今フリーランスだけど、まったく稼げない。
諦めて正社員に戻ろうと思ってる。
でもそうかんたんに戻れるのかな。
もし会社員に戻っても、うまくやっていけるかな。
このようなお悩みを持った方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
フリーランスが正社員に戻るとき
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) July 30, 2022
企業は以下心配してる
・ちゃんと自分から動けるの?
・コミュ力的に、周りとうまくやってける?
対策
まず自発性と協調性をアピールすればOK
実際フリーランス、自発的に動かないと仕事とれない
それにクライアントと二人三脚で仕事すすめてる
協調性も問題なし
フリーランスが正社員に戻るとき
企業は以下心配してる
・ちゃんと自分から動けるの?
・コミュ力的に、周りとうまくやってける?対策
まず自発性と協調性をアピールすればOK実際フリーランス、自発的に動かないと仕事とれない
それにクライアントと二人三脚で仕事すすめてる
協調性も問題なし
- ポイントを知ることで、スムーズに会社員に戻れるようになります。
- 注意点を知ることで、会社員に戻ってから後悔することを避けられます。
【体験談】フリーランスが正社員に戻るには?ポイントや注意点も紹介!
「フリーランスが正社員に戻れるのかな」。
「仮に戻っても、うまくやっていけるのかな」。
このように、不安に思う方も多いでしょう。
しかし、フリーランスが正社員に戻ることは十分に可能です。
むしろこれまで会社員を転々とした方より、有利ともいえます。
本記事では、
- フリーランスが正社員に戻ることが十分に可能な理由
- スムーズに正社員へ戻るためのポイント
- 正社員へ戻る際の注意点
などについて、体験談を交えてまとめています。
正社員へ戻ろうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
企業は意外と、フリーランスの努力を評価してくれる
「フリーランスやってました」って言っても、いまいちプラス評価にならなさそう。
と心配している方もいると思います。
しかし企業は、意外とフリーランスの努力を評価してくれます。
僕自身、現在フリーランス2年目です。
しかしずっと順調だったわけではなく、仕事が途切れたことも何度もありました。
そのためこれまで合計で4社ほど、面接を受けました。
まず面接して、もし内定が出たら考えよう。
くらいに思っていたのですが、4社とも内定をいただきました。
その理由を聞いたところ、以下のようなものでした。
- フリーランスということもあり、自発的に動ける人という印象を抱いたから
- スキルは正直及ばないけど、積極的に学ぼうとする姿勢が感じられたから
- クラウドソーシングの評価やレビューから「最後まで責任もって仕事をする人」なのは間違いないと感じられたから
したがってフリーランスだから格下に見られたり、ネガティブに思われることはありません。
自発的に動いて仕事をとり、クライアントとの関係を大切にする。
最低限これができていれば、プラス評価になります。
フリーランスから正社員に戻る人は多いです
フリーランスをやめて正社員に戻る人は、意外と多いです。
その原因としてもっとも多いのが、金銭面です。
フリーランスとしてなかなか結果が出ず、「収入は生活費ギリギリ」という方も多いです。
いまは若く、独り身ならそれほど問題ありませんが、
- 引っ越し
- 車の購入
- 親の介護
- 結婚
- 子供の教育や学費
といった生活スタイルの変化で、お金の心配はより現実的になります。
そのため、30~40代でフリーランスから退く方が増える傾向にあります。
スムーズに正社員に戻るためのポイント
フリーランスから正社員へ、スムーズに戻るためには、ポイントがあります。
本記事では、以下の3つに絞ってそれぞれ紹介します。
その①:フリーランスとしての自発性をアピールする
その②:協調性やコミュニケーション能力をアピールする
その③:正社員へ戻る理由は、ポジティブなものにする
その①:フリーランスとしての自発性をアピールする
フリーランスとしての自発性をアピールしましょう。
会社側は、以下のような心配をするからです。
フリーランスか…。
ずっと一人で自由にやってきた身だよね。
自発性とか、行動力はどうなんだろう?
なので、その心配を消してあげることが大切です。
実際のところ、フリーランスは受け身では仕事はとれません。
自分から積極的に動いて、泥臭く数を打つ必要があります。
指示を待って、仕事を教えてもらって、初めて動き出せる会社員とは違います。
自発性や行動力は、フリーランスの方が長けているはずです。
なので自発性や行動力は、ぜひ面接で全面に出してください。
その②:協調性やコミュニケーション能力をアピールする
協調性やコミュニケーション能力をアピールしましょう。
会社側は、以下のような心配をするからです。
フリーランスって、家でひとりで仕事するよね。
正社員になって、周りとうまくやっていけるの?
