悩む人やっぱり30代未経験からでは、エンジニア転職は無理なのかな。
新卒とか若い人には、敵わないよね。
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
30代未経験からエンジニア転職
— モリ｜Web系フリーランス (@MockRoll) November 1, 2022
難しいけど、決して無理ではない
若いほう有利なのは、べつにエンジニアに限らない
実際30～40代からエンジニア転職した事例もある
ハードル（理想）を下げて数を打てば、きっと転職できる#駆け出しエンジニアと繋がりたい #プログラミング初心者
30代未経験からエンジニア転職
難しいけど、決して無理ではない若いほう有利なのは、べつにエンジニアに限らない
実際30～40代からエンジニア転職した事例もあるハードル（理想）を下げて数を打てば、きっと転職できる
- 30代未経験でも、安心してエンジニア転職活動を行えます。
- 30代未経験なりの正しいエンジニア転職の対策がわかります。
【もう無理？】30代未経験でエンジニア転職するための方法
「せっかくエンジニアという働き方に興味をもったものの、もうすでに30代。」
「まして未経験では、エンジニア転職なんて無理だよ。」
こう悩む方は多いのではないでしょうか。
しかし、結論は以下のとおりです。
30代未経験からのエンジニア転職は、難しいが無理ではない。
本記事では、
- 30代未経験からのエンジニア転職が難しいと言われる理由
- 30代未経験からエンジニア転職を成功させるための方法
についてご紹介します。
「エンジニアを目指したはいいが、30代を過ぎてしまった」という方は、諦めずに参考にしてください。
30代未経験のエンジニア転職が難しい理由
30代未経験でエンジニア転職が難しいと言われる理由は以下です。
その①：スキルが同じなら若い人が採用されるから
その②：より高度なスキルや実績が求められるから
その③：体力や集中力が低下するから
その①：スキルが同じなら若い人が採用されるから
転職においては、スキルが同じなら、若い人が採用されるものです。
たとえば30代未経験と20代未経験なら、採用されやすいのは後者。
数あるIT求人の中でも、「30代未経験OK」という条件は見たことがありません。
とくに20代が中心の企業の場合、年上にあたる30代が入ると「年下先輩」の構図が生まれます。
そのため「扱いにくい」と、敬遠される傾向です。
その②：より高度なスキルや実績が求められるから
30代未経験でエンジニア転職が厳しい理由は、高度なスキルや実績が求められるからです。
IT業界では、20代ならポテンシャルで採用されることもあります。
しかし30代となると、より高度なスキルや実績が求められます。
企業が30代に求めるスキルとは、以下のようなものです。
- 実務でのプログラミング開発経験
- あるプロジェクトでのPM経験
- ビジネススキルやコミュニケーション能力
そのため30代で「未経験」となると、採用する理由がなくなってしまいます。
その③：体力や集中力が低下するから
体力や集中力が低下するのも、30代未経験でエンジニア転職が厳しい理由です。
エンジニアは座ってキーボードを叩くだけのラクな仕事に見えるかもしれません。
しかし頭脳労働のため、頭をフル回転させて仕事をしています。
なおかつ座りっぱなしもラクではないため、想像以上に体力仕事なのです。
そのためエンジニアには、体力や集中力も大切です。
そして30代は20代に比べ、体力や集中力が落ちることも事実です。
しかし30代未経験のエンジニア転職が無理ではない理由
ここまで、30代未経験でエンジニア転職が難しい理由をご紹介しました。
しかし、30代未経験のエンジニア転職は決して「無理」ではないのもまた事実です。
その理由は以下です。
その①：エンジニアは不足しているから
その②：ひとえにIT企業といってもピンキリだから
その③：若いほう有利なのはエンジニアに限らないから
その①：エンジニアは不足しているから
現代のIT業界では、エンジニア不足は深刻化しています。
エンジニアは増えつつあるものの、それ以上にIT需要が大きいのです。
つまり、需要に対して供給が追いついていない状況です。
そのため、いまや
- プログラミングの義務教育化
- プログラミング学習サイトの充実
- プログラミングスクールの充実
といった対策がとられています。
そのため、30代でもエンジニアになるチャンスはあります。
その②：ひとえにIT企業といってもピンキリだから
ひとえに「転職」とか「IT企業」といっても、ピンキリです。
おなじIT企業でも、
- 30代を積極的に採用している会社
- 年齢よりも技術や意欲を優先する会社
- オフィスは地味だけどモダンな技術を使う会社
など、種類はさまざまです。
また、たとえば平均年齢が40～50代の会社であれば、30代は「若い」部類になるでしょう。
IT企業が必ずしもすべて、30代おことわりとは限らないのです。
その③：若いほう有利なのはエンジニアに限らないから
「若いほうが有利」。
これは、エンジニアに限った話ではありません。
若い人は転職で有利になります。
歳をとるほど不利になります。
これはITに限らず、どの業種、職種にもいえることです。
