エンジニアって、転職するのが当たり前なの?
転職したい気持ちもあるけど、そんなに転々として逆に不利にならないか不安。
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
現代において、エンジニアは転職が当たり前
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) March 27, 2023
・スキルアップ
・年収アップ
・労働環境の改良
などのメリットが得られるから
需要も高いので、スキルと経験さえあれば転職もわりとカンタン
とはいえ度を超えた転職回数は、逆に不利になるので注意#駆け出しエンジニアとつながりたい #転職活動
現代において、エンジニアは転職が当たり前
・スキルアップ
・年収アップ
・労働環境の改良
などのメリットが得られるから需要も高いので、スキルと経験さえあれば転職もわりとカンタン
とはいえ度を超えた転職回数は、逆に不利になるので注意
- 後悔しないエンジニア転職のコツがわかります。
- 現場を転々とするデメリットがわかり、失敗を防げます。
エンジニアは転職して当たり前だけど、繰り返せば不利になる
本記事で言いたいことは、タイトルのとおりです。
エンジニアはもはや、転職が当たり前。
しかし過度に繰り返すと、不利になります。
現代では、
- エンジニアは若いうちに転職するもの
- 環境を変えてキャリアアップしてナンボ
のような雰囲気があります。
ただこれらは間違いではありません。
エンジニアは転職したり、環境を変えることで、キャリアアップを図れます。
いちど勤めた職場にずっと居続けるエンジニアは、ごく稀といっていいでしょう。
エンジニアは転職が当たり前な理由
「エンジニアは転職が当たり前」とされている理由は、主に以下のとおり。
その①:自身のスキルを活かす働き方だから
その②:エンジニアは需要があるから
その③:よりよい労働環境で働けるから
その④:転職によってスキルアップを図れるから
その⑤:転職によって年収アップを図れるから
それぞれ解説します。
その①:自身のスキルを活かす働き方だから
エンジニアは「自身のスキル」を活かす働き方。
そのスキルは特定の会社だけでなく、どの企業やどんな環境でも幅広く活かせます。
高度なスキルが身につけばつくほど、エンジニアは選択肢が広がり、
労働環境が悪ければ、他の職場を選べばいいや。
といった心境になります。
そのため、エンジニアは転職するのが当たり前のようになっています。
その②:エンジニアは需要があるから
エンジニアの転職が当たり前の理由として、その需要の高さも挙げられます。
近年のIT業界は、深刻なエンジニア不足だからです。
需要の多さに対し、エンジニアの供給が追いついていません。
そのためエンジニアとしての一定のスキルと経験があれば、高確率で転職が成立します。
その③:よりよい労働環境で働けるから
よりよい労働環境で働けるようになることも、エンジニア転職が当たり前の理由です。
エンジニアはスキルと経験が積み上がることで、市場価値が上がります。
そうなることで、
- オフィスがキレイで雰囲気がいい
- 全体的な年齢層が若い
- 服装や出勤時間が自由
- 椅子やPCなどの道具にお金をかけている
といった、より好条件の企業で働けるようになります。
その④:転職によってスキルアップを図れるから
スキルアップが図れることも、エンジニアが当たり前に転職する理由です。
あらゆる現場での業務をこなすことで、自身の経験値になるからです。
自身のスキルシートに記載できる実績や経験が増えるほど、エンジニアとしての価値は高まります。
この背景から、
時間がもったいないから、マンネリしてきたらすぐに環境を変えよう
という、ストイックな方も一定数います。
その⑤:転職によって年収アップを図れるから
年収アップが図れることも、エンジニアが当たり前に転職する理由です。
たとえば面接で、いまの職場よりすこし高い年収を提示しても、とおりやすいからです。
近年はエンジニア不足の影響もあって、とくにエンジニア需要は高まっています。
より高い年収を目指し、転職を決断する人は少なくありません。
エンジニアでも転職回数が増えると不利になる理由
「エンジニア転職は当たり前」とはいえ、あまりに回数が増えれば、不利になります。
エンジニアに限った話ではありませんが、理由は主に以下のとおりです。
その①:「続かなそうな人」という第一印象をもたれるから
その②:「どこかしら問題がある人」というイメージにつながるから
それぞれ見ていきます。
その①:「続かなそうな人」という第一印象をもたれるから
転職の回数が増えるほど、どうしても印象は悪くなります。
企業の採用担当者の方から
経験はあるけど…続かなそうだな。
ウチに来ても、どうせまたすぐ辞めそう。
と思われるからです。
とくに注意したいのが、「期間」。
1~2ヶ月程度の短期退職を繰り返していると、転職において逆に不利になります。
その②:「どこかしら問題がある人」というイメージにつながるから
転職回数が増えるほど、
人付き合いが苦手とか…なんかしら問題があるんだろうな。
というイメージをもたれやすく、結果として不利になります。
とくにコミュニケーション能力は、現代のエンジニアにとって必要不可欠。
ここに問題ありと判断されると、転職成功率は大きく下がってしまいます。
エンジニア転職は何回くらいなら許容範囲?
