感じる変化

・人間関係ストレス激減
・通勤なくなって自由時間増えた
・ストレス耐性は明らかに弱くなった
・たまに会う友人に暗くなったと言われる

フルリモートも良し悪し
でもデメリット理解しつつ、挑戦する価値あり

この記事を読むメリット
  • フルリモートの良し悪しがわかり、後悔しない選択につながります
目次

【体験談】フルリモートの仕事ってどう?実際に2年働いてみた感想

【体験談】フルリモートの仕事ってどう?実際に2年働いてみた感想

本記事を書いている筆者は、これまで2年間、完全フルリモートで働いた現役フリーランスです。

そんな筆者が実際に体験したフルリモートの仕事の良し悪しについてまとめました。

これからフルリモートの仕事をしたい方や気になっている方の参考になればと思います。

実際のところどう?【←いい】

実際どう?と聞かれたら、「いい」と回答します。

生活スタイルや性格的に、自分に合っていると思うからです。

とはいえフルリモートにはもちろん、良し悪しがあります。
決していい面ばかりではありません。

次章からは、実際に感じている良し悪しを紹介します。

フルリモートの仕事のいいと思った点

フルリモートの仕事のいいと思った点

フルリモートの仕事のいいと思った点は以下です。

その①:人間関係に悩まなくなる
その②:通勤時間が省ける
その③:自由に使える時間が増える

その①:人間関係に悩まなくなる

僕は人間関係ゆえにフルリモートでの仕事を始めたため、これがいちばん大きなメリットです。

ただ人間関係は完全に断ち切れるわけでなく、テキストでやり取りはするし、必要なら電話もします

しかし、対面に比べればストレスは圧倒的に少ないです。

「とにかく人間関係にひたすら苦しんでいる」という方は、フルリモートの仕事が向いていると感じます。

その②:通勤時間が省ける

通勤の時間が完全になくなることもいいと思った点です。

しょせん15~20分程度の通勤でも、毎日だということを考えると、

  • 1週間(5日)で75~100分。
  • 1ヶ月(20日)で300~400分

です。

通勤がなくなったことで、こういう計算をするようになりました。

すなわち、むしろ時間の大切さに気付くことができました。

その③:自由に使える時間が増える

フルリモートなら、自由に使える時間が増えます。

たとえば仕事がいつもより早く終わったとき、会社員なら「何かやることないかな」と考えなくてはなりません

僕はこれがとても嫌いでした。
大したことが思いつかないからです。

その点フルリモートなら、早く終わったらなにをしててもOKです。

  • 読書をしたり
  • ネットで調べものをしたり
  • 映画やYouTubeを見たり
  • 寝たり

仕事が早く終わったら、好きなことができます。

これが生産性アップにもつながります。

フルリモートの仕事のわるいと思った点

フルリモートの仕事のわるいと思った点

フルリモートの仕事のわるいと思った点は以下です。

その①:ストレス耐性が弱くなる
その②:コミュニケーション能力が低下する
その③:メンタルケアにコストがかかる

それぞれ紹介します。

その①:ストレス耐性が弱くなる

フルリモートを続けると、ストレス耐性が弱くなります

周りにあれこれ言われることが少なくなるからです。

たとえば、以下のようなとき。

  • メール等でキツめの返事が返ってきたとき
  • お店の店員さんの態度が悪かったとき

会社員時代はまったく気になりませんでした。

しかし今となっては、わりとストレスを感じます。

そのため、全体的にストレス耐性が弱くなってることを実感します。

その②:コミュニケーション能力が低下する

コミュニケーション能力の低下も、フルリモートのわるい点です。

人と話す機会がガッツリ減るためです。

実際にフルリモートを始めて以来、久々に友人に会うと

  • なんか声のトーンが下がったね
  • 前より覇気がなくなった気がする

こういうことをわりと言われるようになりました。

その③:メンタルケアにコストがかかる

メンタルケアにコストがかかるのも、わるい点として挙げられます。

メンタルをこまめにケアしないと、鬱まっしぐらだからです。

鬱の原因としては、具体的に以下が挙げられます。

  • 人と話さなくなる孤独感
  • 家から出なくなる閉塞感
  • 運動をしなくなる
  • オンオフの区別が難しくなる

フルリモートで仕事をするなら、上記の解消のため、時間とお金の投資が必要不可欠です。

フルリモートで仕事をするための方法

フルリモートで仕事をするための方法

フルリモートの仕事を希望するなら、大きく3つの方法があります。

