うつ病かも…悩めるフリーランスのうつ病対策&なった時の対処法

悩む人

なんか最近いろいろあってうつ病気味。
もしフリーランスがうつ病になったら、なんか保証とかあるのかな。
うつ病なる前に備えておくしかないのかな。

といったお悩みを持った方へ向けた記事になります。

以下、先日のツイートです。

フリーランスはうつ病になりやすい傾向

「うつ病かも…」と思ったら早めに仕事から逃げるとか、予め保険に入っておくとか、対策すべし

うつ病になってしまった後でも加入できる保険はあるけど、保険料高い

やはりうつ病にならないために、ストレスを蓄積させず、日々こまめに解消することが大事

目次

うつ病かも…悩めるフリーランスのうつ病対策&なった時の対処法

うつ病かも…悩めるフリーランスのうつ病対策&なった時の対処法

フリーランスには、さまざまな悩みがつきまといます。

  • 実績不足による仕事の受注難
  • 周りとの比較
  • クライアントとのいざこざ
  • 報酬の未払い
  • 労働条件の変化
  • 金銭に関する将来の不安

フリーランスはこのような問題にも自分で向き合って、解決する必要があるため、うつ病になってしまう方も多くいます。

本記事では、フリーランスがうつ病になりやすい原因や備え、また実際にうつ病になった際の対処法をご紹介します。
ぜひひとつの参考にしてみてください。

この記事を読むメリット
  • フリーランスがうつ病になりやすい原因や事前の対策を知ることで、正しいうつ病対策ができるようになります。

フリーランスがうつ病になりやすい理由

フリーランスがうつ病になりやすい理由

フリーランスがうつ病になりやすい理由は主に以下の3つが挙げられます。

その①:収入が安定しないから
その②:守ってくれる人がいないから
その③:基本、人と話さないから

それぞれ解説します。

その①:収入が安定しないから

その①:収入が安定しないから

フリーランスがうつ病になりやすい理由1つ目は、「収入が安定しないから」です。

毎月必ず決まった収入が保証されている会社員とは異なり、フリーランスは仕事の有無や忙しさで収入が大きく上下します。

  • 駆け出しゆえの実績不足で仕事が取れない
  • 労働条件の変化などで収入が上下する

といったように、フリーランスは自由とは引き換えに、必ず金銭の悩みがつきまといます。

どんな方にとっても、お金の安定=心の安定。
最強の精神安定剤であるお金が不安定では、うつ病を招く大きな原因となります。

以前の記事、【余裕です】仕事がなくて不安なフリーランス達へ【原因と対策】も参考にどうぞ。

その②:守ってくれる人がいないから

その②:守ってくれる人がいないから

フリーランスがうつ病になりやすい理由2つ目は、「守ってくれる人がいないから」です。

会社員の場合、同じ場所で同じ経験を積んだ仲間にいろいろな相談ができます。
人によりますが、時には守ってくれることだってあります。

一方でフリーランスは会社に雇われていないため、まったく同じ経験をしている仲間に出会うことも困難です。
ましてやフリーランスは立場的に弱く、企業からも甘く見られる傾向にあります。

よき相談相手がいるか否かで、心の安定度合いはまったく異なります。

今後はフリーランスのための法的な整備が整っていくことも囁かれています。
しかし、まだまだ「フリーランスは孤独」である現状に変わりはないと思います。

以前の記事、フリーランスって、みんな思ってるより辛いですよ【理由と対策】も参考にどうぞ。

その③:基本、人と話さないから

その③:基本、人と話さないから

フリーランスがうつ病になりやすい理由3つ目は、「基本、人と話さないから」です。

これは人や仕事によりますが、現代では直接会話をしなくても、テキストのみで完結する仕事がたくさんあります。

しかし、そのような仕事をしている方は、傾向として鬱になりやすいとされています。
直接人と会話するとオキシトシンというホルモンが分泌されるため、ストレスの解消につながるためです。

私自身は普段人と会話しないフリーランスですが、友人と会話をした際、日々のストレスが軽減されるのを肌で感じます。
根本的な悩みの解決にならなくても、他人に話を聞いてもらったり、他人の話を聞くことはストレスの解消に大きく働きます。

なので他人との会話の機会がまったくない場合、ストレスが解消されないため、うつにつながります。

以前の記事、フリーランスはコミュ障でもなれます←デメリットもあるので解説も参考にどうぞ。

「うつ病かも…」と思った時にとるべき対策

「うつ病かも…」と思った時にとるべき対策

少しでもうつ病のような症状に気づいたら、早めに対策をとることが大切です。

フリーランスとして活動していて「うつ病かも…」と思った時にとるべき対策は以下のとおりです。

その①:休暇をとる
その②:他人と会話する機会を作る
その③:ひどくなる前に、保険に加入する

その①:休暇をとる

その①:休暇をとる

うつ病かもと思った時にとる対策1つ目は、「休暇をとる」です。

もはや言うまでもないと思いますが、休暇をとれない方が多いため、うつ病になる方が跡を絶ちません。

うつ気味で精神が不安定な時は、なにかしら体調に影響が出始めます。
主に以下のようなものです。

うつによる症状
  • 食欲の低下
  • 眠れない、起きれない
  • 口や喉の渇き
  • 頭痛
  • 耳鳴り

このような症状が出始め、体調がすぐれないと思ったら、仕事から離れることです。
今後の仕事や収入のことなんかより身体や命のほうが大切なので、まず仕事から逃げることです。

