【結局必要?】プログラミングスクールのいい現実、悪い現実

悩む人

プログラミングスクールを検討中。
でも必要ないとか、ムダっていう意見もある。
実際のところどんな感じ?
プログラミングスクールの現実って。

このようなお悩みを持った方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

プログラミングスクールの

わるい現実
フルリモートなら、仲間はできない
転職保証でどんな企業が紹介されるか読めない
転職できなきゃ100%返金、は基本ない
キラキラ自社開発へ行くのはムリ

いい現実
学習効率が上がり、時短になる
挫折の可能性が圧倒的に下がる

この記事を読むメリット
  • プログラミングスクールのいい現実と悪い現実が理解できます。
  • いい現実と悪い現実をすることで正しい選択ができ、失敗を避けれられます。
目次

【結局必要?】プログラミングスクールのいい現実、悪い現実

【結局必要?】プログラミングスクールのいい現実、悪い現実

スクールは必要ない。ムダ。
こういった意見から、なかなか決断できず悩んでいる方も多いでしょう。

結論、スクールが必要かどうかは、結局人によるとしかいえません。

膨大なお金と引き換えに、スクールを有意義に利用し、成果を出した人もいます。

一方、独学で膨大な時間を失ったものの、

独学した人

結果的に勉強になったし、独学でよかった!
スクールなんていらないじゃん!

