挽回!「フリーランス向いてなかった」と諦める前にやってほしいこと

悩む人

フリーランスに向いてないし、もうやめようかな…。
とは思うものの、諦めきれない。
挽回できる方法とかないかな?

とお悩みの方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

フリーランスを諦める前にしてほしいこと

・「成果はすぐに出る」マインド捨てる
・「自由≠ラク」と心得る

SNSとかで他人の成功報告みて、「成果はすぐに出る」と勘違いする人多すぎ

あとフリーランスは自由だけど、ラクではない
サボった分あとでちゃんとツケが来る

この記事を読むメリット
  • フリーランスを諦める主な原因がわかり、挫折しなくなります。
  • 「向いてなかった」と諦める前の対策がわかり、フリーランスとして挽回できます。
目次

挽回!「フリーランス向いてなかった」と諦める前にやってほしいこと

挽回!「フリーランス向いてなかった」と諦める前にやってほしいこと

「僕はフリーランス向いてなかった…」と、会社員復帰を考えている方もいるかと思います。

たしかにフリーランスの場合、成果が出ないと収入にダイレクトに響き、生活できません。
そうなると、自分の無力さや向き不向きを気にしてしまい、つらいですよね。

本記事ではそのような方に向け、フリーランスを諦めてしまうよくある原因と、その対策をまとめました。

これから挽回してフリーランスを続けるために、ぜひ参考にしてください。

「フリーランス向いてなかった」と諦めてしまう原因

「フリーランス向いてなかった」と諦めてしまう原因

「フリーランスが向いてなかった」と諦めてしまう原因は、大きく以下です。

その①:「自由」の意味を履き違えているから
その②:指示されないと行動できないから
その③:意思決定が弱く、先送り癖があるから
その④:寂しがりだから
その⑤:自分の知識に投資できないから

