【後悔してる?】会社辞めてフリーランスになってみて感じること

悩む人

会社辞めてフリーランスなりたいけど、後悔しないか不安。
もっと貯金とか経験あったほういいかな。
今フリーランスの人は、最初どんな気持ちだったんだろう?

このようなお悩みをもった方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

フリーランスは向き不向きより、不完全でも挑戦する姿勢が大事
向き不向きとか、なってみないとわからない

まずエイヤッと挑戦してみる
その挑戦を正解にするため、一生懸命動く

けど、せいぜい1年分の貯金だはあった方いい

この記事を読むメリット
  • フリーランスになってから後悔することを避けられます。
  • 前向きな姿勢で、フリーランスに挑戦できます。
目次

【後悔してる?】会社辞めてフリーランスになってみて感じること

【後悔してる?】会社辞めてフリーランスになってみて感じること

フリーランスになりたいものの、なってから後悔しないか不安な方は多いと思います。

この記事を書いている僕は現役フリーランス2年目で、Web制作とWebライターの2軸で活動しています。

そんな僕が、実際に感じていることをまとめました。

本記事を読むことで以下のことがわかり、後悔を避けられます。

  • フリーランスになる前の状況・心境
  • フリーランスになってよかったこと
  • フリーランスになって後悔してること
  • 後悔しないための対策

これからフリーランスになりたいと感じている方は、ぜひ参考にしてください。

僕は勢いで会社を辞めた

僕は勢いで会社を辞めた

僕はいわゆる勢いで会社を辞め、フリーランスになりました。

当時、連日にわたって上司からひどいパワハラを受けたためです。
鬱のような、人間嫌いのような精神状態となりました。

普通に働ける精神状態でなくなり、逃げるように会社を辞めました。

会社をやめた当時の僕のステータスは、以下です。

会社をやめた当時の僕のステータス
  • 年齢:27歳
  • 学歴:高卒
  • 職歴:サービス業→生産管理→システム開発
  • 実績:ゼロ
  • 貯金:300弱(※これまでの退職金)

