プログラミングスクールを検討中なんだけど、スクールは無駄っていう話をよく聞く。
実際のところどうなんだろう?
独学でもなんとかなるなら、そっちの方いい気もする。
と迷っている方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
プログラミングスクールに行くのが無駄かどうかは、人による
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) March 3, 2022
シンプルにスクールなしでも習得できるなら、独学の方がいい
とはいえ、スクールでしか学べないこととか、得ることができない人脈もあれば、独学で自分で粘って考えることで定着する知識もある
どちらを選んでも、「無駄」ってことはない
プログラミングスクールに行くのが無駄かどうかは、人による
シンプルにスクールなしでも習得できるなら、独学の方がいい
とはいえ、スクールでしか学べないこととか、得ることができない人脈もあれば、独学で自分で粘って考えることで定着する知識もある
どちらを選んでも、「無駄」ってことはない
- プログラミングスクールに行くべきか、行かないべきかがわかります。
- 失敗を避けることで、大切なお金がなくなってしまうことを未然に防ぐことができます。
プログラミングスクールは行っても無駄なの?←人によります
タイトルの通り、プログラミングスクールが無駄かどうかは、人によります。
じゃあどんな人だとプログラミングが無駄になってしまうのか。
それは、「スクールに通わなくてもプログラミングを習得できる人」です。
もはや当たり前の話ですが、「スクールに通わずともプログラミングを習得できる方であればスクールは必要ないので、お金を払うまでもない」というのが結論です。
しかし、あなたはスクールに通わずともプログラミングを習得できますでしょうか。
始めたばかりorこれから始める方なのであれば、自分がどの程度センスがあるかもわからないし、どんな勉強をすれば独学で事足りるのかもイメージできない、わからないことだらけのことと思います。
本記事ではそんな方々に向け、「スクールに行った方がいい人と、逆に行かない方がいい人」を初心者でもわかりやすようにまとめました。
「プログラミングスクールに行くべきかどうか悩んでいる」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、以前の記事【無料のみ】失敗しない!おすすめプログラミングスクール4選では無料の良質なスクールのみを紹介していますので参考にどうぞ。
プログラミングスクールに行った方がいい人
プログラミングスクールに行った方がいい人の特徴として、以下3つが挙げられます。
その①:独学でのモチベ維持が難しい人
その②:短期間で体系的に習得したい人
その③:ポートフォリオ作成に多大な時間をかけている人
それぞれ解説します。
その①:独学でのモチベ維持が難しい人
プログラミングスクールに行った方がいい人の特徴1つ目は、「独学でのモチベ維持が難しい人」です。
プログラミングの独学において、最も障壁となるのが「モチベーション」だからです。
プログラミングは基本的に、「暗中模索のような作業の繰り返し」です。
問題解決のための術を探して試し、ダメなら別の方法を試し、時には出戻りを行うといった作業を1人でこなす必要があります。
それでも解決できないと少しも楽しさを感じられず、結果として挫折してしまう人が多いわけです。
また、
今日は疲れた…もうやめよう。明日やろう。
という日が一日でもあると途端に学習が途絶えてしまい、これまでの継続がパーになってしまいます。
その点、スクールにお金を払うことで、「引くに引けない状況」を作ることができます。
挫折してしまえば、それこそスクールに投資したお金が無駄になってしまいます。
モチベを維持したい方は、【危険!】モチベーションに頼る=ギャンブルです【モチベに頼るな】も参考にしてみてください。
その②:短期間で体系的に習得したい人
プログラミングスクールに行った方がいい人の特徴2つ目は、「短期間で体系的に習得したい人」です。
スクールは独学に比べて、習得スピードが圧倒的に早まることが最大のメリットだからです。
プログラミングの独学では、なかなか解決できなエラーに直面した際、周りに教えてくれる人がいません。
1人で色々考えられるパターンを試して、時には最初から出戻りしたりで、とにかく時間がかかることは間違いないです。
一方プログラミングスクールには、「わからないところを質問できる」という特権があります。
「自分ひとりで1時間かけて解決できないエラーでも、スクールの先生に質問したら1分足らずで解決した」ということもよくある話です。
このメリットを考えてみると、1人で長時間悩んで色んなパターンを試し、もしくは最初から出戻り…といった作業を繰り返すのは、「非効率極まりない」といっても過言ではありません。
年齢などの時間軸や効率を重視するなら、迷いなくスクール一択と言えます。
その③:ポートフォリオ作成に多大な時間をかけている人
プログラミングスクールに行った方がいい人の特徴3つ目は、「ポートフォリオ作成に多大な時間をかけている人」です。
独学で書籍やプロゲートなどで基礎学習を行い、なんとか挫折に至らず、ポートフォリオの作成に励んでいるという方もいるでしょう。
それは素晴らしいのですが、ポートフォリオ完成までの期限を設けてますでしょうか?
