派遣エンジニアはやめとけってさんざん言われてる。
実際どうなの?
働いた人の体験談を知りたい。
このような疑問をもつ方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
エンジニア派遣は案件ガチャ、とはいうけど
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) August 15, 2022
経験豊富な人が、ホワイト企業に行けるかどうか?
のガチャのことをいう
実務未経験者が、経験積める企業に行けるかどうか?
のガチャではない
それ、もはや宝くじくらいの確率
履き違えないよう注意#駆け出しエンジニアとつながりたい
エンジニア派遣は案件ガチャ、とはいうけど
経験豊富な人が、ホワイト企業に行けるかどうか?
のガチャのことをいう実務未経験者が、経験積める企業に行けるかどうか?
のガチャではない
それ、もはや宝くじくらいの確率履き違えないよう注意
- エンジニア派遣の実態がわかり、後悔のない選択ができます。
エンジニア派遣はやめとけ!実際に働いた元派遣エンジニアの体験談
この記事を書いている僕は、エンジニア派遣の会社にて2年間働いた経験があります。
本記事はそんな元派遣エンジニアの僕が、リアルな体験談をまとめたものです。
- これから実務経験を積みたいと思ってる方
- エンジニア派遣への入社に迷っている方
ぜひ参考にし、後悔しない選択に役立てていただければと思います。
僕の結論:やめたほうがいい
本記事で言いたいことは、以下です。
これから実務経験を積みたい方は、エンジニア派遣はやめたほうがいい。
エンジニア派遣の会社は、人によって賛否わかれます。
実際いい思いができる人もいます。
しかしあくまで個人的にですが、エンジニア派遣会社はおすすめできせん。
実際に入社して、後悔している点も多いからです。
その理由を以下で後述します。
エンジニア派遣やって後悔している理由
エンジニア派遣を実際にやって、後悔している理由は以下です。
その①:騙された気分でモチベが上がらなかったから
その②:案件ガチャでハズレを引いたから
その③:残業が多かったから
それぞれ見ていきます。
その①:騙された気分でモチベが上がらなかったから
騙された気分でモチベが上がりませんでした。
どういうことかというと、まずその派遣会社の求人は以下のようなもの。
- 未経験でも大丈夫!レベルに合ったエンジニア業務が見つかります!
- エンジニアとしての第一歩を踏み出せます!
- 教育制度が充実!業務遂行しながら学べます!
- 高卒OK!Excel、Wordが使えれば大丈夫です!
そして面接に進むと、以下のように丸め込みます。
将来像とか、キャリアプランを教えて下さい。
はい、エンジニアとして開発の経験を積みたいです。
ゆくゆく大手企業で大規模プロジェクトに携わりたいです。
なるほど。
弊社で紹介できる業務や企業様は多いので、まずレベルに合ったエンジニア業務のご紹介は十分可能です。
あ、本当ですか?(嬉)
はい、なのでまず働きながら徐々にスキルアップしていくことが近道です。
〇〇さんのキャリア実現のために、こちらも最大限サポートしますので、一緒にがんばっていきましょう!
