フリーランスになりたいけど、収入源がクラウドソーシングだけって厳しい?
なんとかクラウドソーシングだけでやってく方法はないかな?
と疑問をお持ちの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
フリーランスがクラウドソーシングだけで生活するのは厳しい
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) August 26, 2022
理由は以下
・システム手数料+供給過多による価格破壊
・万が一の保証や手当がない
クラウドソーシングはあくまで初心者向き
早めの脱却を大前提にすべし#フリーランス #駆け出しエンジニアとつながりたい
フリーランスがクラウドソーシングだけで生活するのは厳しい
理由は以下
・システム手数料+供給過多による価格破壊
・万が一の保証や手当がないクラウドソーシングはあくまで初心者向き
早めの脱却を大前提にすべし
- フリーランスとして、クラウドソーシングに頼らない生活を目指せます。
フリーランスはクラウドソーシングのみで生活できる?【厳しい】
本記事でいいたことは以下です。
クラウドソーシングのみでフリーランスにはなれる。
しかしフリーランスとして、生活していくのは厳しい。
クラウドソーシングは、初心者向けのサービスだからです。
本記事では
- クラウドソーシングのみで生活するのが厳しい理由
- なんとかクラウドソーシングで生活する方法
などについてくわしくまとめています。
ぜひご覧のうえ、参考にしてください。
クラウドソーシングのみで生活するのが難しい理由
クラウドソーシングのみで生活するのが難しい理由は以下です。
その①:全体的に相場が安いから
その②:システム手数料が発生するから
その③:駆け出しフリーランスがどんどん参入するから
それぞれ解説します。
その①:全体的に相場が安いから
生活していくのが厳しい理由は、全体的に相場が安いからです。
金額が適正相場を大きく下回る案件もザラです。
主な理由は以下です。
- 初心者向けのサービスのため
- 供給過多となっているため
そもそもクラウドソーシングはどちらかというと素人向けのサービス。
そのため初心者が次々参入します。
その結果、供給過多となって価格破壊が起きています。
その②:システム手数料が発生するから
生活するのが厳しい理由として、システム手数料も挙げられます。
クラウドソーシングのシステム手数料は以下のように高いです。
20万円超 5%
クラウドワークス公式サイト
10万円超20万円以下 10%
10万円以下 20%
タスク形式 20%
クラウドソーシングでがんばれば、報酬も確実にもらえます。
しかし、あなたのタダ働き時間もどんどん積み上がります。
その③:駆け出しフリーランスがどんどん参入するから
駆け出しフリーランスがどんどん参入することも、生活が難しいと言われる理由です。
駆け出しフリーランスが参入することで、以下の問題が出てきます。
- ライバルが増えるため、受注率の低下につながる
- 供給が増えるため、単価相場も下がる
ライバルが増えるということは、受注率が下がります。
まして初心者の武器は、安さ。
その安さゆえに発注するクライアントも多いので、ある意味手強いです。
どうしてもクラウドソーシングのみで生活したいなら
どうしてもクラウドソーシングで生活したい場合の対策としては以下です。
その①:高単価の案件を狙う
その②:競合に負けない付加価値をつくる
それぞれ解説します。
その①:高単価の案件を狙う
高単価案件を狙う方法です。
高単価になるほど、システム手数料が安くなるからです。
クラウドワークスの場合、システム手数料は以下です。
20万円を超えると、手数料は5%とまずまず安いです。
20万円超 5%
クラウドワークス公式サイト
10万円超20万円以下 10%
10万円以下 20%
タスク形式 20%
要するに、10万円以下の短期案件を何度も受注するのはコスパ悪いです。
引かれる金額が大きくなるからです。
せいぜい10万円以上、できれば20万円の案件を狙いましょう。
その②:競合に負けない付加価値をつくる
競合に負けない付加価値を作るのもいいでしょう。
付加価値を武器にして、金額は下げない、ということです。
競合に負けない付加価値とは、具体的には以下のようなものです。
- 豊富な実務経験がある
- 豊富な実績がある
- スピード納品ができる
- マーケティングに精通している
- 納品後の質問・手直しは○回まで無料
フリーランスがクラウドソーシングのみで生活するデメリット
フリーランスがクラウドソーシングのみで生活するデメリットは以下です。
その①:時間や心に余裕が生まれず消耗する
その②:万が一のときの保証や手当がない
それぞれ紹介します。
その①:時間や心に余裕が生まれず消耗する
時間や心に余裕が生まれず消耗するのがデメリットです。
理由は以下です。
- システム手数料を考えると低賃金だから
- 常に営業で数を打つ必要があるから
- 納期に追われるから
システム手数料を差し引いた手取り額を時給換算すると、低賃金と気付くはずです。
また新しい案件を定期的にチェックし、営業を行う必要もあります。
クライアントワークなので、当然納期にも追われます。
このようなことから、時間とお金に余裕が生まれず消耗します。
その②:万が一のときの保証や手当がない
万が一の保証や手当がないのがデメリットです。
生活していくとなると長期目線で考えてリスクへの備えが必要です。
会社員なら医療費や退職金制度があります。
フリーランスエージェントでも、会社員なみの保証がつきます。
しかしその点、クラウドソーシングにはありません。
クラウドソーシングは初心者向き
クラウドソーシングは、フリーランスや副業の初心者が実績を0→1にするのに向いたサービスです。
独立直後~1年くらいは、心強い存在になるでしょう。
しかしクラウドソーシングは初心者向きで、前述のようなデメリットもあるため、
いくつか実績ができたら、早めに卒業する
というスタンスで利用するのがいいでしょう。
卒業できたら次のステップとして、フリーランスエージェントに登録するのがおすすめです。
フリーランスエージェントには、以下のメリットがあります。
- クラウドソーシングより稼げる
- 営業・各種手続きは担当がやってくれる
- 病気やケガのときの収入保証をはじめ、福利厚生が充実
レバテックフリーランス:登録者数・知名度でNo1。担当者のサポートも丁寧。
ポテパンフリーランス:リモート案件と高単価案件が豊富。担当者の質も高い。
MidWorks:会社員なみの福利厚生。サポートも丁寧で手厚い。
クライアントワークから脱却するのがフリーランスとして理想
そもそも論になりますが、フリーランスとしての理想は、
クライアントワークからなるべく早く脱却すること
になります。
年齢を重ねるごとに、仕事の数も減るのが現状だからです。
クライアントワークから脱却するには、
- 実績や付加価値、信頼を積み上げ、相談される側になる
- 自分のメディアをもち、コンテンツを販売する
といった対策を、若いうちから早めに行っておくことです。
以前の記事、つらいクライアントワークから脱却!本当の自由を手に入れるには?も参考にどうぞ。
まとめ
以上、フリーランスがクラウドソーシングのみでの生活が厳しい理由や対策、デメリットなど紹介してきました。
記事の内容をまとめると以下です。
- システム手数料+供給過多による価格破壊で、クラウドソーシング生活は厳しい
- クラウドソーシング生活したいなら、付加価値をつけ、高単価案件を取る
- しかし続けても、時間と心に余裕が生まれない
- フリーランスの理想は、クライアントワークから脱却すること
独立直後はクラウドソーシングを積極的に活用のうえ、実績を積みましょう。
その後は、「クラウドソーシングだけで生活しよう」とはなるべく考えず、
- フリーランスエージェントにステップアップする
- クライアントワークからの脱却のため努力する
といった方向にシフトしていくのが大切です。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。