と自己肯定してる人もいるからです。

とはいえスクールと独学、どちらが合ってるかはなかなかわからないものです。

そこでこの記事では、

  • プログラミングスクールのいい現実と悪い現実
  • 必要ないとか、ムダと言われる理由
  • 避けるべき悪質なスクールの特徴

などについてまとめています。

スクールが必要かどうかの判断基準として、ぜひ参考にしてください。

プログラミングスクールのいい現実

プログラミングスクールのいい現実

この章では、スクールのいい現実について見ていきます。

その①:学習時間を圧倒的に短縮できる
その②:挫折率を下げられる
その③:同じ目標をもった仲間ができる

その①:学習時間を圧倒的に短縮できる

その①:学習時間を圧倒的に短縮できる

スクールのいい現実として、学習時間は圧倒的に短縮できます。

講師が存在するため、わからないところを質問できるからです。

プログラミング学習でもっとも時間がかかるのは、エラーとの戦いです。

講師に聞けば、エラーはその場で解決でき、原因も明確にわかります。

一方独学だと聞く人がいないため、自分で調べなければなりません。
そのため挫折につながったり、解決できても原因があやふやです。

したがってスクールの利用は、学習時間短縮に大きく貢献します。

その②:挫折率を下げられる

その②:挫折率を下げられる

挫折率を下げられるのも、スクールのいい現実です。

挫折率が下がる理由は、高いお金を投資しているからです。

お金をかけずに始めた場合、挫折しても失うものはありません。
そのためモチベーションは長く続かない傾向にあります。

高いお金を投資していれば、以下のように損失回避の心理が働きます。

スクールに投資した人

ここで挫折したら、スクール代ムダになるからな…。

人は基本的に、なにごともお金をかけないと本気になれません。

その③:同じ目標をもった仲間ができる

その③:同じ目標をもった仲間ができる

スクールのいい現実として、同じ目標をもった仲間ができます。

同じスクールで同じ内容を勉強しているため、お互いを理解し合えるからです。

一人で学習するか、仲間と学習するか。
これによってプログラミングの進捗やモチベーションは大きく変わります。

そのプログラミング仲間を作るのに、スクールはうってつけといえます。

ただフルリモートのスクールの場合、仲間はできません

近年ではコロナの影響から、フルリモートで完結するスクールも増えてます。
「仲間が欲しい」という希望が強い方は、要注意です。

プログラミングスクールの悪い現実

プログラミングスクールの悪い現実

この章では、スクールの悪い現実について見ていきます。

その①:どんな企業が紹介されるか読めない
その②:「転職できなければ返金」は、基本ウソ
その③:キラキラ自社開発企業への転職は不可能

その①:どんな企業が紹介されるか読めない

その①:どんな企業が紹介されるか読めない

悪い現実1つ目は、どんな企業が紹介されるか読めないことです。

転職保証・支援がついている場合、そのスクールと提携している企業が紹介されます。
転職先は、その中から選ばなくてはなりません。

少なくとも、あなたが希望する企業ヘの転職を保証・支援はしてくれません。

つまり、どんな企業が紹介されるかは読めません。

  • 枯れた技術を使い続けている
  • 自分がやりたいことと、方向性が少しズレている
  • 上司や社内の雰囲気がやばい

このような企業に送り込まれる可能性もゼロではありません。

その②:「転職できなければ返金」は、基本ウソ

その②:「転職できなければ返金」は、基本ウソ

たまに「転職できなければ100%返金」と謳うスクールがあります。

しかしこれは、基本的にウソと考えて差し支えありません

返金には、かなり細かい条件が、複数設けられています
それにすべて該当していないと、返金されないことが大半です。

その条件も契約書に書いてあります。
しかし公的な文章なため、内容も非常に分かりづらくなっています。

プログラミングスクールも商売です。
払ったお金が返ってくることは、まずないと考えることです。

その③:キラキラ自社開発企業への転職は不可能

その③:キラキラ自社開発企業への転職は不可能

スクールを卒業しても、キラキラ自社開発企業へは行けません。

前述したように転職先は、スクールの提携企業から選ばれるからです。
その提携企業の中に、キラキラした自社開発企業はありません。

キラキラしている企業は、それなりの規模があることのあらわれです。

そのため

  • 豊富な実務経験
  • 学歴
  • 年齢

など、入社のハードルが高い傾向です。

エンジニアとして実務未経験では、入社は難しいです。
たとえスクールを卒業しても、実務未経験なことは変わりません。

キラキラ自社開発に行きたいなら、場所を選ばず、経験を積むことが先です。

プログラミングスクールがムダなどと言われる理由

プログラミングスクールがムダなどと言われる理由

「スクールはいらない、ムダ」といった意見があります。

なぜそういわれてしまうのか?
理由は大きく、以下のとおりです。

その①:卒業しても、100%転職できるとは限らないから
その②:学んだことが現場で活かせるとは限らないから
その③:独学のハードルが下がっているから

その①:卒業しても、100%転職できるとは限らないから

その①:卒業しても、100%転職できるとは限らないから

スクールを失業しても、100%転職できるとは限りません。

「スクールを利用する=受け身」
こう考える企業も一定数あるからです。

またスクールを利用しても、ポートフォリオは自分で作らなければなりません。
スクールで作った教材をポートフォリオにするのは、もってのほかです。

もし転職保証を受けているなら、転職自体はできるかもしれません。
しかし、理想どおりの企業に行ける可能性は極めて低いです。

スクール反対派

どうせ転職成功率変わらないなら、独学のほういいよね。

と考える人も多いため、ムダと言われます。

その②:学んだことが現場で活かせるとは限らないから

その②:学んだことが現場で活かせるとは限らないから

スクールで学んだことが、現場で必ず活かせるとは限りません。

たとえ即戦力を売りにしているスクールであっても、です。

たとえばラーメンの作り方を学んでも、お店によって味や具は異なります。
そのため、そもそもの作り方が異なるお店もあるでしょう。

それと同じでIT業界も、現場によって使われる技術や言語、環境は異なります。
まったく同じ環境で作業をしている企業は、ほぼありません。

スクールは、基礎の部分を、正しい方向で学習する場所です。
現場で使われる環境については、自ら学ぶ必要があります。

そのため、

スクール反対派

結局、自分で勉強しなきゃいけないんじゃん。
基礎だけなら独学で十分じゃない?

