今の会社の人間関係がひどすぎて、もう逃げたい。
周りの社員もどんどん転職するし、自分だけ取り残される気分。
今転職しないと、後々もっと転職は難しくなるよね。
焦るなぁ。どうしようかなぁ。
といったお悩みをもった方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
会社をやめて後悔してること
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) January 26, 2022
・人間関係むしろ悪化
・忙しさ大幅アップ
・気遣って有給もらい損ねる
後悔減らすため下調べとか備えを万全にするも、ノーリスクで転職しようとかムリ
たとえ後悔しても「それでもヨシ」って開き直り前進あるのみ
十数年後に「辞めてよかった」ってなることだってある
会社をやめて後悔してること
・人間関係むしろ悪化
・忙しさ大幅アップ
・気遣って有給もらい損ねる後悔減らすため下調べとか備えを万全にするも、ノーリスクで転職しようとかムリ
たとえ後悔しても「それでもヨシ」って開き直り前進あるのみ
十数年後に「辞めてよかった」ってなることだってある
- 転職のリスクや後悔を極力減らすことができます。
- もし後悔しても、前を向いて前進できるようになります。
【体験談】実際、会社を辞めてみて後悔してること5つ
本記事は、会社を実際に3回辞めている僕が「会社を辞めてみて後悔してること5つ」を紹介すると同時に、
- これから退職するならやるべきこと
- 後悔してしまった際のマインドセット
などを深堀りしていく記事になります。
転職を検討している方や、転職で躓いてしまった方も、ぜひ参考にしてみてください。
後悔してること5つ
実際、会社を辞めて後悔していることは、以下5つです。
その①:人間関係は変わらなかった
その②:忙しさがアップした
その③:生活スタイルの変化への対応が大変だった
その④:有休を使い損ねた
その⑤:ボーナスをもらい損ねた
それぞれ解説します。
その①:人間関係は変わらなかった
後悔してること1つ目は、「人間関係は変わらなかった」ことです。
僕が転職した理由としては、「エンジニアになるため」です。しかし理由はそれだけでなく、「人間関係」という後ろめたい理由ももちろんありました。
転職前の会社は、社員同士の距離が近くて狭かったため、何かあるたびすぐ噂話されるし、逃げ道も少なかったので居心地悪かったです。
しかし、人間関係は転職しても変わりません。
転職後の会社は比較的大きな会社でしたので、全体的に扱いが冷たく「すぐ怒るしか能がないみたいな曲者」も普通にいました。
- 雰囲気からして仲良さそうな会社に見える
- 円滑な人間関係のための仕組みを作ってる
みたいなが売りの会社であっても、組織である以上100%「合わない人」は存在します。
なので「前の会社ではある意味、愛されて、信頼されていたのかもな」とは少なからず頭をよぎりました。
その②:忙しさがアップした
後悔2つ目です。「忙しさがアップ」しました。
以前の会社は接客業だったため不定休かつ勤務時間もバラバラで、祝日や大型連休こそ売りどきみたいな会社で大変でした。
別に決して「転職してラクできるようになる」なんて期待は最初から特にしていませんでした。
とはいえ、せめて
- 毎日日勤
- カレンダー通りの休み
が欲しかったため、決断しました。
転職することによって上記2つは、確かに手に入りました。
しかし毎日日勤であるがゆえの大変さはありました。
「定時で帰りたくてピリピリしてる人」と決まった時間内でのやり取りが求められたり、
それに間に合わなければ次の日に負担が大きくなったり、
別の誰かに迷惑がかかって怒られたり。
土日祝日に休める分、忙しさが平日にギュッと凝縮されてるイメージ。
やはりどんな業種のどんな会社にでも、それなりの大変さはあるなと身を持って痛感しました。
その③:生活スタイルの変化への対応が大変だった
後悔したこと3つ目、「生活スタイルの変化への対応が大変」でした。
スーツと決まっている会社であれば、スーツを複数枚買う必要が出てきます。
服装自由であっても、会社の職種や役割によっても持ち物や必需品は変わります。
また、交通手段や距離によっても、起床する時間とか家を出る時間は変わります。
僕の場合、「遅番の日は昼まで寝る」みたいなことが珍しくなかったため、毎朝早起きするのがかなり大変でした。
「新鮮味があっていい」という人もいるかもしれませんが、基本的に人間の脳は変化を嫌います。慣れるまでは「知らずしらずのストレス」はたまっていくので、注意です。
その④:有休を使い損ねた
後悔4つ目が「有給を使い損ねた」ことです。
辞める会社に対して有給を消化することを言いづらく、気を遣ってしまったため、有給をだいぶ残したまま退職しました。
いくら気を遣ってもその後影響するわけでもないし、「有給を消化しないこと」=「気を遣うこと」ではありません。
有給は言うまでもなく「お金をもらえる休日」です。会社員の特権なんだし、使わない手はありません。
僕はこれを「全て消化しないまま退職した」わけなので、かなり後悔しています。
その⑤:ボーナスをもらい損ねた
後悔5つ目は、「ボーナスをもらい損ねた」ことです。
もらい損ねたというより「2ヶ月先のボーナスのために会社に残り続けるかどうか」の選択を迫られました。
しかし当時はすぐにでも動き出したかったため、「2ヶ月会社に残り続けるくらいなら、その時間を今後の未来のために使おう」とあまり迷わず決断しました。
時間軸を考えた結果だったとはいえ、「あと2ヶ月いて十数万もらえていたなら、残っててもよかったかな」などと今になって考えたりもします。
