【このように接しよう】話が通じないエンジニアの原因と対策

悩む人

エンジニアって話通じなくない?
それとも僕自身に原因がある?
どうやったら、話が通じるようになるかな。

とお悩みの方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

文系は、「相手の言葉の意図を読みとる」

しかし理系は、「相手が発した言葉をそのまま受け取る」

そのためエンジニアに状況やものごとを説明するとき、具体性に欠けると、とたんに話が通じなくなる

「結論ファーストで具体性を持たせる」を意識すべし

この記事を読むメリット
  • エンジニアと話が通じるようになります。
  • 話が通じないエンジニアと上手に付き合えるようになります。
目次

【このように接しよう】話が通じないエンジニアの原因と対策

【このように接しよう】話が通じないエンジニアの原因と対策

上司や先輩をはじめとする「エンジニアは話が通じない」問題。

自分の言いたいことが伝わらず、話をすり替えられ、いつの間にか本質が変わっていることに悩む方も少なくないはず。

後ほど詳しく解説しますが、話が通じないエンジニアへの対処法は以下です。

  • 結論を先に話す
  • 言いたいことや聞きたいことを明確にする
  • イライラせずに話す
  • 質問をより具体化する

本記事ではこの他、エンジニアに話が通じない人が多い原因や、どうしてもダメな時の対策を紹介しています。

エンジニアに話が通じない人が多い原因

エンジニアに話が通じない人が多い原因

エンジニアに話が通じない人が多い原因は、以下のとおりです。

その①:そもそもコミュニケーションが苦手だから
その②:相手の言葉をそのまま受け取る傾向だから
その③:嫌われている可能性があるから

それぞれ解説します。

その①:そもそもコミュニケーションが苦手だから

その①:そもそもコミュニケーションが苦手だから

エンジニアはそもそも、コミュニケーションが得意ではありません。

どちらかというと「小さな頃から機械やプログラミングが好きで、人と話すより機械を触ることのほうが多かった」人のほうが多いです。

このタイプは、相手の言いたいことを汲み取ったり、言いたいことをうまく伝えることができません。

そのため、「話が通じない」と認定されてしまいます。

その②:相手の言葉をそのまま受け取る傾向だから

その②:相手の言葉をそのまま受け取る傾向だから

文系は、「相手が発した言葉の”意図”を読みとる」傾向にあります。

しかし一方の理系は、「相手が発した言葉をそのまま受け取る」傾向といわれます。

そのため理系の人にものごとや状況を説明するとき、曖昧な表現をしてもなかなか通じません

具体的かつ論理的に筋道立てて、なるべく数字を使って説明する必要があります。

エンジニアには理系出身者、もしくは「出身は文系だけど理系肌」の人が圧倒的に多いです。

そのため文系肌の人とは、話が噛み合わなかったり、通じないことは多々あります。

その③:嫌われている可能性があるから

その③:嫌われている可能性があるから

話が通じない原因のひとつに、「嫌われている」こともあるかもしれません。

何かを伝えても話をすり替えられたり、いつの間にか注意や指摘を食らっている方もいるのではないでしょうか。

その場合その人はあなたに対し、何か言いたいことや不満が溜まっている可能性が高いです。

話の通じないエンジニアへの対策

話の通じないエンジニアへの対策

話の通じないエンジニアには、以下の対策が効果的です。

その①:結論を先に話す
その②:言いたいことや聞きたいことを明確にする
その③:イライラせずに話す
その④:質問をより具体化する

それぞれご紹介します。

その①:結論を先に話す

その①:結論を先に話す

エンジニアや理系の人と話すときは、まず結論を先に話すことが大切です。

エンジニアや理系の人は、事務的な目的以外のコミュニケーションを嫌うためです。

回りくどい結論焦らしは、かえって逆効果。

ものごとを伝えるときは、PREP法(結論→理由→具体例→結論)を意識しましょう。

エンジニアや理系のみならず、話し方の基本ともいえます。

その②:言いたいことや聞きたいことを明確にする

その②:言いたいことや聞きたいことを明確にする

話し始める前に、「言いたいこと」および「聞きたいこと」を明確にすることをおすすめします。

エンジニアの方は、結論を急いでいるものです。

言いたいことや聞きたいことが曖昧なまま話すと、話が右往左往してしまう可能性が高くなります

エンジニア

で、結局何が言いたいの?

