
エンジニアの現実はやっぱり厳しいの?
初心者にはわからない、「よくない点」とかあれば知りたい。
とお悩みの方へ向けた記事になります。
以下の先日のツイートを深掘りする形でご紹介します。
未経験エンジニアが知るべき現実
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) October 29, 2022
・エンジニアでも高収入にならない
・転職成功後すぐ辞める人たくさんいる
例えば「YouTuberで年収◯億」
これ多分YouTuberというより、努力
あとレベルの差で、上司から精神ボコボコにされて辞める人は、SNSで報告とかしてない#駆け出しエンジニアと繋がりたい
未経験エンジニアが知るべき現実
・エンジニアでも高収入にならない
・転職成功後すぐ辞める人たくさんいる例えば「YouTuberで年収◯億」
これ多分YouTuberというより、努力あとレベルの差で、上司から精神ボコボコにされて辞める人は、SNSで報告とかしてない
- エンジニアになるにあたっての準備や心構えが万全になります。
- 現実を知ることで、「エンジニアになってから失敗」を未然に防げます。
【理想と違う…】未経験者がエンジニアになる前に知るべき現実


・エンジニアになって年収◯万円!
・この先ずっと食いっぱぐれないスキルが身につく!
など、世の中にはエンジニアのいい点ばかりがはびこっています。
プログラミングを始めたばかりの方、エンジニア経験がない方は、このようなエンジニアドリームに騙されがち。
本記事を書いている僕は以前、完全未経験から独学で、システム開発の会社に転職しました。
本記事では、そんな僕が実際に思ったエンジニアの現実をご紹介します。
未経験者ならエンジニアになる前にぜひ知っておくべき内容になります。
ぜひ参考にしてください。
エンジニアのよくない現実


よくないと思ったエンジニアの現実は、以下のとおりになります。
その①:高収入を稼ぐのは難しい
その②:入社できてもすぐ辞めることもある
その③:勉強を怠ると停滞する
その④:リモートワークができるか否かは微妙
その⑤:頭脳労働なので疲れる
その①:高収入を稼ぐのは難しい


よくない現実1つめは、「高収入を稼ぐのは難しい」です。
ネット上ではよく



エンジニアになって年収1000万円になりました!
といったことを発信する方がいます。
たしかにエンジニアは、他の職種と比べれば年収は少しばかり高め。
とはいえそこまで大きくは変わりません。
上記のような年収◯千万を狙う場合、以下のような努力が必要になります。
- 経験・技術・付加価値を身につけ相談される側を目指す
- フリーランスとして独立し、活動を続けて、信頼を築く
- GAFAはじめ、IT大手企業に転職し、成果を出す
たかだかエンジニアになっただけでは、年収は上がりません。
それ相応の努力が必要なので、年収アップだけでエンジニアを目指している方は注意です。
その②:入社できてもすぐ辞めることもある


ネット上ではよく、



未経験から独学3ヶ月で、IT企業に転職しました!
といった成功報告を目にします。
しかし未経験からエンジニアとして入社できても、すぐ辞める人もたくさんいます。
「未経験者が勉強する基本レベル」と「実際の現場で使っているレベル」に、大きな差があるからです。
まず未経験者レベルでは、現場で使われているコードが読めません。
したがってプログラムを書くこともできません。
そのような技術レベルの違いが原因で、いじわるな上司や先輩から攻撃されます。
その結果、半年ももたないといった感じです。
「すぐ辞めた」という報告はなかなかネットにありません。
そのため未経験の方には、イメージしにくい現実となっています。
以前の記事、うざいと思われがちなエンジニアの特徴とは?原因と対策も紹介も参考にどうぞ。
その③:勉強を怠ると停滞する


エンジニアになれば、この先ずっと食いっぱぐれないスキルが身につく!
これは、知識のアップデートや努力を怠らない人に限った話です。
エンジニアになっても、勉強を怠れば停滞します。
現代は変化の激しい時代です。
技術の入れ替わりやアップデートは頻繁に発生するからです。
エンジニアになったからといって、「この先安泰」と考えてはいけません。
- アップデートのたびに新技術に触れ、勉強してみる
- 必要に応じて、さまざまな言語に挑戦してみる
のように、エンジニアは都度、勉強を強いられます。
その④:リモートワークができるか否かは微妙





エンジニアになれば自宅で働ける!
と夢見ている方も多いと思います。
しかしリモートワークができるか否かは、完全に会社によります。
以下のような方々なら、リモートワーク可能です。
ニュースなどでもよく「新しい働き方」として取り上げられています。
- リモートワークを積極的に導入している会社のエンジニア社員
- フリーランスとして独立しているエンジニア
しかしこれらはIT企業の中でも、ほんの一部。
ろくにリモートワークを導入せず、



「やはり対面に勝る仕事はない」
「コロナが落ち着いてきたから、リモートワーク廃止」
といった対応をとる、レガシーなIT企業があることも事実です。
その⑤:頭脳労働なので疲れる


