IT業界がつまらない人はどうしたらいい?【楽しくする方法】

悩む人

IT業界、なんかつまらなくなってきた。
楽しくなる方法とかないのかな。
それとも、もう辞めたほういいのかな。

とお悩みの方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

IT業界がつまらないときの対策

精神論だけど、「ネガティブなことを口にしないこと」

実際にポジティブなことを口にすることで、その言葉が心身や運気をよりよい方向に導いてくれる

経験上、「姿勢がもたらしてくれる効果」を甘く見てはいけない

この記事を読むメリット
  • 必要に応じてIT業界をやめる決断ができます。
  • IT業界でのいつもの仕事がもっと楽しいものになります。
目次

IT業界がつまらない人はどうしたらいい?【楽しくする方法】

IT業界がつまらない人はどうしたらいい?【楽しくする方法】

いくら需要が高く、人気が高いIT業界で仕事をしていても、だんだん「つまらない」と感じてしまうのは自然なことです。

この記事では、つまらないと感じてしまったときの対処法、および楽しくする方法についてご紹介します。

本記事を書いている僕はエンジニアとしてIT業界で働いた経験があり、現在はフリーランスとして活動しています。

そんな僕の観点でご紹介しますので、参考にしてください。

IT業界をつまらないと感じてしまうよくある原因

IT業界をつまらないと感じてしまうよくある原因

IT業界をつまらないと感じてしまう原因として、よくあるのは以下です。

その①:多重下請け構造による「やらされ感」がある
その②:スキルアップしている実感がない
その③:感謝されにくく達成感が得られない
その④:時間外労働が多い
その⑤:人間関係がよくない
その⑥:規則が厳しく自由じゃない

