フリーランスが無収入になったらどうする?【稼ぐか楽しむの2択】

悩むフリーランス

案件が途切れて無収入になった。
いまは貯金を切り崩して生活してるけど、この先どうしたらいいだろう…?

と悩むフリーランスの方へ向けた記事になります。

本記事を書いている僕は、現役3年目のフリーランスです。

そんな僕の経験をもとに、無収入になったときの考え方や対策をまとめましたので、参考にして下さい。

フリーランスで無収入になったら
・稼ぐか
・楽しむか
どちらかにエネルギーを使おう

無収入=仕事がない=時間がある

その時間を思いっきり楽しんで、またがんばって稼げばOK

「どうしよう」と悩んでいるだけ、エネルギーのムダ使い

この記事を読むメリット
  • フリーランスの無収入状態から脱却できます。
  • 無収入による不安を和らげ、ドンとかまえることができます。
目次

フリーランスが無収入になったらどうする?【稼ぐか楽しむの2択】

フリーランスが無収入になったらどうする?【稼ぐか楽しむの2択】

タイトルどおりですが、本記事で言いたいことは以下のとおり。

フリーランスが無収入になったら、

  • 新たに稼ぐ
  • 仕事がない状態を楽しむ

の2択しかない。

「無収入で不安。どうしたらいいんだ…。」と悩むのは、エネルギーのムダ使いだからです。

そのエネルギーは、稼ぐか楽しむかの「行動」に使ったほうよっぽど有意義なのは間違いありません。

フリーランスが無収入になってしまう原因

フリーランスが無収入になってしまう原因

フリーランスが無収入に陥ってしまう原因は、大きく以下のとおり。

その①:ひとつのクライアントに依存してるから
その②:スキルや実力が足りていなかったから
その③:クライアント都合で発注が中止されたから

それぞれご紹介します。

その①:ひとつのクライアントに依存してるから

その①:ひとつのクライアントに依存してるから

ひとつのクライアントに依存していることが原因のひとつです。

シンプルに、そのクライアントからの依頼が途切れたら無収入になるからです。

案件が途切れるフリーランスほど、ひとつのクライアントに一点集中している傾向にあります。

その②:スキルや実力が足りていなかったから

その②:スキルや実力が足りていなかったから

スキルや実力が足りておらず、案件が途切れてしまうパターンです。

要は「クライアントが求めるクオリティで納品できない」ということ。

また「スキルや実力」には、以下も含まれます。

  • 納期を守っているか
  • 日頃のコミュニケーションがうまく取れているか

これが微妙だと、クライアントは別のフリーランスに発注するようになります。

つまりは実力主義。フリーランスのデメリットでもあります。

その③:クライアント都合で発注が中止されたから

その③:クライアント都合で発注が中止されたから

クライアント都合で、無収入になってしまうパターンもあります。

クライアント側にも当然、「都合」というものがあります。

予算的に発注が厳しくなったり、そもそも発注が不要になるなど。

一定期間続いた案件が、この先もずっと続く保証はありません

フリーランスが無収入で不安になる理由

フリーランスが無収入で不安になる理由

無収入になることで「不安」になってしまう理由は大きく以下です。

その①:貯金がジワジワと底をつくのが恐怖だから
その②:何かしてないと気が済まない性格だから

それぞれ見ていきます。

その①:貯金がジワジワと底をつくのが恐怖だから

その①:貯金がジワジワと底をつくのが恐怖だから

貯金の底がジワジワと迫ってくる恐怖が、不安の要因のひとつです。

とくに日本人は貯金気質のため、「貯金=精神安定剤」のように考えます。

そのため貯金を切り崩すことで、だんだん精神的に不安になってしまいます。

その②:何かしてないと気が済まない性格だから

その②:何かしてないと気が済まない性格だから

フリーランスの中には、「何かしてないと気が済まない性格」の方もいます。

「ヒマな時間があるなら、少しでも作業や仕事をしたい」と考えるストイックなタイプです。

たしかに人間は、「ヒマな時間が7時間以上続くと幸福感が薄れる」とも言われます。

ヒマで悶々と悩むよりも、何かしら行動したほうがいいでしょう。

フリーランスが無収入になったらやること7つ

フリーランスが無収入になったらやること7つ

無収入になってしまったら、悩むのではなく、行動あるのみです。

解決のための具体的な行動は、以下の7つです。

その①:クラウドソーシングで仕事を受注する
その②:フリーランスエージェントを活用する
その③:企業に直接営業を行う
その④:自分で何かしらのサービスを始める
その⑤:会社員やフリーターになる
その⑥:仕事がない状態を楽しむ
その⑦:絶対に自分を責めない

それぞれ解説します。

その①:クラウドソーシングで仕事を受注する

その①:クラウドソーシングで仕事を受注する

クラウドソーシングを活用して、仕事を探す方法です。

低単価の案件が目立ちますが、無収入で悩んでるよりは使ったほうがいいでしょう。
何かしら仕事をこなすことで、「実績」としてカウントされるためです。

また、新しく仕事を見つけるハードルはもっとも低いです。
無収入になる前より、いいクライアントに出会える可能性もあります。

筆者のおすすめは、ベタですがクラウドワークスです。
ある案件が途切れたり、時間に余裕ができたとき、利用しています。

その②:フリーランスエージェントを活用する

その②:フリーランスエージェントを活用する

フリーランスエージェントを活用して、仕事をする方法です。

面倒な営業を代行してもらえるうえ、仕事が途切れないようスケジューリングもしてもらえます。

また近年では、充実した福利厚生が受けられるエージェントも存在します。

実際に僕が利用して「良い」と思ったエージェントは以下のとおりです。

無収入の方におすすめのフリーランスエージェント

レバテックフリーランス:登録者数・知名度。案件数はNo1。担当者も丁寧で優しい。

MidWorks:会社員なみの福利厚生がウリ。案件数が多いので経験浅めの方にもおすすめ。

その③:企業に直接営業を行う

その③:企業に直接営業を行う

企業に直接営業して、仕事を獲得する方法です。

クラウドソーシングやフリーランスエージェントに比べ、受注の難易度はすこし上がります

しかし引かれる手数料がないので、高い報酬を得られるでしょう。

企業へ直接営業をする方法としては、以下が挙げられます。

企業への直接営業の手段
  • Indeedで「業務委託案件」を探す
  • Twitterなどの各種SNSでDMを送る
  • 企業のHPの問い合わせフォームから連絡する
  • YouTrustのようなマッチングサービスを利用する

