人間関係が辛くて転職するのは「逃げ」なのか【結論:いいえ】

悩む人

人間関係が辛すぎて、もう会社をやめたい。
でもそれってただの「逃げ」だし、周りからもそう思われるよね。
嫌なことから逃げてるようでは、どこ行っても何もできない人だよね。

といったお悩みをもった方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

よく言われることですが、会社の人間関係が辛いなら早めにやめた方いいと思う

理由
・辞めても会社はいくらでも回るから
・我慢したところで100%改善することはないから

実際、ジョブズが亡くなってもAppleは業績を伸ばしてる

辞めずに続けるほうがリスクでかいので、ひとまず転職活動やっとくべし

この記事を読むメリット
  • 現代では「逃げるメリットの方が大きい」ことがわかります。
  • その結果、足取り軽く行動できるようになります。
目次

人間関係が辛くて転職するのは「逃げ」なのか【結論:いいえ】

人間関係が辛くて転職するのは「逃げ」なのか【結論:いいえ】

タイトルのとおり、「人間関係が辛くて転職する」

これは決して逃げなんかではなく、立派な「自己防衛」です。

たとえその辛さを我慢して乗り越えようとしても、あなた自身が身体や精神を壊してしまっては本末転倒だからです。

詳しくは後述しますが、我慢することに基本的に意味はないです。「人間関係」は人間のあらゆる悩みの中でも、最もどうしようもない悩みだからです。

なので人間関係に苦しみ悩んでいるなら、自分を守るためにも躊躇せず逃げましょう

我慢は基本的に意味がない理由

我慢は基本的に意味がない理由

日本人には「辛くても我慢して耐えて、乗り切るのが美徳」みたいな価値観がまだ根強く残っています。

しかしそれはもはや昭和の価値観であり、「我慢」には基本的に意味がありません。

その理由として以下の2つが挙げられます。

理由①:辞めても代わりはいくらでもいるから
理由②:我慢してもほぼ100%改善しないから

それぞれ解説します。

理由①:辞めても代わりはいくらでもいるから

理由①:辞めても代わりはいくらでもいるから

我慢することは意味がない理由1つ目は、「辞めても代わりはいくらでもいるから」です。

酷な話かもしれませんが、あなたが会社を辞めてもどうせ、何ら問題なく仕事は回ります。あなたが抜けた穴は、他の人がなんとか埋めるしかないからです。

その穴埋めは一見大変そうだし「迷惑をかけてしまう」とか思いがちですが、実際そこまで大変でもなく、なんなら「慣れ」の問題です。

具体例を挙げると2011年、Apple創業者のスティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。

その当時は「スティーブなくしてAppleはない。もうAppleは終わりだ。」と言い放つ人もいたようです。

しかし実際Appleは現在も終わってないどころか業績も順調に伸ばしており、2021年には自動車業界への参入も発表しています。

これはつまり、かのスティーブ・ジョブズですら代えが利くということ。

あなたが辞めても意外に迷惑はかからず、会社や仕事は普通に回ります

「退職した会社が上場した」という知り合いも見たことがあるので、「適材適所」です。

理由②:我慢してもほぼ100%改善しないから

理由②:我慢してもほぼ100%改善しないから

我慢することは意味がない理由2つ目は、「我慢してもほぼ100%改善しないから」です。

記事冒頭あたりでも述べましたが、人間関係は人間のあらゆる悩みの中で、最もどうしようもない悩みだからです。

誰かに相談しても、その人なりの「付き合い」とか「角の立たないキャラづくり」といった、今後の円滑な付き合いから、何も言えない事情があります。

また、たとえいくら時間が経っても、その人が心から本気で変わろうとしない限り、一生変わることはありません

残念ながら、他人はあなたを守ってくれません

あなたを本気で守るために行動してくれるのは、家族くらいです。

仮に真面目に対策を考えてもらい、それで少しでも改善されてるなら、あなたは今頃悩んでないと思います。

なのでつまり「我慢」は、根本的な解決につながることはありません

よく言われるように、「自分の身は自分で守る」そのために自ら行動する必要があるわけです。

以前の記事、「あえて転職しない」←この選択、危険です。も参考にどうぞ。

転職失敗が怖いなら、やることはたったひとつ

転職失敗が怖いなら、やることはたったひとつ

ここまで記事を読んだ方の大半は

悩む人

転職したほうがいいのもわかるけど、転職失敗のリスクを考えると怖くて踏み出せないよ

という心境かと思います。

であればやることはたった一つ。辞めずに転職活動をするです。

理由はシンプルで、失敗の可能性を低くすることができるからです。

「転職するか否か」は別として、まずは気になる会社の面接に挑み、

  • 実際に会社に足を運び、雰囲気などを把握
  • 面接官の人と条件のすり合わせや交渉
  • 入社後のギャップをなくすため綿密な相談などで不安要素の取り除き

を行ってみることです。

で、「なんか違うな」と思ったら辞退すればOKです。何ひとつ悪いことはないし、失うものもありません

以前の記事、「会社やめたいけど生活できない」は、結局言い訳ですも参考としてどうぞ。

転職にも現状維持にもリスクあり【怖いのは後者】

悩む人

会社を辞めず転職活動して、給与面の交渉とかうまくいっても「人間関係」まではわからないじゃん。

という方もいるかと思います。

確かに「人間関係」ばかりはどうしても、実際に入社してしばらく働いてみないと確認しようがありません

