新人エンジニアとして転職したものの、毎日辛すぎる。
業務についていけず説教ばかり…。
もうやめようかな。
いや、エンジニア経験は今後も役立つだろうし、辛いのを我慢して続けるべきだろうか。
といったことでお悩みの方へ向けた記事になります。
この記事を書いている僕も、上記の痛みは痛いほどわかります。
過去に同じ悩みを抱えていたからです。
せっかく自分で勉強をがんばって掴み取ったエンジニアライフ。
しかし理想と現実のギャップがあると、精神的なダメージも大きいものです。
この記事は過去の自分に向けたものでもあります。
これから先も同じ会社でエンジニアを続けるかどうか。
そう悩んでいる方にとって、ひとつの参考になれば幸いです。
エンジニア転職したての時に苦しんだ事
・既にあるコード読めなかった
・質問力なくて、毎回困惑され迷惑な顔された
・暗記は必要ないと信じてたので、現場でもググってばっかで時間かかりすぎたコード書くのも大事だけど
・既にあるコード読める
・ググらなくても実装できるこの辺のスキルも大事
- 新人エンジニアが辛い理由と、今後やるべき対策がわかります。
- 溜め込みすぎてうつ病になることを防げます。
- 今後の選択肢を考える上で、ひとつの参考になります。
新人エンジニアはいちばん辛い時期です
タイトルの通りですが、新人エンジニアはいちばん辛い時期です。
これまでずっと現場で実務を経験してきた人たちとは、技術や知識レベルに雲泥の差があるからです。
たとえスクールを卒業して基礎をガチガチに固めていたとしても、です。
最初のうちは自分の無力感にさいなまれたり、周りの先輩から迷惑な顔されたり…。
そのようなことは日常茶飯事といっても過言ではありません。
では、なぜこのようなことが起きるのか?
次章で深掘りします。
新人エンジニアが辛い理由
新人エンジニアが辛い原因として、下記の3つの原因があります。
その①:技術力不足
その②:開発業務をやらせてもらえない
その③:質問すると怒られる
それぞれ解説します。
その①:技術力不足
まずもっともよくある原因が、技術力不足です。
- プログラミングの技術が足りない
- 専門用語が通じない
- 既にあるコードが読めない
- 何がわからないかわからない
など、さまざまな要因があるとは思います。
しかし技術力がないと仕事が務まらないのがエンジニア。
ましてや新人エンジニアは他の職種に比べ、顕著に自分の無力感にさいなまれます。
その結果、「辛い」と感じてしまいます。
その②:開発業務をやらせてもらえない
エンジニア転職に成功したからといって、必ずしも開発業務に携われるとは限りません。
スクールや独学を経て転職しても、「経験がないから戦力としては成り立たない」といったこともしばしば。
エンジニアとしてキャリアをスタートさせたから、あとは良質な経験を積むだけだ!
と期待していたのに、雑用やエクセルなど簡易的な事務作業ばかり。
「何やってるんだろう俺…」という気持ちになり、辛くなります。
その③:質問すると怒られる
新人エンジニアのうちは、質問なしでは先に進めません。
いずれ必ず、先輩エンジニアにわからないところを質問する場面が出てきます。
優しく教えてもらえればありがたいばかりです。
しかし、世の中そうもいきません。
えっ、そんなこともわかんないの~!?
みたいな態度をとられることもしばしば。
わからないから聞くしかないのに、聞くたびに相手の顔色は悪くなる。
だからといって、何も聞かないとムダに時間だけが過ぎていく。
その結果は、当然辛いです。
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辛い時の対策
辛い時にやるべき対策として、下記の3つがあります。
その①:今できることを徹底する
その②:努力はちゃんとアピールする
その③:質問する時間を決めておく
その①:今できることを徹底する
技術的なところで力になれなくても、他にできることはあるはずです。
雑用だったり、掃除だったり、もしくはエクセルでの簡易的な事務作業など。
まずは、これらを徹底してやりましょう。
やはり今やるべきことを徹底して行わない人には、大きな仕事は任されないからです。
雑用でも掃除でも、簡易的な事務作業でも…。
それをきちんと完璧にできる人には仕事が舞い込みます。
精神論のようですが、これができずにふてくされてる人、結構います。
けれどもそのような人に、仕事を任せたいと思いますか?
