【辞めるべき?】1年目のエンジニアが辛いと感じるのは当然です

悩む人

せっかくエンジニアになれたのに、毎日辛い。
でも1年目だから辞めれない…どうしたらいいだろう?

とお悩みの方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

【エンジニア1年目なら、辛いのは当然】

技術的にもまだまだ未熟でいろんなことができない

それが原因で人間関係にも響きがち

エンジニアは最初の1年目が鬼門
これを肝に銘じること

とはいえ不当な扱いを受けていたり、ブラック労働だったら、転職も考えよう

この記事を読むメリット
  • 1年目のエンジニアが辛くなったときの対処法がわかります。
  • 辞めたほうがいいケースとそうでないケースがわかり、決断後の後悔を避けられます。
目次

【辞めるべき?】1年目のエンジニアが辛いと感じるのは当然です

【辞めるべき?】1年目のエンジニアが辛いと感じるのは当然です

エンジニアとして1年目なら、辛いと感じるのは当然です。

「辛い」といって嘆いたり後悔するよりも、原因を突き詰め、正しい対策を行うことが大切です。

この記事では、1年目エンジニアが「辛い」と感じてしまう原因と対策を紹介します。

また辞めたほうがいいケースとそうでないケースをそれぞれ紹介しているので、後悔しない決断のためにお役立て下さい。

1年目のエンジニアが辛くなる理由

1年目のエンジニアが辛くなる理由

1年目のエンジニアが「辛い」と感じてしまう理由は主に以下です。

その①:周りとのレベルの違いに劣等感を感じるから
その②:人間関係がよくないから
その③:スキルアップできないから
その④:思っていたよりも稼げないから
その⑤:思っていたよりも地味だから

それぞれご紹介します。

その①:周りとのレベルの違いに劣等感を感じるから

その①:周りとのレベルの違いに劣等感を感じるから

「辛い」と感じる理由としてもっとも多いのがこちらです。

エンジニアのみならずどんな職業であっても、「周りに貢献したいし役立ちたい」と思うのは、誰しもが思うことです。

しかしエンジニアは専門職です。

自らの知識やスキルを活かして業務を行います。

なので周りとのレベルの差が顕著に現れる職業のため、「辛い」と感じてしまいます。

その②:人間関係がよくないから

その②:人間関係がよくないから

人間関係も、「辛い」と感じるよくある理由です。

とくにエンジニアは専門職なので、職人肌でクセやこだわりの強い人が多い傾向にあります。

合わない人に出会ってしまうと、当然「辛い」という心境になります。

以前の記事、たしかにエンジニアって、性格悪い人多いかも【理由&対策】も参考にそうぞ。

その③:スキルアップできないから

その③:スキルアップできないから

「エンジニアとして企業に勤めれば、飛躍的にスキルアップできる」と、期待に胸を膨らませている方も多いでしょう。

しかし現場によっては、スキルアップできる業務にまったく携われないケースもあります。

この理想と現実のギャップに絶望し、かつ転職後だから後に引けない、やるせない心境で「辛い」と感じてしまいます。

その④:思っていたよりも稼げないから

その④:思っていたよりも稼げないから

「エンジニアになって、年収ウン百万円!」といった広告を見て、エンジニアは大きく稼げるイメージをもっている方も多いでしょう。

たしかにエンジニアは、他の職種と比較して年収は高い傾向です。

とはいえ企業や職種にもよりますが、会社員エンジニアは広告ほどの年収は稼げません
1年目のエンジニアであれば、なおさらです。

そのギャップに「辛い」と感じてしまう方もいるでしょう。

その⑤:思っていたよりも地味だから

その⑤:思っていたよりも地味だから

華やかなイメージに憧れてエンジニアになった方は、実際の作業の地味さに「辛い」と感じてしまいやすいです。

ひとえにIT企業といっても、キラキラしたオフィスはほんの一握りです。

また作業内容も同じことの繰り返しだったりと、地味なケースがほとんど。

初心者がイメージする「華やかさ」とは程遠いことから、辛いと感じてしまいます。

1年目エンジニアとして辛くなったときの対策

1年目エンジニアとして辛くなったときの対策

1年目エンジニアとして「辛い」と感じてしまったときの対策は、以下のとおりです。

その①:業務に必要なスキルを習得する
その②:信頼できる周りの人に相談する
その③:上司に「やりたい仕事」を伝える
その④:「経験年数」のためにあと1~2年耐える
その⑤:転職する

それぞれご紹介します。

その①:業務に必要なスキルを習得する

その①:業務に必要なスキルを習得する

周りとのレベルの差で辛いと感じているなら、嘆く前に必死にスキルを習得しましょう。

正攻法ですが、やはりこれに越したことはありません。

スキルをつけて仕事ができるようになれば、

  • スキルアップにつながる仕事を任せてもらえる
  • 人間関係が改善する

など、あらゆる問題が解決します。

その②:信頼できる周りの人に相談する

その②:信頼できる周りの人に相談する

「辛い」と漠然とひとりで悩むより、周りの同僚や先輩に相談しましょう。

周りに話して共有すること・聞いてもらうことで、ストレスは大きく和らぐからです。

また、

  • 自分では考えられなかったアドバイスをもらえる
  • 相談相手が何らかの形で解決につなげてくれる

可能性があることもメリットです。

その③:上司に「やりたい仕事」を伝える

その③:上司に「やりたい仕事」を伝える

仕事内容に「辛い」と感じているなら、直接上司に

主張する人

〇〇の部署に行きたいです!
〇〇の仕事がやってみたいです!

