文系プログラミング向いてないは嘘。理系と戦っていくための対策!

悩む人

プログラミングって難しい…。
やっぱり文系には向いていないのかも。
仮にエンジニアになれたとして、ゴリゴリの理系の人と戦っていけるのかな?

とお悩みの、文系の駆け出しエンジニアの方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

「文系はプログラミング向いてない」は、単なるイメージ

文系でも活躍中のエンジニアはいる
逆に理系でプログラミング苦手な人もいる

文系・理系は、あくまでざっくりした分類
プログラミングできるか否か分かれるほど単純じゃないと思う

この記事を読むメリット
  • 文系でもエンジニアになれることがわかります。
  • エンジニアとして理系とも戦え、勝てるようになります。
目次

文系プログラミング向いてないは嘘。理系と戦っていくための対策!

「文系はプログラミングに向いてない」は嘘です

まず、本記事で言いたいことは、以下のとおりです。

「文系はプログラミングに向いてない」
「プログラミングは、理系の人のほうが向いている」
これらは嘘であり、思い込みです。

文系でもプログラミングは習得できます。
実際のところ文系出身のプログラマーもたくさんいます

本記事を書いている僕もゴリゴリの文系ですが、未経験から独学でエンジニアとして転職しました。

プログラミングの習得に他人より時間がかかっていたこともあって、理系の人を羨んだり、「自分は向いてないかも」という不安になる気持ちは痛いほどわかります。

そんな僕の経験や観点から執筆していますので、ぜひ参考にしてください。

そもそもプログラミングって何をする?

そもそもプログラミングって何をする?

