【脱出できる!】引きこもりから生まれ変わるマインドセット

引きこもりから抜け出したい

生まれ変わりたい

これから先、このままでいい訳ない

と思っている方に向けた記事です。

勇気を持って一歩踏み出したけど、また元に戻ってしまった

とならないための考え方も書いているので、是非最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

キャプション
  • 引きこもりから抜け出すための方法が分かります。
  • 勇気を持って一歩を踏み出すことの大切さが分かります。

出典:引っ込み思案のあなたが生まれ変わる科学的方法|ダイヤモンド社 

目次

引きこもりから脱出出来ない原因

誰からも嫌われたくない

幼少期の頃にいじめられていたり、以前会社の人からやたらと厳しく指導されたり…このような過去を持っている方は

もう人なんか嫌いだ!

と、人間という生き物全てに苦手意識を持つようになり、心を閉ざしてしまいます。

「社会的に他人とつながっていたい」という欲求は、食べ物や水、住居に対する欲求と同じくらい強いものです。

なので「慣れない行動(一歩を踏み出す)を行うと、また周りから憎まれるんじゃないか」という恐怖が抜けず、自分にとって心地良い人間関係だけを選びます。

大したことない人だと思われたくない

自分の実力が不足しているのを自覚していて、それで行動を始めたら「自分の実力不足がバレるんじゃないか?」と不安で、行動が出来ないこともあります。

要はプライドです。自分はこんなはずじゃないと、自分の真の実力に向き合うことから逃げているとも言えます。

また、ちゃんと実力はあるのに、

自分は実力がないのに、実力がある風に見せかけて世間を騙している詐欺師なんだ

実際のこれまでの成功体験は、ただのまぐれなんだ

とネガティブな思い込みをしてしまうケースもあります。ちなみにこれは、”インポスターシンドローム”という心理現象のひとつだそうです。

徹底的に避けるクセがついている

意識していないと意外と気付かないのが、”徹底的に避けるクセ”です。

居心地の悪い状況や空間を避けて生きることが出来るのは、引きこもりやニートならではの最大のメリットです。

しかし、今後一歩を踏み出すにあたって、”避けたいから避ける”という自由が通用するとは限りません。合わない人間と同じオリに入れられ、誰も守ってくれないし改善もされない、という状況は普通にあります。

無理は絶対にいけませんが、それでも自分の身は自分で守り、それを克服しようと考える力を養う必要があります。避ければ避けるほど、克服の機会は失われます。

脱出するための方法

信念を持つこと

まずはなんでもいいので、やりたいことを見つけましょう。

あれこれ過去の失敗にとらわれず、考えず、直感的に「こういうことがしたい」と思うことを考え、それを実現する理由や方法、どんなリターンがあるか等を紙に書いてみましょう。

こうすることで、自分の思考を整理することが出来ます。脳内で感じていることは大体モヤモヤしています。それをしっかり言語化することで、自分の思いを明確化出来ます。

おすすめの考え方としては、”自分以外の誰かの顔を思い浮かべること”です。人は自分の喜びよりも”誰かの喜び”ほうが嬉しく、力を発揮しやすいからです。

まずは自分の心の声を聞き、実現するための理由、それを成し遂げる意味を、はっきりと言語化してみることがおすすめです。

あわせて読みたい
【転職で使える!】おすすめの適職の探し方 このまま今の会社にいても、多分後悔しそう。でも適職もなにも、別にやりたいこととかないな。もっと自由な生き方がしたいけど、そういう働き方できる人ってみんな優秀...

まずは一歩踏み出してみる

なんだ、出来るじゃん

という感情が自分の中に生まれると、不安が軽くなり、

次もまたやってみようかな

という気持ちが強くなり、好循環が生まれます。

こうなったら成功と言えます。そのためにはまず一歩を踏み出し、挑戦してみなければ始まりません。

何事もそうですが、失敗することを恐れず「まずはやってみよう」と行動してみる気持ちが大切です。

一人で戦おうとしない

自分一人では何も出来ないということを自覚しましょう。

これまでいくら自分の力だけで、引きこもってビジネスをやっていたとしても、わからない部分はネットで検索したり、誰かから仕事を与えてもらっていたことでしょう。

検索したそのネットの記事も、紛れもなく”誰かが時間をかけて考えて作ってくれたもの”です。

普段何気なく食べているコンビニの商品も、企画する人、製造する人、配送する人、陳列する人、レジの人の努力があるから、お金を払うだけで済んでいるのです。

ここまでやってこれたのも、全て周りの人のおかげという認識を持った方が人生の幸福度も上がります。

また、誰かにアドバイスや、助けを求めるのは、弱いことではありません。むしろ強さの証です。

一人で戦おうとせず、もっと人を頼りましょう。”お金持ちは人持ち”という言葉もあるくらいです。

引きこもりに戻ってしまわないための考え方

不完全であることを恐れない

実は完璧主義であっても、あまり得はしません。

こんなはずじゃない、自分はもっと出来るはずだ

という気持ちが強くなると、自分の実力に満足しなくなり、自己肯定感の低下に繋がります。それでスタート地点に戻ってしまっては元の子もありません。

とはいえあんまり自分の実力に満足するのもダメなので結局は程度問題になるのですが、7割出来たら自分を褒めてあげる、という気持ちが大切です。

完璧を求めすぎる人は中々満足しないので、最終的にそこかで見切りをつけるしかなくなります。

あわせて読みたい
【これでダメなら諦めよう】優柔不断の簡単な改善方法【完璧主義をやめる】 優柔不断な性格を直したい。 性格だから直らないか。ムリだな。 という悩みをもった方々へ、優柔不断を直すための方法をご紹介します。 この記事を読むメリット 優柔不...

試みの段階で、心が折れないようにする

勇気を持って一歩踏み出した、という状況は、必ずしも成功へのスタートではなく、”試みの段階”だということを認識して下さい。

試みの段階なので、失敗してもおかしくない状況です。もし失敗したとしても、自分を攻めてはいけません。自信をなくして後戻りする必要なんて全くありません。

失敗したら、失敗の原因を考えて、また挑戦すればいい話です。

まとめ

  • (原因)誰からも嫌われたくない。また憎まれるのが怖い。
  • (原因)大したことない人だと思われたくない。また、自分は出来ないと思い込んでいる。
  • (原因)避けグセがついてしまっている。これは自覚しづらい。
  • (対策)やりたいことを見つけ、その理由を考えて紙に書いてみる。
  • (対策)まずは動いてみる。結局そうでないと変わることは出来ない。
  • (対策)一人で戦ってはダメ。誰かを頼ることこそが、強さの証。
  • (出戻り対策)完璧主義がゆえ自己肯定感が下がるのはもっとダメ。
  • (出戻り対策)一歩踏み出しても、それはまだ試みの段階。失敗したらまた挑戦しよう。

以上、”引きこもりから生まれ変わるためのマインドセット”でした。

誰にとっても、成功するか分からない道への最初の一歩が、最もしんどいものです。それでもやはり、一歩を踏み出してみなければ何も始まりません。

自分にとって心地いい状況から脱出して、そこで生き残ることの難しさを積極的に経験し、努力し、忍耐力をつけ、対策を練ることが出来るようになれば、それは紛れもない成長です。

失敗を恐れず挑戦し、地道に改善を繰り返しながら頑張りましょう。以上です。

目次