この心配を未然に消してあげることです。
具体的には、以下のようにアピールするのがいいでしょう。
普段からさまざまなクライアントとコミュニケーションはとっていました。
クライアントと二人三脚で行う仕事も経験したため、協調性については自信があります。
協調性やコミュニケーション能力は、フリーランスのみならず、求められます。
自信をもってアピールできるよう、準備しておきたいものです。
その③:正社員へ戻る理由は、ポジティブなものにする
当たり前ですが、フリーランスが正社員へ戻る理由は、ポジティブなものにしましょう。
悪い例をご紹介します。
- 全く稼ぐことができず、金銭的に辛くなったから
- 一人で作業し、他人と話さないことが苦痛になったから
いくら強みをアピールできても、理由がネガティブでは評価はマイナスです。
一方で、いい例は以下です。
- 企業での業務を通じて、さらに知見を深めたいから
- 大規模なプロジェクトは、フリーランスでは経験できないと思ったから
フリーランスだからとバカ正直に話す必要はありません。
ポジティブな理由を話しましょう。
フリーランスが正社員に戻る際に注意すること
フリーランスが正社員へ戻る際には、注意点があります。
以下2つ、それぞれご紹介します。
その①:自由な時間が圧倒的に減ることを覚悟する
その②:通勤や人間関係ストレスへの対策を行う
これらを怠ると、正社員として復帰できても、長くは続きません。
うまくやっていくために、参考にしてください。
その①:自由な時間が圧倒的に減ることを覚悟する
正社員へ戻ると、自由な時間が圧倒的に減ります。
それを覚悟しなければなりません。
フリーランスの場合、働くもサボるも自由です。
早く終われば、好きな時間に切り上げることもできました。
しかし正社員となると、拘束される時間が決まっています。
どれだけ生産性高く効率的に終わらせても、早く帰ることはできません。
そのため、自由に使える時間は圧倒的に減るでしょう。
一度自由を味わってしまっているフリーランス。
ここでなかなか、けじめがつけられない人は少なくありません。
その②:通勤や人間関係ストレスへの対策を行う
正社員へ戻ると、それなりのストレスも増えます。
具体的には、通勤や人間関係などです。
これまでフリーランスとして、自宅で作業してきた方も多いと思います。
しかし正社員となると、場合によっては毎日、満員電車で通勤です。
間違いなくストレスです。
また、人間関係です。
これが原因でフリーランスになった方も多いはずです。
正社員となると、仕事が他人の機嫌次第になるケースも多いです。
まして、これまで自分のペースで仕事してきたフリーランスにとって大きなストレスです。
人間関係は、どこの「会社の転職理由ランキング」でも常に堂々の1位です。
フリーランスの期間が長いほど、ストレス耐性も衰えます。
事前の心の準備や、ストレス解消対策は、入念にしましょう。
そうでないと、正社員としてはやっていけません。
以前の記事、フリーランスの再就職は難しい?←あなたの意志さえ固ければ、余裕も参考にどうぞ。
正社員に戻るなら、なるべく早いほうがいい理由
正社員からフリーランスに戻るなら、なるべく早く決断することが大切です。
その理由をご紹介します。
その①:年齢の問題で、転職しづらくなるから
その②:年下先輩との関係がつらいから
その③:体力・精神の点で行動力がにぶるから
その①:年齢の問題で、転職しづらくなるから
年齢が上がるほど、正社員としての転職成功率は下がります。
基本的に企業は、「若い人に成長してもらい、会社の未来を支えてほしい」と考えるためです。
そのため40代後半などで正社員を希望となると、どうしても「訳アリ」という第一印象にもなります。
それにともなって求められる実績のレベルが上がり、ハードルも上がります。
その②:年下先輩との関係がつらいから
年齢が上がった状態でフリーランスから正社員になると、必ず会社に「年下先輩」がいます。
この関係はお互いにとって。なかなかつらいものがあります。
なぜかというと、気まずいからです。
波長が合って仲良くしてくれる年下先輩ならいいでしょう。
しかし決して、全員がそうとは限りません。
この年下先輩関係を未然にふせぐため、
いま会社にいる若手より年齢が上の人は、採用しません。
と、最初から決めている企業もあります。
その③:体力・精神の点で行動力がにぶるから
年齢を重ねると、行動力がにぶくなります。
