会社辞めてフリーランスなりたいけど、後悔しないか不安。
もっと貯金とか経験あったほういいかな。
今フリーランスの人は、最初どんな気持ちだったんだろう?
このようなお悩みをもった方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
フリーランスは向き不向きより、不完全でも挑戦する姿勢が大事
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) August 12, 2022
向き不向きとか、なってみないとわからない
まずエイヤッと挑戦してみる
その挑戦を正解にするため、一生懸命動く
けど、せいぜい1年分の貯金だはあった方いい#フリーランスと繋がりたい #駆け出しエンジニアと繋がりたい
フリーランスは向き不向きより、不完全でも挑戦する姿勢が大事
向き不向きとか、なってみないとわからないまずエイヤッと挑戦してみる
その挑戦を正解にするため、一生懸命動くけど、せいぜい1年分の貯金だはあった方いい
- フリーランスになってから後悔することを避けられます。
- 前向きな姿勢で、フリーランスに挑戦できます。
【後悔してる?】会社辞めてフリーランスになってみて感じること
フリーランスになりたいものの、なってから後悔しないか不安な方は多いと思います。
この記事を書いている僕は現役フリーランス2年目で、Web制作とWebライターの2軸で活動しています。
そんな僕が、実際に感じていることをまとめました。
本記事を読むことで以下のことがわかり、後悔を避けられます。
- フリーランスになる前の状況・心境
- フリーランスになってよかったこと
- フリーランスになって後悔してること
- 後悔しないための対策
これからフリーランスになりたいと感じている方は、ぜひ参考にしてください。
僕は勢いで会社を辞めた
僕はいわゆる勢いで会社を辞め、フリーランスになりました。
当時、連日にわたって上司からひどいパワハラを受けたためです。
鬱のような、人間嫌いのような精神状態となりました。
普通に働ける精神状態でなくなり、逃げるように会社を辞めました。
会社をやめた当時の僕のステータスは、以下です。
- 年齢:27歳
- 学歴:高卒
- 職歴:サービス業→生産管理→システム開発
- 実績:ゼロ
- 貯金:300弱(※これまでの退職金)
ちなみに過去の会社の退職理由も、すべて人間関係です。
僕はたぶん、他人と働けない。
こう悩んでいた中で、フリーランスという働き方を知りました。
それから半年ほど、失業手当をもらいながら無収入で学習。
そうしてスキルをつけ、徐々に仕事を取るようになりました。
会社を辞めてフリーランスになってよかったこと
会社を辞めてフリーランスになって、よかったと思うことは以下です。
その①:人間関係で悩まなくなった
その②:お金と時間の大切さに気付けた
その③:昼寝ができるようになった
それぞれくわしく紹介します。
その①:人間関係で悩まなくなった
僕にとって、フリーランスのいちばん大きなメリットがこちらです。
これまで人間関係が原因で、さんざん仕事を辞めてきたからです。
フリーランスでも、クライアントとテキストでのやり取りはあります。
しかし対面に比べれば、ストレスは圧倒的に少ないです。
言った言わない問題も発生しないからです。
その②:お金と時間の大切さに気付けた
よかったと思うこと2つ目は、お金と時間の大切さに気付けたことです。
フリーランスは、時間=お金です。
僕は会社員時代、この意識がありませんでした。
会社員は時間の切り売り。
フリーランスはスキルの切り売りだからです。
時給制のフリーランス案件は、ごく少数です。
つまりフリーランスは早く納品するほど、時給が上がるということ。
なのでフリーランスは、いかに生産性を上げ、自分の時間を確保するかが重要です。
その③:昼寝ができるようになった
よかったこと3つ目は、昼寝ができるようになったことです。
こう言うと、ただの怠慢と思われるかもしれません。
しかし昼寝がもたらす力を甘く見てはいけません。
昼食後の15~20分の昼寝で、脳が冴え記憶力も向上するというデータがあります。
僕も毎日実践してますが、午後からの作業も、午前中のような効率でできます。
かのGoogleも、本社に昼寝マシンを導入しているようです。
詳しく知りたい方は、仕事も勉強もはかどる 15分間昼寝術をご覧ください。
会社を辞めてフリーランスになって後悔してること【9割お金】
フリーランスになって後悔してることは、以下2点のみです。
フリーランスの後悔の原因は、9割がお金です。
その①:収入が安定しない
その②:確定申告が面倒
それぞれ見ていきます。
その①:収入が安定しない
フリーランスになって後悔していることは、収入が安定しないことです。
僕はフリーランスとして2年目ですが、いまだに月によって収入は上下します。
仮に継続案件をいただいても、月によって依頼の量が違うからです。
依頼が多ければ収入は増え、その逆もあります。
それに、仕事がずっと途切れないとも限りません。
もし安くて優秀なフリーランスが現れれば、依頼はそっちに向きます。
収入が安定しないと、以下のような悩みにつながります。
- もっと仕事とるために、実績増やさないとな
- もっと単価を上げるために、なんか勉強しないとな
- 今やってる職種は、これから先も需要あるかな
- 今は独り身だからいいけど、結婚するのはムリかな
- 今は若いからいいけど、老後とか将来が不安だな
これらの悩みは、お金があればすべて解決します。
フリーランスはにとって貯金残高=精神安定のメーターです。
会社員に比べ、収入ゼロがより現実的だからです。
以前の記事、フリーランスが年取ったらどうなる?不安の原因とその対策も参考にどうぞ。
その②:確定申告が面倒
強いて言うなら、確定申告がとても面倒です。
この確定申告がイヤだから、会社員をやっている人も存在します。
フリーランスにとって、時間は重要なリソースです。
そのため、確定申告は大きなデメリットになります。
税理士に依頼する手もありますが、高いお金がかかります。
ただこちらは会計ソフトFreeeに課金することで、かなり容易になります。
結局、フリーランスになると後悔する?【←人による】
フリーランスになって後悔するか否かは人によるため、一概にはいえません。
合っている人もいれば、その逆もあるからです。
ちなみに僕は、後悔していません。
月ごとに収入は上下しますが、自分のために使える時間が圧倒的に増えたからです。
ではフリーランスになって後悔するのは、どのような人なのか?