と考える人も出てきます。

その③:独学のハードルが下がっているから

その③:独学のハードルが下がっているから

現代では、プログラミングの独学のハードルが下がってきています。

学習サービスや教材など、環境が整ってきているからです。

代表的なものとして、以下のものがあります。

  • ドットインストール
  • Progate
  • Paiza
  • Qiita
  • YouTube

これらを駆使すれば、基礎の部分は十分におさえられるのが現実です。

こういった背景もあり、「スクールは必要ない」と言われます。

【後悔します】これは避けるべき!悪質なスクールの特徴

【後悔します】これは避けるべき!悪質なスクールの特徴

スクールを選ぶ際、選び方に不安がある方もいると思います。

その際は「いいスクールを選ぶよりも、悪質なスクールを避ける」イメージをもつといいでしょう。

この章では、悪質なスクールの特徴を以下のとおりご紹介します。

その①:エンジニア講師についての記載がない
その②:公式サイトでも、学習内容がわかりづらい
その③:費用に関する記載がわかりづらい

その①:エンジニア講師についての記載があやふや

その①:エンジニア講師についての記載があやふや

公式サイトなどで、講師について記載があやふやなスクールは避けましょう。

スクールの講師の質は、スクールにおいて重要だからです。
もはや、その講師に投資しているといっても過言ではありません。

スクールのネガティブな評判によくあるのが、講師の質です。
具体的には、以下のようなものです。

スクール経験者

現代の技術に精通していない「元エンジニア」だった。
本当に経験があるのかすら疑わしい、大学生のような講師だった。

そのため、エンジニア講師についての記載は、とことん疑いましょう。

  • 現役エンジニアかどうか
  • どんな基準で選ばれている講師なのか

「経験豊富なエンジニア」とあっても、それは数年前の経験かもしれません。

その②:公式サイトでも、学習内容がわかりづらい

その②:公式サイトでも、学習内容がわかりづらい

学習内容についての記載がわかりづらいスクールも、避けるべきです。

スクールの学習内容も、ネガティブな評判で多く目にするからです。

具体的には以下のようなものです。

スクール経験者

ネットで調べればわかるような内容ばかりだった。
ほんとに薄い基礎の基礎しかやらないので、安い理由に納得した。

ひどい例だと以前、Progateの教材をそのまま使い、炎上したスクールもあったようです。

そのため公式サイトなどで、学習内容についての記載を確認しましょう。
その記載がない、もしくはわかりづらかったり、あやふやであれば要注意です。

その③:費用に関する記載がわかりづらい

その③:費用に関する記載がわかりづらい

費用に関する記載がわかりづらいスクールも、避けたほうがいいでしょう。

スクールのネガティブな評判には、料金に関することも多いです。

スクール経験者

内容のわりには、ずいぶん料金設定が高いなと思った。
転職後の後払いシステムだったけど、冷静に考えてボッタクリ。

対策としては、スクールの相場を理解しておくことです。
そして、追加費用についての記述がないかもしっかり事前に確認しましょう。

また、スクールの「返金」は基本的にウソと心得ましょう。

細かな条件がいくつもあって、ぜんぶ当てはまらないと返金されない。
といったことが契約書に、たいへん分かりづらく書かれていることが大半です。

上記すべてクリアしている優良プログラミングスクール

上記すべてクリアしている優良プログラミングスクール

前述にて、避けるべきスクールの特徴をご紹介しました。

この章では、それらをクリアしている良質なスクールを紹介します。

TechAcademy(テックアカデミー)

2.TechAcademy(テックアカデミー)
(引用:TechAcademy公式サイト)
TechAcademy(テックアカデミー)の特徴
  • 講師は現役エンジニアによるマンツーマン。
  • 転職保証コースは32歳まで利用できる。

TechAcademyは、キラメックス株式会社が運営するスクールです。

選べるプログラミング言語の種類が豊富で、カリキュラム内容もわかりやすく明記されてます。

講師も現役エンジニアで、評判を見ていても室の高さが目立ちます。

転職保証の年齢制限は、ほとんどのスクールが、30歳未満です。
しかしTechAcademyでは、32歳まで受けることが可能です。

デメリットは、転職保証を受けた場合「言語はJAVAに限定される」点です。
JAVAを学びたいならいいですが、そうでない方は要注意です。

>>公式サイトはこちら

運営会社キラメックス株式会社
学べる言語HTML/CSS
JavaScript
Ruby
PHP
JAVA
Python
など
受講形式(オンラインor通学)オンライン
サポート対応時間毎日15:00〜23:00
転職支援あり
転職保証(条件)・年齢が20歳以上32歳以下であること
・東京での勤務が可能なこと
・プログラミング言語はJAVAであること
・全てのカリキュラムを終了し、課題に合格していること
ほか
開発・ポートフォリオ作成あり
無料カウンセリングあり

TECHBOOST(テックブースト)

(引用:TECH BOOST公式サイト)
TECHBOOST(テックブースト)の特徴
  • 最短期間でのエンジニア転職に注力
  • 挫折しないためのサポート体制に定評あり

TECHBOOST(テックブースト)は受講期間が3、6、12ヶ月から選ぶことができます。

  • 最短でエンジニア転職を目指したい
  • より高い年収を狙ってじっくり学習したい

など、自分の希望やスタイルに合わせた受講が可能です。

またTECHBOOST(テックブースト)は、挫折対策にも注力しています。

ひとりひとりに質の高いメンターがつき、学習の進捗管理や、モチベーションをサポートしてくれます。

>>公式サイトはこちら

運営会社株式会社Branding Engineer
学べる言語HTML/CSS
JavaScript
Ruby
PHP
JAVA
Python
など
受講形式(オンラインor通学)どちらでも可
サポート対応時間平日10:00~22:00
土日13:00~19:00
転職支援あり
転職保証(条件)なし
開発・ポートフォリオ作成あり
無料カウンセリングあり

結局、プログラミングスクールは利用するべき?

結局、プログラミングスクールは利用するべき?

記事冒頭の繰り返しになりますが、利用すべきかどうかは人によります。

具体的に分けると、以下のようになります。

スクールを利用したほうがいい人
  • とにかく学習を効率的に、時短したい人
  • 最初の一歩に弱く、何から始めたらいいかわからない人
  • 独学を始めたものの、2度以上挫折している人
独学したほうがいい人
  • プログラミングの目的が明確な人
  • 趣味感覚て、楽しみつつ独学できている人

スクールと独学、それぞれにメリットがあります。

お金をかけるか、時間をかけるか。
どちらに重きを置くか、また価値観も人それぞれです。

それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身で後悔のない選択をしてください。

まとめ

まとめ

以上、スクールのいい現実と悪い現実、ムダといわれる理由、悪質スクールの特徴などについてご紹介しました。

実際、プログラミングは独学でも習得は可能です。
しかしとにかく時間はかかり、モチベーション維持も困難なのが現実です。

スクールの悪い現実にも目を向け、うまく選んで利用し、エンジニア転職を成功させましょう。

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