
フリーランスになって一か月なるけど、なんか想像と違う。
もっと自由でキラキラしてるイメージだったけど、普通に辛くない?
実際あんま稼げないし、ほとんど誰とも話さないしで、ちょっと鬱気味。
と、お悩みの方へ向けた記事になります。
フリーランスはみんな思ってるより辛かったりする
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) February 23, 2022
理由は以下
①稼げない
②休めない
③孤独
特に②、③
意図的にオンオフ切り替えないと、精神壊れる
あと「他人との会話がもたらすストレス解消の効果」も侮れない
今は大丈夫でも、後で音を立てて崩れたりする
普段から無理せず、対策すべき
フリーランスはみんな思ってるより辛かったりする
理由は以下①稼げない
②休めない
③孤独特に②、③
意図的にオンオフ切り替えないと、精神壊れる
あと「他人との会話がもたらすストレス解消の効果」も侮れない今は大丈夫でも、後で音を立てて崩れたりする
普段から無理せず、対策すべき
- フリーランスの楽しい話ばかりではなく、辛い現実を知ることができます。
- 「フリーランスになってから後悔する」のを防ぐことができます。
フリーランスって、みんな思ってるより辛いですよ【理由と対策】


フリーランスという働き方が注目され、フリーランス系インフルエンサーの発信も目立つ昨今。
あたかも「会社員はもうやめるのが正解。時代はフリーランスだ。」と言わんばかりの発信もあったりします。
しかしフリーランスは決して、楽しくラクなことばかりではありません。
本ブログのこれまでの記事でも散々言ってますが、会社員にもフリーランスにも良し悪しがあります。
フリーランスは「ハイリスクハイリターンな働き方」です。
当然ながら、「みんなが思っているよりも辛い」現実だってあります。
本記事では、フリーランス歴2年目の僕が実感している「フリーランスが辛い原因と、その対策」を紹介します。
関連記事:フリーランスの仕事の取り方とは?仕事が取れない原因・対策も解説。
フリーランスが「思ってたより辛い」と感じる原因3つ


フリーランスが思ってた以上に辛いと感じる原因として、以下の3つがあります。
原因①:稼げないから
原因②:休めないから
原因③:孤独だから
それぞれ解説します。
原因①:稼げないから


フリーランスが辛いと感じる原因1つ目は、「稼げないから」です。
フリーランスの人はよく、以下のような発信をしがちです。



自由な生活が手に入る!
ストレスフリーで最高!
これだけ見るとフリーランスは最高そうに見えますが、これはお金があるからこそ成り立っている状況といえます。
いくら自由が手に入ったとしてもなかなか稼ぐことができず、貯金がみるみる減っていく状況になると、精神的に辛くとても穏やかではいられません。
フリーランスは会社員と違って、収入が途絶えるリスクと隣り合わせです。
軌道に乗れればある程度ラクになれるものの、軌道に乗るまでにお金が底をつく可能性もゼロではありません。
お金こそが最強かつ最高の精神安定剤。
お金がない状況ではお世辞にもストレスフリーとはいえません。
原因②:休めないから


フリーランスが辛いと感じる原因2つ目は、「休めないから」です。
具体的に言うと、「セルフブラック状態」になりがちということです。
具体的には、



フリーランスとしてもっと稼いで、成果を出したい。
でももっと稼ぐには、今の100倍は努力しなきゃ。
自分は人よりも努力の量が足りてないんだ。
息抜きなんてもってのほか。
実利につながらない行動なんてやめるべきだ。
このように、成果が出るまで自分を極端に追い込むタイプの方がいます。
こうしてだんだん「休む」ことに罪悪感を感じてしまい、その結果「セルフブラック状態」ができあがってしまいます。
一部では「休むの怖い病」とも言われているようです。
フリーランスになると、これに歯止めをかけてくれる人もいません。
休むも働くも自分次第のため、ギリギリまで根詰め、崩れてしまいます。
原因③:孤独だから


フリーランスが辛いと感じる原因3つ目は、「孤独だから」です。
職種にもよりますが、フリーランスは基本的に孤独です。
フルリモート系のフリーランスともなれば、「1週間誰とも会話をしていない」みたいな方も珍しくありません。
余談ですが傾向として、「理不尽な人と関わりたくない」という理由でフリーランスになった人ほど、コミュニケーションが絶たれると孤独に襲われ、鬱っぽくなりやすいです。
その理由は、いい人も周りにたくさんいたにも関わらず、理不尽な人ばかり強く印象に残っているからです。
時間の経過によって理不尽な人への怒りが消えると、今度はいい人からの支えが恋しくなるからです。
人はある程度は誰かと会話をしないと、孤独を感じて鬱っぽくなります。
人との会話はオキシトシンという幸せホルモンを分泌させ、ストレスを和らげてくれるからです。
フリーランスは自分以外のスタッフもいないため、何もかも自分次第かつ自己責任。
ゆえに「仕事の相談ができる相手」まして「共感してくれる相手」もなかなかいないため、辛いと感じてしまいます。
関連記事:フリーランスの仕事の取り方とは?仕事が取れない原因・対策も解説。
フリーランスで「辛い」と感じた時の対策3つ


