【必見】話の伝え方が劇的にうまくなるコツ7選【ビジネス】

よく「話の意図がわからない」などと言われる。

どうやったら「一発で理解される話し方」ができるだろう。

とお悩みの方へ向けた記事です。

コツ7つとは、下記の通りです。それぞれ解説します。

  1. 抑揚をつける
  2. 話の軸をしっかりさせる
  3. 一言でまとめる
  4. 相手の頭の中を想像する
  5. 聞き手のタイプを見極める
  6. 興味を持たせる
  7. 意見が対立したら、ファクトで勝負
この記事を読むメリット
  • 普段のビジネスでの会話、人前でプレゼンの際に「相手に伝わりやすい」話ができるようになります。
  • 一発で伝わることで、2~3回説明する手間と労力を軽減できます。
目次

①抑揚をつける

基本的なことです。話をする時は、要所々々で強弱をつけましょう。

平たんな話し方を続けると、聞き手はだんだん飽きてくるからです。

(例)
「今日は、話の伝え方(強)について、7つ(強)お伝えしたいことがあります。」

強弱をつけたり、話す速度を変える。それだけでも、まるで別人が話しているかのように印象が変わります。同時に、相手の感情にも強く伝わります。

抑揚をしっかりつけ、相手の心に訴えかけましょう。

②話の軸をしっかりさせる

上手に伝えるには、「話の軸を明確にし、それ以外を大胆に削る」ことが大切。

話の軸がしっかりしていて、余計な部分を省くと、話が短く済むからです。

人は基本的に話が長いと、最後まで集中して聞くことができません。

余計な部分を大胆に削り「筋肉質な内容」に仕上げてこそ、聞き手に響き、記憶に残ります。

「結局、何が言いたいの?」を常に自分に問いかけ、話を整理しましょう。

③一言でまとめる

「一言でまとめる」ができない人は「抽象化する」事をしてください。

(例)
「僕は、自転車、散歩、ランニング、スケボーが好きです」
抽象化↓
「僕は、スポーツが好きです。」

「私は、チョコレートやアイス、プリン、ケーキが好きです」
抽象化↓
「私は、甘いものが好きです」

具体例を並べて、共通点を見つけ出す。

商品名にも使えます。例えば、クレープ。

(例)
「国内で厳選された最高級のバナナといちごとベリーをふんだんに使用」
「最高の素材を使った生クリームをたっぷりと使用」
「生地にも国産の高級卵を使用し、焼き方にも一切の妥協は許しません」
「一日10食限定。一つ、3,300円(税込)。」
これら抽象化↓
「至高の高級クレープ」

などと言えるわけです。

「一言でまとめる」のが難しいなら、「抽象化」を意識してみてください。

④相手の頭の中を想像する

説明する時は、相手の頭の中を想像することが大切です。

人は「自分の聞きたいことだけを聞きたい」生き物。ムダな情報はなるべく取り入れたくないからです。

「頭の中を想像?ムリだろ」と思いがちですが、聞き手の頭は、下記のどれかに当てはまることが多いです。

  1. 「結論」を先に聞きたい
  2. 「前提・背景・根拠」など、詳細を先に聞きたい
  3. まだ「結論」を求めていない、話を聞いていたい

相手のタイプを見極め、想像し、先に求められていることを伝えることにより「伝わりやすい説明」となります。

⑤聞き手のタイプを見極める

聞き手のタイプによって、伝え方を変えることが大切です。

物事の伝え方には2通りあります。「結論型」「展開型」です。

結論型
結論から話すパターン。「今日お伝えしたいのは、〇〇です。」
話の内容に興味はあるけど、話し手に興味はない相手に対して有効。
言うまでもなく、話し手に興味ないのに長々ストーリーを話しても、聞き手は冷める。

展開型
ストーリーから入るパターン。「昔々あるところに」みたいな。
話の内容より、話し手に興味や好意をもつ相手に対して有効。
体験、プロセス、考え方を伝えて、最後にドドンと結論を話すと「おぉ」となる。

⑥興味を持たせる

聞き手が眠そうにしてたり、ヒマそうに資料を眺めるのは自然なことです。人は興味があることしか聞かないからです。

なので対策。「この話は自分にとって重要だ」と思ってもらうことです。

そう思ってもらうために「損得をはっきりさせること」を意識しましょう。

人は快楽を得るため、また苦痛を避けるために行動するからです。人間の「快楽原則」に、上手にアプローチしましょう。

NG
「このシステムは、データベースがデータを把握、蓄積し、運用、分析を行うことにより、事業に役立つ知見を導入するもので、問題解決や業務の効率化、かつ付加価値の向上に向けてウンタラカンタラ…」

OK
「このシステムを取り入れることで、1時間かかっていた仕事が1分で済むようになります。余った時間で別の仕事ができるので、残業せずに済むようになります。
「このシステムを活用しない企業は、今後確実に取り残されます。実際、現状で成果を出しているベンチャー企業の9割は、このシステムを活用した事業に取り組んでいます。」

⑦意見が対立したら、ファクトで勝負

ファクトとは、「事実」。実際にあったできごとや数字のこと。

なにか商品を売るにも「大ヒット間違いなし!」より「1000人が使って、900人が満足と答えた!」と言った方が売れますよね。事実に勝るものはないからです。

なのでもし意見が対立したら、やることは下記2つ。

  1. 自分のファクトを明確に示す。
  2. 相手のファクトを明確にする。

ファクトをもとにして話すと、説得力は大きく向上します。2ちゃんねるのひろゆきさんがいい例。事実をベースに自論を話すので、説得力がありますよね。

相手のファクトを明確にする際に、角が立ちにくい聞き方は下記の通り。

「差し支えなければ、そうおっしゃる理由をもう少し具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか。」
「勉強不足で申し訳ございません。何かそういうデータが実際にあったりするのでしょうか。」

まとめ

  • 抑揚をつけて、相手の感情を揺さぶる
  • 軸をしっかり。何が言いたいの?と常に自分に問う。
  • 一言でまとめるには、具体例を並べて、共通点をあぶり出す。
  • 結論?詳細?話?相手の頭の中を想像する。
  • 聞き手に合わせて「結論型」と「展開型」を使い分ける。
  • 「自分ごと」と思ってもらうために、「損」と「得」を伝える。
  • 意見が分かれたら、「事実」を話し、説得力を。

以上、「話の伝え方が劇的にうまくなるコツ7選」でした。

色々なコツがありましたが、話の上手い下手を決めるのは自分ではなく、相手です。

相手のリアクションをしっかり観察する。そのリアクションを判断軸に、自分の説明力を自覚し、改善する。

このように改善サイクルを積み上げて、話を一度で伝えられるようになりましょう。

以上です。

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