意味のないプログラミング独学ってなに?
どんな独学なら意味あるの?
とお考えのフリーランスの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
意味のないプログラミング独学の特徴
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) September 8, 2022
・目的が曖昧
・期限を設けてない
・ハードルが高すぎる
人は期限があることで、本気で動く
期限がない仕事や勉強になんて、身が入るわけない#駆け出しエンジニア #フリーランスと繋がりたい
意味のないプログラミング独学の特徴
・目的が曖昧
・期限を設けてない
・ハードルが高すぎる人は期限があることで、本気で動く
期限がない仕事や勉強になんて、身が入るわけない
- 意味のあるプログラミング学習ができるようになり、時間の損失を防げます。
- プログラミング学習において、挫折しない方法がわかります。
【危険】意味のないプログラミング独学をしてる人の特徴とは?
プログラミング独学してる人の中には、無意識で意味のない独学をしてしまっている人がいます。
意味のない独学をしていると、すぐに挫折につながります。
その結果としてネットなどで「独学は意味ない」などと言われてしまうものです。
本記事ではそのような人の特徴や、効果的な学習方法、また正しい挫折対策についてまとめています。
この記事を書いている僕は、独学でプログラミングを習得し、未経験からシステム開発会社に転職しました。
現在はフリーランスエンジニア兼ライターとして活動を始めて、2年目を迎えます。
そんな僕がこれまでの経験をもとに、過去の自分にアドバイスするつもりで書いています。
意味のないプログラミング学習で時間をムダにしないためにも、ぜひ参考にしてください。
意味ないプログラミング独学をしている人の特徴
意味ないプログラミング独学をしてしまっている人の特徴は以下です。
その①:目的意識をもっていない
その②:期限を設けていない
その③:ハードルが高すぎる
その①:目的意識をもっていない
目的意識をもたないプログラミング独学は、意味がありません。
プログラミングは、あくまで手段だからです。
- 〇〇みたいなアプリを作りたい!
- エンジニアになって、年収◯万円稼ぎたい!
- PC1台でどこでも働ける人になりたい!
みたいな目的を実現するために、プログラミングがあります。
以前の記事、プログラミングは勉強自体は、意味ないです【目的に意味がある】も参考にどうぞ。
その②:期限を設けていない
期限を設けていない独学も、大した意味をなしません。
期限がない=いつでも諦めたり、逃げられる状況だからです。
人は期限に迫られているからこそ、本気で動きます。
期限のない勉強や仕事など、身が入るわけがありません。
ましてやプログラミング学習など、なおさらです。
期限もなければ必須でもなく、優先度も高くないため、挫折まっしぐらです。
その③:ハードルが高すぎる
ハードルを高く設定した独学も、意味がないです。
実現できない可能性が高いからです。
またハードルが高すぎると、挫折まっしぐらだからです。
目標を高くもつこと自体に否定はしません。
しかしほどほどに現実的に考えないと挫折し、結果として「意味なかった」となる可能性があります。
効果的なプログラミングの独学の方法
効果的なプログラミングの独学の方法は、以下のとおりです。
その①:目的やゴールを明確にする
その②:なるべく動画で学ぶ
その③:ポートフォリオのコンセプトは問題解決
その④:情報収集は欠かさない
その①:目的やゴールを明確にする
効果的にプログラミング独学を行うなら、目的やゴールを明確にすることです。
目的やゴールを明確することで、学習が効率的になります。
実現に必要な知識やスキルだけを、厳選して学ぶようになるからです。
目的があやふやのまま学習するのは、設計図なしで建物を建てているようなものです。
途中で確実に方向性がブレます。
その結果、勉強すること自体が目的となってしまいます。
それではまさに意味のない勉強です。
まずは目的やゴールを定めましょう。
その②:なるべく動画で学ぶ
効果的なプログラミング独学のためには、なるべく動画で学ぶことです。
ネット記事や書籍を読むより、人の声を聞いたり映像を見るほうが、圧倒的に深く早く理解できるからです。
いまやドットインストールやPaizaラーニング、YouTubeなど動画で学習できる環境に恵まれています。
「テキストはなくならない」と主張する方もいますが、現代の主流は動画と音声。
とくに若い世代は、ちょっと美味しいお店を探すにもGoogleではなくYouTubeで検索するようです。
可能な部分は、躊躇なく動画を活用しましょう。
その③:ポートフォリオのコンセプトは問題解決
プログラミング独学をしているなら、ポートフォリオ作成は避けて通れません。
このポートフォリオは、「問題解決」をコンセプトに作りましょう。
そもそもプログラミングは、何かしらの問題を解決するためにやることだからです。
イメージは、以下のような感じです。
- 既存アプリの〇〇が不満だったので、〇〇機能を自作して問題を解決した。
- 現状で〇〇のようなアプリがなく不便だったので、自分で作って解決した。
具体例は以下です。
