エンジニアとして働いてるけど、精神的に病みそう。
合ってないのかな?
これって僕だけかな?
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
「エンジニアは病みやすい職業」
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) April 27, 2023
たしかに間違いないと思う
人付き合いは閉鎖的、常に座りっぱなしで残業も多い
しかし自分が原因なこともある
一人で抱え込んだり、完璧主義で自己犠牲的だったり
もし病んだらその理由を突き詰め、自分がしたい対策をとろう#駆け出しエンジニアとつながりたい
「エンジニアは病みやすい職業」
たしかに間違いないと思う
人付き合いは閉鎖的、常に座りっぱなしで残業も多い
しかし自分が原因なこともある
一人で抱え込んだり、完璧主義で自己犠牲的だったりもし病んだらその理由を突き詰め、自分がしたい対策をとろう
- エンジニアが病みやすい原因と、その対策がわかります。
- 「エンジニアとして病んでいるのは自分だけではない」ということがわかり安心できます。
エンジニアが病みやすいのはなぜ?実体験をもとに対処法を紹介
エンジニアとして働いているものの、病みそう、もしくはすでに病んでいるのはあなただけではありません。
実際のところ、エンジニアは傾向として病みやすいことは事実です。
本記事の筆者である僕はもともとエンジニアとして働いていました。
しかしクセのある上司からのパワハラもあり、精神が病んで退職した経験があります。
そんな僕の観点で、エンジニアが病みやすい原因と対策をまとめました。
病んでしまっている方にとって、参考になれば幸いです。
エンジニアが病みやすい傾向にある原因
エンジニアが病んでしまいやすい原因は、主に以下のとおり。
その①:人間関係が閉鎖的だから
その②:残業や休出などのハードワークが多いから
その③:座りっぱなしで運動不足だから
その④:太陽光を浴びる時間が少ないから
それぞれ見ていきます。
その①:人間関係が閉鎖的だから
人間関係が閉鎖的であることは、病みやすい原因のひとつです。
エンジニアは、社内のメンバーと事務的な会話を行うことが多いです。
外の企業とのコミュニケーションが多いエンジニアもいますが、全体で見ればほんの一部。
8~9割のエンジニアは、社内で閉鎖的な人間関係のもと、仕事をしています。
ましてやエンジニアは専門職。
職業柄、クセの強い上司や先輩が多い傾向にあります。
以前の記事、【気をつけろ!】うざいフリーランスの特徴&うざいと思われない対策も参考にどうぞ。
その②:残業や休出などのハードワークが多いから
残業や休出が多いハードワークだと、精神が病みやすくなってしまいます。
仕事をする時間が多い分、プライベートに割く時間が短くなるからです。
その③:座りっぱなしで運動不足だから
エンジニアは基本的に座りっぱなしなので、運動不足ぎみです。
「座りっぱなし」が身体に与える影響は想像以上で、体力仕事に比べて寿命も縮まります。
なので意図的に運動や筋トレを取り入れないと不健康になり、精神にもよくありません。
その④:太陽光を浴びる時間が少ないから
仕事中に太陽光を浴びないことも、病む原因のひとつです。
太陽光を浴びることで、「メラトニン」という心身にいいホルモンが分泌されます。
具体的にメラトニンは、以下の効果をもたらしてくれます。
- 肌の細胞を美しく保つ
- 肌細胞の老化を防いでくれる
- 睡眠の質を高めてくれる
- ストレスを解消させてくれる
- メンタルを安定させてくれる
- 脳の健康を維持してくれる
- 免疫力の向上に役立つ
つまり太陽光を浴びない人は、メラトニンが分泌されないため、上記の効果を期待できません。
その結果として、病みやすくなります。
病みやすいエンジニアに見られる共通点
病みやすいエンジニアには、以下のような共通点があります。
その①:完璧主義で失敗を許せない
その②:よくない意味で自分に厳しい
その③:自分ひとりで抱え込みやすい
それぞれ解説します。
その①:完璧主義で失敗を許せない
完璧主義で失敗を許せないタイプの方は、病みやすい傾向にあります。
そうでない人に比べると、圧倒的に溜まるストレスが大きいからです。
完璧主義な人は、
- ミスは絶対に許されない
- クライアントからの修正は「ゼロ」なのが正義
- 上司や先輩の期待には必ず応えないと
といったプライドを持っています。
しかし世の中は自分の思いどおりにならないことのほうが多く、「完璧」の実現は難しいです。
以前の記事、【注意!】できないくせに完璧主義では自分も周りも不幸になるでも言及しています。
その②:よくない意味で自分に厳しい
前述の「完璧主義」に通ずるものがありますが、自分に厳しすぎる人も、病みやすいです。
具体的には、以下のような人です。
- 自分の用事を犠牲に、休日返上で仕事をする
- もっと会社に貢献するため、休憩時間には勉強をする
どちらかというと自分に甘く「ほどほど」を重視できる人のほうが、ストレスは少なく病みにくいです。
