フリーランスエンジニアになったけど「きつい」と思った事5つ

悩む人

フリーランスエンジニアはきついって聞けど、実際どうなの?
向き不向きも影響するのかな?

と、お悩みの方へ向けた記事になります。

本記事を執筆している僕は、実務未経験からフリーランスエンジニアになり、4年目です。
楽しいこともあれば、きついこともあります。

本記事では、中でも「きつい」と思ったことをまとめました。

未経験からフリーランスエンジニア目指す方は、ぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアやってきてきついと思うこと

・案件ごとに都度勉強
・実績ないため仕事とれない
・エラーで作業ストップすると聞く人いないため徹夜
・たまに遭遇するモンスタークライアント
・ひしひしと感じる競合の増加

会社員のうちから実績作っとくと、フリーランスはイージーモードかも

この記事を読むメリット
  • 美化されがちなフリーランスエンジニアの現実がわかります。
  • デメリットを知ることで、なってから後悔するのを避けられます。
目次

フリーランスエンジニアになったけど「きつい」と思った事5つ

フリーランスエンジニアになったけど「きつい」と思った事5つ

きついと思ったことは、以下の5つです。

その①:スキル的に難しい仕事もしないといけない
その②:実績不足だと仕事とれない
その③:エラー解決できないと、本気で焦る
その④:たまにモンスタークライアントに出くわす
その⑤:ライバルが増えてるのを肌で感じる

それぞれ解説します。

その①:スキル的に難しい仕事もしないといけない

その①:スキル的に微妙な仕事もしないといけない

きついこと1つ目は、スキル的に難しい仕事もしないといけないこと。

自分の得意な仕事ばかり選ぶことは、なかなかできません。

あるスキルを完璧に習得しても、使われている環境、必要な技術はさまざまです。

正直そんな得意でもない。
でも調べつつ、なんとかやれそうかな。

みたいな案件にも対応できないと、仕事はかなり限られます。

エンジニアの仕事は幅広いです。
得意なスキルに固執せず、レベル的に微妙でも勉強しつつ、対応するのが大切です。

なので案件のたび、わからないに遭遇するのは当たり前。

その都度検索したり、勉強するのはきついです。

その②:実績不足だと仕事とれない

その②:実績不足だと仕事とれない

きついこと2つ目は、実績不足だと仕事とれないこと。

フリーランスエンジニアの仕事を取るなら、「実績」は必須だからです。

たとえ実務経験を積んでても、以下がないと受注は遠いです。

これがないと受注は厳しい
  • 実力、レベル感をアピールできるもの
  • これまでの成果を証明できる「証拠」

実績がないと見向きもされません。

逆に、実績が豊富であれば一気にイージーモードです。

僕自身は独立したとき、実績なんてまったく用意していませんでした。

さらに実績を0から1の状態にするまでの間、収入もありませんでした。

なので精神的にも金銭的にも、とてもきつかったです。

その③:エラー解決できないと、本気で焦る

その③:エラー解決できないと、本気で焦る

きついこと3つ目は、エラー解決できないと、本気で焦ります。

プログラミングはエラーがつきものですが、解決できないと本気で焦ります。

それにフルリモートの場合、相談できる人が周りにいません。

自分ひとりで解決しなければならない中で、刻々と納期は迫ります。
解決できなければ徹夜も余儀なくされます。

加えてエンジニア案件は、だいたい時給制ではありません。
時間がかかればかかるほど、時給も下がります。

僕自身も過去に、なかなか解決できないエラーに遭遇しました。
ハゲそうなくらい本気で焦ったことは、一度や二度ではありません。

結果的になんとか解決して納品できたものの、精神的にきつかったです。

その④:たまにモンスタークライアントに出くわす

その④:たまにモンスタークライアントに出くわす

きついこと4つ目は、たまにモンスタークライアントに出くわすこと。

頻度はそこまで多くないものの実際に存在し、出会うときついです。

具体的には以下のような、いい加減なクライアントもいます。

モンスタークライアントの特徴
  • 電話で何度も連絡してくる
  • メールで罵倒する
  • 途中で案件が取り消しになり、報酬もパー

それについて以前の記事、今まで遭遇したモンスタークライアント5パターン&とった対処法も参考にどうぞ。

その⑤:ライバルが増えてるのを肌で感じる

その⑤:競合が増えてるのを肌で感じる

きついこと5つ目は、ライバルが増えてるのを肌で感じること。

クラウドソーシングでは案件に対し、応募者数が表示されるのですが、日に日に増えている印象です。

ライバルが増えるということは、供給が増えます。
供給が需要を上回れば、単価は減ります。
そして、「自分の代わりはいくらでもいる」状態が生まれます。
そうなると、仕事も取りづらくなってしまいます。

