クライアントワークってつらい。
要望とか修正が細かくて、時間ばかりかかる。
けどクライアントワークをしないと、収入がなくなる…。
このようなお悩みを持った方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
フリーランスならクライアントワークからは脱却しよう
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) July 19, 2022
フリーランスは自由なようで、クライアントから時間が拘束されてる
好きな時間に働けてても、本当の自由とは程遠い
いかに働かず or 好きなことで稼ぐか
この考え方でコツコツ資産収入を作るのがだいじ
クライアントワークは脱却しよう
フリーランスならクライアントワークからは脱却しよう
フリーランスは自由なようで、クライアントから時間が拘束されてる
好きな時間に働けてても、本当の自由とは程遠いいかに働かず or 好きなことで稼ぐか
この考え方でコツコツ資産収入を作るのがだいじクライアントワークは脱却しよう
- クライアントワークから脱却する方法を知ることで、本当の自由が手に入ります。
- フリーランスとしてストレスや不安を抱えることなく、生活できます。
つらいクライアントワークから脱却!本当の自由を手に入れるには?
この記事でいいたいことは、以下の通りです。
フリーランスなら、徐々にクライアントワークから脱却しよう。
フリーランスとしてクライアントワークを続けるのは、会社員の働き方とさほど変わらないからです。
フリーランスの醍醐味は、自由であることです。
たしかにクライアントワークでも、働く時間や場所は自由かもしれません。
しかし時間は、クライアントからしっかり拘束されています。
仕事内容も、自由に好きなことをしている状態とは程遠いはずです。
クライアントに依存している以上、本当の自由とはいえません。
そのため、フリーランスなら徐々にクライアントワークから脱却するべきです。
そもそも、クライアントワークがなぜ辛いと感じるのか?
その理由について見ていきます。
クライアントワークがつらいと感じる理由
クライアントワークがつらいと感じる理由は、一言でいうと以下です。
一生懸命に仕事しても、理想どおりにならないから
理想のクライアントに出会えてないから、とも言いかえられます。
もっと具体的に分類すると、大きく以下のようになります。
その①:修正や出戻りが発生するから
その②:要求や作業量に対し、報酬が低いから
その③:結局儲かるのは、発注側だから
それぞれ詳しく、深掘りしていきます。
その①:修正や出戻りが発生するから
クライアントワークがつらいと感じる理由1つ目は、修正や出戻りが発生するからです。
もし修正や出戻りなしで報酬が得られるなら、たとえクライアントワークでもストレスや苦労は一切ないでしょう。
クライアントが満足しないと、何度も修正されます。
ときには認識の違いから、大きく作業が出戻りすることも。
なるべく短時間で作業から開放されたいワーカー側としては、
めんどくさい…。
となるのも無理はありません。
たとえお金が発生していても、やはり面倒なものは面倒なのです。
その②:要求や作業量に対し、報酬が低いから
つらく感じる理由2つ目は、要求や作業量に対し、報酬が低いからです。
自分の理想となる報酬が得られるなら、つらいと感じることはありません。
しかし世の中の現実として、
- かかる時間と労力のわりには、報酬が低すぎる
- 報酬の割には、クライアントが求める理想が高すぎる
- 報酬は高いと思ったが、修正が細かすぎて、プラスにならない
このような仕事が多いです。
クライアントワークのメリットは、納品さえすれば確実に報酬が入ることです。
その報酬が少ないと、他の仕事を探したり、量をこなす必要に迫られます。
そうなると、最初はよくても、徐々にストレスや負担を感じてきます。
その結果として、「つらい」と感じます。
その③:結局儲かるのは、発注側だから
つらく感じる理由3つ目は、儲かるのは発注側だからです。
この記事に辿り着いた方なら、ある程度理解しているはずです。
どれ程クライアントワークに注力しても結局、儲かるのは発注するクライアントです。
具体例としては、以下のとおりです。
田中さんが、企業Aから10万円の仕事を獲得。
↓
田中さんがその仕事を、1~2万円くらいで外注依頼。
↓
あるワーカーが1~2万円で作業、田中さんに納品。
↓
田中さんが、企業Aに納品。
↓
田中さんに、10万円が入る。
この中で、田中さんは何もしてません。
つまり田中さんはまったく働かず、差額の8~9万円を稼いでいます。
これは、低賃金で働いてくれるワーカーのおかげです。
つまりワーカーが得られる報酬は、発注側から見れば、ほんの一部。
せっせと懸命に手を動かし、どれだけ丁寧に時間をかけても、です。
それがわかってくると、
何してるんだろう、おれ…。
という心理になり、バカバカしく感じてきます。
その結果、「つらい」気持ちにつながります。
フリーランスがクライアントワークから脱却するメリット
フリーランスがクライアントワークから脱却するメリットは、以下3つです。
その①:ほんとうの「自由」が手に入る
その②:収入が安定する
その③:ストレスが溜まらない
それぞれ解説します。
その①:ほんとうの「自由」が手に入る
クライアントワークから脱却できることで、「ほんとうの自由」が手に入ります。
クライアントワークによって時間が拘束されている以上、「ほんとうの自由」とはいえません。
たしかにフリーランスである以上、
- 好きな時間に仕事を開始する
- 好きな時間に休憩したりサボる
- 好きな時間に切り上げて出かける
といった働き方ができます。
そのようなことから、たとえクライアントワークでも
僕は自由だ!
