【株式投資】四季報の効率的な使い方

下記の本を読んで学んだ、”四季報との付き合い方”についてのアウトプット記事です。

出典:株「会社四季報」の鬼100則|明日香出版社

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四季報だけを頼ってたら、勝てない

80年を超える歴史もあって信ぴょう性のある書物なので、心強い見方にしている方も多いかと思います。

しかし四季報だけを頼っていては、株式投資では勝てません。

四季報に頼らないほうがいい理由

あくまで” 最低でも読んでおきたい情報 ”に過ぎないから

四季報にあるのは”十分なデータ”ではなく、”最低でも読んでおきたい情報”です。

日頃から四季報を読み、それに加えてニュースやネットでもバランス良く情報収集を行いましょう。そのうえで四季報で得た情報と最新の情報を比較し、その変化に気付けるようになることが大切です。

ただ、四季報に掲載されているページ全てを最低限読め、ということではありません。後述します。

じゃあ、上手な使い方って何なのか

必要なときに、必要な分だけ

四季報は”辞典”や”電話帳”のようなもので、必要なときに必要な情報を確かめるのが、四季報の上手な使い方です。

普段から、ネットやテレビのニュースから旬な情報を仕入れ、その旬な業界の基本情報を四季報で調べる、といった使い方をするのがベストです。

辞典や電話帳を隅々まで見ていても、広く浅い情報にしかなりませんよね。四季報に関してもそれと同じで、必要なときに必要な情報を確認する、という使い方をおすすめします。

読破しない

四季報には膨大な情報が詰まっているため、隅から隅まで読んでみたい気持ちになる方もいるかも知れませんが、おすすめしません。無駄な時間がかかるからです。

四季報を読む前に、目的を明確にするほうがずっと効率がいいです。ITが好きならITの株を、美容が好きなら美容系の株を、といったようにまずはジャンルを絞ることが大切です。

「何でも知りたい、人気銘柄は全てチェックしたい」という思いで四季報に取り憑かれてしまっては時間の損失が大きくなるうえ、効率もよくありません。

もちろん、好きで隅から隅まで読む方を否定はしませんが、効率よく成果をあげたいのであれば、読破はしないことをおすすめします。

まとめ

  • 四季報にだけ頼っていては、ダメ。
  • トレンドは日々生まれ変わる。より旬な情報を。四季報はそれに+aくらいの認識で。
  • 四季報は、辞典とか電話帳のようなもの。
  • 読破しようとすると膨大な時間がかかる上、”広く浅い知識”にしかならない。
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