フリーランスとして働いていて、辛いと感じてしまった時の対策として、以下の3つがあります。
対策①:オンオフはちゃんと切り替える
対策②:フリーランス仲間を作る
対策③:積極的にエージェントを使う
それぞれ解説します。
対策①:オンオフはちゃんと切り替える


フリーランスが辛いと感じた時の対策1つ目は、「オンオフはちゃんと切り替える」です。
意図的に休む時間を設けないと、休むタイミングを失ってしまうからです。
会社員の場合、休憩時間や小休憩のタイミング、休日などがしっかり決められています。
がんばりすぎて疲れてる人を見て「少し頭冷やしてこい!」と気を遣ってくれる優しい人もいたりします。
一方フリーランスは、働くも休むも全て自分の裁量次第です。
意図的に休む時間を決めないと、ついついがんばり続けて精神を崩してしまうことになりかねません。
「実利に繋がらない行動は全てやめろ」という格言もありますが、それも捉え方次第です。
「休むこと」だって立派な「実利に繋がる行動」です。
しっかり休んでリフレッシュすることで、また走り続けることができるものです。
フリーランスこそ意図的に休む時間を設け、オンオフをしっかり切り替えることが大切です。
対策②:フリーランス仲間を作る


フリーランスが辛いと感じた時の対策2つ目は、「フリーランス仲間を作る」です。
フリーランス仲間を作ることで、以下のようなメリットがあるからです。
- 鬱っぽさの解消
- ストレスの緩和
- コミュニケーション能力の衰え防止
- 様々な情報交換ができる
- 新たな仕事が舞い込むきっかけができる
人と会話をしないとコミュニケーション能力は衰えます。
そのためフリーランス仲間と、たまにはコミュニケーションをとることが大切です。
また他にもフリーランス仲間のメリットは、情報交換ができたり、人脈により仕事が舞い込むきっかけになったり、ストレス発散になったりなど、多岐に渡ります。
SNSではなくリアルなフリーランス仲間を作ることには、お金と時間を投資する価値がありそうです。
フリーランスコミュニティの開催情報などには、アンテナを張っておきましょう。
対策③:積極的にエージェントを使う


フリーランスが辛いと感じた時の対策3つ目は、「積極的にエージェントを使う」です。
フリーランスが思う「辛い」の解消には、お金が必要です。
で、お金を稼ぐには当然、まずは働くことが必要です。
フリーランスが安定して仕事する方法のひとつとして、フリーランスエージェントを積極的に活用することが挙げられます。
またフリーランスエージェントはお金がかかるものでもないので、使わない手はありません。
厳密には収入が発生した際に紹介手数料が引かれます
しかしそれでも自分で営業して仕事を受注するよりはるかにラクだし、時短にもなります。
複数のエージェントを駆使すれば、幅広く様々な仕事があります。
まずは登録だけでも行って、案件を見るだけ見てみましょう。
レバテックフリーランス:登録者数、業界認知度ともにNo1。手厚く丁寧なサポート体制にも定評があり、満足度は90%以上。


ポテパンフリーランス:他のエージェントに比べて、スキルや経験が少ない人にも紹介可能な案件数が多いことに定評があります。対応エリアは主に東京・大阪になりますが、リモート案件も充実しています。


ITプロパートナーズ:直請け案件や高単価案件が多い点に定評があリます。週2~3の案件も豊富で、無理なく働きたい方にもオススメのエージェントです。


でもフリーランスは、辛いことばかりでもない


フリーランスの現実を語ってきましたが、フリーランスは辛いことばかりでもありません。
会社員とフリーランスは良し悪しがあります。
つまりフリーランスにも、会社員にはない魅力があるということです。
- 出勤、退勤の時間を節約できる
- 満員電車に乗る必要がなくなる
- スーツを着る必要がなくなる
- 理不尽な人間関係に悩まなくなる
- 眠い時に寝れる
- やることなくなったら、好きなことができる
この他にもたくさんあります。
ただフリーランスは軌道に乗るまでがとても辛いです。
ここで会社員に戻る選択をする方も少なくありません。
しかし軌道に乗ることができれば、ある程度自由な生き方ができるようになるのは事実です。
会社員とフリーランス、どちらの働き方がいいかは人によるので一概には言えません。
しかしフリーランスのデメリットをなくすこと、もしくは最小限にとどめることができれば、会社員以上に人生の幸福度は高まるかもしれません。
フリーランスになって辛い思いをしないためにも、
- 収入面の事情
- オンオフの切り替えの大切さ
- コミュニケーションの悩みやリスク
などをしっかり理解し、効果的な対策を取れるようになってほしいと思います。
まとめ


以上、「フリーランスって、みんな思ってるより辛いですよ【理由と対策】」でした。
フリーランスのリスクや大変さを理解せず、勢いでフリーランスになると痛い目に合う可能性が高いです。
フリーランス系インフルエンサーが発信する「いい点」ばかりに惑わされてはいけません。
お互いのメリデメを比較し「自分にはどちらが合っているか」を冷静に見極めるようにしてください。





