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せっかくエンジニアになれたのに、毎日辛い。
でも1年目だから辞めれない…どうしたらいいだろう?
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
【エンジニア1年目なら、辛いのは当然】
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) March 24, 2023
技術的にもまだまだ未熟でいろんなことができない
それが原因で人間関係にも響きがち
エンジニアは最初の1年目が鬼門
これを肝に銘じること
とはいえ不当な扱いを受けていたり、ブラック労働だったら、転職も考えよう#駆け出しエンジニアと繋がりたい
【エンジニア1年目なら、辛いのは当然】
技術的にもまだまだ未熟でいろんなことができない
それが原因で人間関係にも響きがち
エンジニアは最初の1年目が鬼門
これを肝に銘じることとはいえ不当な扱いを受けていたり、ブラック労働だったら、転職も考えよう
- 1年目のエンジニアが辛くなったときの対処法がわかります。
- 辞めたほうがいいケースとそうでないケースがわかり、決断後の後悔を避けられます。
【辞めるべき?】1年目のエンジニアが辛いと感じるのは当然です
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エンジニアとして1年目なら、辛いと感じるのは当然です。
「辛い」といって嘆いたり後悔するよりも、原因を突き詰め、正しい対策を行うことが大切です。
この記事では、1年目エンジニアが「辛い」と感じてしまう原因と対策を紹介します。
また辞めたほうがいいケースとそうでないケースをそれぞれ紹介しているので、後悔しない決断のためにお役立て下さい。
1年目のエンジニアが辛くなる理由
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1年目のエンジニアが「辛い」と感じてしまう理由は主に以下です。
その①:周りとのレベルの違いに劣等感を感じるから
その②:人間関係がよくないから
その③:スキルアップできないから
その④:思っていたよりも稼げないから
その⑤:思っていたよりも地味だから
それぞれご紹介します。
その①:周りとのレベルの違いに劣等感を感じるから
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「辛い」と感じる理由としてもっとも多いのがこちらです。
エンジニアのみならずどんな職業であっても、「周りに貢献したいし役立ちたい」と思うのは、誰しもが思うことです。
しかしエンジニアは専門職です。
自らの知識やスキルを活かして業務を行います。
なので周りとのレベルの差が顕著に現れる職業のため、「辛い」と感じてしまいます。
その②:人間関係がよくないから
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人間関係も、「辛い」と感じるよくある理由です。
とくにエンジニアは専門職なので、職人肌でクセやこだわりの強い人が多い傾向にあります。
合わない人に出会ってしまうと、当然「辛い」という心境になります。
以前の記事、たしかにエンジニアって、性格悪い人多いかも【理由&対策】も参考にそうぞ。
その③:スキルアップできないから
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「エンジニアとして企業に勤めれば、飛躍的にスキルアップできる」と、期待に胸を膨らませている方も多いでしょう。
しかし現場によっては、スキルアップできる業務にまったく携われないケースもあります。
この理想と現実のギャップに絶望し、かつ転職後だから後に引けない、やるせない心境で「辛い」と感じてしまいます。
その④:思っていたよりも稼げないから
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「エンジニアになって、年収ウン百万円!」といった広告を見て、エンジニアは大きく稼げるイメージをもっている方も多いでしょう。
たしかにエンジニアは、他の職種と比較して年収は高い傾向です。
とはいえ企業や職種にもよりますが、会社員エンジニアは広告ほどの年収は稼げません。
1年目のエンジニアであれば、なおさらです。
そのギャップに「辛い」と感じてしまう方もいるでしょう。
その⑤:思っていたよりも地味だから
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華やかなイメージに憧れてエンジニアになった方は、実際の作業の地味さに「辛い」と感じてしまいやすいです。
ひとえにIT企業といっても、キラキラしたオフィスはほんの一握りです。
また作業内容も同じことの繰り返しだったりと、地味なケースがほとんど。
初心者がイメージする「華やかさ」とは程遠いことから、辛いと感じてしまいます。
1年目エンジニアとして辛くなったときの対策
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1年目エンジニアとして「辛い」と感じてしまったときの対策は、以下のとおりです。
その①:業務に必要なスキルを習得する
その②:信頼できる周りの人に相談する
その③:上司に「やりたい仕事」を伝える
その④:「経験年数」のためにあと1~2年耐える
その⑤:転職する
それぞれご紹介します。
その①:業務に必要なスキルを習得する
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周りとのレベルの差で辛いと感じているなら、嘆く前に必死にスキルを習得しましょう。
正攻法ですが、やはりこれに越したことはありません。
スキルをつけて仕事ができるようになれば、
- スキルアップにつながる仕事を任せてもらえる
- 人間関係が改善する
など、あらゆる問題が解決します。
その②:信頼できる周りの人に相談する
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「辛い」と漠然とひとりで悩むより、周りの同僚や先輩に相談しましょう。
周りに話して共有すること・聞いてもらうことで、ストレスは大きく和らぐからです。
また、
- 自分では考えられなかったアドバイスをもらえる
- 相談相手が何らかの形で解決につなげてくれる
可能性があることもメリットです。
その③:上司に「やりたい仕事」を伝える
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仕事内容に「辛い」と感じているなら、直接上司に
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〇〇の部署に行きたいです!