まだ慣れていない、作るのも精一杯の状態の人に「早く作れ」というのも酷な話ですが、「ある程度」は期限を意識して集中して取り組むことも大切なことです。
しかし、「家計簿レベルのポートフォリオ」の完成までに半年以上かけてしまうような方もいます。
本来「家計簿レベルのポートフォリオ」なら、会社員ならかかっても3ヶ月、ニートならかかっても1ヶ月くらいで完成させたいもの。
そのような方は、諦めてスクールを検討した方がよさそうです。
理由は2つあって、おそらく
- 根本的な基礎を体系的に学習しきれていない
- モチベーションの維持がまったくできていない
ことが主な原因と思われるからです。
実際のエンジニアの現場では当然ながら「納期」があり、間近になると徹夜をしてでも完成させます。
ポートフォリオを作り始めてから数ヶ月経ってしまっている方は、残念ながら「独学に向いている」とは言い難いです。
以前の記事、【無料のみ】失敗しない!おすすめプログラミングスクール4選では無料の良質なスクールのみを紹介していますので参考にどうぞ。
プログラミングスクールに行かない方がいい人
一方で、プログラミングスクールに行かない方がいい人の特徴として、以下3つが挙げられます。
その①:目的があやふやな人
その②:人と話したり、聞くのが苦手な人
その③:プログラミングを楽しいと思えない人
それぞれ解説します。
その①:目的があやふやな人
プログラミングスクールに行かない方がいい人の特徴1つ目は、「目的があやふやな人」です。
目的が明確になってないと、プログラミングスクールからカモられる可能性が高いからです。
プログラミングスクールも商売なので、受講生に対しての誘惑や勧誘は少なからずあります。
具体的には
- 「もっと幅広いエンジニア業務に対応できる」と、他のコースの受講も勧めてくる
- 「このコースをこの期間受けている人限定」といって、別のカリキュラムも勧めてくる
といった感じの内容です。
こういった甘い誘い文句に引っかかるのは、決まって「目的があやふやな人」です。
具体的な目的ももたず「手に職を」「流行ってるから」などといってスクールに行くと、もれなくカモられます。
なので、ハッキリとした明確な目的がない人はスクールに行かない方いいです。
以前の記事、「目的」がないと、もれなくプログラミングスクールからカモられますでも紹介しています。
その②:人と話したり、聞くのが苦手な人
プログラミングスクールに行かない方がいい人の特徴2つ目は、「人と話したり、聞くのが苦手な人」です。
人と話せたり、聞くことができるのは、プログラミングスクールの大きなメリットだからです。
まずは人と話せること。
プログラミングスクールに通うと、いわゆる「プログラミング仲間」ができます。
プログラミング仲間ができることで、
- お互いに興味のある情報の交換ができる
- ゆくゆくコネクションで嬉しいことに繋がる可能性があったり
といったうれしいことや、知識や体験の幅がグッと広がります。
ただ、コミュニケーションが苦手だったり、人とあまり群れたくない一匹狼タイプの方は、この恩恵を受けることは難しいでしょう。
そして、人に聞くことができること。
前述しましたが、プログラミングスクールの大きなメリットは「わからないことを先生に質問することができる」ことです。
なので先生に気遣いせず、どう思われるかも気にせずに、「ガンガン質問する人」であればあるほどその恩恵を受けられます。
しかし、
・せっかく一生懸命教えてもらってるのに理解できなくて、同じことまた聞くのも悪いな…。
・なんか先生、最初に比べて明らかにトーン低くなってる。これ以上聞くと迷惑に思われるかな…。
みたいなことを気にするいわゆる「気遣い魔」な人な人がいます。
相手に気を遣うあまり「わからないことをわかるまで聞く」ことができず、相手からどう思われるかを優先してしまいます。
そのような方は、プログラミングスクールのメリットを活かしきれないまま終わってしまう可能性も否めません。
以前の記事、わからないことを聞くのが苦手な原因は、結局「気の遣いすぎ」でも紹介していますのでどうぞ。
その③:プログラミングを楽しいと思えない人
プログラミングスクールに行かない方がいい人の特徴3つ目は、「プログラミングを楽しいと思えない人」です。
これに関してはもはや言うまでもありませんが、「好きこそものの上手なれ」だからです。
プロゲートや書籍などでまず独学でプログラミング学習を始めてみたものの、その段階で楽しいと思えなかった人は、プログラミングスクールで学習しても楽しくない可能性が非常に高いです。
また、「努力は好きには勝てない」という言葉もあります。実際「全く楽しさがわからないけどできちゃう」みたいな天才型なんで、現実には存在しません。
書籍やプロゲートでまず独学で始めてみたものの、まったく「楽しいじゃん」とすら思えないなら、プログラミングスクールなど検討せずに、早い段階で見切りをつけたほうがよさそうです。
以前の記事、「得意」より「好き」を優先してやってきた結果【後悔なし】でも紹介しています。
それぞれのメリットをどう活かすかがカギ
本記事の冒頭で、「スクールに通わずともプログラミングを習得できる方であればスクールは必要ない」と述べました。
とはいえ、スクールが必要ないレベルの人がスクールに通うことで、独学では身につかなかった知識を得ることができるかもしれません。
一方で独学が無理なタイプの人がまず自分で独学に挑戦してみることで、自力で苦労して得た知識が頭にしっかり定着することもあります。
つまり何が言いたいかというと、「スクールと独学、それぞれのメリットをどう活かすかがカギになる」ということです。
「どちらを選んだら間違いだ」ということはなく、「最終的に望んでいる結果」になればOKなわけです。
その「最終的に望んでいる結果」までのプロセスとして
- 習得時間を短縮したい
- まず手取り足取り教えてもらいたい
- とにかくお金をかけたくない
- 自力でやることに意味がある
など、人それぞれに譲れない条件があり、こだわりも百人百様です。
独学にもスクールにもメリット、デメリットがありますので、それらを吟味しつつ、気になる方を直感で選んでみるのがいいと思います。
まとめ
以上、「プログラミングスクールは行っても無駄なの?←人によります」でした。
プログラミングスクールにも独学にもメリットはあって、結局どちらがいいかは人によります。
どちらを選んでも「無駄」ということはないので、気になる方を選び、自分に合ったやり方でプログラミングが習得できれることが理想です。
以前の記事、【無料のみ】失敗しない!おすすめプログラミングスクール4選では無料の良質なスクールのみを紹介していますので参考にどうぞ。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。