挨拶返さない人って何なの?
人を選んで挨拶する先輩にイラッとする。
相手にしない方いいのはわかるけど、どうしても気になる。
とお悩みの方へ向けた記事になります。
実際僕も会社員時代、人を選んで挨拶をする先輩に消耗していた繊細さんでした。
ですが今ではそんな相手に出会っても、心を無にして遠い目で見ることができるようになりました。
なので、過去の自分にアドバイスするつもりで書いてます。
職場などで「挨拶返さない人」にイライラしている方は、参考にしてください。
- 挨拶しない人を「相手にしない」方法がわかります。
- 感情的になるのがどれだけムダかがわかります。
- いちいちイライラしないための術として、ひとつの参考になります。
挨拶を返さない人の心理
挨拶しない人の心理として、主に下記の4つが挙げられます。
その①:恥ずかしい
その②:プライドが高い
その③:やたら合理的
その④:ただ不機嫌
それぞれ見ていきます。
その①:恥ずかしい
「恥ずかしい」という心理から、挨拶に対して消極的な人は意外と多いです。
普通に話している分には明るいけれども、いざ挨拶の場面では急に声が小さくなり、ちょっと冷めた感じになってしまうのが特徴です。
恥ずかしいというよりかは、「がんばってる感を出したくない」といった方が適切かもしれません。
その②:プライドが高い
「プライドが高い」も、挨拶しない人の心理として挙げられます。
人を選んで挨拶する人に多いのがこのパターンです。
「自分より立場が下」と思っている人には、たとえ目があっても決して挨拶をしません。
一方、慕っている人や上の立場の人に対しては、積極的に自分から挨拶します。
「強い人には弱いけど、弱い人には強い」という、かなり嫌なタイプです。
その③:やたら合理的
「仕事さえミスなくきっちりやっていれば、別に挨拶なんて必要なくない?」
…と割り切ってるタイプの人に多い心理です。
社会人としての一般常識とかマナーよりも、仕事をいかに回すか。
そのための自分のエネルギーをどこに使うかにに重きを置くタイプです。
その④:ただ不機嫌
不機嫌も、挨拶をしない原因のひとつです。
不機嫌による症状も人それぞれですが、とりあえず「人と接したくない」という気持ちになっていることが大半です。
そのため「話しかけるなオーラ」を発している状況。
本人にとって元気に挨拶を返すなんてもってのほか、という感じの心境です。
以前の記事、【意外】不機嫌な人に「付き合う」のが、いちばん損ですよ【不機嫌は連鎖する】も参考にどうぞ。
挨拶を返してもらえないといちいちイライラする原因
挨拶を無視されるのは、決して気分がいいとは言えません。
しかしイライラする原因は、あなたの捉え方のせいでもあります。
あなたがイライラしてしまう原因は、大きく下記の2つです。
その①:自分が正しいと思っている
その②:精神的に余裕がない
それぞれ紹介します。
その①:自分が正しいと思っている
- 「挨拶はちゃんと、元気よくするべきだろう」
- 「挨拶されたら返す、それくらいは常識だろう」
みたいな「自分だけがもつ謎のものさし」を、他人にむりやり押し付けてないでしょうか。
人間は、他人をコントロールしたいがためにイライラします。
自分のものさしを押し付け、思い通りにならないからイライラするのです。
でも人はそう思いどおりにいかないし、変わることもありません。
その②:精神的に余裕がない
- 今の仕事が嫌いだ
- 人が嫌いだ
- 家族やパートナーとうまくいってない
- 金銭面に余裕がない
といったプライベートな悩みによって、精神的な余裕が消えていることも一つの原因です。
余裕が消えると、当然ストレスは溜まりやすくなります。
そのストレスが自分の中で消化できなくなれば、他人に八つ当たりする結果につながってしまいます。
挨拶返されないくらいでイライラするようでは、間違いなく心の余裕はこれっぽっちもない状態といえるでしょう。
挨拶を返さない人への対策と心構え
挨拶を無視された時に、考えるべき心構えとしては、下記のとおりです。
その①:他人は100%一生変えられない
その②:怒ってもメリットない。むしろ害
その③:目的に必要ない感情は捨てる
それぞれ解説します。
その①:他人は100%一生変えられない
まず何をしてもどうあがいても、相手は100%、一生変わらないことを心得てください。
つまり挨拶できないorしない人は、もうよほどのことがない限り、一生治りません。
周りのみんなは全く気にしてないように見えますが、治らないことを理解して諦めているだけです。
しかし、他人は変えられませんが、自分と未来なら変えられます。
なので「完全無視されても動じない自分」を目指し、自分自身の心の持ちようを改善する努力をした方が、コスパがいいです。
その②: 怒ってもメリットはなくむしろ害
挨拶を無視されてイライラしても、メリットがないことを心得ましょう。
無視されてイライラ
↓
相手に挨拶をむりやり強要する
↓
その結果、相手が仕方なく挨拶するようになる
↓
満足
このような結果を望んでいるとすれば、「ちょっと器が小さい」と言わざるを得ません。
それに実際このような結果になったとしても、お互いの気分は決していいものにはならないです。
要するにあなたが怒ることに、何のメリットもありません。
爆発しようが溜め込もうが、自分にとっても相手にとっても「害」でしかないのです。
なので、感情を無にすること。
無にするコツは、後述します。
その③: 目的に必要ない感情は捨てる
あなたの今日の目的は何でしょうか。
何事もなく仕事を終わらせ、定時で帰るなど、目的があるはずです。
なんとなーく続けている仕事でも、今日なすべきことが何かしらあるはずです。
その目的を達成するために、怒りとかイライラの感情って必要でしょうか?
おそらくないはずです。
なので、目的に必要ない感情は捨てましょう。
エネルギーのムダ使いになるだけです。
そのために大切になってくるのが、感情の動き出しに着目すること。
感情は小さく動き始めて徐々に大きくなり、どんどん歯止めがきかなくなります。
小さく感情が動いたらすぐ「あ、オレ、いま感情が動いたぞ」と、思うようにすること。
小さな動き始めで、すぐに対処するのが大事です。
まとめ
以上、「挨拶を返さない人の心理って?イライラしない方法も【かまうだけ損】」でした。
「怒る」ことには、かなりのエネルギー使うわりに、何の解決にも繋がりません。
貴重なエネルギーを必要なところに効率よく当てるため、挨拶を返さない人には一切かまわないようにすることです。
ロボットになったつもりで、感情を無にして対応しましょう。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。