その①:「自由」の意味を履き違えているから

その①:「自由」の意味を履き違えているから

「フリーランスは自由」。
これの意味を履き違えてしまう人は、フリーランスを諦めがちです。

たしかにフリーランスは、作業や休憩の時間、請け負う仕事の量は自由です。

でも休憩ばかりしてれば作業は終わりません。
なのでいずれ、どこかで時間を削ってやる必要があります。

また仕事の量をあまりに減らすと、当然収入は減るので、生活にも困ります。

フリーランスにおける自由とは、あくまで仕事の裁量に限った話です。

ただラクしたいがためにフリーランスを目指した人は、そのギャップに苦しみます。

その②:指示されないと行動できないから

その②:指示されないと行動できないから

指示されないと行動できないタイプの人も、フリーランスを諦めがちです。

会社員であれば、指示どおりの仕事をこなせば給料が得られます。
しかしフリーランスの場合、自発的に考えて動く必要があります。

そのため、会社員のころと同じ「待ち」のスタンスでいると、間違いなくうまくいきません

その③:意思決定が弱く、先送り癖があるから

その③:意思決定が弱く、先送り癖があるから

意思決定が弱く先送り癖のある人も、フリーランスを諦めてしまう傾向です。

フリーランスは自分を律して、決断しなければならない場面が多々あります。
かつ、その都度いちいち相談できるような相手もいません。

成果を出す人の共通点は、「意思決定が早く、決断力と行動力がある」こと。

決断力がなく優柔不断な人は、フリーランスになると苦労するかもしれません。

その④:寂しがりだから

その④:寂しがりだから

フリーランスを諦める人には、寂しがりな人も多いです。

悩む人

人間関係にさんざん悩んでフリーランスになったけど、いざ人との関わりがガクッと減ると寂しい


このように感じて会社員に戻るフリーランスは多いです。

嫌な人間関係はもちろん、断ち切るに越したことはありません。

しかし根こそぎ人との関わりを断ち切るのは、デメリットもあります。
「他人との会話は、ストレスを解消させる」という研究データもあるからです。

その⑤:自分の知識に投資できないから

その⑤:自分の知識に投資できないから

フリーランスを諦めてしまう原因として、自分の知識に投資できないことも挙げられます。

どの分野や職種においても、勉強しないと収入は伸びないからです。

ましてやフリーランスは、スキルを切り売りする働き方です。
定期的な知識のアップデートのため、勉強は必須となります。

ここで自己投資をケチっていると、成長は止まり、収入は停滞します。
その結果なかなか収入が伸びず、諦めることにつながります。

フリーランスから会社員に戻るデメリット

諦める人

フリーランスが向いてないから、会社員に戻ればいいや

と、安易に考えている方もいるでしょう。

しかし、会社員に戻ることにも以下のようなデメリットがあります。

その①:日本の会社員の給料は下がり続けている
その②:終身雇用の時代は終わりといわれている

その①:日本の会社員の給料は下がり続けている

その①:日本の会社員の給料は下がり続けている

デメリット1つ目は、日本の会社員の給料は下がり続けていることです。

以下のグラフは、世界と比較した日本の平均年収の推移です。
他国は年々上がっている中で、日本は横ばいです

世界と比較した日本の平均年収の推移
引用:朝日新聞デジタル

つまりこれは「おなじ仕事内容でも、海外で働いたほうが高い給料がもらえる」ということ。

参考記事:海外なら同じ仕事で年収数倍に!? 「正直、もう日本では働きたくない」、オーストラリアがアツい理由|Yahoo!ニュース

煽るようで申し訳ありませんが、日本は今後も高齢化が進み、現役世代が減ります。

こういった背景から、日本は衰退している国であることがわかります。
したがって会社員に復帰しても、この先満足できる給料が得られるかは微妙です。

その②:終身雇用の時代は終わりといわれている

その②:終身雇用の時代は終わりといわれている

終身雇用が終わりといわれていることも、会社員へ復帰するデメリットになります。

2019年5月、かのトヨタの社長が、日本自動車工業会の会長会見にて

終身雇用を続けるのが、だんだん厳しくなってきました。

という旨の発言をしました。
この発言により、世間では「今後、終身雇用が崩壊するかも?」という懸念が強まっています。

参考記事:「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか


日本はこれまで、長く務めるほど給料が上がっていくのが常識でしたが、

  • 成果を出さない人でも給料が上がる
  • 若い人はモチベの維持が難しい

といったデメリットがありました。

その結果として前述のグラフのように、日本の平均年収が横ばいになっているが現実
ちなみに平均年収の伸び率1位のアメリカは、年齢や勤続年数ではなく「成果主義」です。

「安定を求めて会社員復帰」と安易に考えるのは、危険かもしれません。

「フリーランス向いてなかった」と諦める前にやること

「フリーランス向いてなかった」と諦める前にやること

その①:すぐに成果は出ないものと心得る
その②:フリーランスエージェントを活用する
その③:いったん就職し、副業としてフリーランス事業をする

その①:すぐに成果は出ないものと心得る

その①:すぐに成果は出ないものと心得る

向いてなかったと諦める前に、心得てほしいことがあります。
それは、成果はすぐに出るものではないということです。

  • 「一定の努力をすれば、成果はせいぜい1ヶ月~1年で徐々に出てくるもの」
  • 「それで成果が出なければ、自分はセンスがないし、向いてない」

と勘違いしている方が多いです。

以下の図は、成長曲線と呼ばれるものです。

成長曲線

成果は徐々に伸びるものではありません。
地道に継続することで、ある日を堺に急激に伸びるものです。

しかし大半の人は、上図の「ギャップ」の部分で挫折してしまいます。

「向いてなかった」と判断して諦めるのは、早計かもしれません。

その②:フリーランスエージェントを活用する

その②:フリーランスエージェントを活用する

「フリーランスが向いてなかった」と感じる理由は、主にお金を稼げないからです。
では、なぜお金を稼げないか?仕事が取れないからです。

仕事が取れずお金を稼げないなら、フリーランスエージェントを活用しましょう。

おすすめのフリーランスエージェントは以下です。
いずれも経験が浅い方、もしくは未経験の方でも紹介してもらえる案件数が多いためです。

無料で利用できますので、まずは登録してみることをおすすめします。

おすすめのフリーランスエージェント

レバテックフリーランス:登録者数と知名度はNo1。案件数も圧倒的。

MidWorks:担当のコンサルタントの質、福利厚生の内容に定評あり。

クラウドテック:フルリモート、週2~3など、柔軟に働ける案件の豊富さがウリ。

その③:いったん就職し、副業としてフリーランス事業をする

その③:いったん就職し、副業としてフリーランス事業をする

いったん就職し、副業としてフリーランス事業を行うこと。
一時的にフリーランスからは離れることになりますが、有効な対策です。

副業としてフリーランス事業を続けつつ、安定してきたら会社をやめる方法になります。

もしフリーランス事業がうまくいかなくても、収入が途切れないため、精神には優しいでしょう。

なお、以下の転職サイトは以下がおすすめです。

いずれも求人数は、業界最多水準となっています。
そのため「フリーランスから会社員に戻りたい」という方も、スキルを活かせる求人が見つかります。

おすすめ転職エージェント

リクルートエージェント:知名度や規模、求人数ともに国内トップクラス。

doda:幅広いジャンルの求人に定評。転職サイトorエージェント、両軸で使用可能。

まとめ

まとめ

以上、「フリーランス向いてなかった」と諦めてしまう原因や、挽回の方法について紹介してきました。

記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

本記事のまとめ
  • フリーランスは言うほど自由ではない。
  • 指示待ち、かつ決断が遅い人は、フリーランスを諦めがち。
  • 現代においては、会社員に戻るにもデメリットがある。
  • 成果はすぐには出ない。コツコツ積み上げる必要あり。
  • フリーランスエージェントを積極的に活用することがカギ。
  • いったん就職し、安定するまで副業として営むのも手。

今後も長くフリーランスを続けていくために、正しく対策を行い、挽回していきましょう。

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