ポートフォリオがなくてもエンジニア転職できる?【←可能です】

悩む人

エンジニア転職したいけど、ポートフォリオがない。
なんとかポートフォリオなしで、エンジニア転職できないかな?

とお悩みの方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

近年はポートフォリオなしでも、エンジニア転職できる

企業側が、未経験者のポートフォリオ見飽きてるから

だから求められるポートフォリオの質も、年々上がってる

それなら面接で数打って「面接慣れ」し、コミュ力を武器にポテンシャル採用を狙うといいかも

この記事を読むメリット
  • ポートフォリオがなくても、エンジニア転職できるようになります。
  • ポートフォリオがなくても、胸を張って面接に挑めます。
目次

ポートフォリオがなくてもエンジニア転職できる?【←可能です】

ポートフォリオがなくてもエンジニア転職できる?【←可能です】

「エンジニア転職したいけど、ポートフォリオの制作は億劫」。
プログラミング初心者の9割は、このように感じているのではないでしょうか。

しかし、本記事で言いたい結論は以下のとおりです。

20代ならポートフォリオより、面接で数を打つべき。
30代の場合、ポートフォリオはあった方が無難。

本記事を読むことで、ポートフォリオがないからと悲観しなくなります。
胸を張って面接に挑むことができ、エンジニア転職の成功率が上がります。

エンジニア転職に成功するため、ひとつの参考にしていただければと思います。

ポートフォリオがなくてもエンジニア転職できる理由

ポートフォリオがなくてもエンジニア転職できる理由

ポートフォリオがなくてもエンジニア転職できる理由は、以下のとおりです。

その①:ポートフォリオより面接に時間を割くほう再現性が高いから
その②:企業は未経験者のポートフォリオに見飽きているから
その③:年齢やポテンシャルで採用されるケースも十分あるから

その①:ポートフォリオより面接に時間を割くほう再現性が高いから

その①:ポートフォリオより面接に時間を割くほう再現性が高いから

ポートフォリオを作るより、面接の回数を打つほうが、エンジニア転職の再現性は高いです。

もし仮に良質なポートフォリオを作っても、未経験であれば結局、面接で数を打たなければなりません

エンジニア転職には一定の技術力ももちろん必要です。
しかしそれ以上に、人柄やコミュニケーション能力を見られています

それに「未経験者が一人で作るポートフォリオ」のレベルはたかが知れているものです。

したがって、伝えたいことをちゃんと伝えるため「面接慣れ」に注力するのが賢明です。

その②:企業は未経験者のポートフォリオに見飽きているから

その②:企業は未経験者のポートフォリオに見飽きているから

企業は未経験者のポートフォリオに見飽きている傾向です。
エンジニア転職の術として「ポートフォリオは必須」と言われ続けているためです。

このような背景から、年々求められるポートフォリオのレベルは上がってきています

具体的には現代では、ポートフォリオに「アイデア」や「オリジナリティ」が求められます。

電卓や家計簿、ToDoリストや掲示板…。
惰性で作ったようなありきたりなポートフォリオでは、もはや通用しません。

その③:年齢やポテンシャルで採用されるケースも十分あるから

その③:年齢やポテンシャルで採用されるケースも十分あるから

エンジニア転職には、技術力が必須と思われがちです。
しかしそれ以上に、年齢やポテンシャルで採用されるケースも十分あります。

どんな人にとっても、今日が人生で一番若い日。
毎日、刻一刻と、歳を重ねていくものです。

ポートフォリオに注力するよりも、早いうちに積極的に面接で数を打ったほうがいいでしょう。

ただ30代以上となると、すこし話が変わってきます。
記事の後半にて後述します。

IT企業が未経験エンジニアに求めていること

IT企業が未経験エンジニアに求めていること

IT企業が未経験エンジニアに求めていることは、大きく以下です。

その①:コミュニケーション能力
その②:必要最低限の技術力

その①:コミュニケーション能力

IT企業が未経験エンジニアに求めるのは、コミュニケーション能力です。
エンジニアとして働く方々には、コミュニケーションが苦手な人が本当に多いからです。

何らかのプロジェクトの円滑な進行には、「認識の齟齬のないコミュニケーション」が必要不可欠。

コミュニケーション能力に長けていて、なおかつIT業界に関する知識や単語力があれば、間違いなく重宝されます。

その②:必要最低限の技術力

気になる技術力については、求められたとしても必要最低限です。

志望者がプログラミング初心者ということがわかっているためです。

初心者に対しては、採用しないか、ポテンシャル採用するかのどちらかです。
初心者とわかって採用しておいて、とことん技術力を求めるようなことはしません(企業や上司にもよりますが)。

