わがままフリーランスはどう対処するべき?未然対策もご紹介!

悩む人

単価の関係で、フリーランスと揉めてる。
わがままなフリーランスには、どう対処するべき?

とお悩みの発注者の方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

「単価交渉に応じてくれないなら、プロジェクト抜けます」
みたいな、わがままフリーランスはたまにいる

プロジェクト的にも困るし単価もムリなら、顧問弁護士に相談あるのみ

かつ未然対策として、テスト発注とか契約書をちゃんと設けるべし

この記事を読むメリット
  • わがままなフリーランスに振り回されなくなります。
  • 良質なフリーランスとの関係を構築できます。
目次

わがままフリーランスはどう対処するべき?未然対策もご紹介!

わがままフリーランスはどう対処するべき?未然対策もご紹介!

「フリーランスを雇ったものの、わがまま過ぎて振り回されている」
とお困りの発注者の方も多いのではないでしょうか。

フリーランスには誠実に仕事をしてくれる方もいれば、逆にわがままで自分中心的な人もいるもの。

本記事では、わがままフリーランスの特徴や対策、また未然に防ぐための方法について解説しています。

わがままフリーランスを避けるため、ぜひ参考にしてください。

よくあるわがままフリーランスの特徴

よくあるわがままフリーランスの特徴

わがままフリーランスのよくある特徴として、以下が挙げられます。

その①:プロジェクトの途中で報酬額の交渉をしてくる
その②:納期をやたら先延ばしにしたがる
その③:ドタキャンおよび音信不通になる

その①:プロジェクトの途中で報酬額の交渉をしてくる

その①:プロジェクトの途中で報酬額の交渉をしてくる

プロジェクトの途中で報酬額の交渉をするのは、わがままフリーランスの特徴です。

具体的には、

わがままフリーランス

単価を◯円に上げてください。
上げてくれないなら、プロジェクトは離脱させていただきます。

といった具合です。

発注側としても、プロジェクトの途中でフリーランスに抜けられてしまっては非常に困ります。

とはいえそのような予算もないため、対応に困ってしまいます。

その②:納期をやたら先延ばしにしたがる

その②:納期をやたら先延ばしにしたがる

納期をやたら先延ばしにしたがるのも、わがままフリーランスの特徴です。

具体的には、

わがままフリーランス

納期ですが、余裕をもって◯月◯日でお願いします。

といった具合で、やたら先の日程を提案してきます。

たとえば2~3日以内に設定しているものを、2~3週間の納期に変更したがるような方もいます。

事情や理由によりますが、それが受注前や納期前なら仕方ないでしょう。
ひどい方だと、納期当日にこのような申告をする方もいます

その③:ドタキャンおよび音信不通になる

その③:ドタキャンおよび音信不通になる

最悪のケースだと、ドタキャンおよび音信不通もあります。

ドタキャンや音信不通となってしまった場合、発注側としても大きなストレスを抱えます。
そのうえ、新たな人材探しに時間と労力を使うことを余儀なくされます

これは「わがまま」というより、常識がないフリーランスの特徴です。
しかし残念ながら、このようなフリーランスは実在します。

以前の記事、バックレフリーランスへの対策と、バックレ発生時の対処法を紹介も参考にどうぞ。

わがままフリーランスに仕事を任せるデメリット

わがままフリーランスに仕事を任せるデメリット

わがままフリーランスに仕事を任せてしまうと、以下のようなデメリットがあります。

その①:プロジェクトに支障が出る
その②:お金や時間を搾取される

その①:プロジェクトに支障が出る

その①:プロジェクトに支障が出る

上記で紹介したようなわがままフリーランスへ仕事を任せると、当然プロジェクトに支障が出ます。

具体的には、

  • ムリな単価交渉をされたら、プロジェクトの予算を調整しなければならない
  • 音信不通になったら、その人の担当部分が虫食い状態になる

といった感じです。

もし大切なクライアントが絡んでいる案件であった場合、発注している人の信頼にも響いてしまいます

その②:お金や時間を搾取される

その②:お金や時間を搾取される

わがままフリーランスに仕事を依頼してしまうと、お金や時間を搾取されます。

たとえばプロジェクト途中で単価交渉され「承諾しないならプロジェクト抜ける」と言われた場合。
その単価を用意しなければならない上、プロジェクトの予算も上げなければなりません。
また場合によっては最悪、他の人の単価を削る必要も出てきます