エンジニアだけが特別、30代が無理とは限りません。
実際、30代未経験でIT業界に転職する人だっているのも事実です。
諦めればエンジニア転職への道は途絶える
30代未経験でエンジニア転職は難しいのは事実。
しかし、決して「無理」なわけではありません。
難しいといわれている中で、実際に30代未経験から転職成功している事例もあります。
中には、40代で転職に成功したという方もいます。
「もう30代だから…」と諦めるのは早計です。
諦めた地点で、エンジニア転職への道は途絶えます。
次章では、30代未経験からエンジニア転職するための対策をご紹介します。
30代未経験からエンジニア転職するための対策
30代未経験からエンジニア転職するための対策は、以下のとおりです。
その①：ビジネススキルやコミュニケーションスキルをアピールする
その②：ハードルを下げて数を打つ
その③：良質なポートフォリオを作ってアピールする
その④：副業などで実績を作ってアピールする
その⑤：スクールの転職保証を利用する
その①：ビジネススキルやコミュニケーションスキルをアピールする
30代未経験であれば、これまでのビジネススキルやコミュニケーションスキルをアピールしましょう。
30代はポテンシャルよりも、過去の経歴や実績で評価されます。
もし技術が足りなくても、これまでのビジネス経験やコミュニケーション能力で転職できる人も多いからです。
とくに面接の場では、「この人と働いたらおもしろそう！」と思ってもらうことが大切です。
30代は20代に比べ、社会人経験も豊富なので、くまなくアピールしましょう。
その②：ハードルを下げて数を打つ
30代未経験で転職するなら、ハードルを下げて数を打つことです。
以下のようにハードルを上げると、転職成功率は下がるからです。
- キラキラオフィスの会社じゃないとイヤ
- モダンな技術を使ったWeb系自社開発じゃないとイヤ
30代未経験でエンジニアになるなら、まずは実務を経験すること。
「わがままは言えない」と考えたほうがいいでしょう。
また、ひとつの企業に渾身の対策をするより、数を打つことが大切になります。
- リクルートエージェント：案件数・知名度はNo1。未経験に絞ってもIT求人は2万件超え。
- ウズカレIT：未経験からITエンジニアを目指す方の特化型就職サポートを提供。
- doda：使い勝手のよさに定評。案件数豊富で、IT求人も盛りだくさん。
その③：良質なポートフォリオを作ってアピールする
良質なポートフォリオで、やる気をアピールするのも対策のひとつです。
ひとつポートフォリオを作り切る技術と精神は、評価されるものがあるからです。
具体的にどんなポートフォリオがいいかは、【プログラミング】作りたいものが思い浮かばない原因と対処法もぜひ参考にしてください。
その④：副業などで実績を作ってアピールする
30代未経験で転職するなら、副業などで実績を作ってアピールするのも手です。
副業での実績が作れれば、紛れもない「プロとして仕事をした証拠」になるからです。
やる気だけでなく実力のアピールにもなります。
実力主義のエンジニア転職において、これに勝る方法はありません。
もし企業に転職をしたいなら、簡単な副業から始めてみるのもいいでしょう。
- クラウドワークス：クラウドソーシングでは案件数・登録者数No1。
レバテックフリーランス：フリーランスエージェントでは登録者数・知名度No1。
MidWorks：福利厚生に定評あり。マージン率完全公開でトラブルの少ないエージェント。
その⑤：スクールの転職保証を利用する
現代のプログラミングスクールには、「転職保証」があります。
転職保証とは、受講生のIT企業への転職を約束するサービスです。
30代未経験なら、これを利用するのもいいでしょう。
ただ転職先は強制的に、プログラミングスクールと提携している企業になります。
企業を選ぶことはほとんどできません。
しかし30代未経験に必要なのは、まず「エンジニアとして企業で働いた経験」。
まともに自力で転職を目指すよりも、現実的かつ確実といえます。
まとめ
以上、30代未経験はエンジニア転職が難しいと言われる理由、および転職するための対策をご紹介しました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- スキル同じなら30代よりも若い人が優遇されるうえ、体力や集中力も敵わない。
- しかしビジネススキルやコミュニケーションをアピールすれば、30代でも転職できる。
- あとはあまりハードルを上げすぎず、数を打つことで当たる。
- 諦めればそこで転職への道は途絶える。粘り強く挑戦あるのみ。
30代未経験は20代に比べて、エンジニア転職では不利になり、難しくなるのが現実。
しかし正しい対策と努力を重ねれば、決して無理ではありません。
諦める前に対策を見直し、30代でもエンジニア転職を成功させましょう。
1992年生まれ｜2020年10月フリーランスとして独立｜Web制作、SEOライティングを軸に活動中｜接客→生産管理→システム開発会社→現在｜モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上｜｜温泉、旅行、甘いものが好き。
