【体験談】プログラミング完全独学でよかったこと&後悔してること

悩む人

プログラミングスクールって行ったほういいの?
独学でもできるのはわかるけど、じゃあスクールの意味ってなんなの?
独学やってるけど、向いてないかも。
やっぱ諦めてちゃんとスクール行こうかな。

といったお悩みを持った方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

プログラミングスクールいらない、独学で十分
について思ったこと

●スクール行った方いい人
プロゲート後、次の行動ができない
より早く習得したい

●独学の方いい人
プロゲート後、不慣れでもとりあえず成果物の開発に着手できそうorしている人

どちらも良し悪し
人によるってのが実際のところ

この記事を読むメリット
  • スクールと独学、それぞれのメリデメがわかります。
  • スクールと独学どっちがいいのか、後悔しない選択のために参考になります。
  • 完全独学した僕の経験談として、参考になります。
目次

【体験談】プログラミング完全独学でよかったこと&後悔してること

この記事を書いている僕は完全独学からシステム開発会社に就職し、現在フリーランスとして活動しています。

なので本記事は完全独学の僕なりの観点で書いています。

プログラミングスクールに行くかどうかで悩んでいる方はぜひひとつの参考にしてみてください。

スクールと独学、結局どっちがいいの?

スクールと独学、結局どっちがいいの?

結論ですが、人によります。

  • スクールに行った方いい人
  • 独学のほうがいい人

を、それぞれ僕が思う限り分けたので、解説します。

スクール行った方がいいのは、こんな人

スクール行った方がいいのは、こんな人

下記の方は、スクールに行くことをオススメします。

・まっさら状態、右も左もわからない人
・プロゲートおわって「プログラミング続けられそう!」と思ったけど、次なにしたらいいかわからない人

スクールに行ったほうが、より早く成長できるからです。

右も左もわからない人にとって「正しい努力の方向性」が得られるのは大きいです。

それに講師もいるので、技術の習得もスピーディー。

知識の偏りが生じがちな我流の独学より、ずっと効率がいいです。

オススメのプログラミングスクールは、ググれば出てくるので端折ります。
個人的には厚切りジェイソンが好きなので、今からスクールを選ぶならテックアカデミーにすると思います。

独学の方がいいのは、こんな人

独学の方がいいのは、こんな人

下記の方は、そのまま独学を続けた方がいいと思います。

・プロゲートおわって、既にポートフォリオ制作に励んでいる人

目的意識がはっきりもっていて、それの達成のために自ら前進できているからです。

エンジニアとして転職するためには、ポートフォリオを作ることが必要不可欠です。

それを理解したうえでポートフォリオ制作に励んでいるのでしょうから、そのまま続けることをオススメします。

自分なりにググりつつ、悩みながら取り組むことで、「問題解決能力」が身につきます。

プログラミング情報サイト「プログラミング副業の教科書」にて、僕が独学で現場に飛び込んだ話を掲載していただきました。

独学でも仕事で使えるレベルになれる?|現役プログラマーに聞いてみた

独学でよかったこと

独学でよかったこと

ぼくが独学でよかったと思っていることは、下記2つです。

その①:節約できた
その②:問題解決能力がついた

その①:節約できた

その①:節約できた

プログラミングスクールはどれを選んでも決して安いものではありません。

その分のお金が浮いたのは、結果的によかったと思っています。

僕は当時一応スクールに行くくらいのお金はありました。
しかし以下の理由から、独学を選択しました。

  • 自己投資の大切さを知らなかったから
  • ケチだったことから

その②:問題解決能力がついた

その②:問題解決能力がついた

自分で懸命に考えて、問題を解決しようとする力がついたのはよかったです。

完全未経験からの独学だったので、かなり苦労はしました。

一つのエラーを何日も解決できず、やり方を変えれば別のエラーが出る。
エラーの意味もちゃんと理解できず迷宮入り…。

しかしそれは「粘り強く解決のために考えて、悩み続けた時間」でした。
ある意味で、今の自分の力になっているのかなと思います。

また自力でエラーを解決してポートフォリオが完成したときの達成感も別格で、立ち上がって喜んでました。

独学で後悔してること

独学で後悔してること

僕が独学で後悔していることは、下記2つです。

その①:時間がかかった
その②:知識の欠落が目立った

それぞれ解説します。

その①:時間がかかった

その①:時間がかかった

何より、とにかく時間がかかったことに後悔しています。

完全独学だと、レールを探しながら暗中模索で勉強を進めることになります。

一方でスクールだと、既に敷いてもらったレールの上を進むことになります。

当然スクールの方が早いです。なので

  • 早い段階ですぐスクールに通ってれば、もう少し早く前進できてたのかな
  • 今ころもう少し先に進めてたのかな

などとたまに感じます。

お金はかかりますが、時間を買っていると考えれば安いと思います。

その②:知識の欠落が目立った

その②:知識の欠落が目立った

独学だと勉強の方向性が偏りがちなので、いざ現場に出た時に苦労することがあります。

僕の場合ポートフォリオ制作ばかり注力したので、環境構築やその他の周辺知識がわかりませんでした。

実際、システム開発会社に行って

先輩エンジニア

え、そんなことも知らないの?

みたいな目で見られました(DockerやAzure DevOpsあたりで)。

独学だと、自分の得たい知識ばかりに目が向きがちです。

そう考えると、スクールは幅広く、バランスよく、かつ確実に知識を付けられるので魅力的だなと思いました。

どっちにしても、一生勉強

どっちにしても、一生勉強

エンジニアに限った話ではないですが、その道で食べていくならスクールの知識では足りません。

スクールに行ったからといって、今後の仕事や案件がすべて完璧にはなりません。

要するに一生、勉強はつきまといます。

どんなに経験年数が長い凄腕エンジニアでも、お客さんから「これ作って」って言われて「ハイ了解です」と即答する人はいません。
まずは実装できそうか確認し、ググりながら試行錯誤しつつ、実装します。

「分からないからググる」という状況は、エンジニアとして食べていく以上は付きまといます。

独学で煮詰まっている方々、別にプログラミングを全て覚えなくても大丈夫です。

たとえば世の中の全ての料理のレシピを覚えるなんて、時間がいくらあっても足りません。
カレーを作りたいならカレーの作り方だけ学んで、作ればいい話です。

それと同じで、プログラミングもできることは果てしなくあります。
全てマスターなんてしようとすると時間がいくらあっても足りません。

なので「作りたいものに必要な機能だけ」学ぶ。
そんな姿勢でやっていきましょう。

まとめ

以上、【体験談】プログラミング完全独学でよかったこと&後悔してることでした。

スクールに行ったら行ったで、そこで得た知識が活かせる場面は出てきます。

逆に独学なら独学で、独学で得た根気強さが役に立つ場面も出てきます。

人には結果バイアスという心理もあります。
結果的に、自分自身がした決断は正しかったと思える日が来ます。

自分を信じて、早めに決断しましょう。
悩んでいる時間こそが一番の損失かもしれませんよ。


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