それぞれ解説します。

その①:多重下請け構造による「やらされ感」がある

その①:多重下請け構造による「やらされ感」がある

IT業界の多くは、多重下請け構造です。

多重下請け構造とは、「元請けの大企業が、下請けの企業にいろんな業務を委託」し、結果的にピラミッドのような形になるモデルのことです。

多重下請け構造イメージ
引用:IT業界の元請けとは?特徴や企業例、下請けについても解説

下になるほど、安い賃金のわりに業務量が多い「ブラック労働」を強いられる傾向にあります。

とはいえ元請けに依存しないと仕事がないため、3、4次請けで働く方々は「やらされ感」を感じ、嫌になってしまうことも多いです。

その②:スキルアップしている実感がない

その②:スキルアップしている実感がない

スキルアップの実感がわかないことも、つまらないと感じる理由のひとつです。

IT業界は、「働きながら、自身のスキル(手に職)を伸ばせる」ことが最大のメリットといってもいいでしょう。

しかしめでたく入社したものの「雑用」ばかり任され、スキルアップを実感できないエンジニアも少なくありません。

その結果として、「つまらない」という心境に陥ります。

以前の記事、エンジニアなのにエクセル作業ばかり…?原因と対策をご紹介!も参考にどうぞ。

その③:感謝されにくく達成感が得られない

その③:感謝されにくく達成感が得られない

IT業界、とくにエンジニアの場合、周りから「ありがとう」と感謝されることが少ないです。

社内エンジニアであっても、従業員から「機械に詳しい人」という認識でいろいろ聞かれますが、それほど感謝もされません。

またクライアントがいる場合でも、お礼を言われるのはだいたい営業の方

そのため喜びや達成感を感じにくく、つまらなくなってしまいます。

その④:時間外労働が多い

その④:時間外労働が多い

時間外労働が多めなことも、IT業界がつまらなくなる理由のひとつ。

IT業界は職業柄、納期など時間に追われています。

そのため残業をはじめ、休日出勤を強いられることもしばしば

そのため、家に帰ってもプライベートな時間の確保が難しいことから、「つまらない」という心境に陥ってしまいます。

その⑤:人間関係がよくない

その⑤:人間関係がよくない

人間関係も、つまらないと感じてしまう要因として大きいです。

IT業界は専門職ということもあってか、少しクセのある人が傾向として多いです

どんなに仕事が大変でも、人間関係がマシならだいたい耐えられるもの。

しかしそれが逆だと、耐えることは難しくなります

その⑥:規則が厳しく自由じゃない

その⑥:規則が厳しく自由じゃない

規則の厳しさも、つまらなく感じる原因として挙げられます。

とくに自由さを求めてIT業界にうつった人は、より「つまらなさ」を感じてしまうでしょう。

服装や就業時間などを含め、自由かどうかは、完全に企業によります

「エンジニアだから必ずしも自由」とは限りません。

IT業界をつまらないと感じたら

IT業界をつまらないと感じたら

IT業界をつまらないと感じたら、まずやるべき対策は以下のとおり。

その①:何がつまらないのか明確にする
その②:「楽しい」と感じられるよう努力する
その③:IT業界から退いて他の業界にうつる

それぞれ見ていきましょう。

その①:何がつまらないのか明確にする

その①:何がつまらないのか明確にする

まず最初に「なぜ、つまらないと感じているのか」を考えてみることです。

根本となる原因がわからないと、正しい対策ができないからです。

たとえばプログラミングなど、IT業界の仕事そのものがつまらないなら、他の業界への転職がベストな対策。

人間関係が不満なら、部署の異動などを相談するのが得策です。

まずは「つまらないと思っているのはなぜなのか」を、はっきりさせましょう。

その②:「楽しい」と感じられるよう努力する

その②:「楽しい」と感じられるよう努力する

つまらないと感じる原因がわかったら、「楽しい」と感じられるよう対策しましょう。

適切な行動や、気の持ちようによっては、つまらなさが大きく改善することもあります。

具体的な対策については、次章でご紹介します。

その③:IT業界から退いて他の業界にうつる

その③:IT業界から退いて他の業界にうつる

IT業界から退き、他の業界に転職することも、選択肢のひとつです。

たとえば

  • プログラミングが苦痛
  • 時間に追われる仕事外野になった

など、IT業界そのものを離れないと「つまらない」が改善しないケースも多々あります。

IT業界は「将来性が高い」など言われますが、苦痛に感じることを続けていても、人生の幸福度は絶対に上がりません

楽しいことや好きなことを求めてもなかなか出会えないので、「やっていて苦ではないこと」を探すのがベストです。

なおマイナビジョブ20’s20~30代の転職に注力しており、求人数も申し分ないため、IT業界から他の業界へうつる方にも最適です。

他の業界へ転職するときおすすめのサイト
  • doda:使い勝手のよさに定評。案件数豊富で、IT求人も盛りだくさん。

IT業界での仕事を楽しくするための方法

IT業界での仕事を楽しくするための方法

IT業界での仕事を楽しくするための方法には、以下が挙げられます。

その①:やりたいことを上司に提案・相談する
その②:自社開発企業への転職にチャレンジする
その③:独立してフリーランスになる
その④:ポジティブなことを口にする

それぞれ見ていきましょう。

その①:やりたいことを上司に提案・相談する

その①:やりたいことを上司に提案・相談する

やりたいことなど希望があるなら、それを上司やマネージャーに提案・相談しましょう。

たとえば上流工程をやりたいとか、部署異動してほしいなども、まずは勇気を出して相談しなければ始まりません。

ただ、もちろん必ずしも希望がとおるとは限らないので、ダメだったときの対策も考えておくことです。

ポートフォリオを作ることも、交渉成功率を上げるポイントになります。

その②:自社開発企業への転職にチャレンジする

その②:自社開発企業への転職にチャレンジする

仕事を楽しくするなら、自社開発企業への転職にチャレンジしてみることもひとつです。

自社開発企業は、サービスの考案からリリースまですべて自社で行うので、多重下請け構造のようなストレスはありません。

また傾向として給与水準も高く、規則も自由な傾向にあるので、おおむね働きやすい環境といえるでしょう。

相応のスキル・実績・ポートフォリオなどが必要になりますが、挑戦する価値はあります。

その③:独立してフリーランスになる

その③:独立してフリーランスになる

毎日の仕事を楽しくするなら、独立してフリーランスになることもおすすめです。

人間関係や不自由な規則などが不満なら、フリーランスになることで、その悩みを改善できます。

「IT業界を離れたくないけど、IT分野の仕事は続けたい」という方にも最適な選択肢です。

また大きく稼げる可能性を秘めている一方で、相応のスキルや行動力、信頼が必要になるうえ、収入が不安定になるリスクがあります。

その④:ポジティブなことを口にする

その④:ポジティブなことを口にする

毎日の仕事を楽しくする方法に、「ポジティブなことを口にする」という対策もあります。

つまりは、愚痴を言わないということです。

精神論になりますが、前向きなことを口にしていれば、その言葉が心身をいい方向へ導いてくれるもの。

心の底ではつまらなくても、「前向きな姿勢がもたらす効果」を甘く見てはいけません。

まとめ

まとめ

以上、IT業界をつまらないと感じた人のための対策、および楽しくするための方法などを紹介しました。

記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

本記事のまとめ
  • やらされ感やスキルアップに繋がらないのが、つまらない原因。
  • つまらなかったら、まずは原因究明してから行動を始めること。
  • 楽しくするには、上司への相談、転職、独立が主な選択肢。
  • たとえつまらなくても、ネガティブなことは口にしないこと。

つまらないと感じたら、その原因を明確にしてから、適切な選択肢を検討することが大切。

原因を見極め、IT業界の仕事をより楽しいものにするべく行動するのか、それとも他の業界にうつるか独立か、考えるようにしましょう。

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