僕自身はもともと自分に厳しいタイプで、エンジニアになった当初は休日出勤を繰り返し、病んでました。
その③:自分ひとりで抱え込みやすい
病んでしまうエンジニアは、自分ひとりで抱え込みやすいタイプが多いです。
経験上、自分ひとりで黙々と悩んでいても、ロクな解決策は見つかりません。
逆にプライドを捨てて誰かに相談することで、自分では思いつかなかった最適解が見つかることもあります。
それに「他人に話す」という行為は、溜まっているストレスを大きく減らしてくれます。
…にも関わらず一人ですべて抱え込んでしまうタイプの方は、傾向として病みやすいです。
エンジニアとして病まないための対策
エンジニアとして病まないために、日頃からとるべき対策は以下のとおり。
その①:周りとコミュニケーションをとる
その②:作業中にできる限り散歩を挟む
その③:生活習慣を見直す
その④:太陽光を浴びる
それぞれ見ていきます。
その①:周りとコミュニケーションをとる
周りとのコミュニケーションを増やすことが大切です。
エンジニアはどちらかというと、閉鎖的で事務的な人間関係になりがち。
そういったコミュニケーションではなく、なるべくプライベートな会話を多くすることです。
そうすることでストレスも緩和されるうえ、万が一のときの相談もしやすくなります。
他愛も無い、結論もない「雑談」はバカにできません。
その②:作業中にできる限り散歩を挟む
「座りっぱなし」を避けるべく、こまめに散歩を挟むようにしましょう。
座りっぱなしだと不健康につながるうえ、頭も冴えません。
会社員エンジニアとして勤めていても、
- トイレ休憩を雰囲気を出しつつ廊下を歩く
- 階段の上り下りを何度か繰り返す
といったことはできるはずです。
こまめに歩くことで頭もさえ、健康にもつながるので、病みにくい体質ができます。
以前の記事、【ガチです】ブログのネタに困ったら、散歩した方がいいですよ【考え方】も参考にどうぞ。
その③:生活習慣を見直す
生活習慣の見直しも、エンジニアが病まないために重要な対策です。
生活習慣の乱れは、精神の不安定にもつながるからです。
どうにもならないストレスを暴飲暴食で一時的に解消しても、根本的な解決にはなりません。
精神の安定は正しい生活習慣からです。
普段から食事と睡眠には、時間とお金を投資するのが得策といえます。
その④:太陽光を浴びる
エンジニアなら、意図的に太陽光を浴びるようにしましょう。
太陽光を浴びることで「メラトニン」という、心身にいいホルモンが分泌されるからです。
具体的にメラトニンは、以下の効果をもたらしてくれます。
- 肌の細胞を美しく保つ
- 肌細胞の老化を防いでくれる
- 睡眠の質を高めてくれる
- ストレスを解消させてくれる
- メンタルを安定させてくれる
- 脳の健康を維持してくれる
- 免疫力の向上に役立つ
可能な限り、窓からでも太陽光を浴びましょう。
もしエンジニアとして病んでしまったときは
もし、エンジニアとして病んでしまったときの対策は、以下が挙げられます。
その①:部署や仕事内容の見直しを相談する
その②:エンジニアとして他の企業に転職する
それぞれ見ていきます。
その①:部署や仕事内容の見直しを相談する
精神が病んでしまったら、部署や仕事内容を見直してもらうよう上司に相談しましょう。
部署や仕事内容が変われば、環境も付き合う人も変わります。
その結果としてストレスが緩和され、精神が回復する可能性があります。
言うのはタダなので、まずは真面目に悩んでいることを相談してみるのがおすすめです。
その②:エンジニアとして他の企業に転職する
最終手段ですが、別の会社に転職する方法になります。
エンジニアとして勤めた経験があるなら、他のIT企業への転職は比較的かんたんです。
今や世間的にエンジニアは不足しており、さらにIT企業の数も多いためです。
もし今の心境をほったらかしにし、うつ病になってしまえば、そう簡単には治りません。
なってからでは遅いので、改善しないとわかったら早めに行動することも大切です。
- リクルートエージェント:案件数・知名度はNo1。未経験に絞ってもIT求人2万件超え。
- ウズカレIT:未経験からITエンジニアを目指す方の特化型就職サポートを提供。
- doda:使い勝手のよさに定評。案件数豊富で、IT求人も盛りだくさん。
まとめ
以上、エンジニアが病みやすい理由や対策について紹介しました。
内容をまとめると、以下のとおりです。
- 事実として、エンジニアは病みやすい職業。
- 人間関係やハードワーク、運動不足が主な原因。
- 完璧主義で自分ひとりで抱え込むタイプも、病みやすい。
- 普段から周りとのコミュニケーションや、生活習慣にこだわることが大事。
- 病んでしまったら、部署や仕事内容の見直しを相談してみること。
エンジニアは職業柄、病んでしまう人が多いことは事実です。
病んでしまうことには必ず理由があります。
それは自分自身の気の持ちようだったり、環境に原因があるケースも。
まずは病んでしまう原因を突き詰め、自分に合った対策をすることが大切です。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。