その②:努力はちゃんとアピールする
努力はきちんとアピールすることが大切です。
「見えないところでも、がんばってれば誰かが見ていて評価してくれる」
というのはうそです。
- 先輩エンジニアがプログラミングしているところを眺め、興味を持って聞く。
- 「こういうのを作ってみました。なので僕もプログラミングしたいです。」と伝える。
このようなアピールをしないと、自分の心の内には気付いてもらえません。
なにごとも、言わなきゃ何も伝わりません。
それが現実です。
もっと「僕がんばってますよ」とアピールしましょう。
その③:質問する時間を決めておく
質問する時間を決めておきましょう。
「わからないまま、聞くタイミングを逃し、ただただ時間が過ぎていく」。
これが会社にとって一番の損失だからです。
なので
自分で破ってみますが、15分調べてもわからなかったら、質問させてください。
みたいに、あらかじめ先輩に許可をもらっておくといいでしょう。
時間が経てば経つほど聞きづらくなります。
質問までのタイムリミットを設けましょう。
辛いのは、がんばっているから
新人エンジニアが辛いと思う理由がもう一つあります。
あなた自身が、心からがんばっているからです。
力になれずに「辛い」と感じる。
これは紛れもなく、「貢献したい」という気持ちがあるからです。
まじめに仕事に取り組んでいる証拠だし、本当に偉いと思います。
そうでないならこの記事に辿り着くこともなく、さっさと転職してるはずです。
今はまだ不慣れなだけで、あなたにもちゃんと才能があります。
実際、エンジニアとして転職できたのがその証拠です。
それに、成果はすぐに出るものではなく、ゆっくり少しづつ出てくるものです。
すぐに結果を求めるから、自分に嫌気が差して無力感にさいなまれます。
長期的な目線をもつことです。
そして周りではなく過去の自分と比較することです。
一歩一歩時間をかけて前進しましょう。
どうしても辛ければ、やめるが吉
とはいえですが、エンジニアとしての技術などの悩み「以前」の問題があるなら、やめた方が賢明です。
いくらスキルや技術や、今後のキャリアのため、といっても資本となるのは体と心です。
- 人間否定まじりの怒り方、説教をされる
- 会社に近づくと胃が痛いなど、身体に異変が生じる
このような場合は、要注意です。
僕自身も、実際に下記のような言葉を浴びました。
- 「お前に教えてるヒマなんてない。忙しくてそんな時間ない。」(と言いつつ、1時間15分~20分くらい説教)
- 「ほんとは前の会社クビになったんだろ?自分からやめたようにはとても思えないんだが。」
- 「え、努力したから何?努力とかどうでもいい。結局は仕事できるかできないかだよ。」
このように人格否定したり、努力を真っ向否定する人がいる場合、会社をやめた方いいです。
「退職する」「逃げる」、これらは立派な手段です。
決してかっこ悪いことではありません。
技術うんぬんではない問題があれば、早いうちに逃げるのも得策です。
しかし、人嫌いにならないこと
上記の注意点として、人嫌いになってはいけません。
いくら人に苦しめられたからといって、人嫌いになって「決めつけグセ」がつくと損するからです。
IT会社が全てこのような雰囲気とは限りません。
エンジニアのみんなが口の悪い人たちばかりではありません。
- もしかしたら次の会社は、ちゃんとスキルを伸ばせる職場かもしれない
- もしかしたら次の会社の人は、優しくていい人の方が多いかもしれない
人嫌いにならず楽観的な目線に切り替えましょう。
そして、もう一度エンジニアとして自分の居場所を探しましょう。
いずれきっと、いい会社と仲間に巡り会えるはずです。
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まとめ
以上、「【やめた方いい?】新人エンジニアはいちばん辛い時期。理由と対策は?」でした。
エンジニア人生の中でいちばん辛いのは、紛れもなく最初の1年目です。
エンジニアのスキルや実務経験は今後、必ず役に立つものになります。
あなた自身の心身とちゃんと向き合いつつ、長期的に少しづつ成長できるよう、がんばってほしいと思います。
以前の記事、【無料のみ】失敗しない!おすすめプログラミングスクール4選では無料の良質なスクールのみを紹介していますので参考にどうぞ。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。