プログラミングとは一言でいうと、「コンピューターへの命令文を書く仕事」です。

「コンピューターへの命令文」とは、いわゆるプログラミングコードのことを指します。

つまり「コンピューターにさせたい処理を、プログラミングコードに落とし込む作業」こそが、プログラミングといえます。

ひとことでプログラミングといってもいろんな言語があります。
しかし特性や記述法が異なるだけで、できることはどれもほとんど同じと考えて差し支えありません。

プログラミングができればコンピューターでじつにいろんなものが作れます。
具体的に以下のようなものです。

  • Webサイト
  • Webアプリケーション
  • ゲーム
  • AI(人工知能)
  • その他

また、プログラミングのコードはすべて英語です。
プログラミングに頻出する英単語は、習得しておいたほうがいいでしょう。

プログラミングに必要なものは2つ

プログラミングに必要なものは2つ

プログラミングは英語や記号の羅列なので、一見で「あ、ムリ」と感じる方もいるでしょう。

しかしプログラミングは特別な才能や経歴は不要で、必要なのは以下2つです。

プログラミングに必要なもの
  • 最低限の論理的思考力
  • 慣れ

最低限、プログラミングをするうえでは論理的思考力が必要になります。

プログラミングはものごとを整理し、矛盾なく考えなければなりません。
とはいえそれほどハイレベルな思考は不要で、最低限、筋道立てて考える力があれば大丈夫です。

あとは「慣れ」も重要な要素です。

プログラミングはどんな方であっても、習得までには時間がかかります

すぐに「向いてない」とやめず、地道にアウトプット中心の勉強を繰り返し、慣れていくことが大切です。

文系でもプログラミングができる理由

文系でもプログラミングができる理由

文系でもプログラミングができる理由は、大きく以下2つです。

その①:文系か理系かで決まるものではないから
その②:現代ではITエンジニアが不足しているから

それぞれご紹介します。

その①:文系か理系かで決まるものではないから

その①:文系か理系かで決まるものではないから

プログラミングができるか否かは、文系か理系かで決まるほど単純ではありません。

たとえば「接客業は文系でないとできない」とは限りません
理系でも接客業をやっている人もいます。

実際、文系でプログラマーをやっている方も大勢います。
さらに「理系出身だけどプログラミングは苦手」という方もいます。

文系・理系とは、あくまで大まかな分類にすぎません。

プログラミングができるできないは、文系か理系かは関係ないでしょう。

その②:現代ではITエンジニアが不足しているから

その②:現代ではITエンジニアが不足しているから

文系がエンジニアになれる理由として、ITエンジニアの不足も挙げられます。

駆け出しエンジニアの中には、「エンジニア転職においては理系のほうが有利」と考える人もいるでしょう。

しかし今すでに、IT界隈は深刻なエンジニア不足。
今後のIT需要を考えても、ますます不足していくと言われています。

そのため企業とすれば、理系に絞っている場合ではないのが現状です。

実際のところ文系でも積極的に採用していますし、IT転職においては学歴もそれほど問われません。

理系がプログラミングに向いてるといわれる理由

理系がプログラミングに向いてるといわれる理由

ただイメージ的には、まだまだ「プログラミング=理系」が根強い印象でもあります。

プログラミングは理系向きと言われる理由としては、大きく以下です。

その①:理系のほう論理的思考力に長けている傾向だから
その②:プログラミングは数学的知識が必要と思われてるから

その①:理系のほう論理的思考力に長けている傾向だから

その①:理系のほう論理的思考力に長けている傾向だから

理系のほうが向いていると言われる理由は、論理的思考力に長けている傾向にあるためです。

プログラミングは必要最低限、論理的思考力が必要になるのは事実です。

その論理的思考力は、理系の人のほうが長けています(あくまで傾向ですが)。

しかし決して、「理系ならすぐプログラミングを習得できる」わけではありません。

考え方の理解や、感覚をつかむまでの時間が少し早い程度でしょう。

その②:プログラミングは数学的知識が必要と思われてるから

その②:プログラミングは数学的知識が必要と思われてるから

理系のほうが向いていると言われる理由2つ目は、一般的に「プログラミングには数学的知識が必要」と思われているからです。

ただこれは単なるイメージや思い込みです。
実際、プログラミングに数学的な知識は必要ありません

数学的な知識が必要なプログラミングの分野(高度なゲームやAIなど)も一部ありますが、かなり限定的です。

数学的な知識など必要ないため、文系でもまったく問題ありません。

文系でもプログラミングで理系と戦っていくための対策

文系でもプログラミングで理系と戦っていくための対策

駆け出しの文系エンジニアの方であれば、

悩む人

仮にエンジニアになれても、理系の人と戦っていけるのかな…。

と不安に感じる方もいるでしょう。

文系でもプログラミングで理系と戦っていくために、以下の対策が挙げられます。

その①:「目的の達成に必要なこと」のみ習得する
その②:技術力がすべてではないことを理解する
その③:自力で調べて解決する力をつける
その④:トレンドや最新技術に敏感になる
その⑤:プログラミングスクールで強固な土台を作る

その①:「目的の達成に必要なこと」のみ習得する

その①:「目的の達成に必要なこと」のみ習得する

理系と戦っていくためには、「目的の達成に必要なこと」のみ習得すること。

悩む人

理系と戦うなら、もっともっと勉強しなきゃ。

と考える人もいますが、効率がかなり悪いです。

プログラミングでできることは星の数ほどあり、すべて覚えるのはムリでしょう。

なのでプログラミングでは、「目的の達成に必要なことだけ学ぶ」姿勢が大切です。

目的意識をもちましょう。

その②:技術力がすべてではないことを理解する

その②:技術力がすべてではないことを理解する

エンジニアは技術力がすべてではありません。

技術力を上げるより、「コードは雑でも、求められているものをサッと実装できる」状態が好ましいです。

悩む人

ぼく文系だし、理系と戦っていくためにもっと技術力をつけないと!

と考え、ただ勉強に打ち込む方もいますが、時間がもったいないです。

技術力が求められるのは、主に処理の高速化などが必要なときになります。

まずは不格好でも、求められているものを実装できるようになりましょう。

技術力を身につけるのは、その後です。

その③:自力で調べて解決する力をつける

その③:自力で調べて解決する力をつける

理系と戦っていくなら、自力で調べて解決する力をつけましょう。

わからないことがあると、自分で考えて調べることなく、他人に聞く人がいます。

人を頼ることはときに大切ですが、自分で調べていろいろ試すことはもっと大切です。

自分で苦労して調べて、やっとの思いで解決するほうが、頭に入るからです。

他力本願ではなく、まずは自分の頭で考え、調べるクセをつけましょう。

質問のコツについては、【周りが冷たい…】新人エンジニアが質問できない原因と対策を参考にしてください。

その④:トレンドや最新技術に敏感になる

その④:トレンドや最新技術に敏感になる

トレンドや最新技術に敏感になることも、理系と戦ううえでは大切です。

IT界隈のトレンドはコロコロ変わります。
またプログラミング技術も、日に日にアップデートを繰り返します

半年前まで主流だったものがすぐに廃れる、ということも珍しくありません。

常に知識のアップデートを怠らず、最新技術をキャッチアップする姿勢をもちましょう。

その⑤:プログラミングスクールで強固な土台を作る

その⑤:プログラミングスクールで強固な土台を作る

理系と戦うなら、プログラミングスクールを利用することもおすすめです。

プログラミングは目的に必要な部分だけ学ぶことが大切ではあります。
とはいえ最低限、基礎固めは大切です。

独学で必要な部分だけを効率よく学ぼうとしても、必ず学習内容にムラができてしまうものです。

プログラミングスクールを利用すれば、幅広い基礎の部分を、ムラなく効率的に学べます。

また講師にわからない部分を聞けるため、習得もスムーズです。

文系におすすめのプログラミングスクール5選

この章では、おすすめのプログラミングスクールを以下のとおりご紹介します。

TechAcademy(テックアカデミー)
TECH CAMP(テックキャンプ)
DMM WEB CAMP
TECHBOOST(テックブースト)
RUNTEQ

TechAcademy(テックアカデミー)

