気を使いすぎる人は嫌われる?むしろ迷惑になる理由を解説

気t使い魔

人に気を使いすぎて、疲れる。
なんでこんなに気を使ってしまうんだろう?
性格だし、直しようがないのかな。

と悩んでいる「気使い魔」の方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

僕はいわゆる「気遣い魔」なのですが、あんまいいことじゃないな、と最近思う

気遣いも一定レベルを超えると、むしろしばしば迷惑をかけたり、デメリットもあって

気遣いできるのはいいこと、とかって言われるけど実際そうでもない

「気を遣わず、自分の意見をズバッと言える人」の方が希少価値ある

この記事を読むメリット
  • 気使い魔になってしまう原因がわかります
  • 気使い魔を改善するための方法がわかります
  • 他人ともっと上手に付き合えるようになります
目次

気を使いすぎる人は「むしろ迷惑」になってしまう理由

気遣いしすぎると、時に「むしろ迷惑」になる話

他人にひたすら気を使って尽くしてしまう、いわゆる「気使い魔」。

とくにイヤな印象はないように思えますが、時として気使いは「むしろ迷惑」になります。

その理由は、主に以下の2つ。

理由①:相手が疲れるから
理由②:見返りを求めてしまうから

それぞれ解説します。

理由①:相手が疲れるから

理由①:相手が疲れるから

理由1つ目は、相手が疲れるからです。

人には返報性の原理があるので、「自分もなんか気を使わなきゃ」と感じるためです。

どんなに相手の仕事をラクにしようと気使っても、

どんなに相手の時短に繋がるようにと気使っても、

相手から「必ずしも感謝される」とは限りません。

むしろ、いわゆる「ありがた迷惑で終わる」場合もあります。

理由②:見返りを求めてしまうから

理由②:見返りを求めてしまうから

理由2つ目は、「見返りを求めてしまうから」です。

他人に気を使いまくる気使い魔は、以下のような心境になります。

気使い魔

「こんだけ気使ってるんだから、もっと優しくしてほしい。」
「嫌いにならないでほしい。」

これらは心の奥底で無意識レベルで感じていること

そのため、気使い魔の本人も自覚はなかったりします。

しかし見返りを求めるあまり、思い通りにならないとイライラして悩みやすくなります。

そうなると他人からも「何考えてるかわからない」などと思われ、むしろ距離を置かれることも。

気を使いすぎる人の共通点3つ

気遣いしすぎてしまう原因3つ

気を使いすぎてしまう人の共通点は、以下の3つがあります。

共通点①:嫌われたくない
共通点②:過去の体験がそうさせてる
共通点③:相手の心を深読みしすぎる

それぞれ解説します。

共通点①:嫌われたくない

原因①:嫌われたくないから

もっともよくある共通点が、「嫌われたくない」です。

とにかく嫌われること、陰口を言われることを極端に恐れています。

常に「相手にいい印象を持ってもらう」ことにこだわるので、相手から感謝の言葉(口だけでも)をもらえると、それが快楽となります。

そうして自分の意見を殺し、相手に気を使い続けます。

見方を変えると、「自分に自信がない」ことの表れともいえます。

共通点②:過去の体験がそうさせてる

原因②:過去の体験がそうさせてるから

「過去の体験がそうさせてる」のも、共通点のひとつです。

過去の体験とはさまざまな要素がありますが、具体的に以下のようなもの。

  • 育った家庭環境
  • 学生時代のできごと
  • 辛い失恋

気使い魔の方々は、過去にさまざまな失敗をし、痛い目をみている傾向にあります。

その原因を、「自分の意見を貫き、したいようにやってきた結果だ」と思いこんでいる方もいます。

または育った環境によって「人に気を使うことこそが美徳」みたいな精神が頭に刷り込まれている方もいるでしょう。

このような「過去の体験」も、気使いしすぎてしまう原因となっています。

共通点③:相手の心を深読みしすぎる

原因③:相手の心を深読みしすぎるから

3つ目の共通点が、相手の心を深読みしすぎること。