と思い込み、錯覚してしまっているフリーランスは多いです。
ほんとうの自由とは、極力働かないことをいいます。
その②:収入が安定する
クライアントワークから脱却することで、収入の安定につながります。
クライアントワークの場合、収入はクライアントに依存するからです。
会社員ならクビなどならない限り、決まった収入が保証されています。
しかしフリーランスの場合、クライアントから依頼が来なくなると収入は途絶えます。
月々の収入はクライアント次第。
以来もいつ途絶えるかわからない。
このような状態では、とても安定とはいえません。
その点クライアントワークをやめ、自分で稼げるようになれれば、自ら仕事をやめない限り収入は途絶えません。
誰にも依存せず、自分のスキルで稼げることこそが「安定」といえるのではないでしょうか。
その③:ストレスが溜まらない
クライアントワーク脱却のメリットとして、ストレスがたまらないことが挙げられます。
自分の思うように、好きなように仕事ができるためです。
会社員もしくはクライアントワークの場合、クライアントのやり方に合わせなければなりません。
どんなにあなた自身が「おかしい!ヘンだ!」と思っても、です。
人間関係、度重なる修正など…なかなか自分の思いどおりにならず、ストレスの原因となります。
しかし一方でクライアントワークを脱却できると、ストレスが溜まりません。
自分の思いどおりの仕事ができ、結果も自分次第となるためです。
クライアントワークを脱却しても、それはそれでさまざまな悩みやストレスはあるかも知れません。
それでもクライアントワークで貯まるストレスに比べれば、ごくわずかでしょう。
クライアントワークから脱却する方法
じゃあどうやったら、クライアントワークから脱却できるの?
という方に向け、この章ではクライアントワークから脱却する方法を見ていきます。
主な方法として、以下3つが挙げられます。
その①: 特定のクライアントに依存しない
その②:付加価値をつけ、相談される側を目指す
その③:自分のメディアを作る
その①: 特定のクライアントに依存しない
クライアントワークから脱却するには、特定のクライアントに依存しないことです。
言い換えれば、収入は複数のクライアントから得られる状態を目指しましょう。
クライアントと深い付き合いとなると、そのクライアントに収入が依存されてしまうためです。
つまり「そのクライアントなしでは、生活できない状態」が出来上がります。
もちろんクライアントワークを行う以上、円滑な関係を築くことは大切です。
しかしクライアントワーク脱却を狙うなら、クライアントとは広く浅い関係の方が好ましいといえます。
あまり特定のクライアントに固執せず、
べつに依頼が途切れても、他のアテがあるし
くらいのドライな気持ちでいましょう。
その②:付加価値をつけ、相談される側を目指す
クライアントワークから脱却するには、付加価値をつけ、相談される側になることです。
相談される側になることで、こちらが主導権を握った状態で仕事ができるからです。
受注側が主導権を握った状態で仕事ができると、高い報酬や信頼が得られます。
それだけでなく、ある程度、受注者が思う方向性で仕事が進むため、ストレスも少ないです。
そのため、クライアントが主導権を握る仕事とは雲泥の差があります。
恋愛でも「惚れたら負け」という格言があります。
すなわち相手に気に入られれば、主導権を握れます。
自分にしかない付加価値をつけて、クライアント側から声をかけられる状態を作る。
これでクライアントワークの苦痛は大きく減り、脱却の一歩にもなるでしょう。
その③:自分のメディアを作る
当たり前ですが、クライアントワークから脱却するには、自分のメディアを作ることです。
クライアントに頼らず稼ぐには、自らの手で価値を提供する必要があるためです。
手軽に始められるメディアを挙げると、以下のようなものです。
- 動画コンテンツ(YouTube、SHOWROOMなど)
- 文字コンテンツ(はてなブログ、noteなど)
- 音声コンテンツ(Podcast、Voicyなど)
大切なのは、自らの手で何らかの価値を提供することです。
そのため「起業」も、脱却のためのひとつの手でしょう。
価値を提供してお金を稼げるなら、必ずしもメディアである必要はありません。
クライアントワーク以外の稼ぎ方
クライアントワーク以外の働き方って、具体的にどんなのがあるの?
