嫌われない人が自然と行っている5つのこと。

おれ、たぶん職場で嫌われてる。

自分の味方がいなくてつらい

「嫌われない人」っているよね。なんなんだろう。

とお悩みの方へ向けた記事になります。

結論ですが、「誰からも嫌われない」のは不可能です。とはいえ、そんな中でも「嫌われづらい人」は存在するもの。

「嫌われることで人生が好転する…」やら「嫌われる勇気を持たないとウンタラカンタラ…」といった言葉もありますが、それでもやっぱり、どちらかといえば「好かれたい」のが人間としては本望です。

そんな「嫌われづらい人」が、無意識にやっていることを5つまとめました。

出典:神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り|星 渉 (著)|KADOKAWA

目次

否定しない

まず嫌われづらい人は、どんな相手にも「否定」をしません。

人は誰しも、自分を否定されることを恐れているからです。そんな中で否定をすると、相手は精神的な「安心感」を損なってしまいます。

否定しないからといって、必ずしも相手の話を「受け入れる」必要はありません。「受け止めてあげる」姿勢が大切です。

「相手に対する安心感」があるからこそ、人は人に優しくなれるものです。

どんなことがあっても、絶対に相手を否定しない、という信念をもちましょう。

最後まで相手の話を聞く

相手の話をさえぎらず、最後まで聞くことで、相手は満足してくれます。

人間は自分の言いたいことを隅から隅まで全て吐き出し、空っぽな状態になって初めて、人の話を受け入れられるようになるからです。「バケツが空っぽになれば、よりたくさんの水を入れることができる」のと同じことです。

また同時に、最後まで話を聞いてあげることで相手は「話を聞いてもらえている」と感じるので、「安心感」と「自己重要感」を与えることができます。

だから人が話している時は、さえぎらずに最後まで聞きましょう。

「他に話したいことはないですか?」と聞きまくり、相手のバケツが空っぽになったら、次はあなたのターンです。

笑顔で反応する

言うまでもないですが、笑顔を絶やさない人は嫌われづらいです。

人間の感情は基本的に「目に見えるもの」で左右されるからです。

機嫌悪そうな人と笑顔の人、話かけやすいのは圧倒的に後者ですよね。人間は「何を目にするか」で感情がコロコロ変わります。当然、あなたがどんな表情をしているかで、相手の感情も変わります。

更に笑顔は、「安心感」をも与えてくれます。小さな赤ちゃんですら、笑顔にはいい反応をする、という研究もあるくらいです。

誰に対しても、笑顔で反応しましょう。

「好き」を連呼する

「好きを連呼」とは、「愛の告白」をしろということではありません。ピンポイントでその人に「好き」と伝えるのではありません。

一日のうちに「好き」という言葉を発する回数を増やしましょう、ということです。

具体的には、下記のように「多数」や「性格」、相手の「モノ」に対して、「好き」と伝える習慣を身につけましょう。

(例)
この部署のみんなのことが好きです。いい人ばかりなので。
公私ともに、関わる人みんな好きですね。僕はいい人に恵まれています。
〇〇さんの、これでもかってくらい準備を念入りに行う性格、好きですよ。
以前に話したことしっかり覚えててくれるところ、好きなんですよね。
今日のそのネクタイの柄、素敵ですね。僕も好きです。
その腕時計かっこいいですね。僕もそのデザイン好きです。センスありますね。

人間は間接的に「好き」と伝えられても、「好き」の主語を理解できない性質があるため「自分のことを好きなんだ」という勘違いを起こします。

また「好き」という言葉は、好意を伝えられるだけでなく、周りから「物事のいいところを見ようとしている、ポジティブな人」と思ってもらえます。

これを繰り返すことで「憎めない人」となり、周りに味方が増えていきます。

なので、一日にもっと「好き」という言葉を発しましょう。

明日会う人の「情報収集」を

好かれる人は、相手の情報を予習します。

明日会う予定の人間の情報を「予習する」習慣をつけましょう。それを踏まえて翌日に「〇〇さんは〇〇がお好きなようですもんね」といった話を出してあげましょう。

それを言われた相手は「自分のことを覚えていてくれた」と嬉しくなり、「自己重要感」が高まります。

ただ注意点として、その相手の情報は2つで十分です。2つ以上知ってても、それ以上は話さないようにしましょう。逆に「知られすぎていて怖い」となってしまいます。

それができるか否かで「信頼度」も劇的に変わります。今すぐ、明日会う相手の情報収集を行いましょう。

まとめ

  • 何があっても、絶対に否定はしない。
  • 相手の話をさえぎらない。相手のバケツを空っぽにする。
  • いつも誰にでも、笑顔を。それだけで相手の感情も変わる。
  • 間接的に「好き」を伝える。「好き」の回数を増やす。
  • 明日会う人の情報を前日に収集。翌日話す。2つまで。

以上「嫌われない人が自然と行っている5つのこと」でした。

冒頭でも述べたように「誰からも嫌われないことは不可能」ですが、ちょっとした心構えで、自分の味方を増やすことができます。

嫌われることを恐れすぎてもいけませんが、相手への配慮を欠かさないようにして、少しでも「嫌われづらい人」を目指していきしょう。おわりです。

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