と、夢や目標をサポートする姿勢を見せます。
そして入社後は、エンジニアとはまったく関係ない業務を紹介されます。
いくら企業数が多くても、未経験でできるエンジニア業務はないからです。
僕も当時未経験だったので例外ではなく、騙された気分になり、モチベは上がりませんでした。
以前の記事、【騙された!】「SESならエンジニア経験を積める」は幻想ですも参考としてどうぞ。
その②:案件ガチャでハズレを引いたから
後悔している理由2つ目は、案件ガチャでハズレを引いたからです。
前述でも少し触れていますが、僕が紹介された仕事はいっさいエンジニアとは関係なかったです。
したがって2年間、エンジニア経験は積めませんでした。
結局、家で独学することを強いられました。
一般的に案件ガチャとは、経験豊富なエンジニアがホワイト企業に行けるかどうかのガチャです。
未経験がエンジニア経験積める企業に行けるかどうかは、ガチャどころか宝くじレベルの確率と考えた方がいいです。
その③:残業が多かったから
残業が多かったことも、後悔している理由のひとつです。
エンジニア派遣の会社に入社しても、エンジニア経験は積めません。
そのため結局、独学することを強いられました。
そのため1秒も早く家に帰り、プログラミングの勉強をしなければいけませんでした。
しかし残業が多く、1日で確保できる自分の時間はかなり限られました。
エンジニア派遣やっててよかったと思うこと
とはいえ、エンジニア派遣やっててよかったと思うこともあります。
以下の2点です。
その①:前職より給料は上がった
その②:大企業で働く経験ができた
その③:残業が多かったから
その①:前職より給料は上がった
給料が前職よりも大幅に上がりました。
これが唯一、2年間我慢できた理由といっても過言ではありません。
またエンジニア派遣の会社は総じて、サービス残業が少ないです。
つまり残業した分は、しっかり支給してくれる企業が大半です。
基本給も比較的高いため、正社員の方からは「俺らよりも稼いでいるんじゃ?」と噂されることも。
その②:大企業で働く経験ができた
派遣とはいえ、大企業で働けたのはよかったと思います。
僕自身、これまで地方の小さな企業でしか働いたことがなかったからです。
- SAPというシステムに触れることができたり
- 一つの部屋に100人を超える人数がいたり
- 他部署との連携や、業務フローを学べたり
- 普通に外国人とすれ違ったり
エンジニアとして必要かどうか微妙ですが、今となっては人生経験としてよかった思います。
その③:人脈が形成できた
よかったと思うこととして、人脈ができたことも挙げられます。
会社によると思いますが、正社員なら正社員どうし、派遣社員なら派遣社員どうしで仲良くなる傾向です。
そのため他の派遣会社の人は仲良くしてくれました。
他の派遣会社の情報が共有ができ、人脈になったのはよかったと思います。
未経験エンジニアが確実にIT業界に飛び込むには?
未経験の方が派遣会社に入社しても、IT業界に飛び込めません。
未経験エンジニアが確実にIT業界に飛び込むには、以下の方法が挙げられます。
その①:ポートフォリオや実績を作る
その②:スクールの転職保証・支援を活用する
それぞれ解説します。
その①:ポートフォリオや実績を作る
未経験エンジニアが確実にIT業界に飛び込むには、独学で実績やポートフォリオを作ることです。
耳にタコができるほど聞いていると思いますが、現段階でこれを超える方法はありません。
まずはプログラミングを学習し、ポートフォリオを作ること。
作ったらそれを武器に、片っ端から企業に応募して、数を打つことです。
個人的におすすめのIT転職エージェントを以下に記します。
- リクルートエージェント:案件数や知名度は業界トップ。未経験IT求人も多い。
- ウズカレIT:未経験からITエンジニアを目指す方の特化型就職サポートを提供。
- doda:使い勝手のよさに定評。案件数豊富で、IT求人も盛りだくさん。
またポートフォリオを武器に、実際に仕事をとるのも得策です。
納品できれば、紛れもなくプロとして仕事した実績になるからです。
その実績を狙うなら、クラウドワークスがおすすめです。
実績と評価が数字でカウントされ、目に見える形で公開されるからです。
その②:スクールの転職保証・支援を活用する
確実にIT業界に飛び込むには、プログラミングスクールの転職保証や支援を活用することです。
独学でポートフォリオや実績を作って面接するより、圧倒的に早くて確実だからです。
その分高額なお金がかかりますが、費用対効果は高いです。
個人的におすすめのプログラミングスクールを以下に記します。
- TechAcademy:規模や知名度は業界トップ。転職保証は32歳まで。
- TECH CAMP:転職保証に年齢制限なし。転職成功率も98%。
- ポテパンキャンプ:カリキュラムはWeb系、提携企業も自社開発がメイン。
まとめ
以上、元派遣エンジニアの体験談や、後悔した理由、未経験がIT業界に飛び込む方法についてご紹介しました。
未経験エンジニアの場合、派遣会社でなら経験を積めることは、まずないと考えて差し支えありません。
実務経験を欲してるなら、自力でポートフォリオを作ったり、プログラミングスクールの転職保証や支援を利用するほうが賢明です。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。