ちなみに過去の会社の退職理由も、すべて人間関係です。

僕はたぶん、他人と働けない。
こう悩んでいた中で、フリーランスという働き方を知りました。

それから半年ほど、失業手当をもらいながら無収入で学習
そうしてスキルをつけ、徐々に仕事を取るようになりました。

会社を辞めてフリーランスになってよかったこと

会社を辞めてフリーランスになってよかったこと

会社を辞めてフリーランスになって、よかったと思うことは以下です。

その①:人間関係で悩まなくなった
その②:お金と時間の大切さに気付けた
その③:昼寝ができるようになった

それぞれくわしく紹介します。

その①:人間関係で悩まなくなった

その①:人間関係で悩まなくなった

僕にとって、フリーランスのいちばん大きなメリットがこちらです。

これまで人間関係が原因で、さんざん仕事を辞めてきたからです。

フリーランスでも、クライアントとテキストでのやり取りはあります。

しかし対面に比べれば、ストレスは圧倒的に少ないです。

言った言わない問題も発生しないからです。

その②:お金と時間の大切さに気付けた

その②:お金と時間の大切さに気付けた

よかったと思うこと2つ目は、お金と時間の大切さに気付けたことです。

フリーランスは、時間=お金です。
僕は会社員時代、この意識がありませんでした。

会社員は時間の切り売り。
フリーランスはスキルの切り売りだからです。

時給制のフリーランス案件は、ごく少数です。
つまりフリーランスは早く納品するほど、時給が上がるということ。

なのでフリーランスは、いかに生産性を上げ、自分の時間を確保するかが重要です。

その③:昼寝ができるようになった

その③:昼寝ができるようになった

よかったこと3つ目は、昼寝ができるようになったことです。

こう言うと、ただの怠慢と思われるかもしれません。
しかし昼寝がもたらす力を甘く見てはいけません。

昼食後の15~20分の昼寝で、脳が冴え記憶力も向上するというデータがあります。

僕も毎日実践してますが、午後からの作業も、午前中のような効率でできます

かのGoogleも、本社に昼寝マシンを導入しているようです。

詳しく知りたい方は、仕事も勉強もはかどる 15分間昼寝術をご覧ください。

会社を辞めてフリーランスになって後悔してること【9割お金】

フリーランスになって後悔してることは、以下2点のみです。

フリーランスの後悔の原因は、9割がお金です。

その①:収入が安定しない
その②:確定申告が面倒

それぞれ見ていきます。

その①:収入が安定しない

その①:収入が安定しない

フリーランスになって後悔していることは、収入が安定しないことです。

僕はフリーランスとして2年目ですが、いまだに月によって収入は上下します。

仮に継続案件をいただいても、月によって依頼の量が違うからです。
依頼が多ければ収入は増え、その逆もあります。

それに、仕事がずっと途切れないとも限りません
もし安くて優秀なフリーランスが現れれば、依頼はそっちに向きます。

収入が安定しないと、以下のような悩みにつながります。

  • もっと仕事とるために、実績増やさないとな
  • もっと単価を上げるために、なんか勉強しないとな
  • 今やってる職種は、これから先も需要あるかな
  • 今は独り身だからいいけど、結婚するのはムリかな
  • 今は若いからいいけど、老後とか将来が不安だな

これらの悩みは、お金があればすべて解決します。

フリーランスはにとって貯金残高=精神安定のメーターです。
会社員に比べ、収入ゼロがより現実的だからです。

以前の記事、フリーランスが年取ったらどうなる?不安の原因とその対策も参考にどうぞ。

その②:確定申告が面倒

その②:確定申告が面倒

強いて言うなら、確定申告がとても面倒です。

この確定申告がイヤだから、会社員をやっている人も存在します。

フリーランスにとって、時間は重要なリソースです。
そのため、確定申告は大きなデメリットになります。

税理士に依頼する手もありますが、高いお金がかかります。

ただこちらは会計ソフトFreeeに課金することで、かなり容易になります。

結局、フリーランスになると後悔する?【←人による】

結局、フリーランスになると後悔する?【←人による】

フリーランスになって後悔するか否かは人によるため、一概にはいえません
合っている人もいれば、その逆もあるからです。

ちなみに僕は、後悔していません。
月ごとに収入は上下しますが、自分のために使える時間が圧倒的に増えたからです。

ではフリーランスになって後悔するのは、どのような人なのか?

