フリーランスはみんなが思ってるより辛いです【理由と対策】

悩む人

フリーランスになって一か月なるけど、なんか想像と違う。
もっと自由でキラキラしてるイメージだったけど、普通に辛くない?
あんま稼げないし、ほとんど誰とも話さないし、なんか鬱気味。

と、お悩みの方へ向けた記事になります。

フリーランスはみんな思ってるより辛かったりする
理由は以下

①稼げない
②休めない
③孤独

特に②、③
意図的にオンオフ切り替えないと、精神壊れる
あと「他人との会話がもたらすストレス解消の効果」も侮れない

今は大丈夫でも、後で音を立てて崩れたりする
普段から無理せず、対策すべき

この記事を読むメリット
  • フリーランスの楽しい話ばかりではなく、辛い現実を知ることができます。
  • 「フリーランスになってから後悔する」のを防ぐことができます。
目次

フリーランスはみんなが思ってるより辛いです【理由と対策】

フリーランスって、みんな思ってるより辛いですよ【理由と対策】

フリーランスという働き方が注目され、フリーランス系インフルエンサーの発信も目立つ昨今。

あたかも「会社員はもうやめるのが正解。時代はフリーランスだ。」と言わんばかりの発信もあったりします。

しかしフリーランスは決して、楽しくラクなことばかりではありません

本ブログのこれまでの記事でも散々言ってますが、会社員にもフリーランスにも良し悪しがあります。
フリーランスは「ハイリスクハイリターンな働き方」です。

当然ながら、「みんなが思っているよりも辛い」現実だってあります

本記事では、フリーランス歴4年目の僕が実感している「フリーランスが辛い原因と、その対策」を、実体験をベースに紹介します。

関連記事:フリーランスの仕事の取り方とは?仕事が取れない原因・対策も解説。

フリーランスが「思ってたより辛い」と感じる原因3つ

フリーランスが「思ってたより辛い」と感じる原因3つ

フリーランスが思ってた以上に辛いと感じる原因として、以下の3つがあります。

原因①:稼げないから
原因②:休めないから
原因③:孤独だから

それぞれ解説します。

原因①:稼げないから

原因①:稼げないから

フリーランスが辛いと感じる原因1つ目は、「稼げないから」です。

フリーランスの人はよく、以下のような発信をしがちです。

フリーランス系インフルエンサー

自由な生活が手に入る!
ストレスフリーで最高!

これだけ見るとフリーランスは最高そうに見えますが、これはお金があるからこそ成り立っている状況といえます。

いくら自由が手に入ったとしても、稼げずに貯金がジリジリ減っていくと精神的に辛く、とても穏やかではいられません

フリーランスは会社員と違って、収入が途絶えるリスクと隣り合わせです。

軌道に乗れればある程度ラクになれるものの、軌道に乗るまでにお金が底をつく可能性もゼロではありません。

お金こそが最強かつ最高の精神安定剤です。

お金がない状況では、お世辞にもストレスフリーとはいえません

原因②:休めないから

原因②:休めないから

フリーランスが辛いと感じる原因2つ目は、「休めないから」です。

具体的に言うと、「セルフブラック状態」になりがちということです。

具体的には、

セルフブラックフリーランス

フリーランスとしてもっと稼いで、成果を出したい。
でももっと稼ぐには、今の100倍は努力しなきゃ。
自分は人よりも努力の量が足りてないんだ。
息抜きなんてもってのほか。
実利につながらない行動なんてやめるべきだ。

このように、成果が出るまで自分を極端に追い込むタイプの方がいます。

こうしてだんだん休むことに罪悪感を感じてしまい、その結果「セルフブラック状態」ができあがってしまいます。

(一部では「休むの怖い病」とも言われているようです。)

フリーランスになると、これに歯止めをかけてくれる人もいません

休むも働くも自分次第のため、ギリギリまで根詰め、崩れてしまいます。

原因③:孤独だから

原因③:孤独だから

フリーランスが辛いと感じる原因3つ目は、「孤独だから」です。

職種にもよりますが、フリーランスは基本的に孤独です。
フルリモート系ともなれば、「1週間誰とも会話してない」みたいな方も珍しくありません。

余談ですが「理不尽な人と関わりたくない」という理由でフリーランスになった人ほど、いざコミュニケーションが絶たれると孤独に襲われ、鬱っぽくなりやすいです。

その理由は、いい人も周りにたくさんいたにも関わらず、理不尽な人ばかり強く印象に残っているから。
時間の経過によって理不尽な人への怒りが消えると、今度はいい人からの支えが恋しくなります

