職場に仕事がやたら遅いエンジニアがいる。
原因はなに?
かといって指摘もしづらいし…。
どうしたらいい?
と、悩んでいる方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
仕事が遅いエンジニアに共通する特徴
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) March 2, 2022
・仕事の本質を理解してない
・1人で長時間悩み続ける
・100%の状態で初めて報告する
なので対策は、本質を伝えたり、こまめな声がけ
「遅い」と攻めるより、むしろちょっとした気遣い
仕事が遅い人でも強みはちゃんとある
いかに上手に引き出すかがカギ
仕事が遅いエンジニアに共通する特徴
・仕事の本質を理解してない
・1人で長時間悩み続ける
・100%の状態で初めて報告するなので対策は、本質を伝えたり、こまめな声がけ
「遅い」と攻めるより、むしろちょっとした気遣い仕事が遅い人でも強みはちゃんとある
いかに上手に引き出すかがカギ
- 仕事が遅いエンジニアに共通する特徴がわかります。
- 対処法がわかり、業務が円滑なものになります。
仕事がやたら遅いエンジニア。共通する特徴と対処法をご紹介。
周りに比べて仕事がやたらと遅いエンジニアは、会社に1人はいますよね。
仕方ないものの、時にはそれが仕事に影響が出てしまうこともあります。
仕事が遅いエンジニアは、どんなことに時間がかかってしまっているのでしょうか。
本記事では
- 仕事が遅いエンジニアに共通する特徴
- 対処法
をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
仕事が遅いエンジニアに共通する特徴3つ
仕事が遅いエンジニアに共通する特徴は、以下の3つです。
その①:仕事の本質を理解していない
その②:1人で長時間悩み続ける
その③:100%完璧にしてから報告する
その①:仕事の本質を理解していない
共通する特徴1つ目は、仕事の本質を理解していないです。
本質とは、以下のようなものです。
- この仕事を任せる理由は、〇〇
- この仕事をしてもらうことで、〇〇を達成したい
- で、最終的なゴールは、〇〇という形で納品すること
この本質を理解できてないと、仕事のスピードは遅くなります。
仕事の本質とは関係ない、細かくてどうでもいい部分にこだわるからです。
ちなみに細かくてどうでもいい部分とは、僕が見たことある例でいうと、
- 関数やクラス名にやたらと悩んでいる
- ソースコードの書き方に並々ならぬこだわりがある
などです。
これらは仕事の本質を理解できていないため起きる、自己満足です。
目的意識については以前の記事、勉強について。「手段を目的化」してない?も参考にどうぞ。
その②:1人で長時間悩み続ける
共通する特徴2つ目は、1人で長時間悩み続けるです。
仕事が遅いエンジニアは、1人で永遠に悩み続ける傾向です。
そうなってしまう理由は、極度の気遣いだからです。
質問して相手の時間を奪うことが、悪と思っています。
もっと具体的に言うと、自分で考えもせず質問していると思われるのがイヤなのです。
聞いてすぐ解決するレベルの質問では、聞くのも申し訳ない…。
となります。
そのため自分の力でなんとか限界まで粘ります。
挙げ句、時間がただ過ぎていきます。
心当たりのある方は、気遣いしすぎると、時に「むしろ迷惑」になる話もご覧ください。
その③:100%完璧にしてから報告する
共通する特徴3つ目は、100%完璧にしてから報告するです。
例えばAさんとBさんに、Excelでの100行の打ち込み作業を依頼しました。
仕事が早いのはどちらでしょうか。
- Aさん:10行やった後、いったん報告し確認を求める
- Bさん:100行すべてやった後、報告し確認を求める
答えは、Aさんです。
もしBさんが100行全て間違っていたら出戻りも激しくなるからです。
このように完璧にしてから報告するタイプの人は、逆に仕事が遅いです。
最初から完璧であればそれに越したことはありません。
しかし、大体のケースにおいてそうはいきません。
