周りがみんな転職しまくってて焦る。
でも自分は転職できないしな…。
今の会社イヤだけど、まだいるつもり。
転職ってした方がいいのかな。
このままじゃ何も変わんないよな。
といったお悩みをもった方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
「転職はあえてしない」って選択もひとつ
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) January 27, 2022
しかし「ただ決断を先延ばしにする」のが目的になっていると逆に危険
確実に自己成長しないし、今後の日本の景気を考えると何も変わらないor悪化するから
なので「現状維持することのメリット」をあぶり出し、他の方法で実現できないか?と思考するのが大事
「転職はあえてしない」って選択もひとつ
しかし「ただ決断を先延ばしにする」のが目的になっていると逆に危険確実に自己成長しないし、今後の日本の景気を考えると何も変わらないor悪化するから
なので「現状維持することのメリット」をあぶり出し、他の方法で実現できないか?と思考するのが大事
- 「転職しないこと」のメリデメを正しく理解できます。
- そのため、間違いのない選択ができるようになります
「あえて転職しない」←この選択、危険です
「あえて転職はしない」という選択をするのは危険です。
冒頭で悩んでいる人のように「会社でイヤイヤ働いている」ならなおさらです。
本記事では、「あえて転職しないことのデメリット」を紹介します。
その他、「転職しない方がいい人の特徴」についてまとめています。
一生この会社にいる気もない。
でもとりあえず今は、このまま会社に居続けるつもり。
という方は、参考にしてみてください。
それ「思考停止の現状維持」では?
「会社が苦痛でイヤなのに、働き続けるのは危険」と前述しました。
その理由は、思考停止の現状維持になってる可能性が高いからです
以下がはっきり説明できなければ、思考停止の現状維持である可能性が高いです
- 現状を維持して得られるメリットは何か?
- そのメリットは、現状の苦痛を我慢してでも得たいメリットか?
- 今の会社じゃないと、そのメリットは得られないのか?
仕事は苦痛だけど、転職も今さらメンドイ…。
とりあえずなんかない限り居続けるつもり。
って感じで会社にとどまってもメリットは少ないです。
むしろデメリットの方が多いです。
リクルートエージェント:知名度や規模、求人数ともに国内トップクラス。
- マイナビジョブ20’s:20代、第二新卒向け。アドバイザーの質も高い。
doda:幅広いジャンルの求人に定評あり。転職サイト・エージェント、両軸で使用可能。
「会社が苦痛だけど転職しない」ことのデメリット
「会社が苦痛だけど転職しない」ことのデメリットとして、以下の3つがあります。
その①:成長しない
その②:状況は変わらない
その③:なんかあってからでは遅い
それぞれ解説します。
その①:成長しない
デメリットの1つ目は、「成長しない」です。
会社が苦痛なのであれば、自己成長につながりません。
自己成長ができないと、会社に依存するしかなくなります。
ちなみに、まったく苦痛がない人なんていません。
でも「成長につながる苦痛」と「つながらない苦痛」があります。
「成長する人の苦痛」は以下です。
- どうしたらもっと数字が伸びるだろう?
- 仕事が遅い…、もっと効率的に仕事を終わらせるにはどうしたら?
逆に、「成長しない人の苦痛」は以下です。
- 会社に着くだけで胃が痛い。
- 嫌いな上司の顔すら見たくないから、なるべく会わないためにはどうしたら?
比べてみると一目瞭然です。
自己成長しない苦痛に苦しんでいる方は、今の会社に残り続けても成長はないでしょう。
その②:状況は変わらない
デメリットの2つ目は、「状況は変わらない」です。
苦痛でイヤイヤやってるけど…。
まぁ続けてればマシになるかもしんないし。
といった思考で仕事を続けても、何も変わりません。
今後、日本の景気は悪化していく傾向だからです。
2019年5月、トヨタ社長が日本自動車工業会の会長会見にて
終身雇用を続けるのが、だんだん厳しくなってきました。
という旨の発言をしました。
この発言により、世間では「今後、終身雇用が崩壊するかも?」という懸念が強まっています。
参考記事:「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか
煽るようですが、この現状から今後も不景気は進むと見られます。
そんな中で「今あなたが勤めている会社だけ例外で、今よりマシになる」とは考え難いです。
むしろ悪化する可能性の方が高いのです。
したがって、「苦痛を感じつつ転職しないのはデメリット」です。
その③:なんかあってからでは遅い
デメリットの3つ目は、「なんかあってからでは遅い」です。
「なんかない限りは会社に居続けるつもり」。
こう考える人は、転職について大してまじめに考えてません。
この状態で突然、リストラや契約解除を言い渡されたとします。
すると慌てて転職活動を行い、結果的に後悔してしまうリスクも十分考えられます。
現実から目を背け、「なんかあるまで転職しない」。
これはある意味、デメリットしかありません。
前述のトヨタ社長の話に加え、今後の日本の景気、高齢化、IT技術の進化…。
このような背景から、会社の倒産やリストラは起こりうる話です。
逆に、「転職しない方がいい人」の特徴
これまでさんざん「会社に残ることは危険」と話をしてきました。
しかし、あえて転職しない方がいい人もいます。
転職しない方がいい人の特徴としては、以下の3つがあります。
特徴①:今の会社が苦じゃない人
特徴②:「今の会社じゃなきゃいけない理由」が明確な人
特徴③:周りが転職して焦ってるだけの人
それぞれ解説します。
特徴①:今の会社が苦じゃない人
今の会社が苦痛じゃない人は、転職する必要ないです。
- 仕事や人間関係のストレスが、しっかり消化できる
- かつ、今の仕事の他に「これがやりたい!」みたいな夢も特にない
このような感じであれば、むしろ続けた方がいいかもです。
特徴②:「今の会社じゃなきゃいけない理由」が明確な人
「今の会社じゃなきゃいけない理由」が明確なら、転職しない方がいいでしょう。
例えば以下のように、「今の会社に居続ける理由」をハッキリ説明できますか?
- 自分がまさしく好きでやってることだから
- 今後の目標があって、実現のために専門性を磨きたいから
- この会社にしかない福利厚生があるから
- 人間関係と仕事内容が自分に合ってるから
このようにハッキリ説明できるなら、辞めない方がいいです。
ここで最初に出てきた理由が「給料」なら、たぶん他の会社でも実現できます。
もしかしたら、フリーランスに転向しても実現できます。
特徴③:周りが転職して焦ってるだけの人
転職しないほうがいい人の特徴3つ目は、「周りが転職して焦ってるだけの人」です。
言うまでもないですが、実際のところ周りが転職してると、謎の焦りが生じます。
- 会社の同僚をはじめ、同級生や兄弟。
- 転職を決断した人のすがすがしい表情。
- また不安と緊張が入り混じった「冒険者」のような表情。
実際それを目の当たりにしてみると、
オレ…ずっとこのままでいいんだろうか?????
みたいに心配になります。
そして目先には転職しか見えなくなって、勢いで会社を辞めちゃう…。
そんな人を間近で見たことがあります。
何が言いたいかというと、「人は人、自分は自分」です。
周りに影響され、勢いで転職してもロクなことありません。
「周りが転職し焦ってきた」ときこそ、転職から距離を置き、冷静に考えてください。
まとめ
以上、「『あえて転職しない』←この選択、危険です」でした。
あえて転職しないことも場合によってはひとつの選択。
しかし場合によっては「ただの決断の先延ばし」にもなり逆に危険です。
転職すること。
会社に残り続けること。
お互いの良し悪しを冷静に分析し、なるべく後悔の少ない選択をしてください。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。