いくら面接時に社員や現場の雰囲気にいい印象を抱いても、その人が入社後に豹変するなんてのは世の常です。

しかし人間関係についても「100%失敗しない、確実によくなるという保証がないとイヤ」というのは、贅沢すぎる気もします。

みんなリスクを覚悟してでも、よりよい未来の実現のため、勇気を振り絞って現状を捨て、転職に挑んでいるものです。


「転職」にリスクはつきものですが、同じく「現状維持」にもリスクはあります。

今の会社を辞めて転職することで、今よりも状況が改善する可能性があります。

一方で「現状維持」を選択した場合、今後状況が改善する可能性は「限りなく低い」です。

より満足度を上げるため、よりよい今後を実現するための行動として

  • 今の会社に残って我慢し続ける
  • 転職する

どちらが再現性が高いかを比較すると、圧倒的に後者だと思います。

つまり簡単に言うと、

「転職に失敗する可能性やリスクはもちろんあるけど、現状維持のリスクの方が怖い」

ってことです。

辛い人間関係の悩みなんて、イヤな人が会社に居続ける限り、一生変わりません

以前の記事、転職失敗はむしろチャンス。明るい末路に向かってる証拠です。も参考にどうそ。

おすすめの転職エージェント3選

そんな「人間関係に苦しむ方々」に向けて、おすすめの転職エージェントを3つご紹介します。

1.リクルートエージェント
2.マイナビジョブ20’s
3.doda

1.リクルートエージェント

1.リクルートエージェント
(引用:リクルートエージェント公式サイト)
リクルートエージェントの特徴
  • 知名度、求人数ともに業界トップクラス。
  • 非公開求人も22万を超え、リクルートエージェント独自の求人も充実。
  • 業界や職種ごとの成功・失敗事例などの有益情報も豊富。

リクルートエージェントは、人材大手「リクルート」が運営する転職エージェントです。

業界トップクラスの求人数を誇るサイトで、特に非公開求人数が多いことが特徴です。

  • 業界や職種ごとの成功事例、失敗談
  • 新卒の転職
  • Iターン・Uターンの転職
  • 外資系、グローバル企業への転職

など「特定の条件に特化した有益な情報」が豊富で、様々な人の多種多様な働き方のこだわりに対応しています。

安心の業界大手かつお金もかからないので、登録して損のない転職エージェントです。

>>公式サイトを見る

運営会社株式会社リクルート
求人数公開求人数 約173,000件 / 非公開求人 約230,000件(2022年3月現在)
求人の質・評判
サポート満足度
おすすめ度
対応地域47都道府県すべて

2.マイナビジョブ20’s

(引用:マイナビジョブ20’s公式サイト
マイナビジョブ20’sの特徴
  • 20代、第二新卒に強い転職エージェント。
  • 各業界に精通したアドバイザーによるサポート。
  • 近年の利用が急増中で、企業側もマイナビブランドを好む傾向。

マイナビジョブ20’sは、人材大手「株式会社マイナビ」が運営する転職サイトです。

大きな特徴は20代、または第二新卒の支持が強いことです。
理由は大きく以下です。

  • 経験豊富なアドバイザーのサポートが手厚い
  • 企業側も、「マイナビ経由の人材」に信頼を寄せている

マイナビはここ数年で学生登録者数、登録求人数ともに急成長しており「今最も勢いのある転職エージェント」とも言われています。

また、各業界の転職事情に精通したアドバイザーのサポートの他メリットが豊富なので、20~30代であれば迷わず選択すべき転職エージェントです。

>>公式サイトを見る

運営会社株式会社マイナビ
求人数公開求人数 約6,000件(2024年1月現在)
求人の質・評判
サポート満足度
おすすめ度
対応地域47都道府県すべて

3.doda

(引用:doda公式サイト)
dodaの特徴
  • 取り扱い求人数のジャンルの幅広さに定評。独自求人数も多数。
  • 転職エージェントとしても、転職サイトとしても使える。
  • 業界別の専門アドバイザーが適切な求人紹介、面接対策をサポート。

dodaは、「パーソルキャリア株式会社」が運営する転職サイトです。

幅広いジャンルの求人の扱いに定評があり、dodaにしかない独自求人も充実しています。

通常の転職サービスは「転職エージェント」か「転職サイト」のどちらかになりますが、dodaは両方の用途で利用できます。つまり「求人は自分のペースで探して、気になる企業が見つかったら専門アドバイザーに相談して、応募から面接までサポートしてもらう」といった使い方が可能です。

利用の自由度も高く、また転職サポートツールも充実しているなど、非常にバランスのとれた幅広い世代におすすめの転職エージェントです。

>>公式サイトを見る

運営会社パーソルキャリア株式会社
求人数公開求人数 約126,000件(2022年3月現在)
求人の質・評判
サポート満足度
おすすめ度
対応地域47都道府県すべて

まとめ

まとめ

以上、「人間関係が辛くて転職するのは逃げではない」話と、おすすめの転職サイトを紹介しました。

人間関係の苦しみに耐えたところで今も今後もメリットはないので、よほどの理由がない限り早めに見切りをつけるのが得策です。

また転職サイトや転職エージェントは無料で登録できるうえ、最終的に「やっぱり転職はしない」という選択だってできます

キャリアアドバイザーも急かさずに対応してくれるので、とりあえず登録して行動しつつ、考えてみるのがいいと思います。

未経験でエンジニアに興味のある方は、【未経験エンジニア特化】おすすめ転職サイト・転職エージェント7選も参考としてどうぞ。

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