と、伝えてみましょう。

なにも言わないよりは改善する可能性が上がるうえ、言うのはタダです。

この場合サラッと伝えるのではなく、なるべく「真剣さ」を醸すことが大切です。

その④:「経験年数」のためにあと1~2年耐える

その④:「経験年数」のためにあと1~2年耐える

経験年数のために、あと1~2年耐えるのも対策のひとつです。

エンジニアは、「実務経験2~3年でいっちょ前」のような雰囲気があるためです。

「経験年数よりも実力」という方もいるかもしれませんが、第一印象として実務経験年数の長さは重要な要素です。

とはいえムリのない程度に耐えましょう。
経験年数よりも、あなたの精神のほうがずっと大切です。

その⑤:転職する

その⑤:転職する

ある程度自分で行動し、対策しても改善しないなら、転職もひとつの選択肢になります。

状況を改善できる対策の中でも、もっとも手っ取り早い方法だからです。

どれだけ耐えても、どんな対策をしても、変わらない会社は変わりません。

早いうちに見切りをつけることは、もはや賢明な選択肢といえるでしょう。

エンジニアは1年目で転職しても大丈夫?

エンジニアは1年目で転職しても大丈夫?

エンジニアは1年目で転職しても、まったく問題ありません

経験1年未満でも評価してくれる企業はあります。

また、いまの年収よりも高く提示して内定を獲得すれば、年収アップも可能です。

以前の記事、エンジニア経験1年で辞めるのは早い?【結論:早くない】でも触れていますので、ぜひご覧ください。

1年で転職した方がいいケース

1年で転職した方がいいケース

この章では、エンジニア1年目でもすぐに転職したほうがいいケースを以下のとおり紹介します。

その①:エンジニア業務を一切やらせてもらえない
その②:残業が多いのに残業代が出ない
その③:上司からの「中身のない長い説教」が多い

その①:エンジニア業務を一切やらせてもらえない

その①:エンジニア業務を一切やらせてもらえない

エンジニア業務を一切やらせてもらえないケースです。

上司に相談しても解決しないなら、すぐに転職したほうがいいでしょう。

せっかくエンジニアとして転職したのに、どの会社でもできそうな雑務ばかりやっていても、時間がもったいないです。

その②:残業が多いのに残業代が出ない

その②:残業が多いのに残業代が出ない

残業がやたら多いわりに、その分の残業代が出ないなら、辞めたほうがいいでしょう。

いくらやりたいことができていたり、スキルアップになる仕事であっても、やはり収入は大切。

我慢していても早かれ遅かれ、あなたの精神がだんだんすり減っていくことになるからです。

残業代の未払いが少しでも気になるなら、早めに見切りをつけてください。

その③:上司からの「中身のない長い説教」が多い

その③:上司からの「中身のない長い説教」が多い

もし上司から「中身のない長い説教」を日常的にされているのであれば、すぐにでも辞めたほうがいいでしょう。

それは説教というよりも、あなたの時間をいたずらに奪う「いじめ」に他ならないためです。

そもそも仕事において「説教」は不要です。
原因と対策さえ明確になり、再発防止ができればそれでOKです。

ムダな説教が上司がいる会社は「時間を大切にしない会社」ともいえます。

早めに見切りをつけたほうが、後悔を避けられます。

1年目の転職におすすめのエージェント
  • ウズカレIT:未経験からITエンジニアを目指す方の特化型就職サポートを提供。
  • ウズキャリIT:経験が浅い人向けの求人が豊富。独自のフィルタでブラック企業を徹底排除。

1年で転職しない方がいいケース

1年で転職しない方がいいケース

ここでは、エンジニア1年目で転職しないほうがいいケースを、以下のとおりご紹介します。

その①:スキルアップの余地がある
その②:辞めたあとのプランが決まっていない

その①:スキルアップの余地がある

その①:スキルアップの余地がある

直近でスキルアップができそうな機会があるなら、辞めないほうがいいでしょう。

たとえば、以下のような感じです。

  • 来月プロジェクトで、使ったことのない技術に触れられる
  • 業務システムに、モダンなプラットフォームが導入される

実務の最大のメリットは、「経験」になること。

どうせ辞めるなら、積める経験はしっかり積んでから辞めたほういいでしょう。

その②:辞めたあとのプランが決まっていない

その②:辞めたあとのプランが決まっていない

いくら辛くても、辞めたあとのプランはある程度決めておいたほうがいいでしょう。

つまり、衝動的に逃げるように辞めるのは避けたほうがいい、ということです。

  • なにがイヤで、なにを目的に辞めるのか
  • 辞めたあと、どう行動するのか

これがある程度定まっていないうちは、転職はおすすめしません。

まとめ

まとめ

以上、1年目のエンジニアが「辛い」と感じてしまう原因や対策を紹介しました。

記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

本記事のまとめ
  • 主な理由はレベルの差や人間関係、雑務が多いこと
  • がんばってスキルを習得するのが正攻法
  • 上司に伝えたり、転職することもひとつ
  • 1年目でエンジニアを辞めてもとくに問題はない
  • スキルにならなかったり、説教が長い場合は辞めるべき
  • 積めそうな経験があったり、退職後のプランが決まってないなら辞めないほうがいい

1年目のエンジニアは、すぐに辞めたほうがいいケースもあれば、そうでないケースもあります

  • いまの自分の状況
  • 「辛い」と感じる明確な理由
  • これからやりたいこと・実現したいこと

を明確にし、後悔しない選択をしてほしいと思います。

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