IT業界、なんかつまらなくなってきた。
楽しくなる方法とかないのかな。
それとも、もう辞めたほういいのかな。
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
IT業界がつまらないときの対策
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) June 14, 2023
精神論だけど、「ネガティブなことを口にしないこと」
実際にポジティブなことを口にすることで、その言葉が心身や運気をよりよい方向に導いてくれる
経験上、「姿勢がもたらしてくれる効果」を甘く見てはいけない#駆け出しエンジニアと繋がりたい
IT業界がつまらないときの対策
精神論だけど、「ネガティブなことを口にしないこと」
実際にポジティブなことを口にすることで、その言葉が心身や運気をよりよい方向に導いてくれる
経験上、「姿勢がもたらしてくれる効果」を甘く見てはいけない
- 必要に応じてIT業界をやめる決断ができます。
- IT業界でのいつもの仕事がもっと楽しいものになります。
IT業界がつまらない人はどうしたらいい?【楽しくする方法】
いくら需要が高く、人気が高いIT業界で仕事をしていても、だんだん「つまらない」と感じてしまうのは自然なことです。
この記事では、つまらないと感じてしまったときの対処法、および楽しくする方法についてご紹介します。
本記事を書いている僕はエンジニアとしてIT業界で働いた経験があり、現在はフリーランスとして活動しています。
そんな僕の観点でご紹介しますので、参考にしてください。
IT業界をつまらないと感じてしまうよくある原因
IT業界をつまらないと感じてしまう原因として、よくあるのは以下です。
その①:多重下請け構造による「やらされ感」がある
その②:スキルアップしている実感がない
その③:感謝されにくく達成感が得られない
その④:時間外労働が多い
その⑤:人間関係がよくない
その⑥:規則が厳しく自由じゃない
それぞれ解説します。
その①:多重下請け構造による「やらされ感」がある
IT業界の多くは、多重下請け構造です。
多重下請け構造とは、「元請けの大企業が、下請けの企業にいろんな業務を委託」し、結果的にピラミッドのような形になるモデルのことです。
下になるほど、安い賃金のわりに業務量が多い「ブラック労働」を強いられる傾向にあります。
とはいえ元請けに依存しないと仕事がないため、3、4次請けで働く方々は「やらされ感」を感じ、嫌になってしまうことも多いです。
その②:スキルアップしている実感がない
スキルアップの実感がわかないことも、つまらないと感じる理由のひとつです。
IT業界は、「働きながら、自身のスキル(手に職)を伸ばせる」ことが最大のメリットといってもいいでしょう。
しかしめでたく入社したものの「雑用」ばかり任され、スキルアップを実感できないエンジニアも少なくありません。
その結果として、「つまらない」という心境に陥ります。
以前の記事、エンジニアなのにエクセル作業ばかり…?原因と対策をご紹介!も参考にどうぞ。
その③:感謝されにくく達成感が得られない
IT業界、とくにエンジニアの場合、周りから「ありがとう」と感謝されることが少ないです。
社内エンジニアであっても、従業員から「機械に詳しい人」という認識でいろいろ聞かれますが、それほど感謝もされません。
またクライアントがいる場合でも、お礼を言われるのはだいたい営業の方。
そのため喜びや達成感を感じにくく、つまらなくなってしまいます。
その④:時間外労働が多い
時間外労働が多めなことも、IT業界がつまらなくなる理由のひとつ。
IT業界は職業柄、納期など時間に追われています。
そのため残業をはじめ、休日出勤を強いられることもしばしば。
そのため、家に帰ってもプライベートな時間の確保が難しいことから、「つまらない」という心境に陥ってしまいます。
その⑤:人間関係がよくない
人間関係も、つまらないと感じてしまう要因として大きいです。
IT業界は専門職ということもあってか、少しクセのある人が傾向として多いです。
どんなに仕事が大変でも、人間関係がマシならだいたい耐えられるもの。
しかしそれが逆だと、耐えることは難しくなります。
その⑥:規則が厳しく自由じゃない
規則の厳しさも、つまらなく感じる原因として挙げられます。
とくに自由さを求めてIT業界にうつった人は、より「つまらなさ」を感じてしまうでしょう。
服装や就業時間などを含め、自由かどうかは、完全に企業によります。
「エンジニアだから必ずしも自由」とは限りません。
IT業界をつまらないと感じたら
IT業界をつまらないと感じたら、まずやるべき対策は以下のとおり。
その①:何がつまらないのか明確にする
その②:「楽しい」と感じられるよう努力する
その③:IT業界から退いて他の業界にうつる