といった方に向け、この章ではクライアントワーク以外の稼ぎ方を5つご紹介します。
その①:プログラミング(アプリ・サービス開発)
その②:YouTube
その③:ブログ・note
その④:ポッドキャスト、オーディオブック
その⑤:せどり
その①:プログラミング(アプリ・サービス開発)
プログラミングによってアプリやサービスを開発し、販売する方法です。
作ったアプリやサービスがたくさんの方に利用されることで、資産収入となります。
現代では実にさまざまなサービスが飽和しています。
- とにかく尖った需要を狙って開発するか。
- もしくはすでにある土台を真似し、自分なりの付加価値をつけてリリースするか。
さまざまなやり方でリリースしてみるといいでしょう。
しかしプログラミングの知識の習得などに時間がかかることがデメリットです。
専門性 | |
難易度 | |
実現までの時間 | 2ヶ月~半年(サービス規模による) |
その②:YouTube
YouTubeに動画を投稿し、再生回数に応じた広告収入を得る方法です。
チャンネル登録者数や再生回数が増えれば、自分の資産収入となります。
自分の興味のある分野で好きなように動画を撮影、編集し、投稿します。
とくに顔出しも必須ではないため、参入の座敷は低いといえます。
ただ凝った動画をアップロードする際、編集のためのソフトやアプリを使いこなす必要があります。
また参入はかんたんですが、ある程度稼げるようになるまで時間がかかることもデメリットです。
専門性 | |
難易度 | |
実現までの時間 | 1年~5年 |
その③:ブログ・note
こちらは主に文字コンテンツとなります。
ブログやnoteで文字を執筆し、お金を稼ぐ方法となります。
具体的にはブログの場合、
- 成果報酬型のアフィリエイト報酬
- クリック型報酬のアドセンス収入
がメインの収入源となります。
noteの場合記事コンテンツを執筆し、有料で販売する方法が挙げられます。
文字を書くだけとはいえ、検索順位を左右するSEOの知見が必要となります。
また検索順位に反映されるだけでも4、5ヶ月ほどかかり、時間を要することがデメリットです。
専門性 | |
難易度 | |
実現までの時間 | 半年~3、4年(内容による) |
その④:ポッドキャスト、オーディオブック
主にGoogle PodcastやApple Podcastで音声コンテンツを販売する方法です。
もしくはVoicyというサービスにて、有料コンテンツをアップロードすることでお金を稼ぎます。
参入の障壁は低く、録音してアップロードすれば完了です。
音声コンテンツは文字に比べ需要が高まっているため、将来性が期待されます。
とはいえ音声のみで伝えられる情報は動画に比べて少ないです。
そのため、論理的な話の構成などが求められます。
また資産収入として稼ぐためには、うざがられない話し方など、気にかけるポイントも多いです。
専門性 | |
難易度 | |
実現までの時間 | 4ヶ月~1年 |
その⑤:せどり
主に物品の販売や交換で稼ぐ方法です。
メルカリをはじめとするフリマアプリで売買を繰り返し、利ざやを稼ぎます。
聞こえはあまりよくありませんが、いわゆる「転売」です。
商売の基本である「安く仕入れて高く売る」、マーケット感覚が身に付きます。
また、自身のアカウントに付加価値をつけたり、信頼を作ることでより容易に稼ぐことができるでしょう。
ただ売れない場合は、在庫を抱えることを余儀なくされます。
また生活費を稼ぐには、相当の行動量が必要となります。
専門性 | |
難易度 | |
実現までの時間 | 1ヶ月以内~半年(内容による) |
まとめ:不完全でも、まずは行動にうつしてみよう
以上クライアントワークがつらいと感じる原因、脱却のメリットや方法、および具体的な働き方について解説してきました。
クライアントワークをメインにしている以上、最初の一歩がもっともしんどいです。
コツとしては、「まず不完全でも、行動にうつしてみること」です。
完璧な見通しがたってから行動するのではありません。
まず始めてみて、行動しながら軌道修正していく姿勢が大切です。
資産収入を作るのは、とにかく時間と労力がかかります。
地道にコツコツ行動をはじめ、徐々にクライアントワークから脱却していきましょう。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。