求められる技術力とは、おおまか以下のような部分です。

  • プログラミング共通の基礎的な考え方
  • Gitやフレームワークの基本的な知識
  • データベースの知識や、基本操作

以前の記事、「何らかの開発経験」とは?企業が本当に欲しているスキルを紹介!も参考にどうぞ。

ポートフォリオなしでエンジニア転職の成功率を上げるコツ

ポートフォリオなしでエンジニア転職の成功率を上げるコツ

ポートフォリオなしでエンジニア転職成功率を上げるには、以下のコツがあります。

その①:コミュニケーション能力を鍛える
その②:2つの理由を具体化する
その③:自分だけの付加価値をアピールする

その①:コミュニケーション能力を鍛える

その①:コミュニケーション能力を鍛える

前章でも触れていますが、コミュニケーション能力を鍛えることです。

未経験エンジニアに求められるものは、技術うんぬんより、以下を論理的に、筋道立てて話せる能力です。

  • 相手の目を見て、伝えたいことをしっかり伝えられるか
  • エンジニア未経験者として、具体的にこの企業にどのように貢献できるか
  • 就業後にぶち当たるであろう壁に、どう対処していくつもりか
  • この企業での経験を経て、将来どんなエンジニアに成長していきたいか

エンジニアを目指す8~9割の方は、ポートフォリオに注力し、面接対策はおろそかです。

「未経験者がひとりで作るポートフォリオ」のレベルはたかが知れています。
それとりも未経験者なりに、コミュニケーションで勝負するのが得策といえます。

その②:2つの理由を具体化する

その②:2つの理由を具体化する

2つの理由とは、以下のとおりです。

  • エンジニアを目指した理由
  • その企業を選んだ理由

これらを具体化し、論理的に説明できれば、エンジニア転職の成功率は上がります

まずはどんな動機でエンジニアを目指したいと思ったのか。
そして、その企業を選んだ理由がその動機と関係しているのか。

面接対策において、これらを考えることがもっとも難しいことです。

自分自身になぜなぜ攻撃を繰り返し、詰まることなく説明できるよう準備しておきましょう。

その③:自分だけの付加価値をアピールする

その③:自分だけの付加価値をアピールする

自分だけの付加価値をアピールすることも、エンジニア転職において重要です。

「未経験という立場だけど、エンジニアとして転職したい!」
こう考えるのは、あなただけではありません。

他に大勢ライバルがいる中で、自分が優れている部分や価値はどこにあるか?

これをしっかり伝えられると、ライバルとの差別化を図りやすいです。

30~40代ならポートフォリオはあった方がいい

30~40代ならポートフォリオはあった方がいい

ここまで「ポートフォリオがなくてもエンジニア転職できる」と述べてきました。

しかし30~40代であれば、これまで紹介したコツなどに加え、ポートフォリオも作ったほうがいいでしょう。

20代のように、ポテンシャルで採用される可能性が下がるからです。
また、20代以上に技術力ありきの採用になるからです。

やはり30~40代となると、20代に比べて「ポートフォリオなしで受かる可能性」は、下がるのは事実です。

ポートフォリオのレベルが低いなら、見せ方にこだわろう

悩む人

でも「未経験者がひとりで作ったポートフォリオ」のレベルなんて、たかが知れてるんでしょ?

と、ポートフォリオの出来栄えに自信がない方も多いでしょう。

たしかにそのとおりですが、見せ方や工夫しだいで、採用担当者を納得させられることもあります。

具体的には、以下のことを意識して作りましょう。

  • 何らかの問題解決を意識する
  • 作った動機や凝ったポイントをまとめる

とくに重要になるのが、プログラミングの本質でもある、問題解決です。
何らかの問題を提起したうえで、それを解決させることを意識しましょう。

より詳しく知りたい方は、以前の記事、【エンジニア】未経験の人は実務経験を積めない←思い込みですをご覧ください。

また現代では、良質なポートフォリオ作成支援がついたプログラミングスクールもあります。
それらを検討するのもひとつです。

ポートフォリオ作成支援がついたスクール
  • TechAcademy:規模・知名度No1。オリジナルポートフォリオの作成支援も定評。

エンジニア転職におすすめの転職サイト・エージェント

エンジニア転職するには、転職サイトおよびエージェントの登録は必須です。

この章では、エンジニア転職におすすめの転職サイト・エージェントを4つご紹介します。

リクルートエージェント
レバテックキャリア
doda
GEEKLY

リクルートエージェント

2.リクルートエージェント
(引用:リクルートエージェント公式サイト)
リクルートエージェントの特徴
  • 案件の豊富さが最大の売り。「未経験IT求人」で絞っても約2万件。
  • 専任キャリアアドバイザーのサポートがついている。
  • もちろん在宅勤務などの求人も豊富で、現在の状況や希望に沿ったものが見つかりやすい。

