今回はなかなか当事者意識を持たない部下に対し、少しでも意識を変えてもらう為の考え方を、角度変えて書いていきたいと思います。
自分は真面目に真剣に仕事に取り組んでいるのに、部下がなかなか仕事に注力してくれない…。
自分の指導に仕方に問題があるんだろうか…。
といった部下の指導に悩まれている方を対象に書いています。
筆者も以前”当事者意識がない”と散々指摘された事もありました。
そんな”当事者意識がない側”の考えを綴ってますので、一意見として参考にしてみてください。
当事者意識をもってもらう為に
結論から言うと、自信をつけさせることです。
じゃあ具体的に自信を付けさせるにはどうするか。
一番てっとり早くて効果的なのが「褒める」です。
怒らず、褒めること、これです。
当事者意識を持ってもらう為に怒りの感情を見せても、無意味というか、むしろ逆効果かもしれません。
当事者意識低めの人は、総じて自信がない。
そもそも、当事者意識が低い人の特徴は色々と調べれば出てきますが、
自分に自信がないから
根本の部分にあるこれ。これが全ての原因だと思っています。
他力本願 = 自分のせいにされたくない = 嫌われたくない
責任とりたくない = 悪者になりたくない
自己主張しない = 周りからどう思われるか気になる = 行動や発言を控え、先ずは様子見をする
よく「楽観的すぎる人」も特徴として挙げられますが、日本ではけっこう少数派だと思います。
以上のように、結局「自分に自信を持つ」だけでわりと解消出来る内容ばかりです。
であれば、まずは自信をつけさせればいい、というわけです。
当事者意識がない人が考えていること
当事者意識が低い人の頭の中って下記に当てはまると思います。
本当にこの仕事でいいんだろうか。
もっといい会社あるんじゃないかな。
このような状態の人に、当事者意識を持て!と怒ったところで萎えますよね。
また更に雑用や仕事量の多い人が特に抱えている事として
頑張っても給料が増えないわけだし、サボろう
という風に考えがちです(このような見返りを求める傾向は特に男性に多い)。
このような価値観の方には「頑張ったぶんの給料を渡す」のが一番効果的ですが、無理ですよね。
であればせめて精神的な面で、本人のモチベーションを上げる必要があります。
褒めれば伸びるか
褒めれば確実に伸びるかというと”人による”という部分はありますが、
褒めないよりは間違いなく伸びます。
全く褒めずにいると、だんだん嫌になるもの当然です。
仕事はできて当たり前、出来ないと怒られる、そういう世界だよ。
と実際筆者は言われたことがありますが、現代こそ、今後の未来を担う若い人材を、大切に扱わなければならないと思います。
まとめ
人の心や考えを変えるのは、かなり難しいです。
今回書いた事が必ずしも全員に当てはまることではないですが、なるべく怒りの感情をあらわにせず、積極的に褒めることで、自信を持たせましょう。
そうすることで、自分に自信が付き、自発的に行動できる体質に変わります。
しかし、せっかく褒めても
- 超そっけなかったり、
- すました顔されたり、
- 反応が微妙
- 素直に喜ばない
だから褒めるのは嫌!という気持ちも分からなくも無いですが、人って褒められると嬉しいです。
自分も内向的なので、褒められても可愛げのある反応は出来ませんが、内心すごく嬉しいし、やる気出ます。
自分に自信がつけば、ポジティブループに入れます。
部下の指導に悩まれている方、まずは”自信を付けさせること”に意識を向けてみてはいかがでしょうか。
以上です。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。