以下のようなことを面接で伝えられれば、強いです。
外食したものの忘備録が付けられるアプリは、現状で食べログくらいしかありません。
食べログは色んな人が見るため気を遣ってしまうことから、自分だけのメモ代わりに使うには不便だと感じました。なので行った飲食店や食べたものを、どこにも公開しない形で記録できるアプリを自作し、その不便を解消しました。
勉強のために家計簿や電卓を自作してもいいですが、ポートフォリオとしては微妙です。
すでに良質なものがたくさんあって、問題解決とは程遠いからです。
その④:情報収集は欠かさない
情報収集も、効果的なプログラミング独学方法の一環です。
独学では、学習内容が偏りがちになるからです。
僕自身も当時の独学で、ポートフォリオを完成させるための学習しか行っていませんでした。
そのため現場でDocker(ドッカー)やDevOps(デブオプス)という単語が通じませんでした。
なのでSNSやQiitaで、現場で使われる技術や単語を知っておきましょう。
YouTubeなどでエンジニア系インフルエンサーの発信をチェックし、近年のIT業界の傾向やトレンドを抑えておくのもいいでしょう。
プログラミング独学で挫折しないための対策
プログラミング独学においては、スキルアップ以上に、挫折対策に力を入れることが大切です。
ここで、プログラミング独学で挫折しないための対策を以下のとおり紹介します。
その①:期限を決めて宣言する
その②:ハードルは少しづつ上げる
その③:学習仲間を探す
その①:期限を決めて宣言する
期限を決めて厳選することは、プログラミング独学の挫折対策として有効です。
期限を設けない=いつでも逃げられる状況だからです。
人は期限に迫られるからこそ、本気になります。
期限のない勉強や仕事など、身が入るわけありません。
また、周りに宣言することも効果的です。
宣言すれば「実現できなかったらかっこ悪い」という心理になり、自分を追い込めるからです。
期限と宣言は、プログラミング独学において最低限必要といえます。
これくらいやらないと挫折し、それこそ時間の損失となります。
その②:ハードルは少しづつ上げる
挫折対策として、ハードルは少しづつ上げることを意識しましょう。
最初から高いハードルを設定すると、挫折の原因になるからです。
具体的には、以下のような低めの目標を設定しましょう。
- ポートフォリオは簡単で作りやすいものを複数つくる
- 就職先は小規模でいいから、まず「エンジニアとして働く」経験をする
ハイセンスでかっこいいポートフォリオを作りたくなる気持ちはわかります。
しかし簡単なものをたくさん作ったほうが、結果として上達は早いです。
ますは「動いた」という経験が大切です。
なにごとにも順序というものがあります。
挫折しないためにも、ハードルは小さく設定し、徐々に上げていくことをおすすめします。
その③:学習仲間を探す
挫折対策のためには、なるべく学習仲間を作ることが大切です。
苦労したことや、新たに学んだことなど…。
仲間と共有することでモチベーションの向上にもつながり、ストレス解消にもなります。
一人で孤独に独学を続けることに比べれば、雲泥の差です。
できる限り、学習仲間を見つけましょう。
プログラミングスクールも悪い選択肢ではない
独学派の人の中には、
「ウン十万円も賭けてられない」
「プログラミングスクールを使う人は情弱」
などという理由で、プログラミングスクールを毛嫌いする人もいます。
しかし独学にも、以下のようなデメリットはあります。
- 学習に時間がかかる
- 挫折率が高く、時間の損失になりやすい
独学でエラーに躓いた場合、解決までに時間がかかります。
数日~数週間で解決できないと、モチベも下がり、挫折につながります。
その点スクールなら講師に聞くことで、瞬時にエラーを解決でき、原因も明確にわかります。
そのため、圧倒的な学習時間の短縮が実現できます。
かの起業家である迫佑樹さんも、プログラミングスクール出身です。
以下の著書でも、プログラミングスクールを薦めています。
お金をかけないために独学するのもいいですが、時間軸で考えればスクールに軍配が上がることは事実としてあります。
1日も早くエンジニアとして転職し、経験を積みながらスクール費用を回収するのもいいかもしれません。
- TechAcademy:規模・知名度No1。転職保証はJava限定で32歳まで。
- TECH BOOST:挫折させないサポートが特徴。完全未経験向け。
- DMM WEBCAMP:かのDMMグループ。卒業後の即戦力にこだわる。
- ポテパンキャンプ:カリキュラムはWeb系、提携企業も自社開発がメイン。
まとめ
以上、意味ないプログラミング独学をしている人の特徴をはじめ、効果的な独学の方法、挫折対策などを紹介してきました。
内容をまとめると、以下のとおりです。
- 目的意識をもたず、期限を設けてない学習は意味ない
- 目的をもち、なるべく動画で学び、情報収集は欠かさないこと
- ハードルは最初から上げすぎず、徐々に上げる
独学でも正しく行えば、十分に意味があるものになります。
スクールのひとつの手段ですが、なるべく独学でエンジニア転職を実現できるよう、がんばってほしいと思います。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。