エンジニアの転職回数の許容範囲は、ざっくり以下のとおりです。
20代 → 2~3回
30代 → 3~4回
40代 → 4~5回
50代 → 5~6回
上記を超えてくると、それ相応の転職理由を用意する必要が出てきます。
ある程度の転職は経験値として認められますが、回数によっては逆に不利になることを覚えておきましょう。
エンジニアとして有意義な転職を実現させるコツ
有意義で後悔のない転職を実現させるコツは、以下のとおりです。
その①:自己分析を徹底する
その②:日頃から「実績」にこだわる
その③:複数の転職エージェントを活用する
その①:自己分析を徹底する
自己分析は、失敗しない転職のために欠かせません。
自己分析を行い、
- どんな仕事がしたいか
- どんな働き方を実現したいか
- どんな条件のもとで働きたいか
- どんなことが得意なのか
- どの部分なら妥協できるか
といったことを明確にしましょう。
そうすることで、自分の理想の企業に出会える可能性が高まります。
逆に自己分析を怠っていると、自身が目指すべき場所が不明確になりやすいです。
その②:日頃から「実績」にこだわる
日頃から「実績」にこだわることも、有意義な転職を成功させるコツです。
アピールできる実績があるか否かで、転職成功率は大きく変わってくるからです。
そのため、日頃から
いまやってる仕事は、「実績」になるかな…。
スキルシートに、どういう記載ができるだろう。
面接とかで、どうアピールできるだろう。
などと、意識を向けておくことが大切です。
できる限り、実績にならなそうな仕事は誰かに任せるほうがいいでしょう。
その③:複数の転職エージェントを活用する
転職を考えているなら、転職エージェントを活用すると思います。
その転職エージェントは、複数活用するほうがいいでしょう。
シンプルに、比較できる求人数が増え、理想の企業に出会える可能性が上がるからです。
エージェントそれぞれに独自の求人を扱っているうえ、あらゆるエージェントの特典を受けることもできます。
多くの転職エージェントを活用し、しっかり比較検討することが大切です。
- リクルートエージェント:圧倒的な求人数が最大のウリ。未経験IT求人ですら2万件超え。
- ウズカレIT:未経験からITエンジニアを目指す方の特化型就職サポートを提供。
- doda:転職サイト・エージェント、同時利用が可能。情報収集目的にもおすすめ。
まとめ
以上、エンジニア転職が当たり前な理由や注意点について紹介してきました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 自身のスキルや需要の兼ね合いから、転職は当たり前のようになっている。
- 転職によって理想に近づけたり、年収アップを図れる。
- とはいえ度を超えた転職回数だと、逆に不利になる。
- 20代なら2~3回、30代なら3~4回程度なら許容範囲。
- 自己分析を行い、実績になる仕事を日々行うことで、理想の転職が実現できる。
エンジニアとして勤めているなら、どんどん環境を変えて、自分の理想の働き方を目指すのもひとつです。
ただ厨してほしいのは、スキルがあってこそ、どんどん環境を変えられるということ。
エンジニアという肩書きだけでなく、しっかりアピールできるスキルや経験を身につけ、理想の働き方を実現してほしいと思います。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。