とは絶対に言わせないよう、言いたいことをまとめてから話しましょう。

その③:イライラせずに話す

その③:イライラせずに話す

イライラせずに話すことも、大切になります。

話が通じない相手でも、まずは気持ちを穏やかにしたうえで、話し始めるようにしましょう。

ここでイライラしていたり、「この人、話が通じねーんだよな」みたいなナメきった態度は、あなたが思っている以上に、相手にすぐ伝わります

そうなれば相手も、それ相応の態度で接してくることでしょう。

「他人は自分を映す鏡」という言葉もありますので、まずは穏やかに、丁寧に接することが大切です。

その④:質問をより具体化する

その④:質問をより具体化する

プログラミング関連の質問をする場合は、質問の具体化を意識しましょう。

つまり、エンジニアの先輩や上司に質問をするときは、以下を明確にしよう、ということです。

エンジニアへの質問のしかたの理想
  • 何をしようとして
  • どんな環境で
  • どんな結果を期待して
  • どういう事を試して
  • どんな結果を得られて(得られなくて)
  • どういう風に困っていて
  • 今どうしたいのか

「わからないので教えてください」じゃなくて、今の状況、自分で試したことを説明する必要があります。

質問の際は、これらをしっかり言葉で伝えられるようにしましょう。

そうでないともれなく、的はずれな回答が返ってくる可能性が高まってしまいます。

それでも話が通じないときの対処法

それでも話が通じないときの対処法

話が通じないエンジニアへの対策を紹介してきましたが、それでも変わらないことはもちろんあるでしょう。

そのような場合の対処法としては、以下が挙げられます。

その①:周りに相談する
その②:転職する

それぞれ見ていきましょう。

その①:周りに相談する

その①:周りに相談する

同じ会社の、周りの人に相談することが大切です。

どう対策しても話が通じないということは、つまりその人とは合わないと思っていいでしょう。

ここで、「合わない人と合わせるためにどうするか」に悩んでいても無駄です。

「なるべくその人と距離を置くためにどうするか」を相談しましょう。

その②:転職する

その②:転職する

こちらは最終手段となりますが、転職することです。

話が通じない人に合わせて我慢して仕事を続けても、その人がいる限りストレスが消えることは一生ありません

エンジニアとして働いているのであれば、そのスキルと経験を活かし、別の企業で年収アップを狙うほうが利口です。

我慢は基本的に意味がないので、「話が通じる人と仕事ができる環境」を探しましょう。

おすすめIT転職エージェント
  • ウズカレIT:未経験からITエンジニアを目指す方の特化型就職サポートを提供。
  • doda:使い勝手のよさに定評。案件数豊富で、IT求人も盛りだくさん。

まとめ

まとめ

以上、エンジニアに話が通じない人が多い原因と対策を紹介しました。

記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

本記事のまとめ
  • エンジニアはそもそも会話が苦手なことが大きな原因。
  • 話が通じない原因に、相手から嫌われている可能性もある。
  • 対策は、結論ファーストで、穏やかに具体的に話すこと。
  • それでも改善しないなら、周りに相談するか転職。

話が通じないならとにかく結論ファーストで、論理的に具体的に話すことが大切です。

また話す前からイライラしたり、ナメた態度をとるのもNGとなります。

できる対策はしっかり行い、話がスムーズに通じるようがんばりましょう。

それでも改善しないなら、相応の対策をとることが大切です。

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