業界トップクラスの圧倒的な求人数が強みで、IT業界の求人に関しても例外ではありません。

ITエンジニアで絞って検索しても約10万件。
さらに未経験OKの条件付きで検索しても約2万件がヒットするため、就業経験のない方でも安心です。

もちろん完全無料で利用でき、理想の求人がなければ無理に転職せずとも退会できます。
そのため登録して損はない転職エージェントといえます。

>>公式サイトを見る

運営会社株式会社リクルート
求人数公開求人172,110件 / 非公開求人229,123件(2022年4月現在)
求人の質・評判
転職サポート満足度
おすすめ度
対応地域47都道府県すべて

レバテックキャリア

3.レバテックキャリア
(引用:レバテックキャリア公式サイト)
レバテックキャリアの特徴
  • IT特化型で、スタートアップから大手まで求人数が豊富。
  • 年3000回以上の企業訪問を行っているため、企業内部情報が有益。
  • アドバイザーとの個別相談会へ無料で参加することも可能。

ITに特化した転職エージェントです。
スタートアップや大手、およびWeb系自社開発など幅広く取り扱っています。

レバテックキャリアは毎年3000回以上の企業訪問を行っています
そのため企業ごとのマネジメントのしかたや社内の雰囲気、残業時間およびキャリアアップの可否など、内部情報を熟知しています。

これらは転職において非常に有益なので、転職の失敗を未然に防ぐことにつながります。

>>公式サイトを見る

運営会社レバテック株式会社
求人数公開求人15,800件(2022年4月現在)
求人の質・評判
転職サポート満足度
おすすめ度
対応地域47都道府県すべて

doda

4.doda
(引用:doda公式サイト)
dodaの特徴
  • 取り扱い求人数と、求人ジャンルの幅広さに定評あり。
  • 転職エージェントとしても、転職サイトとしても利用できる。
  • 業界別の専門アドバイザーによるサポートで、30代未経験の転職でも安心。

求人ジャンルの幅広さに定評があり、dodaにしかない独自求人も充実しています。

通常、転職サービスは転職エージェントか転職サイト、のどちらかになります
その点dodaは、両方の用途で利用できます。

つまり

  • 求人は自分のペースでじっくり探す
  • 気になる企業が見つかったら専門アドバイザーに相談

といった使い方が可能です。

>>公式サイトを見る

運営会社パーソルキャリア株式会社
求人数公開求人数 約130,000件(2022年4月現在)
求人の質・評判
サポート満足度
おすすめ度
対応地域47都道府県すべて

GEEKLY

5.GEEKLY
(引用:GEEKLY公式サイト)
GEEKLYの特徴
  • IT、Web、ゲーム業界に特化した転職エージェント。
  • エンジニア職種はもちろん、PM、コンサル、ディレクター職も豊富。
  • 内定までの期間が1ヶ月と早く、短期間での転職を希望する方にもおすすめ。

GEEKLYはIT、Web、ゲーム業界企業の求人に特化した転職エージェントです。

開発のみならず、

  • インフラ
  • サーバー
  • ネットワーク
  • ゲームクリエイター系
  • PM(プロジェクトマネージャー)
  • コンサルティング
  • ディレクション

など幅広い職種を取り扱っているのが特徴です。

通常の転職エージェントの場合、内定まで約2ヶ月の期間があります。
一方のGEEKLYは、平均転職期間が1ヶ月と短くなっています。

そのため、短期間での転職を視野に入れている方から指示を得ています。

>>公式サイトを見る

運営会社株式会社GEEKLY
求人数公開求人数 約13,700件(2022年4月現在)
求人の質・評判
サポート満足度
おすすめ度
対応地域東京、大坂、愛知

まとめ

まとめ

以上、ポートフォリオなしでエンジニア転職できる理由やコツについてご紹介しました。

記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

本記事のまとめ
  • 企業は未経験のポートフォリオに見飽きている。
  • 求められるポートフォリオのレベルも上がってるため、面接慣れに注力すべし。
  • 20代ならコミュ力を磨き、ポテンシャル採用を目指そう。
  • 大切なのは技術力よりも、動機や強みをしっかり伝える力。

「エンジニアはポートフォリオは必須」も間違いではありません。
しかしそれ以上に大切なのは、面接におけるコミュニケーション能力やアピールです。

転職成功の条件として、大切になるポイントを見極め、エンジニア転職を成功させてほしいと思います。

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