エンジニア辞めた後は選択肢は限られる?【いいえ】具体例を紹介

悩む人

エンジニアを辞めた後のキャリアって、やっぱりIT系に限定されるの?
実際にエンジニア辞めた人は、どんなキャリアを選んでるんだろう。

とお悩みの方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

エンジニアは専門職
でも辞めた後の選択肢が豊富

理想の企業をめざす
独立する
まったくの他業種へ転職
など

専門職としてがんばってきたことは、どの業界からも必ず評価してもらえる

経験を積んだら、臆せず積極的にやりたいことにチャレンジしよう

この記事を読むメリット
  • セカンドキャリアの選択肢が増え、積極的に挑戦できるようになります。
  • エンジニアを目指すうえでの不安を解消できます。
目次

エンジニア辞めた後は選択肢は限られる?【いいえ】具体例を紹介

エンジニア辞めた後は選択肢は限られる?【いいえ】具体例を紹介

エンジニアを目指す人や、いまエンジニアとして働く人の中には、

  • エンジニアになると、その後のキャリアの選択肢は限られる?
  • 専門職だから、やっぱり一生IT系で働くほうがいい?

と気になる方も多いと思います。

しかしエンジニアを辞めても、とくに選択肢が限られることはありません

本記事でいいたいことは、以下のとおりです。

エンジニアを辞めても、その後の選択肢は多岐にわたる。
ある程度経験を積んだら、積極的に気になることに挑戦するのが吉。

エンジニアを辞めた後のキャリアの具体例

エンジニアを辞めた後のキャリアの具体例

エンジニアを辞めた後のキャリアとしては、主に以下が挙げられます。

その①:他の好きなIT企業に転職
その②:フリーランスとして独立
その③:ITコンサルタントや講師になる
その④:起業する(システム・アプリの開発)
その⑤:起業する(法人の設立)
その⑥:SES業界へ転職
その⑦:他業種へキャリアチェンジ

それぞれ詳しく紹介します。

その①:他の好きなIT企業に転職

その①:他の好きなIT企業に転職

エンジニアを辞めた後も、IT業界で活動していく選択肢です。

たとえば

  • よりモダンなWeb系自社開発企業
  • 今より高い給料が期待できて自由度の高い企業
  • 上流工程を行っている大手IT企業

といった、今よりも良い待遇を求めて転職を行うのもいいでしょう。

エンジニア経験さえあれば、理想のIT企業へ転職できる可能性も上がります

会社員として働くことに変わりはないため、確実な年収アップが見込めます。

その②:フリーランスとして独立

その②:フリーランスとして独立

企業に勤めることなく、フリーランス(個人事業主)として独立する選択肢です。

実務経験で培った知識やスキルを活かし、自らで仕事を受注して稼ぐ働き方になります。

自分の裁量で仕事ができるため、時間や場所に縛られない「自由な働き方」が可能。

そして働いたぶんだけ自分の報酬になるので、会社員以上の収入も期待できるでしょう。

ただ収入が不安定になるデメリットがあるので、できる限り「安定収入が見込める状態になってから辞める」ことをおすすめします。

その③:ITコンサルタントや講師になる

その③:ITコンサルタントや講師になる

実務で経験した知識やスキルを活かし、ITコンサルタントやスクール講師として働く選択肢です。

ITコンサルタントは、クライアントに対し、

  • 経営課題の抽出
  • 課題解決に必要なシステムの選定・導入サポート

といった作業を行います。

またスクール講師はその名のとおり、ITスクールなどの「講師」として、エンジニアの指導・教育を行います。

専門的で高度な知識やスキルが問われますが、そのぶん高い年収が期待できるでしょう。

その④:起業する(システム・アプリの開発)

その④:起業する(システム・アプリの開発)

自らでITシステムやアプリケーションを開発し、起業する選択肢です。

自分自身の観察眼やアイデア力を活かし、世の中にない新たなシステムを開発する働き方となります。

作ったシステムが人気を集め、多くの人に利用してもらえれば、大きな不労所得となるでしょう。

ただし競合他社が多い現代において、個人でそのようなシステム・アプリを開発するのは難しいのも事実です。

その⑤:起業する(法人の設立)

その⑤:起業する(法人の設立)

自らで「お客様の悩みを解決するIT事業」として、起業する選択肢です。

一般的には個人事業主として事業を営んでいく方が多い中で、事業規模の拡大をめざして本格的に法人を設立するパターンになります。

顧客ニーズの分析や付加価値、そしてときに大胆な行動力が必要になりますが、ビジネスが軌道に乗れば大きく稼ぐことも可能になるでしょう。

その⑥:SES業界へ転職

その⑥:SES業界へ転職

SES業界へ転職する選択肢です。

SES業界は一般的なIT企業と比較し、以下のメリットがあります。

  • 傾向として、給料が高く交渉もとおりやすい
  • いろんな企業のいろんな技術に触れられ、経験値が得られる
  • 資格手当など、スキルによって年収が上がりやすい