その④:自分で何かしらのサービスを始める

その④:自分で何かしらのサービスを始める

自分で何かしらのサービスを始め、お金を稼ぐ方法です。

何かしらのサービスとは、たとえば以下のようなものです。

  • ブログで情報発信してアフィリエイト収入を稼ぐ
  • YouTubeで情報発信して広告収入を稼ぐ
  • 音声メディアで情報発信する
  • メルマガを配信する
  • 自身で何らかのWebアプリを開発する
  • せどりを始めてみる

このように、クライアントに頼らなくても稼ぐ方法はたくさんあります

クライアントワークに疲れているなら、挑戦してみる価値はあるでしょう。

その⑤:会社員やフリーターになる

その⑤:会社員やフリーターになる

会社員やフリーターとして復帰する方法です。

フリーランスとして一定期間、自発的にがんばってきた実績があれば、復帰はかんたんです。

会社員やフリーターになれば、よほどのことがない限り無収入になることはありません

ただ時間の自由や、人間関係からの開放はなくなる点はデメリットです。

以前の記事、会社員に戻るフリーランスってどう思われる?【←実績次第】でも紹介しています。

その⑥:仕事がない状態を楽しむ

その⑥:仕事がない状態を楽しむ

「仕事がない」ということは、そのぶん「時間がある」ということです。

どうせなら、その時間を思いっきり楽しむことがおすすめです。

旅行に行ったり、家の中でできる娯楽を楽しむのもいいでしょう。

いくら仕事がなくて不安でも、「収入がない」と不安になるのは、エネルギーのムダ使い

その負のエネルギーは、楽しむことに使ったほうがよっぽど有意義です。

その⑦:絶対に自分を責めない

その⑦:絶対に自分を責めない

無収入になっても、自分を責めてはいけません。

自分を責めると「自信」が減って、できることもできなくなるからです。

無収入になって自分を責めたくなったときこそ、自己肯定感を高めることが大切です。

無収入になって時間が余ったら、そのぶん思いっきり楽しんで、自分を癒すこと。

気が済んだら、またイチからがんばって稼げばOKです。

フリーランスがこれから無収入にならないための対策

フリーランスがこれから無収入にならないための対策

フリーランスとして、無収入状態を避けるための対策は以下のとおりです。

その①:複数のクライアントから仕事を受注する
その②:実績になる働き方をする

それぞれ見ていきましょう。

その①:複数のクライアントから仕事を受注する

その①:複数のクライアントから仕事を受注する

複数のクライアントから、仕事を受注するようにしましょう。

ひとつのクライアントから多額の報酬をもらっていても、その案件が中断されればとたんに無収入だからです。

つまり複数のクライアントから少しづつ報酬を得ているほうが、無収入のリスクは減らせます

基本的にフリーランスは、仕事の中断が起こりやすいことを覚えておきましょう。

その②:実績になる働き方をする

その②:実績になる働き方をする

これから無収入にならないためには、「実績になる働き方」にこだわることも大切です。

「実績」さえあれば、新たな仕事を取るのがかんたんになるからです。

要するに「実績」さえあれば、無収入状態に恐怖を感じなくなります

「実績になる働き方」とは、主に以下です。

実績になる働き方
  • ブログやYouTubeなどでコツコツ発信を積み上げる
  • 「実績使用OKの仕事」を探して受注する

いくら「実績にならない仕事」をがんばっても、もし案件が途切れたら、手元に何も残りません。

フリーランスなら、「実績になるかどうか」はしっかり吟味したほうがいいです。

その③:クライアントを大切にして信頼を築く

その③:クライアントを大切にして信頼を築く

無収入状態を避けるには、日頃からクライアントを大切にして、信頼を築くことが大切です。

どんなに時代が変わっても、「ビジネスは信頼で成り立つ」ことは変わりません。

フリーランス

どんなにまじめに仕事しても、切られるときは切られるし。

みたいな態度は、「必ず」相手に伝わります。

クライアントがお金を払ってくれる以上は、しっかり感謝しつつ、丁寧に対応しましょう

それが難しいなら、自分でサービスをやることです。

まとめ

まとめ

以上、フリーランスが無収入になったときの心構えや、原因などをご紹介してきました。

記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

本記事のまとめ
  • 無収入で悩む時間とエネルギーは、「稼ぐ」「楽しむ」のどちらかに使おう
  • 無収入の原因は、ひとつのクライアントへの依存や実力不足
  • 無収入になったら新たに仕事を取るか、自分でサービスをやること
  • 無収入のときこそ、自分の無力さを責めるようなことをしてはいけない
  • 日頃からクライアントとの強固な信頼を築いていくことが大切

無収入になるとジワジワ貯金が減っていくので、不安な気持ちになるのは仕方ありません。

しかしここで不安になったり、自分を責めたりするのは逆効果です。

無収入の原因はあなただけでなく、クライアント都合のケースもあります。

悩むことより、「稼ぐ」「楽しむ」などの行動に、そのエネルギーを使ったほうが有意義です。

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