2.TechAcademy(テックアカデミー)
(引用:TechAcademy公式サイト)
TechAcademy(テックアカデミー)の特徴
  • 講師は現役エンジニア。
  • 転職保証コースは32歳まで利用できる。

TechAcademyは、業界大手のプログラミングスクールで、知名度や信頼性は抜群です。

講師も現役エンジニアで、評判を見ていても質の高さが目立ちます。

参考記事:プログラミングスクール講師のレベルはどう?各社の評判を比較!

また転職保証は、32歳まで受けられます

デメリットは転職保証を受ける際、言語はJAVAに限定される点です。
JAVAを学びたいならぜひおすすめですが、そうでない方は注意が必要です。

>>公式サイトはこちら

運営会社キラメックス株式会社
学べる言語HTML/CSS
JavaScript
Ruby
PHP
JAVA
Python
など
受講形式(オンラインor通学)オンライン
サポート対応時間毎日15:00〜23:00
転職支援あり
転職保証(条件)・年齢が20歳以上32歳以下であること
・東京での勤務が可能なこと
・プログラミング言語はJAVAであること
・全てのカリキュラムを終了し、課題に合格していること
ほか
開発・ポートフォリオ作成あり
無料カウンセリングあり

TECH CAMP(テックキャンプ)

TECH CAMP(テックキャンプ)
(引用:TECH CAMP公式サイト)
TECH CAMP(テックキャンプ)の特徴
  • 転職保証はなんと、年齢制限なし。
  • 転職成功率98%という高い実績を誇る。
  • 専任アドバイザーによる手厚く丁寧なサポートに定評がある。

テックキャンプは、「挫折しない環境づくり」に注力しているスクールです。
また、実績についても転職成功率98%と高い数字を誇ります。

さらに転職保証に年齢制限がないため、30代でも転職保証を受けられます。

もしスピーディーで確実なエンジニア転職を実現したいのであれば、TECH CAMPがいいでしょう。

>>公式サイトはこちら

運営会社株式会社div
学べる言語HTML/CSS
JavaScript
AWS
など
受講形式(オンラインor通学)通学(質問対応はオンライン)
サポート対応時間毎日11:00〜22:00
転職支援あり
転職保証(条件)・カリキュラムを期限通りに終わらせること
・転職活動開始後6ヶ月間で内定が出ないこと
ほか
開発・ポートフォリオ作成あり
無料カウンセリングあり

DMM WEB CAMP

2.DMM WEB CAMP
(引用:DMM WEB CAMP公式サイト)
DMM WEB CAMPの特徴
  • 即戦力を謳うだけあり、現場さながらの技術で学習できる。
  • 転職成功率98%、離職率が1%という実績あり。

かのDMMグループのため、知名度や信頼性はお墨付きです。

またDMM WEB CAMPは、現場で即戦力になれる人材の育成に注力しています。

エンジニア転職がゴールではなく、むしろそこからがスタートです。
そのため本質をついているスクールだなと思います。

>>公式サイトはこちら

運営会社株式会社インフラトップ
学べる言語HTML/CSS
Ruby
PHP
JAVA
など
受講形式(オンラインor通学)どちらでも可
サポート対応時間13:00〜22:00(金曜定休)
転職支援あり
転職保証(条件)なし
開発・ポートフォリオ作成あり
無料カウンセリングあり

TECHBOOST(テックブースト)

(引用:TECH BOOST公式サイト)
TECHBOOST(テックブースト)の特徴
  • 最短期間でのエンジニア転職に注力
  • 挫折しないためのサポート体制に定評あり

TECHBOOST(テックブースト)は受講期間が3、6、12ヶ月から選ぶことができます。

また、

  • 最短でエンジニア転職を目指したい
  • より高い年収を狙ってじっくり学習したい

といった、自分の希望やスタイルに合わせた受講が可能です。

さらに、ひとりひとりに質の高いメンターがつき、学習の進捗管理をサポートしてくれます。

>>公式サイトはこちら

運営会社株式会社Branding Engineer
学べる言語HTML/CSS
JavaScript
Ruby
PHP
JAVA
Python
など
受講形式(オンラインor通学)どちらでも可
サポート対応時間平日10:00~22:00
土日13:00~19:00
転職支援あり
転職保証(条件)なし
開発・ポートフォリオ作成あり
無料カウンセリングあり

