【早く知りたかった】WordPressのムダのない学習方法とは?

悩む人

WordPress完全初心者がまず最初にやるきことってなに?
どういう手順で学習するのがオススメ?
スクールとか使わなくても、独学でも習得できるの?

といったお悩みを持った、WordPress初心者の方へ向けた記事になります。

先日、このようなツイートをしました。

【WordPressの効率いい学習方法】

・WordPressの概要を理解
・動画マネする
・本マネする
・自分のポートフォリオサイトWordPress化

当時local by flywheel知らずにサーバー借りて練習した

あと模写サイトをWordPress化してたけど、最初から自分のポートフォリオでやってればよかったと後悔

この記事を執筆している僕は、現在フリーランス2年目。これまで実際にWordPress案件を複数手がけてきましたが、WordPressのわの字もわからない当時はネットの記事ばかりを頼りに学習し、おそらく人一倍時間とお金をかけてきました。

そんな過去の自分に、また、これからWordPressを学習する方に二の足を踏んでほしくないと思って記事にしたのでぜひ参考にしてみて下さい。

この記事を読むメリット
  • WordPressの「わ」の字も知らない人でも、効率いい学習方法がわかります。
  • 効率の悪い学習で、時間とお金がムダになることを防ぐことができます。
  • 実際の経験に基づいた話なので、ひとつの参考になります。
目次

いちばん効率のいい学習方法はこちら

いちばん効率のいい学習方法はこちら

早速始めていきます。WordPressのいちばん効率のいい学習方法は下記です。

その①:WordPressって何なのか理解する
その②:WordPress環境を用意する
その③:動画をマネしてみる
その④:本をマネしてみる
その⑤:自身のポートフォリオをWordPress化

それぞれ、順番に解説します。

その①:WordPressって何なのか理解する

その①:WordPressって何なのか理解する

まずは、WordPressの概要を知ることから始めたほうがいいです。

ただ、完璧な理解じゃなくて大丈夫です。

「こういうことができるのか、なるほど」
「この本(動画)では、こういうことについて説明してるんだな」

が、わかる程度で十分です。

概念をある程度頭に入れて学習を始めないと、本の内容を丸一冊やっても、何やってたのかイマイチ理解できません。

その概念ですが、この記事を見ている人は「WordPress案件をいち早く取りたい」っていう心境だと想定しています。そのために勉強を考えていことと思います。

WordPress案件には、大きく下記の2種類があります。WordPressの本やノウハウ動画はたくさんありますが、大体が下記どちらかを解説したものです。

WordPress案件は、だいたいこの2種類

1.WordPressで、ノーコードでサイトを作る案件
2.HTML/CSSで作ったサイトを、WordPressに組み込む案件

1.WordPressで、ノーコードでサイトを作る案件

「WordPressテーマ」という着せ替え機能のようなものを使って、ノーコードでサイトを作る仕事です。

読んで字の如しマウスをポチポチしているだけでサイトが作れるので、コーディングやプログラミングの知識が必要ありません。

ただ、どんなことができるか、どこにどんな機能があるのか、使い慣れて把握しておく必要があります。

そして簡単なぶん、案件数はかなり少ないうえ、単価も安いです。

参考動画は下記です。

2.HTML・CSSで作ったサイトを、WordPressに組み込む案件

あらかじめHTML・CSSでコーディングで作ったサイトを、WordPressに組み込む仕事です。

いわゆる「WordPress化」というやつです。「WordPressのカスタマイズ」なんても呼ばれます。

こちらにはPHPの知識が必要になるので、上記ノーコードに比べると難易度はグッと上がります。

WordPress案件=こちらと考えて差し支えありません。大変なぶん案件数も多く、単価も高いです。

本記事では、こちらの「WordPressへの組み込み」案件をとるための学習方法を紹介します。

参考動画は下記です。

関連記事:フリーランスの仕事の取り方とは?仕事が取れない原因・対策も解説。

その②:WordPress環境を用意する

その②:WordPress環境を用意する

次に、実際にWordPress環境を用意します。

「WordPressを始めるなら、まずはサーバーと契約しよう」みたいな記事もありますが、別にサーバーと契約しなくてもWordPressは始められます

「local by flywheel」というソフトを使えば、超初心者でもとても簡単にWordPress環境が作れます。

自分のローカル環境にWordPressが作られるため、一般公開はできません(一般公開にはサーバーが必要)。

ただ、「WordPressとはどんなものか?」を学習する分にはうってつけです。

インストール方法や使い方については下記をご覧ください。環境構築ができたら、次に進みます。

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その③:動画をマネしてみる

その③:動画をマネしてみる

local by flywheelで環境を作ることができたら、まずは実際にWordPressを触ってみましょう。

僕がオススメしたいのは、YouTube動画での学習です。

おすすめの動画は上記でも紹介した、たにぐちまことさんの「WordPress開発講座」プレイリスト。このプレイリストをすべて一通りマネすれば、「WordPress化」の流れが理解できるかと思います。