「自分の意見や発言、行動によって相手がどう思うか」を、いちいち考えてしまう傾向です。

何か言う前に、まず以下を勘ぐりします。

悩む人

〇〇を言うと多分〇〇って思われるよな…。
口ではあぁ言ってるけど、心の中では〇〇とか思ってるんだろうな…。

そのうえで、なるべく相手にいい印象を持ってもらうため、過剰に気を使ってしまいます。

気を使いすぎる人が心得ておくべきこと3つ

気遣いしすぎないための心得

気を使いすぎないための心得として、以下の3つがあります。

心得①:嫌われることを受け入れよう
心得②:自己チューになろう
心得③:他人は「自分と違う生き物」だと自覚しよう

それぞれ解説します。

心得①:嫌われることを受け入れよう

心得①:嫌われることを受け入れよう

気使いしすぎないための心得1つ目は、「嫌われることを受け入れよう」です。

よく言われることですが、素の自分を封じたお付き合いには、いずれ限界がきます。

それより「素の自分を受け入れてくれる人」をより大事にしたほうがいいです。

どうしても嫌われるのを受け入れられない方は、

  • 気を使うことでメリットはあるか
  • 相手に嫌われることでデメリットはあるか

以上2点を、考えてみてください。

相手に懸命に気を使っても、メリットはたかが知れています。

心得②:自己チューになろう

心得②:自己チューになろう

気使いしすぎないための心得2つ目は、「自己チューになろう」です。

自己チューという言葉に、いい印象を感じない方もいるでしょう。

しかし気使い魔の方にとっては、そのくらいが丁度いいです。

  • これは好き、これは嫌い
  • やりたい、やりたくない
  • 行きたい、行きたくない

みたいな感じで自己チューになって、自分の意見をハッキリ言い切ること。

大事なのはまず他人より、「自分がどうしたいか」です。

大体のケースにおいて、誰かが言い出さないと始まりません。

それに言い出しっぺはなんだかんだで感謝され、逆に好かれる傾向です。

心得③:他人は「自分と違う生き物」だと自覚しよう

心得③:他人は「自分と違う生き物」だと自覚しよう

心得3つ目は、「他人は『自分と違う生き物』だと自覚しよう」です。

他人に気を使うことの本質は、「他人に喜んでもらうこと」。

しかし気使いしても、相手は大して喜ばないケースがしばしばあります。

それでも苦し紛れの「ありがとう」はもらえるものの、内心は大して感謝されてない、なんてことも。

場合にもよりますが、気使いはあなたの価値観の押し付けでもあります。

その気使いは自分がされて嬉しくても、他人にとって必ずしも嬉しいとは限りません。

「他人は自分とは違う生き物だ」ということを自覚しましょう。

気を使うことは素晴らしい…とも限らない

気遣いは素晴らしい…と言いたいとこだけど

気を使うことによるデメリットや、相手に気を使わないための心得を紹介してきました。

気遣いができることは悪いことではありませんが、それが良いとも限りません。

いまや若い人をはじめ、気使いな人のほうが多いからです。

むしろ「他人に気を使わず、自信を持って自分の意見をズバッと言える人」の方が少ないので、希少価値が高いです

常に「上手な気使い」ができればいいですが、それは深く相手を理解してても難しいもの。

分かりあえない部分もかならず出てきては、不満も生まれがちです。

なので、人への気使いなんて「ごくごくたまに」くらいが丁度いいです。

まとめ:自分にいちばん気を使おう

まとめ:自分に1番気を遣おう

以上「気使いしすぎると、時に「むしろ迷惑」になる話」でした。

他人に気使いしすぎても、自分への利益はほとんどありません。

なので、自分に一番気を使ってあげましょう。

  • 自分に気を使って
  • 自分ファーストで
  • 自分に自信を持ち
  • 自己肯定感を向上させる

これらができると、「気使いすぎて疲れる」ことは自然と減っていくはずです。

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