RUNTEQ

RUNTEQ
(引用:RUNTEQ公式サイト)
RUNTEQの特徴
  • Web系自社開発への転職に注力。
  • ポートフォリオ作成サポートとして、企画・設計から徹底サポート。

RUNTEQはWeb系自社開発、とくにスタートアップ企業への転職支援に定評があります。

未経験からWeb系自社開発企業への転職は難しいため、大きなポイントになります。

またポートフォリオ作成サポートでは、企画・設計の段階から徹底的な支援が受けられます。
良質なポートフォリオを作れるため、Web系自社開発企業へも転職できるでしょう。

>>公式サイトはこちら

運営会社株式会社スタートアップテクノロジー
学べる言語HTML/CSS
JavaScript
Ruby
Ruby on Rails
など
受講形式(オンラインor通学)オンライン
サポート対応時間平日 11:00 ~ 22:00
土日 10:00 ~ 18:00
(水・祝休み)
転職支援あり
転職保証(条件)なし
開発・ポートフォリオ作成あり
無料カウンセリングあり

文系・理系にかかわらずプログラミングが向いてない人

文系・理系にかかわらずプログラミングが向いてない人

文系・理系にかかわらず、そもそもプログラミングが向いていないタイプの人もいます。

そのような人の特徴として、以下が挙げられます。

その①:機械やパソコンに興味がない人
その②:デスクワークが苦手な人
その③:わからないことは他人にすぐ聞く人

その①:機械やパソコンに興味がない人

その①:機械やパソコンに興味がない人

プログラミングは必ず、仕事相手が「機械」になります。

機械やパソコンが激的に苦手だったり、そもそも興味をもたない人は、プログラミングには向いてないでしょう。

ただプログラミングが苦手でも、事務や営業の分野で、IT企業で活躍している人はいます。

その②:デスクワークが苦手な人

その②:デスクワークが苦手な人

デスクワークが苦手な人も、プログラミングに向いてないかもしれません。

プログラミングはとにかく、座り仕事だからです。

  • 体を動かさないとやっていけない
  • 座りっぱなしとかストレスを感じる

という方であれば、いくら才能があっても幸福度は感じにくいでしょう。

その③:わからないことは他人にすぐ聞く人

その③:わからないことは他人にすぐ聞く人

わからないことをすぐ他人に聞く「他力本願な人」も、プログラミングには不向きです。

プログラミングはまず人に聞く前に、自分で考え、調べて試すことが大切になるからです。

とはいえ解決しないまま、ただ時間が過ぎていくのも、ある種の損失です。
自分で試行錯誤する時間を決め、その時間内に解決できなければ質問するのがいいでしょう。

とにかく他力本願ではなく、自分で考えることが大切です。

プログラミングに向き不向きは関係ない【適正は身につく】

プログラミングに向き不向きは関係ない【適正は身につく】
  • プログラミングって、そもそもの向き不向きでしょ。
  • やっぱり理系のほうが、向いてることは向いてるんだろうなぁ。

と、どうにもならない「向き不向き」で悩む方も多いでしょう。

しかし、プログラミングに向き不向きは関係ありません。
適正なんて、やっていれば後からでも身につきます。

向き不向きは、「好きかどうか」で決まるといっても過言ではありません。

臆すことなく、自信をもって挑戦しましょう。

エンジニアの適性診断を久々にやってみた
プログラミング始めたての頃に比べ、かなりできるようになってた

たぶん、プログラミングやってきたおかげで、論理的思考力ついたのが原因

って考えると、適正とかって別に後からでもいくらでも身につけられるなと

適正がない=勉強が足りてないだけ かも

以前の記事、【事実】プログラミングの才能は、努力で後から身に付きますも参考にどうぞ。

まとめ

まとめ

以上、文系でもプログラミングができる理由や、理系の人と戦っていくための対策をご紹介しました。

記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

本記事のまとめ
  • 「文系はプログラミングに向かない」は嘘。
  • 必要なのは、最低限の論理的思考力と慣れ。
  • 文系・理系はあくまで分類。プログラミングの得手不得手に関係ない。
  • 文系ならしっかり目的意識をもち、技術ばかりを求めないこと。

文系でもエンジニアとして活躍している方もいます。
逆に理系でも、プログラミングが苦手な人もいます。

「プログラミング=理系」はただのイメージであり、思い込み。

文系でも臆すことなく、自信をもってプログラミングに挑戦しましょう。

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