それぞれ見ていきましょう。
その①:何がつまらないのか明確にする
まず最初に「なぜ、つまらないと感じているのか」を考えてみることです。
根本となる原因がわからないと、正しい対策ができないからです。
たとえばプログラミングなど、IT業界の仕事そのものがつまらないなら、他の業界への転職がベストな対策。
人間関係が不満なら、部署の異動などを相談するのが得策です。
まずは「つまらないと思っているのはなぜなのか」を、はっきりさせましょう。
その②:「楽しい」と感じられるよう努力する
つまらないと感じる原因がわかったら、「楽しい」と感じられるよう対策しましょう。
適切な行動や、気の持ちようによっては、つまらなさが大きく改善することもあります。
具体的な対策については、次章でご紹介します。
その③:IT業界から退いて他の業界にうつる
IT業界から退き、他の業界に転職することも、選択肢のひとつです。
たとえば
- プログラミングが苦痛
- 時間に追われる仕事外野になった
など、IT業界そのものを離れないと「つまらない」が改善しないケースも多々あります。
IT業界は「将来性が高い」など言われますが、苦痛に感じることを続けていても、人生の幸福度は絶対に上がりません。
楽しいことや好きなことを求めてもなかなか出会えないので、「やっていて苦ではないこと」を探すのがベストです。
なおマイナビジョブ20’sは20~30代の転職に注力しており、求人数も申し分ないため、IT業界から他の業界へうつる方にも最適です。
- リクルートエージェント:求人数や知名度、規模感でNo.1。
- マイナビジョブ20’s:20代、第二新卒向け。アドバイザーの質も高い。
- doda:使い勝手のよさに定評。案件数豊富で、IT求人も盛りだくさん。
IT業界での仕事を楽しくするための方法
IT業界での仕事を楽しくするための方法には、以下が挙げられます。
その①:やりたいことを上司に提案・相談する
その②:自社開発企業への転職にチャレンジする
その③:独立してフリーランスになる
その④:ポジティブなことを口にする
それぞれ見ていきましょう。
その①:やりたいことを上司に提案・相談する
やりたいことなど希望があるなら、それを上司やマネージャーに提案・相談しましょう。
たとえば上流工程をやりたいとか、部署異動してほしいなども、まずは勇気を出して相談しなければ始まりません。
ただ、もちろん必ずしも希望がとおるとは限らないので、ダメだったときの対策も考えておくことです。
ポートフォリオを作ることも、交渉成功率を上げるポイントになります。
その②:自社開発企業への転職にチャレンジする
仕事を楽しくするなら、自社開発企業への転職にチャレンジしてみることもひとつです。
自社開発企業は、サービスの考案からリリースまですべて自社で行うので、多重下請け構造のようなストレスはありません。
また傾向として給与水準も高く、規則も自由な傾向にあるので、おおむね働きやすい環境といえるでしょう。
相応のスキル・実績・ポートフォリオなどが必要になりますが、挑戦する価値はあります。
その③:独立してフリーランスになる
毎日の仕事を楽しくするなら、独立してフリーランスになることもおすすめです。
人間関係や不自由な規則などが不満なら、フリーランスになることで、その悩みを改善できます。
「IT業界を離れたくないけど、IT分野の仕事は続けたい」という方にも最適な選択肢です。
また大きく稼げる可能性を秘めている一方で、相応のスキルや行動力、信頼が必要になるうえ、収入が不安定になるリスクがあります。
その④:ポジティブなことを口にする
毎日の仕事を楽しくする方法に、「ポジティブなことを口にする」という対策もあります。
つまりは、愚痴を言わないということです。
精神論になりますが、前向きなことを口にしていれば、その言葉が心身をいい方向へ導いてくれるもの。
心の底ではつまらなくても、「前向きな姿勢がもたらす効果」を甘く見てはいけません。
まとめ
以上、IT業界をつまらないと感じた人のための対策、および楽しくするための方法などを紹介しました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- やらされ感やスキルアップに繋がらないのが、つまらない原因。
- つまらなかったら、まずは原因究明してから行動を始めること。
- 楽しくするには、上司への相談、転職、独立が主な選択肢。
- たとえつまらなくても、ネガティブなことは口にしないこと。
つまらないと感じたら、その原因を明確にしてから、適切な選択肢を検討することが大切。
原因を見極め、IT業界の仕事をより楽しいものにするべく行動するのか、それとも他の業界にうつるか独立か、考えるようにしましょう。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。