増えていくライバルの中でも安定して受注するためには、実績は必須。

それだけでなく、何か付加価値もなくてはなりません。

そうなると少し面倒なうえ、ライバルを減らすのもムリなので、きついと感じます。

なるべくきつい思いをしないための対策4つ

なるべくきつい思いをしないための対策4つ

なるべくきつい思いをしないための対策4つとは、以下のとおりです。

その①:勉強は会社員のうちやっておく
その②:まず真っ先に、「実績」を作る
その③:フリーランスエージェントに登録しておく
その④:人脈を作っておく

それぞれ解説します。

その①:勉強は会社員のうちやっておく

その①:勉強は会社員のうちやっておく

対策1つ目は、勉強は会社員のうちやっておくことです。

言い換えるなら、実務経験をしっかり積むこと。
フリーランスは本来、実務経験で得たスキルを活かす働き方だからです。

フリーランスエンジニアになってから勉強することも悪くないです。

しかしその勉強期間中、お金は発生しません。

ひとえにおなじ勉強といっても

  • ただひとりで勉強する
  • プロとしてお金をもらって実務こなす

では、雲泥の差があります。

なってから後悔しないよう、実務経験は積んでおくのが賢明です。

その②:まず真っ先に、「実績」を作る

その②:まず真っ先に、「実績」を作る

対策2つ目は、まず真っ先に実績を作ること。

仕事を受注するには、実績が必要不可欠だからです。

フリーランスエンジニアとして、実績なくて仕事とれないと、きついです。

なので一刻も早く、実績を0から1にすることに注力すべきです。

そのためには営業で、とにかく泥臭く数を打つこと。

あと受注に至らなくてもめげないことです。

なんなら会社員のうちから副業し、実績を作っておくのもいいでしょう。

その③:フリーランスエージェントに登録しておく

その③:フリーランスエージェントに登録しておく

対策3つ目は、フリーランスエージェントに登録しておくこと。

フリーランスエンジニアはたまに、スキル的に難しい仕事もしなければなりません。
とはいえ、ある程度レベルに見合った仕事をしたいもの。

フリーランスエージェントを使えば、自分に合った案件に出会いやすくなります。
また営業も不要で、スキル向上に時間を集中投下できるのもメリットです。

ちなみに僕がオススメのエージェントは、ポテパンフリーランスです。

大手フリーランスエージェントで、案件数が豊富。
加えて実務経験が浅くても紹介できる案件が他に比べて多いからです。

経験が豊富な方も浅い人も、いい案件に出会えるはずです。

その④:人脈を作っておく

その④:人脈を作っておく

対策4つ目は、人脈を作っておくことです。

人脈をたくさん作っておけば、仕事が途絶える可能性を減らせるからです。

仕事、運、チャンスは、人が運んできてくれます。
「お金持ち=人持ち」という言葉もありますが、本当です

ただ、人から紹介してもらう仕事にも良し悪しあります。
もし関係がギスギスしたら、紹介してくれた人の評価に影響します。

メリデメはちゃんと理解し、覚悟をもって人脈を作るようにしてください。

向き不向きは、気にしなくていい

向き不向きは、気にしなくていい
悩む人

フリーランスエンジニアになりたい。
でも向いてるかどうかわからない。

という方もいるかと思います。

ですが向き不向きは、基本的にやってみないとわかりません。

ネットで調べると、向いてる人とそうでない人の特徴などが紹介されてます。
しかし、それに当てはまるから向いてないと判断するのは、もったいないです。

向いてないのではなく、今はまだ勉強不足なだけです。

実際に一歩踏み出して挑戦してみると、適正は後でも身につきます。

向き不向きなんて、やってみないとわかりません。

興味があるならまずやってみた方が、後悔しません。

エンジニアの適性診断を久々にやってみた
プログラミング始めたての頃に比べ、かなりできるようになってた

たぶん、プログラミングやってきたおかげで、論理的思考力ついたのが原因

って考えると、適正とかって別に後からでもいくらでも身につけられるなと

適正がない=勉強が足りてないだけ かも

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まとめ:もちろん「きつい」だけじゃない

まとめ:もちろん「きつい」だけじゃない

以上、フリーランスエンジニアになってキツいと思ったことと、その対策をまとめました。

とはいえ、フリーランスエンジニアはキツいことばかりではありません。
以下のようにいい点もたくさんあります。

フリーランスエンジニアのいい点
  • 理不尽な人間関係が、根こそぎなくなった
  • より有意義なこと(自分のスキルの向上など)に時間を使えるようになった
  • 税金や節税は面倒だけど、いい社会勉強ができている

人によっては、会社員の方がきつい人もいると思うし、一長一短です。

それぞれのメリデメを把握し、悔いの残らない選択をしたいものです。

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