それだけでなく全く相談せず自分の解釈でやっちゃう人、のレッテルを貼られ、周りを不安にさせてしまいます。
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仕事が遅い人を「変える」のは、残念ながら不可能
仕事が遅い人に早くして下さいと言って改善するなら、別に苦労しません。
なんとか仕事のスピードを早くしてもらう方法ないかな
とお悩みの方も多いかと思います。
しかし残念ながら、他人を変えることは不可能です。
たとえギスギスすること覚悟で強く言ったとしても、本人が「自分ごと」と自覚しない限り、改善しません。
とはいえ、対処法はゼロではありません。
不可能なりにできる対策があります。
できる限りでの対処法は行い、少しでも改善につなげられるようにしましょう。
そのできる限りの対処法とはどんなもか、次章で解説します。
仕事が遅いエンジニアへの対処法3つ
仕事が遅いエンジニアへの対処法としては、以下の3つが挙げられます
その①:仕事の本質や目的を理解してもらう
その②:こまめに声をかけてあげる
その③:「できないことは素直に言う」よう伝える
それぞれ解説します。
その①:仕事の本質や目的を理解してもらう
対処法1つ目は、仕事の本質や目的を理解してもらうこと。
仕事の本質や目的が理解できてないと、関係ないところで時間を使うからです。
変なこだわりを持ったり余計な部分に時間を使ってしまう人は、性格もあるかもしれません。
しかしそれ以上に、仕事の本質や目的を理解していないことが圧倒的に多いです。
なので対策としては以下。
- この仕事を任せる理由は、〇〇
- この仕事をしてもらうことで、〇〇を達成したい
- で、最終的なゴールは、〇〇という形で納品すること
仕事の本質や目的を隅々まで共有し、かつ理解させること。
そのうえで具体的なスケジュールや納期を設定すること。
これで、何が必要で何が不要か、考えてくれるようになるはずです。
その②:こまめに声をかけてあげる
対処法2つ目は、こまめに声をかけてあげること。
声をかけると初めて、今悩んでいることを明かしてくれることが多々あるからです。
仕事が遅い人は、基本的に自分から声をかけるのが苦手です。
その人なりに悩んでいることがありつつも、
わざわざ状況を1から話すのも面倒だな。
そんな時間あったら少しでも自分で考えた方よさそう。
周りも忙しそうだし。
と、相手の時間を奪いたくない思考に陥っています。
こまめに声をかけてあげると相手はわからないことを話してくれます。
声のかけ方のポイントとしては以下です。
- NG:大丈夫ですか?
- OK:なんか困ってることないですか?
「大丈夫ですか?」って問いに威圧感を感じる。
「大丈夫です」としか言い返せない…。
という若者の意見もあるようです。
その③:「できないことは素直に言う」よう伝える
対処法3つ目は、できないことは素直に言うよう伝えること。
仕事が遅い人は仕事を断れず、1人で抱え込むからです。
人それぞれの性格もありますが、できないことをできないと言いづらい雰囲気も一つの原因。
なので対策として、以下を前もって伝えることが大切です。
- できないなら早めに言ってくれた方がありがたい
- わからないなら言ってもらった方が、時間の損失は小さくなる
仕事なので、できないは通用しない。
こういう意見もあるかと思います。
とはいえ、以下のような対策はできるはずです。
- 別の仕事をふる
- 別の人を当たる
「適材適所」という言葉もあるので、仕事が遅いと攻めてはいけません。
適度に気遣うことで、最大限のエネルギーを発揮してくれることもあります。
まとめ
以上、仕事が遅い人に共通する特徴と対策を紹介しました。
仕事が遅いエンジニアを変えるのは、本人が意識を変えない限り不可能です。
他人がどうこう言ったところで改善できません。
大切なのは仕事が遅いと攻めることではありません。
別の仕事をふるなり、その人の特性をいかにうまく使うかです。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。