local by flywheelで作成した環境下で、下記の動画をマネしてやってみましょう。

7分52秒までは環境構築の説明なので、飛ばして大丈夫です。

しかしYouTube動画学習のデメリットとして、関係ない動画をつい見てしまう危険性があります。
勉強に飽きても、なるべく関係ない別の動画は開かないよう工夫しましょう。時間がもったいないです。

その④:本をマネしてみる

その④:本をマネしてみる

上記の「動画学習」でどうしても理解が足りなかったら、書籍での学習で深堀りするのもおすすめです。

ただ書籍での学習も、上記の動画でやっていることとほとんど同じです。

なので、より自分のスキルや理解を深めたい場合にオススメです。

僕が実際に買ってみてよかったと思う書籍は、下記の2冊です。

どちらも内容的にはだいたい同じですが、僕がこれから初心者に戻って学習するなら、2つめの「仕事の現場でサッと使える~」の方を選びます。

WordPressの教科書」も良書ですが、最初の環境構築で混乱するからです。これからWordPressの学習を始める超初心者に対しては、あんまり優しくないよな…という印象です。

なので本で学習したい派の人は、local by flywheelで環境を作ったあと、「仕事の現場でサッと使える~」を買って学習してみるのが、効率いいと思います。

その⑤:自身のポートフォリオをWordPress化

その⑤:自身のポートフォリオをWordPress化

動画や本でWordPressを体系的に学んだら、アウトプットに入ります。

実際に、あなた自身がこれまでHTML・CSSコーディングで作ったサイトを、WordPressに落とし込んでみましょう。

何か模写コーディングしたサイトより、最初からあなた自身のポートフォリオサイトをWordPressに落とし込んでみるのがポイントです。

僕はかの有名な教材サイト「マハーバーラタ」をコーディングし、WordPress化まで行い、一ヶ月弱かかりました。

http://wptrial01.moril.org/
ユーザー名:maha
パスワード:333

しかし「これに時間かけるなら最初から自分のポートフォリオサイトをWordPress化すればよかった」と後悔しています。

ちなみに、最終的にWordPressでこんなポートフォリオサイトを作りました。

Mori Site
Mori Site | フリーランスWebクリエイター「Mori」のサイトです フリーランスWebクリエイター「Mori」のポートフォリオサイトです。 コーディングやデザイン、ライティングなど、制作物や実績を都度公開しています。

体験談:僕が早く知りたかったこと

体験談:僕が早く知りたかったこと

プロゲートのPHPは、最後までやらなくていい

プログラミング学習サービス「プロゲート」のPHPレッスンは、最後までやる必要はないと感じました。

確かに「WordPress化」「WordPressへの組み込み」にはPHPの知識が必要になると前述しました。

とはいえ、WordPressで使うPHPは、WordPress独自のPHP関数が9割です。

なので、プロゲート「PHPレッスンⅠ~Ⅳ」までのうち、やるのは「Ⅰ」だけで十分だなと思いました。

僕は全てやりましたが、PHPレッスン2~4はけっこう難しい割に、WordPress案件でほぼ使ったことありません。

Webアプリ開発とかを目指す人なら全部やった方いいと思いますが、WordPressで稼ぎたいならレッスン1だけでいいと思います。

サーバー契約の前に!まずローカル環境で練習

記事の中で紹介していますが、サーバーと契約しなくてもWordPressの練習はできます。

local by flywheelを使えば、WordPressを学習するには十分です。

僕はこのlocal by flywheelを知らず、まずサーバーと契約し、サーバーの環境でWordPressの練習をしてました。

その結果、せっかくお金をかけたサーバー内にいらない練習サイトがごちゃついている現状。

なので最初はlocal by flywheelで練習し、必要なものだけをサーバーにアップロードする、みたいなやり方にすればよかったと思ってます。

まとめ

以上、「【ムダは省こう】WordPressのいちばん効率のいい学習方法」でした。

WordPressが使えるようになると、仕事の幅がグッと広がります。

なるべくお金と時間をかけずに、効率よくWordPressを学習していきましょう。以上です。

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