また、わがままフリーランスとの契約を打ち切りにしても、次の人材を探す手間が生まれます

わがままなフリーランスは時間やお金のみならず、労力までも搾取されてしまいます。

わがままフリーランスを雇ってしまったときの対策

わがままフリーランスを雇ってしまったときの対策

もしわがままフリーランスを雇ってしまった場合、とるべき対策は以下です。

その①:顧問弁護士に相談する
その②:別の発注者を探す

その①:顧問弁護士に相談する

その①:顧問弁護士に相談する

わがままフリーランスの「プロジェクト途中の単価交渉」などは、なかなか決断に困るもの。

あまりにひどい場合は訴訟提起を視野に入れつつ、企業の顧問弁護士に相談しましょう。

理想としては、発注者と受注者、お互いに対等な立場で仕事ができること。
とはいえフリーランスの立場は、実際それほど強くないのが現状です。

あまりにわがままで矛盾していた場合、弁護士を召喚するのもひとつです。

その②:別の発注者を探す

その②:別の発注者を探す

超正攻法ですが、別の発注者を探しましょう。

わがままフリーランスと仕事を続けても、今後どんなムチャな要求をされるかわかりません

新たな人材を探すのも面倒なのはわかります。
しかし良質な仕事相手を見つけるためには、ある程度時間を投資する必要があります

これは受注者でも発注者でもおなじです。

わがままフリーランスを見極め未然に防ぐ方法

わがままフリーランスを見極め未然に防ぐ方法

わがままフリーランスを見極めて、未然に防ぐ方法は以下です。

その①:簡単なテスト案件を安価で発注する
その②:事前にしっかり契約をかわす
その③:損害賠償の旨を話しておく

その①:簡単なテスト案件を安価で発注する

その①:簡単なテスト案件を安価で発注する

わがままフリーランスを未然に防ぐために、簡単なテスト案件を安価で発注しましょう。

テスト案件を設けることで、フリーランスがどのような方かを見極められるからです。

フリーランスの中には、テストがあるだけで契約を拒む方もいます。
しかし、簡単なテスト案件すらこなせないフリーランスは、それまでの人です。

ただ注意点として、テスト案件でも報酬は用意しなければなりません
テストで報酬がないと、「間違いなくブラック」と判断されてしまいます。

その②:事前にしっかり契約をかわす

その②:事前にしっかり契約をかわす

フリーランスに仕事を受注する際は、事前にしっかり契約を交わしましょう。

しっかり契約を交わすことで、フリーランスがわがままに豹変することを避けられます

契約をあいまいにしていたり、Web面談で口頭で説明しているようでは、甘いです。

明確な契約内容がないから、フリーランスはわがままになるのです。
後で言った言わない問題にもなりかねません。

面倒でも契約書は用意し、承諾をもらってから受注してください。

その③:損害賠償の旨を話しておく

その③:損害賠償の旨を話しておく

事前に「損害賠償」について話しておくことも、わがままフリーランスへの未然対策として有効です。

言い方はよくないですが、要は「おどし」です。
面談や契約書にて「損害賠償」という言葉を含ませておくと、フリーランスは身が締まります

とはいえこれも程度問題です。
あまりに威圧的、かつ高圧的な態度では「ただの悪質なクライアント」と思われて終わりです。

あくまで常識の範囲内で、サラッと伝えることをおすすめします。

良質なフリーランスを見つけるためのサイト

「わがままなフリーランスを避け、良質なフリーランスを見つけたい」という方に向け、この章ではおすすめの案件サイトをご紹介します。

実は以下のサービスはどちらかというと、フリーランスより発注者向けのサービスなのです。
良質なフリーランスを見つけるため、ぜひ参考にしてください。

その①:ココナラ
その②:クラウドワークス

その①:ココナラ

その①:ココナラ
ココナラの特徴
  • スキルをもった発注者に声をかける、一風変わったクラウドソーシングサイト。
  • デザインやイラスト、コピーライティングなどクリエイティブ寄りなフリーランスが多い。

従来のクラウドソーシングは、発注者が案件を提示し、受注者がリアクションするのが一般的。
その点ココナラは、受注者がスキルを提示し、それを見た発注者がリアクションする形式です。

発注者がクライアントを一から選ぶため、「信頼できそうなフリーランス」をじっくり探せます。
そのため、お互いに納得のいく成約につながりやすいです。

>>公式サイトを見る

その②:クラウドワークス

クラウドワークスの特徴
  • クラウドソーシングでは登録者数、市場規模、知名度いずれもNo.1。
  • 登録者数が圧倒的に多い。

クラウドワークスは業界No1の登録者数を誇るクラウドソーシングサイト。

圧倒的な規模と登録者数が特徴のため、分母が多いことが特徴です。

「豊富な実務経験があるが、独立して間もないため、安価で仕事させてください」
といったフリーランスの方も稀にいるため、良質なフリーランスとの出会いも期待できます。

しかしデタラメなフリーランスが多いこともまた事実です。
事前にテストをしたり、契約をしっかり交わし、見極めましょう。

>>公式サイトを見る

フリーランスを恨むよりまず冷静な対策を

フリーランスを恨むよりまず冷静な対策を

わがままフリーランスのせいでプロジェクトに支障が出ると、怒りや恨みが生まれます。
そのため、穏やかでいることはむずかしくなるでしょう。

しかし、そこで取り乱してしまっては本末転倒
冷静にプロジェクトの進捗を見て対策を考えることが大切です。

  • 他の受注者を高単価で急募する
  • なんなら自分も業務へ参加する

など、誰かが欠けてもできることはあるはずです。

裏切られてしまったものは、もう仕方ありません。
恨むほどわがままが改善するわけでもありません

プロジェクト途中でわがままをかますなんて、非常識です。
でも、残念ながら実際そのようなフリーランスがいるのが現実です。

会社の看板を背負ってない「個人」という立場である以上、万が一ということもあるのです。

あまり考えたくはないですが、常に最悪のケースも想定し、対策しておくことが大切です。

最悪のケースになっても、被害が小さく済むよう冷静に振る舞えるかどうかがカギです。

まとめ

まとめ

以上、わがままフリーランスの特徴や対策、未然に防ぐ方法についてご紹介しました。

記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

本記事のまとめ
  • あまりにひどいなら顧問弁護士に相談するか、諦めて別の発注者さがしに時間を使おう。
  • 未然に防ぐには、面倒でも安価なテスト案件を設け、契約書を交わすこと。
  • わがままフリーランスを恨んでも結果は変わらないので、次の対策を冷静に打つことが大切。

わがままフリーランスに仕事を任せると、時間とお金、さらに労力を搾取されます。

時間をかけて、信頼できるフリーランスを見つけることが大切です。

また万が一に備え、なるべくフリーランスに依存しなくても済むよう対策をとるの有効です。

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