体力・精神、両方で衰えが生じてくるためです。
フリーランスから正社員に戻るのは、大きな決断です。
人は大きな決断をする時、大きなエネルギーを使います。
年齢を重ねると、その決断が重荷になってきます。
時間が経てば経つほど、行動力や決断力はにぶっていきます。
つまり、今すぐ行動しなければ、行動するのがどんどん億劫になります。
その結果、「時すでに遅し」となる可能性も否めません。
スピーディーな転職に対応しているエージェント
正社員に戻るなら、早いほうがいいと前述しました。
早く決断できたなら、転職までの日数も短いほうがいいものです。
この章では、スピーディーな転職に対応している転職エージェントを紹介します。
手短に正社員に戻るため、参考にしてください。
リクルートエージェント
- 知名度、求人数ともに業界トップ。
- 非公開求人も22万超え、リクルートエージェント独自の求人も充実。
- 業界や職種ごとの成功・失敗事例などの有益情報も豊富。
リクルートエージェントは、人材大手「リクルート」が運営する転職エージェントです。
なんといっても業界トップクラスの求人数が最大の売りです。
「非公開求人数」が多いことが特徴です。
また「特定の条件に特化した有益な情報」が豊富。
もちろん、フリーランス→正社員向けの情報もあります。
僕自身も以前に利用しましたが、しつこい勧誘や急かしなどもなかったです。
お金もかからないのでまずは登録し、求人を眺めてみるのがいいでしょう。
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 公開求人数 約173,000件 / 非公開求人 約230,000件(2024年1月現在) |
求人の質・評判 | |
サポート満足度 | |
おすすめ度 | |
対応地域 | 47都道府県すべて |
マイナビジョブ20’s
- 20代、第二新卒に強い転職エージェント。
- 各業界に精通したアドバイザーによるサポート。
- 近年の利用が急増中で、企業側もマイナビブランドを好む傾向。
マイナビジョブ20’sは、人材大手「株式会社マイナビ」が運営する転職サイトです。
大きな特徴は20代、または第二新卒の支持が強いことです。
理由は大きく以下です。
- 経験豊富なアドバイザーのサポートが手厚い
- 企業側も、「マイナビ経由の人材」に信頼を寄せている
フリーランス活動に見切りをつけるのは、20代、また第二新卒が多い傾向です。
20代で正社員に戻る決断をしたなら、強い味方となるのは間違いありません。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 公開求人数 約6,000件(2024年1月現在) |
求人の質・評判 | |
サポート満足度 | |
おすすめ度 | |
対応地域 | 47都道府県すべて |
GEEKLY
- IT、Web、ゲーム業界に強い転職エージェント。
- エンジニア職種のみならず、PM、コンサル、ディレクター職も豊富。
- 内定までの期間が1ヶ月。短期間での転職を希望する方におすすめ。
GEEKLYは「株式会社GEEKLY」が運営する転職エージェントです。
基本的にIT、Web、ゲーム業界に強い転職エージェントとなっています。
しかしそれだけでなく、
- PM(プロジェクトマネージャー)
- コンサルティング
- ディレクション
といった職種の求人も豊富です。
通常の転職エージェントの場合、内定まで約2ヶ月の期間があります。
その点GEEKLYは平均転職期間が1ヶ月と、短くなっています。
そのため短期間での転職考える方からも、大きな指示を得ています。
運営会社 | 株式会社GEEKLY |
求人数 | 公開求人数 約13,700件(2024年1月現在) |
求人の質・評判 | |
サポート満足度 | |
おすすめ度 | |
対応地域 | 東京、大坂、愛知 |
まとめ
以上、フリーランスが正社員に戻る際のポイントや注意点をご紹介しました。
フリーランスだからと格下に見られ、ネガティブに思われることは基本ありません。
むしろアピール次第でプラス評価につながり、有利にもなります。
また正社員に戻るには、なるべく早く決断することが大切です。
今日が人生で一番若い日なので、よりよい未来のため、じっくり考え決断しましょう。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。