「エンジニアって、座ってPCをカタカタしいるだけで稼げるからラクそう」
こう思う人もいるでしょう。
しかし、ただボーっとカタカタしてるだけではありません。
常に頭をフル回転させつつ、わからないことに悩み、戦っているわけです。
それに座りっぱなしは、思いのほか体への負担が大きいです。
立ち仕事よりも寿命を縮めるという、医学的なデータもあります。
精神的にかかる披露は、肉体労働なみといっても過言ではありません。
エンジニアのいい現実


実際にエンジニアになって、いいと感じた現実は、以下のとおりです。
その①:論理的思考力が身につく
その②:副業や転職がしやすい
その③:フリーランスとして独立しやすい
その①:論理的思考力が身につく


エンジニアのいい現実1つめは、論理的思考力が身につきます。
プログラミングをすることで
- ロジックを段階に分けて考える
- ものごとを筋道立てて考える
- あらゆることに疑問をもつようになる
といった力が身につくからです。
論理的思考力はあらゆる場面で役に立つ、汎用的なスキル。
ビジネスマンには必須といってもいいでしょう。
その②:副業や転職がしやすい


エンジニアは副業や転職がしやすいです。
プログラミングスキルは今いる会社のみならず、さまざまな企業で使えるからです。
「年収が思ったより上がらない…」と悩んでいるなら、
- 副業をして年収を増やす
- 転職して年収アップを狙う
など、さまざまな対策を選べるのも、エンジニアの魅力です。
- クラウドワークス:クラウドソーシングでは案件数・登録者数No1。


レバテックフリーランス:フリーランスエージェントでは登録者数・知名度No1。


MidWorks:福利厚生に定評あり。マージン率完全公開でトラブルの少ないエージェント。


ITプロパートナーズ:読んで字の如しプロ向け。高単価な案件がズラリ。


その③:フリーランスとして独立しやすい


エンジニアのいい現実3つめは、フリーランスとして独立しやすいことです。
理由は2つあり、以下のとおりです。
- プログラミングは、フリーランスとして切り売りしやすいスキルだから
- プログラミングの仕事はたくさんあるから
プログラミングは企業に依存せず、どこでも通用するスキルです。
またIT需要も上昇傾向のため、仕事もたくさんあります。
加えて現代はエンジニア人材が不足しているため、独立すれば会社員以上の高収入も狙えます。
エンジニアなってから失敗しないための対策


エンジニアになってから失敗しないため、やるべき対策は以下です。
その①:「やっていて苦じゃないか」を意識する
その②:現場で使う技術をあらかじめ学習する
その③:質問力を磨いておく
その①:「やっていて苦じゃないか」を意識する


「プログラミングをやっていて、苦じゃないか」。
これを意識しましょう。
「楽しい!」と感じられる人は、なかなか少数派だからです。
それより、「苦じゃないか」を意識することです。
もし苦なら、別の職種にシフトするのが賢明です。
いくら高収入で将来性があっても、やはり苦痛では幸福度も低く、長く続きません。
具体的な見極めとしては、「自分で何か成果物を作っているとき」にどう感じるか、です。
チュートリアルで苦痛を感じる人はほとんどいないからです。
その②:現場で使う技術をあらかじめ学習する


エンジニアになってから失敗しないため、現場で使う技術をあらかじめ学習しましょう。
エンジニア転職の際、面接の段階で、
- どういう言語や技術を、どのように使っているのか
を、確認しておくといいでしょう。
やる気のアピールにもつながります。
ポイントは、あくまで「現場で使う技術」を学習すること。
現場で使わない基礎中の基礎などを学習しても、役に立ちません。
現場に出ると間違いなく、周りとのレベルの違いに圧倒されます。
かける迷惑を少しでも減らすため、対策しましょう。
その③:質問力を磨いておく


エンジニアになってから失敗しないためには、質問力を鍛えることも大切です。
上司や先輩に質問する前に、以下のポイントを明確にしてください。
- 何をしよう(作ろう、動かそう)として
- どんな環境で
- どういうことを試して
- どんな結果を得られて(得られなくて)
- 今どうしたいのか
- 参考にして試した参考書やウェブサイト
なるべく相手の時間を奪わない努力は、エンジニアに必要不可欠です。
以前の記事、エンジニアは「誰も教えてくれない」のが普通?←「普通」ではないでも紹介しています。
まとめ


以上、エンジニアになる前に知るべき、いい現実およびよくない現実、失敗しないための対策を紹介しました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 高収入はなかなか稼げない。
- エンジニア転職後が本当の戦い。ゴールではない。
- リモートワークも会社による。
- 副業、転職、独立に向いているのは事実。
- 適正や質問力は、あらかじめ見極めることが大切。
「エンジニアになればすべてうまくいく」みたいなのは幻想です。
相応の努力を継続しないと、ドリームのまま終わります。
あまり夢見すぎず現実を見て、堅実なエンジニア人生を歩んでいくことをおすすめします。