そして休暇中は「食事・運動・睡眠」に気を遣ってください。

休暇中ですし、ある程度好きなものを食べてもいいと思います。
とはいえ、あまりに暴飲暴食しすぎると、かえって体調不良に陥りストレスを抱える結果を招きます。

その②:他人と会話する機会を作る

その②:他人と会話する機会を作る

うつ病かもと思った時にとる対策2つ目は、「他人と会話する機会を作る」です。

前述しましたが、他人と会話することでオキシトシンというホルモンが分泌され、ストレスが軽減されるからです。

同居の家族がいるなら、家族となるべく話をするようにしてください。

1人暮らしで話す友人もいない方は、フリーランスによるコミュニティなどに積極的に参加してみるのもおすすめです。

またあまりコミュニティでなくとも「斉藤さん」をはじめとする、会話アプリも存在します。
もしかしたら思いがけない出会いにつながる可能性もあるため、「やらないよりはマシ」程度に利用してもいいのかもしれません。

「うつ病かも」と感じたとき、時間とお金を投資するべくは、他人との会話です。

その③:ひどくなる前に、保険に加入する

その③:ひどくなる前に、保険に加入する

うつ病かもと思った時にとる対策3つ目は、「ひどくなる前に、保険に加入する」です。

うつ一歩手前の人

ぼく、うつ病なのかもな…。
もしかしたら、そのっ気はあるのかもな…。

と思った段階で、フリーランスのうつ病保険などの加入を検討しましょう。

フリーランスはうつ病で働けなくなると収入が途切れるため、それに備えた保険があります。
うつ病などの精神病に対応している保険として、代表的なものは以下です。

注意点として、これらの保険には「うつ病になってからでは加入しづらい」特徴があります。

保険に加入するためには、「事前告知」が必要になるからです。
何を告知するかというと、以下のとおりです。

保険加入に必要な事前告知
  • 申し込み段階でかかっている、病気やケガ
  • 過去5年以内に入院、手術、通院、治療などしているか

つまり保険の加入のためには、

  • 「ぼくは今、うつ病ではないですよ」
  • 「5年以内にうつ病になったことあるけど、今だいぶよくなってますよ」

みたいな、「健全であることのアピール」が必要なわけです。

うつ病になってしまった場合の対処法

うつ病になってしまった場合の対処法

うつ病になってしまった場合の対処法は、以下のとおりです。

その①:治療に専念する
その②:うつ病発症後でも加入できる保険に加入する

上記それぞれ、解説します。

その①:治療に専念する

その①:治療に専念する

うつ病になってしまった場合は、まず「治療に専念する」ことです。

お金と時間はかかりますが、やはり専門の医師に頼るのがベストです。
自分の意思や気分だけで行う治療より、具体的かつ効果的なアドバイスが得られるからです。

休養中は周りと比較や、収入のことなどは一切考えてはいけません。
決して焦らず、自分のペースでゆっくり治療しましょう。

なにごとも身体が資本です。
うつ病になってしまった場合、まずは完治させないことには、何も始まりません。

以前の記事、フリーランスの仕事の取り方とは?仕事が取れない原因・対策も解説。も参考にどうぞ。

その②:うつ病発症後でも加入できる保険に加入する

その②:うつ病発症後でも加入できる保険に加入する

「備えなしの状態で実際にうつ病になってしまった」という場合でも、加入できる保険はあります。

主に、以下のようなものです。

うつ病になってからでも加入できる保険
引受基準緩和型保険

引受基準とは、「保険に入る条件」のこと。
つまり、保険に入る条件をゆるくした保険です。

メリットは、すでにうつなどの持病があっても入りやすく、さまざまな病気にも対応していること。
デメリットは、保険料が高いこと。

アクサダイレクト生命やオリックス生命ほか、さまざまな保険会社が取り扱っている保険です。

無告知型保険(無選択型保険)

無告知型保険(無選択型保険)は、「健康状態の告知が必要ない保険」のこと
簡単にいうと、前述の引受基準緩和型よりさらにゆるい保険です。

メリットは、健康状態の告知が必要ないため、うつ発症後でも加入しやすいこと。
デメリットは、保険料が引受基準緩和型よりもさらに高いこと。

SOMPOひまわり生命やアフラックほか、さまざまな保険会社が取り扱っている保険です。

うつ発症後でも加入できる保険は、総じて保険料が高いです。

うつになったからと焦って加入するのではなく、その保険料分のメリットを受けられるかどうかをしっかり考えて加入しましょう。

まとめ

まとめ

以上、「うつ病かも…悩めるフリーランスのうつ病対策&なった時の対処法」でした。

コロナ禍の影響もあり、現代ではうつ病はとても身近な病気となっています。

うつ病になってからでも入れる保険はあります。

しかしそれ以上に、そもそもうつ病にならないよう、日頃のこまめなストレス解消が何よりも大切です。

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