その①:転職・退職する
その②:クラウドソーシングで仕事を探す
その③:フリーランスエージェントを利用する

その①:転職・退職する

フルリモートの仕事を希望するなら、

  • フルリモート勤務ができる企業に転職する
  • 今の会社を退職し、フルリモートのフリーランスになる

のどちらかになります。

フルリモート企業も豊富に取り揃えるエージェントは以下です。

フルリモート企業が豊富なエージェント
  • doda:案件数が豊富でフルリモート企業もぞくぞく。

その②:クラウドソーシングで仕事を探す

フルリモートのフリーランスになる場合、まずはクラウドソーシングで仕事を探すことです。

スキルが浅くても、フルリモートで働ける案件が豊富だからです。

また、クラウドソーシングは実績を0→1にするのにもうってつけです。

クラウドソーシングでの受注率が上がれば、フルリモートのハードルもグッと下がります。

おすすめのサイトはクラウドワークスです。
知名度が高く、案件数が圧倒的に多いからです。

その③:フリーランスエージェントを利用する

実績やスキルが積み上がったら、フリーランスエージェントの利用がおすすめ。

おすすめする理由は以下です。

  • フリーランスエージェントだけあって、独自のフルリモート案件が多いから
  • 全体的にクラウドソーシングより高単価だから
  • 営業や書類作成など、面倒なことを代行してもらえるから
  • 会社員なみの福利厚生や保証もつくから

傾向として、実績のある人、もしくは実務経験がある人が対象になります。

とはいえ未経験でもたくさん紹介してもらえるエージェントもあるので、要チェックです。

おすすめのフリーランスエージェントは以下です。

フルリモート案件の多いエージェント

レバテックフリーランス:登録者数・知名度No1。フルリモート案件も充実。

ポテパンフリーランス:経験や実績が少ない人でも紹介してもらえることに定評。

MidWorks:福利厚生の内容に定評あり。マージン率も完全公開。

フルリモートで仕事をする際に知っておきたい注意点

フルリモートで仕事をする際に知っておきたい注意点

フルリモートで仕事をする際、知っておきたい注意点は以下です。

その①:意識的に休む
その②:作業環境の構築は必須
その③:実績ゼロの状態でスタートしない

その①:意識的に休む

フルリモートではどうしても、オンオフの切り替えが難しくなります。

映画やネットを見ていても、PCの前に座っていることは変わりません。
なので脳みそは、ちゃんとオフにはなりません。

休んでいる気になっているだけで、実際休めていないリモートワーカーは多いです。

  • 毎日家を出て数分は散歩する
  • 定期的に森林浴をする
  • 月一回は誰かと外食する

など、意識的に休みましょう。

でないと鬱になるリスクが高くなります。

その②:作業環境の構築は必須

フルリモートをするなら、あらかじめ作業環境は構築しておいたほうがいいです。

作業環境が整っていないと、生産性は悪化する一方だからです。

できる限りでいいので、

  • 食べ物や娯楽など、誘惑が多い場所
  • 家族、とくに小さな子供などがいる相部屋

など、仕事の影響を受けない作業環境を、前もって構築しましょう。

その③:実績ゼロの状態でスタートしない

実績ゼロの状態でフルリモートの仕事をスタートさせない方がいいです。

一般的に、フルリモート=スキルを売る働き方だからです。

  • スキル
  • 実績
  • 実務経験

上記いずれもない状態では、フルリモートの仕事の受注に苦労します。

なのでまずはスキルをつけ、何かしら実績を作りましょう。

クラウドワークスなどで受注できる、小さな実績でもかまいません。

可能であれば、その分野の企業に転職し、実務経験を積むのがベストです。

ノースキル・ノー実績、ノー実務経験でフルリモートを始めると、100%苦労します。

まとめ

まとめ

以上、フルリモートの仕事の良し悪し、注意点などを紹介しました。

記事を要約すると以下です。

本記事のまとめ
  • 人間関係の悩みが減り、自由な時間が増えるのがいい。
  • ストレス耐性やコミュ力の低下がわるい点。
  • 作業環境を整え、実績を0→1にしてから開始した方がいい。

フルリモートの仕事には、良し悪しがあります。

とはいえ実際やってみないと、自分に合うか否かはわからないものです。

注意点やデメリットを理解のうえ、挑戦してみるのもいいと思います。

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