この背景から、あえてSES業界を好んで選択する方もいます。

もし実務経験やスキルがあるなら、SES業界でも大きく活躍できるでしょう。

その⑦:他業種へキャリアチェンジ

その⑦:他業種へキャリアチェンジ

他業種へキャリアチェンジする選択肢になります。

IT業界と関連する業種を選ぶ方もいれば、まったく関係ない業種を選んですっかりITから退く方もいます。

エンジニア経験者は傾向として、セカンドキャリアとしてデザイナーやライターに転身する方が多いです。

とはいえ「エンジニアとして勉強し、専門スキルを身に着けて活動した」という実績は、どんな業種からも高く評価されることは間違いありません。

エンジニアを辞める前にやっておきたいこと

エンジニアを辞める前にやっておきたいこと

エンジニアを辞める決断をする前に、まずやっておきたいことは以下のとおり。

その①:いまの自分のスキルレベルや市場価値を知る
その②:なるべく積める経験は積んでから辞める
その③:副業などで別の稼ぎ方を経験しておく

それぞれ見ていきましょう。

その①:いまの自分のスキルレベルや市場価値を知る

その①:いまの自分のスキルレベルや市場価値を知る

いまの自分の「スキルレベル」および「市場価値」は、把握しておきましょう。

エンジニアはスキルを活かす仕事である以上、

  • いまの自分のスキルはどの程度なのか
  • 辞めた後、どんな働き方ができるかイメージできるか
  • タイミング的にいま辞めるべきなのかどうか

は、頭の中で把握しておく必要があります。

これらがわからないままエンジニアを辞めても、なかなか活躍できず苦しむ可能性が高いです。

結果、後悔の多い「不毛な転職」となってしまいます。


ただ自分のスキルや市場価値を、自分自身で知ることは難しいのが現状です。

もしエンジニアをやめてセカンドキャリアに進むなら、転職エージェントの利用をおすすめします。

登録者一人ひとりにつくアドバイザーが客観的な視点で市場価値を分析し、最適な企業を紹介してくれるからです。

転職エージェントの種類はさまざまですが、以下の大手エージェントの登録はマストです。

おすすめの転職サイト・エージェント
  • doda:使い勝手のよさに定評。案件数豊富で、IT求人も盛りだくさん。

もしくはフリーランスとして独立するなら、フリーランスエージェントへの登録がおすすめ。

利用することで、エンジニアを辞めた後もスムーズに仕事を紹介してもらえ、収入が途切れなくなります。

僕がエンジニアを辞めたとき、実際に使ってみて、いいと思ったものは以下です。

おすすめのフリーランスエージェント

レバテックフリーランス:登録者数・知名度でNo1。担当者も丁寧で優しい。

MidWorks:会社員なみの福利厚生がウリで、サポートも丁寧で手厚い。

その②:なるべく積める経験は積んでから辞める

その②:なるべく積める経験は積んでから辞める

なるべく実務で積める経験は、積んでから辞めたほうがいいでしょう。

たとえば以下のような場合は、すぐには辞めないほうがいいです。

  • 直近で、過去イチの大規模なプロジェクトが控えている
  • 2ヶ月後、経験したことがない言語や技術に触れる機会がある

このように直近で、「新たな経験が積めそうな機会」があるなら、経験してから辞めるべきです。

企業での実務の最大のメリットは、経験値を積めること。
そのメリットは存分に活かすことが大切です。

その③:副業などで別の稼ぎ方を経験しておく

その③:副業などで別の稼ぎ方を経験しておく

エンジニアを辞める前に、副業などで「別の稼ぎ方」を経験しておくことが大切です。

それによって会社を辞めた後の立ち回りがスムーズになり、より早い段階で稼げるようになります。

以前の僕は、会社員以外の稼ぎ方をまったく知らないままフリーランスとして独立し、仕事をとるまでに苦労しました。

その間はもちろん収入もなかったため、不安で仕方がなかったことを覚えています。

独立を考えている方はもちろんそうでない方も、「自分のスキルで稼ぐ」という経験はあるに越したことはありません。

まとめ:エンジニア経験を積んだら積極的にやりたいことに挑戦しよう!

まとめ:エンジニア経験を積んだら積極的にやりたいことに挑戦しよう!

以上、エンジニアを辞めた後のセカンドキャリアについて見てきました。

記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

本記事のまとめ
  • エンジニアを辞めても、選択肢が限られることはない。
  • あらゆるセカンドキャリアがあるうえ、エンジニア経験はどんな業界からも高く評価される。
  • 辞める前に、自分のスキルレベルや市場価値の棚卸しが大切。
  • 実務や副業など、積める経験はなるべく積んでから辞めるほうがいい。

エンジニアのセカンドキャリアとして、選択肢は豊富にあります。

またエンジニアとしてがんばってきたことは、間違いなくどの業界でも評価してもらえます。

なので、ある程度エンジニアとして経験を積んだら、臆せずやりたいことに挑戦してほしいと思います。

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