ご紹介の前に、フリーランスの生存率について余談をはさみます

フリーランスの10年後の生存率は?【たった10%】

フリーランスの10年後の生存率は、たったの10%です。

2021年3月、中小企業白書が統計を行っています。
個人事業主と法人、それぞれの廃業率は以下のとおりです。

個人事業主の廃業率
1年で廃業

37.7%

3年で廃業

62.4%

10年で廃業

88.4%

法人の廃業率
1年で廃業

20.4%

3年で廃業

37.3%

10年で廃業

64.0%

つまり個人事業主の10年後の生存率は、たった11.6%となります。

フリーランスになるのは簡単です。
しかし継続は、簡単ではないことがわかります。

フリーランスになって後悔しがちな人の特徴

フリーランスになって後悔しがちな人の特徴

フリーランスになって後悔しがちな人の特徴は、以下のとおりです。

その①:現状維持や安定がほしい人
その②:好きなことだけで生活できると思い込んでる人

それぞれ見ていきます。

その①:現状維持や安定がほしい人

その①:現状維持や安定がほしい人

現状維持や安定がほしくてフリーランスになると、後悔します。

フリーランスの収入は青天井ですが、安定はしません。
働くほど収入は増えますが、サボるほど減ります。

また現代は、トレンドの変化も激しい時代。
知識のアップデートのための勉強は欠かせません。

今ある知識に固執しているようでは、若いフリーランスに淘汰されます。

その②:好きなことだけで生活できると思い込んでる人

その②:好きなことだけで生活できると思い込んでる人

フリーランスになれば、好きなことで生活できる。

そう安易に考えている人は、フリーランスになって後悔します。

実際フリーランスは、好きなことだけでは生きていけません。

以前YouTube公式チャンネルに

好きなことで、生きていく

というキャッチコピーがありました。

たしかにユーチューバーは好きなことをやっているだけにも見えます。
しかし現実は、以下のような面倒な作業にも耐えています

  • 企画
  • 打ち合わせ
  • 準備
  • 撮影
  • 編集

フリーランスのいい面ばかりを鵜呑みにすると、後でギャップに苦しみます。

なってから後悔しないための対策【僕ならこれをやる】

なってから後悔しないための対策【僕ならこれをやる】

フリーランスになって後悔しないための対策をご紹介します。

僕が過去に戻れるなら、会社員時代からこれらを実践します。

その①:あらかじめ実績を作っておく
その②:固定費は徹底的に下げる
その③:1~2年分の貯金をする

その①:あらかじめ実績を作っておく

その①:あらかじめ実績を作っておく

会社員時代のうちに、副業などで実績を作っておきましょう。

実績があれば、フリーランスとして仕事をとるのが圧倒的にラクになるからです。

僕は実績ゼロで独立したので、仕事をとるまでかなり苦労しました。
仕事がとれないとジワジワお金も減るため、精神も削られました。

なので会社員うち、クラウドソーシングなどで実績を作りましょう。

僕が実際に使っているおすすめのクラウドソーシングサイトを記します。

おすすめのクラウドソーシングサイト
  • ココナラ:営業不要なのが特徴。クライアントから声かかるのを待つスタイル。
  • ランサーズ:クラウドワークス同様、案件数や知名度の点でおすすめ。

その②:固定費は徹底的に下げる

その②:固定費は徹底的に下げる

月々の固定費は、徹底的に下げる努力をしましょう。
固定費を極限まで下げれば、少しでも長くフリーランスを続けられるからです。

コツは、必ず出ていくお金が出費か浪費か見極めることです。

出費と浪費の違い

出費…生活や仕事に必ず必要になるお金
浪費…生活や仕事に必ずしも必要でないお金

月々かかるお金は、だいたい以下のようなもの。

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 食費
  • 移動費
  • スマホ通信料
  • サブスク

例えば食費。
お菓子のついで買いなどやってないでしょうか。

またスマホ通信費やサブスク。
いまや格安SIMを使ったほうがお得です。

また、そのサブスクは本当に必要でしょうか。

月々の固定費を甘く見てはいけません。
塵も積もれば山となる、です。

その③:1~2年分の貯金をする

その③:1~2年分の貯金をする

1~2年働かなくても生活できるくらいの貯金をし、独立することです。

貯金残高が常にギリギリでは、精神が安定しないからです。

フリーランスの収入は、安定しないです。
会社員以上に稼げる月もあれば、逆もあります。

フリーランスにとって貯金残高=精神安定のメーターです。

僕は独立時、1~2年分くらいの生活費がありました。
お金だけは本当にあってよかったと思っています。

貯金もない状態で独立したら、僕は間違いなく今ころ、会社員に復帰していました。

不完全でも挑戦し、後悔しないよう動くのみ

不完全でも挑戦し、後悔しないよう動くのみ

これからフリーランスになりたい方は、

  • 自分がフリーランスに向いてるか
  • なってから後悔しないか

不安だと思います。

しかしフリーランスは向き不向き以上に、不完全でも挑戦する姿勢が大切
向き不向きなんて、実際なってみないとわからないからです。

なので、まずはエイヤッと挑戦してみること。

その挑戦を正解にするために、一生懸命動きましょう。

フリーランスになって後悔も避けたいですが、挑戦しない後悔も根強く残ります

であれば、なるべく早めに決断するのが賢明です。

まとめ

まとめ

以上、フリーランスになって感じることや、後で後悔しない方法を紹介しました。

フリーランスになって後悔しないためには、事前の準備が大切です。

会社を辞めるという大きな決断が正解となるよう、動いていきましょう。

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