わからないことを聞くのが苦手な原因は、結局「気の遣いすぎ」

悩む人

わからないことを上司や先輩に聞くの苦手。
「わからなかったら聞いてね」とはいわれるけど…。
コミュ障だから、どうしようもないのかな。

と、お悩みの方へ向けた記事になります。

先日、以下のツイートをしました。

仕事でわからないことを聞くのが苦手な人の特徴
・嫌われたくない
・プライドが高い

怒られるのが怖いとか、相手に嫌な顔されるのがイヤだとか、これらの根本になってるのは「嫌われたくない」の一心

「あまり気を遣うと逆に嫌われる」って心得るといいかも
「惚れたら負け」なんていう格言もある

この記事を読むメリット
  • 周りの人に抵抗なく質問ができるようになります。
  • 抵抗なく聞けるようになり、仕事が円滑に進みます。
目次

わからないことを聞くのが苦手な原因:結局「気の遣いすぎ」

わからないことを聞くのが苦手な原因は、結局「気の遣いすぎ」

「わからないことを聞くのが苦手」という方は多いと思います。

その原因の大半は、気の遣いすぎです。

気を遣うのは悪いことではありません。

しかしそれが裏目に出て、あとで大きなミスにつながることもあります。

本記事では、わからないことを聞く時に気を遣ってしまう原因と、その対策をまとめました。

変な気遣いはやめて円滑に仕事をするためにも、参考にしてください。

気を遣いすぎてしまう原因

気を遣いすぎてしまう原因

気を遣いすぎてしまう理由は、大きく以下の2つです。

原因①:嫌われたくないから
原因②:プライドが高いから

それぞれ解説します。

原因①:嫌われたくないから

原因①:嫌われたくないから

気を遣いすぎる原因1つ目は、嫌われたくないからです。

具体的には、以下のようなものです

嫌われたくないの根本にある心理
  • 人の時間を奪うのが申し訳ない
  • 怒られるのがイヤだ
  • 迷惑そうな顔されるのがイヤだ

ほかにも原因はあるかもしれません。

しかし根本を突き詰めると、「嫌われたくないから」の一言で片付きます

とにかく嫌われることを恐れ、相手に気を遣わずにはいられません。

その結果わからないことを聞くことすら、ためらってしまいます。

原因②:プライドが高いから

原因②:プライドが高いから

前述した「嫌われたくない」がしっくりこなければ、プライドが高い可能性があります。

そのプライドとは、かんたんにいうと

プライドが高い人

おれ、別に人に教えてもらわなくても仕事できるし。

のようなもの。

大体のことは自分一人でできる。
そうなることで周りに尊敬されたい、褒められたい。

つまり、「人に聞かなくても済むことこそ最大の気遣い」と思い込んでいます。

そのため、人に聞くことを極度に嫌がります。

気遣いせずにちゃんと聞くために意識すること

気遣いせずに、ちゃんと聞くために意識すること

気遣いせずに、ちゃんと聞くために意識することは、以下の3つです。

その①:仕事と割り切り、嫌われる覚悟をもつ
その②:「万人に好かれることは絶対ムリ」と心得る
その③:「あまり気遣うと逆に嫌われる」と心得る

それぞれ解説します。

その①:仕事と割り切り、嫌われる覚悟をもつ

その①:仕事と割り切り、嫌われる覚悟を持つ

仕事と割り切り、嫌われる覚悟をもつこと。

正攻法ですが、これに尽きます。

わからないところは聞かないと、後で重大なミスにつながる可能性があるからです。

そのミスのツケが自分だけにくるなら問題ないでしょう。

しかしだいたい「周り」に迷惑がかかり、むしろ風当たりが強くなるのがパターンです。

加えて「わからないことを聞かない人」というレッテルを貼られるうえ、それを払拭するのも大変。

仕事は、あなたひとりでやっているわけではありません。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥です。