人はほどほどに誰かと会話しないと、孤独を感じて鬱っぽくなります。
人との会話はオキシトシンという幸せホルモンを分泌させ、ストレスを和らげてくれるからです。

相談や雑談の相手を見つけないと、辛いと感じてしまいます。

関連記事:フリーランスの仕事の取り方とは?仕事が取れない原因・対策も解説。

フリーランスで「辛い」と感じた時の対策3つ

フリーランスで「辛い」と感じた時の対策3つ

フリーランスとして働いていて、辛いと感じてしまった時の対策として、以下の3つがあります。

対策①:オンオフはちゃんと切り替える
対策②:フリーランス仲間を作る
対策③:積極的にエージェントを使う

それぞれ解説します。

対策①:オンオフはちゃんと切り替える

対策①:オンオフはちゃんと切り替える

フリーランスが辛いと感じた時の対策1つ目は、「オンオフはちゃんと切り替える」です。

意図的に休む時間を設けないと、休むタイミングを失ってしまうからです。

会社員だと、休憩時間や休日がしっかり決められています。
根詰める社員に「頭冷やしてこい!」と気を遣ってくれる優しい人もいたりします

一方フリーランスは、働くも休むも全て自分の裁量次第
意図的に休まないと、精神を崩してしまうことになりかねません。

「実利に繋がらない行動はするな」という格言もありますが、それも捉え方次第です。

「休むこと」も、実利のために必要な行動
しっかり休んでリフレッシュすることで、また走り続けることができるからです。

辛くなったら、ちゃんと休みましょう。

以前の記事、フリーランスが休むことに罪悪感を感じる理由は?対策も紹介もご覧ください。

対策②:フリーランス仲間を作る

対策②:フリーランス仲間を作る

フリーランスが辛いと感じた時の対策2つ目は、「フリーランス仲間を作る」です。

フリーランス仲間を作ることで、以下のようなメリットがあるからです。

フリーランス仲間をつくるメリット
  • 鬱っぽさの解消
  • ストレスの緩和
  • コミュニケーション能力の衰え防止
  • 様々な情報交換ができる
  • 新たな仕事が舞い込むきっかけができる

人と会話をしないと、コミュニケーション能力は衰えます。
そのためフリーランス仲間と、たまにはコミュニケーションをとることも大切です。

また他にもフリーランス仲間のメリットは、情報交換ができたり、人脈により仕事が舞い込むきっかけになったり、ストレス発散になったりなど、多岐に渡ります

対策③:積極的にエージェントを使う

対策③:積極的にエージェントを使う

フリーランスが辛いと感じた時の対策3つ目は、「積極的にエージェントを使う」です。

フリーランスが思う「辛い」の解消には、お金が必要
で、お金を稼ぐには、働かなければなりません。

フリーランスが安定して仕事する方法のひとつとして、フリーランスエージェントを積極的に活用することが挙げられます。

また、フリーランスエージェントはお金がかかるものでもないので、使わない手はありません

厳密には、収入が発生した際に紹介手数料が引かれます
しかしそれでも、自分で営業して仕事を受注するよりはるかにラクだし、時短にもなります。

複数のエージェントを駆使すれば、幅広く様々な仕事があります。
まずは登録だけでも行って、案件を見るだけ見てみましょう。

おすすめのフリーランスエージェント

でもフリーランスは、辛いことばかりでもない

でもフリーランスは、辛いことばかりでもない

フリーランスの現実を語ってきましたが、フリーランスは辛いことばかりでもありません。

会社員とフリーランスは良し悪しがあります。
つまりフリーランスにも、会社員にはない魅力があるということです

フリーランスの魅力
  • 出勤、退勤の時間を節約できる
  • 満員電車に乗る必要がなくなる
  • スーツを着る必要がなくなる
  • 理不尽な人間関係に悩まなくなる
  • 眠い時に寝れる
  • やることなくなったら、好きなことができる

この他にもたくさんあります。

ただフリーランスは軌道に乗るまでがとても辛いです。
ここで会社員に戻る選択をする方も少なくありません

しかし軌道に乗ることができれば、ある程度自由な生き方ができるようになるのは事実です。

会社員とフリーランス、どちらの働き方がいいかは人によるので一概には言えません。

しかしフリーランスのデメリットをなくすこと、もしくは最小限にとどめることができれば、会社員以上に人生の幸福度は高まるかもしれません。

フリーランスになって辛い思いをしないためにも、

  • 収入面の事情
  • オンオフの切り替えの大切さ
  • コミュニケーションの悩みやリスク

などをしっかり理解し、効果的な対策を取れるようになってほしいと思います。

まとめ

まとめ

以上、「フリーランスって、みんな思ってるより辛いですよ【理由と対策】」でした。

フリーランスのリスクや大変さを理解せず、勢いでフリーランスになると痛い目に合う可能性が高いです。

フリーランス系インフルエンサーが発信する「いい点」ばかりに惑わされてはいけません。

お互いのメリデメを比較し「自分にはどちらが合っているか」を冷静に見極めるようにしてください。

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