ご紹介の前に、フリーランスの生存率について余談をはさみます。
フリーランスの10年後の生存率は?【たった10%】
フリーランスの10年後の生存率は、たったの10%です。
2021年3月、中小企業白書が統計を行っています。
個人事業主と法人、それぞれの廃業率は以下のとおりです。
- 1年で廃業
-
37.7%
- 3年で廃業
-
62.4%
- 10年で廃業
-
88.4%
- 1年で廃業
-
20.4%
- 3年で廃業
-
37.3%
- 10年で廃業
-
64.0%
つまり個人事業主の10年後の生存率は、たった11.6%となります。
フリーランスになるのは簡単です。
しかし継続は、簡単ではないことがわかります。
フリーランスになって後悔しがちな人の特徴
フリーランスになって後悔しがちな人の特徴は、以下のとおりです。
その①:現状維持や安定がほしい人
その②:好きなことだけで生活できると思い込んでる人
それぞれ見ていきます。
その①:現状維持や安定がほしい人
現状維持や安定がほしくてフリーランスになると、後悔します。
フリーランスの収入は青天井ですが、安定はしません。
働くほど収入は増えますが、サボるほど減ります。
また現代は、トレンドの変化も激しい時代。
知識のアップデートのための勉強は欠かせません。
今ある知識に固執しているようでは、若いフリーランスに淘汰されます。
その②:好きなことだけで生活できると思い込んでる人
フリーランスになれば、好きなことで生活できる。
そう安易に考えている人は、フリーランスになって後悔します。
実際フリーランスは、好きなことだけでは生きていけません。
以前YouTube公式チャンネルに
好きなことで、生きていく
というキャッチコピーがありました。
たしかにユーチューバーは好きなことをやっているだけにも見えます。
しかし現実は、以下のような面倒な作業にも耐えています。
- 企画
- 打ち合わせ
- 準備
- 撮影
- 編集
フリーランスのいい面ばかりを鵜呑みにすると、後でギャップに苦しみます。
なってから後悔しないための対策【僕ならこれをやる】
フリーランスになって後悔しないための対策をご紹介します。
僕が過去に戻れるなら、会社員時代からこれらを実践します。
その①:あらかじめ実績を作っておく
その②:固定費は徹底的に下げる
その③:1~2年分の貯金をする
その①:あらかじめ実績を作っておく
会社員時代のうちに、副業などで実績を作っておきましょう。
実績があれば、フリーランスとして仕事をとるのが圧倒的にラクになるからです。
僕は実績ゼロで独立したので、仕事をとるまでかなり苦労しました。
仕事がとれないとジワジワお金も減るため、精神も削られました。
なので会社員うち、クラウドソーシングなどで実績を作りましょう。
僕が実際に使っているおすすめのクラウドソーシングサイトを記します。
その②:固定費は徹底的に下げる
月々の固定費は、徹底的に下げる努力をしましょう。
固定費を極限まで下げれば、少しでも長くフリーランスを続けられるからです。
コツは、必ず出ていくお金が出費か浪費か見極めることです。
出費…生活や仕事に必ず必要になるお金
浪費…生活や仕事に必ずしも必要でないお金
月々かかるお金は、だいたい以下のようなもの。
- 家賃
- 水道光熱費
- 食費
- 移動費
- スマホ通信料
- サブスク
例えば食費。
お菓子のついで買いなどやってないでしょうか。
またスマホ通信費やサブスク。
いまや格安SIMを使ったほうがお得です。
また、そのサブスクは本当に必要でしょうか。
月々の固定費を甘く見てはいけません。
塵も積もれば山となる、です。
その③:1~2年分の貯金をする
1~2年働かなくても生活できるくらいの貯金をし、独立することです。
貯金残高が常にギリギリでは、精神が安定しないからです。
フリーランスの収入は、安定しないです。
会社員以上に稼げる月もあれば、逆もあります。
フリーランスにとって貯金残高=精神安定のメーターです。
僕は独立時、1~2年分くらいの生活費がありました。
お金だけは本当にあってよかったと思っています。
貯金もない状態で独立したら、僕は間違いなく今ころ、会社員に復帰していました。
不完全でも挑戦し、後悔しないよう動くのみ
これからフリーランスになりたい方は、
- 自分がフリーランスに向いてるか
- なってから後悔しないか
不安だと思います。
しかしフリーランスは向き不向き以上に、不完全でも挑戦する姿勢が大切。
向き不向きなんて、実際なってみないとわからないからです。
なので、まずはエイヤッと挑戦してみること。
その挑戦を正解にするために、一生懸命動きましょう。
フリーランスになって後悔も避けたいですが、挑戦しない後悔も根強く残ります。
であれば、なるべく早めに決断するのが賢明です。
まとめ
以上、フリーランスになって感じることや、後で後悔しない方法を紹介しました。
フリーランスになって後悔しないためには、事前の準備が大切です。
会社を辞めるという大きな決断が正解となるよう、動いていきましょう。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。