その②:「万人に好かれることは絶対ムリ」と心得る

その②:「万人に好かれることは絶対ムリ」と心得る

万人に好かれることは絶対ムリ、と心得ましょう。

気を遣って質問できない=嫌われたくないということ。

みんなに好かれるのは100%ムリです。
頭でわかっていても理解に至らず、受け入れられない人が多いです。

万人から好かれるなんて幻想で、どうがんばっても叶わないワガママだと理解してください。

そもそも会社は友達をつくる場所ではなく、仕事する場所。

わからないところを聞くくらいであなたを嫌いになる人は、ただの癖者です。

嫌われてもとくに影響はないので、気にしてるだけエネルギーのムダと考えましょう。

その③:「あまり気遣うと逆に嫌われる」と心得る

その③:「あまり気遣うと逆に嫌われる」と心得る

あまり気遣うと逆に嫌われる、と心得ましょう。

好かれようと思って気遣うと、相手は逆に息苦しくなるからです。

有名な恋愛の格言に、「惚れたら負け」があります。

たとえば初めて会った女性を可愛いと思ってしまうと、デート後の連絡が途絶えやすくなります。

しかし逆にそれほどタイプでない女性の場合だと、デート後もちゃんと連絡がきますよね。

原因は、好かれたいがゆえの下心チックな発言や行動が無意識に出るからです。

逆に「好かれたい」と思わないほど、自然な行動ができ、うまくいきやすいもの。

これと同じで、嫌われることを恐れず、勇気を持って本音でぶつかりましょう

以前の記事、やめるべき!会話で確実に損するNGフレーズまとめも参考にどうぞ。

わからない場合どんな人に聞くべきか?

わからない場合、どんな人に聞くべきか?

わからないことは、その仕事を与えてくれた人に聞くのが基本です。

しかし、まずは自分で調べて解決する姿勢は見せましょう

質問するときは、何がどうわからないのか説明する必要があるからです。

悩む人

でも、その人がなんか機嫌悪そう。
たぶん何聞いても嫌味いわれるから話しかけたくない。

といった場合は、まともに教えてくれる人に聞くのもひとつです。

その場合、「仕事を与えてくれた人がどう思うか?」と、気にしてはいけません

どう思われるかはあくまでその人の都合だし、気にしていたらキリがないからです。

といって何も聞かないと、ただ時間が過ぎます。

時間がただ過ぎていくのは、会社にとっていちばんの損失です。

もし何か言われたら

割り切った人

お忙しいかと察しましたので、〇〇さんに聞きました。

と返せばいいでしょう。

ただ時間が過ぎるのがいちばんの損失です。

「ただ時間が過ぎる」のが、いちばんの損失です。

相手に気遣って質問しないと、解決しないまま時間が過ぎることになります。

会社としては、これがいちばんの損失です。

素早く仕事を終えようが、時間がかかろうが、同じく給料は発生します。

であれば効率よく働いてもらいたいのが、会社の本音です。

なので「○分悩んだら質問する」といった感じで、時間制限を決めましょう。

なおかつ、それをあらかじめ周りと共有するのがオススメです。

質問して相手がどう思うかは、相手の問題で、あなたがどうにかできることではありません。

もっと図々しさ、図太さをもちましょう。

会社や上司に原因があるケースも

会社や上司に原因があるケースも

気を使いすぎてしまう原因や対策を紹介してきましたが、会社や上司に原因があるケースもあります。

たとえば上司や先輩が無愛想だった場合、いくら「嫌われる覚悟が必要」とはいえ聞きにくいですよね。

その他にも、そもそも「質問しにくい雰囲気の会社」も少なくありません。

その場合、「転職」もひとつの選択肢になります。

言わずもがな、どうがんばっても他人を変えることは不可能だからです。

かといって自分ひとりの力で会社の雰囲気を変えるのも、困難を極めます。

雰囲気がよく、社員同士でいつも質問が飛び交っている企業はたくさんあります。

おすすめの転職エージェント
  • doda:使い勝手のよさに定評。案件数豊富で、IT求人も盛りだくさん。

まとめ

まとめ

以上、わからないことを聞くのが苦手な原因は、結局「気の遣いすぎ」でした。

わからないところを聞くとイヤな顔されて迷惑がられるなんて、おかしな話です。

仕事なのであなたに非はありませんし、気を遣う必要はまったくありません

変な気遣いやプライドは捨て、ためらいなく質問することが大切です。

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