今から会社辞めるなら、これをやる4つ
僕が今から会社を辞めるのであれば、以下の4つをします。
その①:辞める前に、スキルを積み上げる
その②:次の職場は決めてから辞める
その③:何のために辞めるか明確にする
その④:もらえるものは全てもらう
それぞれ解説します。
その①:辞める前に、スキルを積み上げる
会社を辞める前に、「個人で稼ぐためのスキル」を積み上げます。
会社を辞めたあとに懸命にスキルアップの勉強をはじめたものの、収入がなかったため心の余裕を失っていた経験があるからです。
個人で稼ぐためのスキルとは、以下のようなものです。
- プログラミング
- Web制作
- ライティング
- デザイン
- ブログ
- 投資 など
これらを養うには、かなりの時間がかかります。決してすぐに結果が出るものではなく、日々コツコツ積み上げることで成果が出てきます。
なので会社員としてお金をもらい働きつつ、働いてない時間を有効活用しつつ、長期的にスキルアップを図る努力をすると思います。
その②:次の職場は決めてから辞める
わりと普通のことかもですが、次の会社を決めてから転職します。
次の当てがあるか否かで、転職の際の不安やストレスが大きく違ってくるからです。
「人間関係が苦しく毎日胃が痛くなる」みたいな感じであれば、なるべく有休&体調不良という言い訳をフル活用しつつ、転職活動しましょう。
※しかしどうしても辛かったら逃げるのも全然あり。
前述の「スキルを積み上げる」にも言えることですが、とにかく「備えあれば憂いなし」です
転職は人生を大きく左右する決断なので、そこは保守的にやっていきたいところです。
その③:何のために辞めるか明確にする
会社を辞める前に、「何のために辞めるのか」を明確にします。
要するに「目指すべき目的やゴール」はしっかり定めておきましょう、ってことです。
目指しているものが明確になることで、転職の目的や、条件の選定もスムーズかつスピーディになるからです。
逆に目指すところがあやふやだと、いろんな職種や条件に振り回され、迷走します。
「目指すべき目的やゴール」は
- 〇〇になりたい
- 〇〇をやってみたい
- 給料◯万円にアップさせたい
- 将来的にフリーランスになりたい
- 土日祝の休みが欲しい
- 毎日日勤がいい
など、何でも構いません。
目指すべきものを具体的に明確にして、
- 転職先は、それの実現のために有効か
- 条件的には妥協できるか
- そもそも、転職しないと実現できないのか
- 今の会社にいつつ、実現できないのか
といったことを思考することが大切です。
その④:もらえるものは全てもらう
退職するなら、「もらえるものは全てもらって」から転職します。
もらえるお金と時間はもえらるだけ全てもらわないと、ただ自分が損する結果になります。
確かにお世話になった会社には、条件面の話は中々言いづらい雰囲気あります。
しかし辞める会社に気を遣っても今後イマイチメリットないし、後で自分が後悔します。
それに、「条件面の話をしないこと」=「気を遣うこと」ではないです。一生懸命働いた会社員の特権だし、もらえるものは全てもらうのは当たり前のことです。
「言いづらいことを言わないことで自分が満足する」なら構いませんが、いくらお世話になった会社でもそこはまた別の話。
もらえるお金と時間は、もらった方がいいと思います。シンプルに。
ノーリスクで転職なんて不可能です
会社を辞めて後悔したことや、後悔しないための術を紹介してきましたが、どう頑張っても転職のリスクをゼロにすることはできません。
要するに、ノーリスクで転職しようだなんて、不可能です。
結局のところ会社の実態とか大変さって、会社に入ってみないとわからないからです。
ネットで調べた会社の評判がたとえすこぶる高評価であっても、あなたの肌には合わない可能性だってあります。
どれだけ面接の段階で詳細な仕事内容を話し合ったとしても、伝えきれないデメリットや大変さ、苦痛が待ち受けていることの方が多いです。
そんな未知の世界へ足を踏み入れる、語弊はありますが、いわば「ギャンブル」のような決断でもあります。
転職はいつの時代も、「リスクを伴う選択」であることに変わりはありません。
後悔しても「ヨシ」として、前進あるのみ
ぼくは、「後悔しない選択をしよう」なんてほぼ不可能だと思っています。
なるべく後悔を避けることはできても、どんな形であれ、心のどこかに多少の未練や後悔は残るものだからです。
逃げるように辞めた会社などでない限り、やはり「今会社に残っていたらどうなってただろう」と考えずにはいられません。
でも、引きずっててもメリットはありません。
選んだ道を「ヨシ」として前進するしかありません。
それに、転職という選択が正解だったか間違いだったかなんて、数年〜十数年後になってみないとわかりません。
「あの時辞めなきゃよかった」と今思っていたとしても、十数年後「あの時辞めてよかった」に変わることだってもちろんあるわけです。
どんな選択をしても、どんな形であれ「後悔」はつきものです。
それでも自分の選択を「ヨシ」とし、ポジティブに進んでいきましょう。
まとめ
以上、「【体験談】実際、会社を辞めてみて後悔してること5つ」でした。
どう頑張っても転職にリスクはつきものですが、それを極力減らすため、なるべく下調べや備えを徹底すること。
そして、たとえ後悔したとしても「これもまた人生」とポジティブに開き直って強く前進していくことが大事です。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。