- 自分の思っていたとおりにいかないと、すぐカッとなってしまう
- すぐ怒ると味方もだんだん減っていくよな…
- 分かってはいるものの、ついつい怒っちゃうんだよな
そんな方々に向けた記事となります。
この記事が、”怒ること”への考え方を見直すきっかけになれば幸いです。
怒るという行為は、基本的に意味ない
大前提として、”怒る”という行為は、基本的に無意味と考えて差し支えありません。
怒る自分、怒られる相手、双方にとってプラスになる要素がないからです。
怒った側は、怒った後になって猛烈に後悔してしまいます(しない人もいますが)。
怒られた側は、モチベは上がらず、自信もなくなります。
それでも怒ってしまう原因は何なのか
怒ってしまう原因として、過度な”期待”が要因のひとつにあります。
基本的に”期待”と”怒り”はセットで、期待通りにならないから、人は怒ります。
この過度な期待は、ちょっと危険です。
考え方や発想は百人百様なので、100%思い通り仕事をしてくれる人って、そうそういません。
もし、100%自分の思う通りの仕事を求めるのであれば、
誰が聞いても分かりやすくて一貫性のある指示
お互いの認識の齟齬をなくすため、綿密な確認作業
言った言わない問題を避けるため、共有した内容を文章や音声で記録
などの作業が必要になってきます。
- 相手に期待しすぎない
- 常に最悪のケースを想定しておく
このような意識を持っているのと、そうでないのとでは、期待が外れた際の怒りの感情に差が出ます。
”怒る時”の注意点
そもそも怒らないのが一番ですが、怒る時に気をつけたい事は、下記の通り。
- 自分の”普通”を押し付けない
- 機嫌に左右されてないかを意識する
- ”怒る必要があるのか”を考える
自分の”普通”を押し付けない
「普通ならそこまで考えるよね」
「ここまでやるのが普通だと思うけど」
”普通の定義”も人によって様々なので、思っていても絶対に言わないほうがいいです。
機嫌に左右されてないかを意識する
言うまでもないですが、機嫌が悪くて人に八つ当たり、はNGです。
「ついカッとなって」放った一言が相手に大きなダメージを与えます。
言い方がわるかった場合は、言われた側にとって一生忘れられない言葉となりうることもあるのです。
現に自分は以前の会社で、明らかに機嫌の悪い上司から
前の会社、ほんとに自分から辞めたの?クビになったようにしか見えないんだけど?
と言われたことがあるのですが、恐らくこの先も一生忘れないでしょう。
”怒る必要があるのか”を考える
まず怒りの感情で相手にぶつかるのではなく、一旦冷静になって
怒って伝えなければならない内容なのか
”アドバイス”とか”注意”みたいな言い方ではダメなのか
を先に考えてみましょう。
- 土方作業の際、命に関わる命綱やヘルメットの着用を怠ってて叱った
- 人を明らかにいじめている人に喝を入れた
といった、よほどのケースでない限り、”アドバイス”とか”注意”で済むと思います。
カッとなっても、落ち着いて、一旦冷静に考えてみましょう。
一呼吸置くための対処法
怒りの感情が出てきた際、自分はこんなことを意識しています。
- とにかく、客観視
- 自分の器を意識
とにかく、客観視
怒っている自分を客観視するようにします。
イメージとしては、幽体離脱です。
怒りの感情が生まれたら、すぐに幽体離脱して、自分を上から俯瞰して見てみます。
あ、俺なんか今イライラしてる。なんでかな。
あぁ、部下が期待通りのことをしてくれてないから怒ってるんだ。
みたいに、怒っている自分を上から俯瞰して見てみると、冷静になれたりします。
自分の器を意識
怒りの感情は、自分の本当の器の大きさを教えてくれるものです。
何かにイラッとしたら、
自分の器はこんなもんなんだな。もっと広げていかないとな。
というふうに、自分の器の大きさ・小ささに意識を向けてみることにしましょう。
おわりに
以上となります。
冒頭でも述べたように、”怒る”という行為は基本的に意味がありません。
カッとなる前に一呼吸置いて、
- 本当に怒って言う必要があることなのか?
- アドバイスで済む話じゃないのか?
を冷静に考えられるよう、意識を変えていきましょう。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。