〇〇の仕事がやってみたいです!
と、伝えてみましょう。
なにも言わないよりは改善する可能性が上がるうえ、言うのはタダです。
この場合サラッと伝えるのではなく、なるべく「真剣さ」を醸すことが大切です。
その④:「経験年数」のためにあと1~2年耐える
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経験年数のために、あと1~2年耐えるのも対策のひとつです。
エンジニアは、「実務経験2~3年でいっちょ前」のような雰囲気があるためです。
「経験年数よりも実力」という方もいるかもしれませんが、第一印象として実務経験年数の長さは重要な要素です。
とはいえムリのない程度に耐えましょう。
経験年数よりも、あなたの精神のほうがずっと大切です。
その⑤:転職する
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ある程度自分で行動し、対策しても改善しないなら、転職もひとつの選択肢になります。
状況を改善できる対策の中でも、もっとも手っ取り早い方法だからです。
どれだけ耐えても、どんな対策をしても、変わらない会社は変わりません。
早いうちに見切りをつけることは、もはや賢明な選択肢といえるでしょう。
エンジニアは1年目で転職しても大丈夫?
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エンジニアは1年目で転職しても、まったく問題ありません。
経験1年未満でも評価してくれる企業はあります。
また、いまの年収よりも高く提示して内定を獲得すれば、年収アップも可能です。
以前の記事、エンジニア経験1年で辞めるのは早い?【結論:早くない】でも触れていますので、ぜひご覧ください。
1年で転職した方がいいケース
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この章では、エンジニア1年目でもすぐに転職したほうがいいケースを以下のとおり紹介します。
その①:エンジニア業務を一切やらせてもらえない
その②:残業が多いのに残業代が出ない
その③:上司からの「中身のない長い説教」が多い
その①:エンジニア業務を一切やらせてもらえない
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エンジニア業務を一切やらせてもらえないケースです。
上司に相談しても解決しないなら、すぐに転職したほうがいいでしょう。
せっかくエンジニアとして転職したのに、どの会社でもできそうな雑務ばかりやっていても、時間がもったいないです。
その②:残業が多いのに残業代が出ない
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残業がやたら多いわりに、その分の残業代が出ないなら、辞めたほうがいいでしょう。
いくらやりたいことができていたり、スキルアップになる仕事であっても、やはり収入は大切。
我慢していても早かれ遅かれ、あなたの精神がだんだんすり減っていくことになるからです。
残業代の未払いが少しでも気になるなら、早めに見切りをつけてください。
その③:上司からの「中身のない長い説教」が多い
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もし上司から「中身のない長い説教」を日常的にされているのであれば、すぐにでも辞めたほうがいいでしょう。
それは説教というよりも、あなたの時間をいたずらに奪う「いじめ」に他ならないためです。
そもそも仕事において「説教」は不要です。
原因と対策さえ明確になり、再発防止ができればそれでOKです。
ムダな説教が上司がいる会社は「時間を大切にしない会社」ともいえます。
早めに見切りをつけたほうが、後悔を避けられます。
- リクルートエージェント:案件数・知名度はNo1。未経験に絞ってもIT求人は2万件超え。
- ウズカレIT:未経験からITエンジニアを目指す方の特化型就職サポートを提供。
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- ウズキャリIT:経験が浅い人向けの求人が豊富。独自のフィルタでブラック企業を徹底排除。
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1年で転職しない方がいいケース
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ここでは、エンジニア1年目で転職しないほうがいいケースを、以下のとおりご紹介します。
その①:スキルアップの余地がある
その②:辞めたあとのプランが決まっていない
その①:スキルアップの余地がある
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直近でスキルアップができそうな機会があるなら、辞めないほうがいいでしょう。
たとえば、以下のような感じです。
- 来月プロジェクトで、使ったことのない技術に触れられる
- 業務システムに、モダンなプラットフォームが導入される
実務の最大のメリットは、「経験」になること。
どうせ辞めるなら、積める経験はしっかり積んでから辞めたほういいでしょう。
その②:辞めたあとのプランが決まっていない
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いくら辛くても、辞めたあとのプランはある程度決めておいたほうがいいでしょう。
つまり、衝動的に逃げるように辞めるのは避けたほうがいい、ということです。
- なにがイヤで、なにを目的に辞めるのか
- 辞めたあと、どう行動するのか
これがある程度定まっていないうちは、転職はおすすめしません。
まとめ

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以上、1年目のエンジニアが「辛い」と感じてしまう原因や対策を紹介しました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 主な理由はレベルの差や人間関係、雑務が多いこと
- がんばってスキルを習得するのが正攻法
- 上司に伝えたり、転職することもひとつ
- 1年目でエンジニアを辞めてもとくに問題はない
- スキルにならなかったり、説教が長い場合は辞めるべき
- 積めそうな経験があったり、退職後のプランが決まってないなら辞めないほうがいい
1年目のエンジニアは、すぐに辞めたほうがいいケースもあれば、そうでないケースもあります。
- いまの自分の状況
- 「辛い」と感じる明確な理由
- これからやりたいこと・実現したいこと
を明確にし、後悔しない選択をしてほしいと思います。
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1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。