プログラミングが嫌いになったかも。
やめるか、続けるか、どうしよう。
挫折したら、これまでのお金と時間ムダになるよな。
とはいえ、嫌いなこと無理して続けるのもな。
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
プログラミングを嫌いになったら、やめるべき
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) April 15, 2023
嫌いなままムリにダラダラ続けても、成果につながらない
いったんやめて冷静になることで、再発することもある
現役エンジニアには、そういう人も珍しくない
嫌気が指したら、ひとまず別のことにコミットしよう#駆け出しエンジニアとつながりたい
プログラミングを嫌いになったら、やめるべき
嫌いなままムリにダラダラ続けても、成果につながらない
いったんやめて冷静になることで、再発することもある
現役エンジニアには、そういう人も珍しくない
嫌気が指したら、ひとまず別のことにコミットしよう
- プログラミングを続けるか否かの決断が早まります。
- もう一度プログラミングを好きになる方法がわかります。
プログラミングが嫌いになったらどうする?【辞めたほうがいい】
タイトルにあるとおりですが、本記事で言いたい結論は以下のとおりです。
プログラミングを嫌いになったなら、辞めたほうがいい。
嫌いなことを無理して続けるくらいなら、辞めてしまったほうがいいでしょう。
イヤイヤ続けるよりも、心から興味のある別のことに時間を使ったほうが有意義です。
それにプログラミングはひょうとしたことがきっかけで、あとになってから好きになることもあります。
なので「いったんやめる」という選択肢は、十分にアリでしょう。
プログラミングを嫌いになったら辞めたほうがいい理由
「プログラミングを嫌いになったら辞めたほういい」と前述しました。
理由としては、以下のとおりです。
その①:嫌いなことを仕事にしても続かないから
その②:「損失回避」に走っているだけかもしれないから
その③:他のことに時間を使うほうが有意義だから
それぞれ解説します。
その①:嫌いなことを仕事にしても続かないから
プログラミングを学んでいるということは、ゆくゆくエンジニアを目指していることと思います。
しかし「嫌い」と思うことを仕事にしても、長続きしません。
本来なら、「やっていて苦じゃないこと」を仕事にするのが理想。
嫌いになってしまい、苦痛を伴うなら、別のジャンルを探すほうがいいでしょう。
その②:「損失回避」に走っているだけかもしれないから
プログラミングが嫌いになってしまう人の中には、
ここで挫折したら、それこそこれまでかけた書籍代とか学習時間がムダになるよね。
のように、ただ単に「損失回避」のために続けようとしている方もいます。
もったいない精神のために続けても、身が入らないうえ、上達は遅くなります。
その③:他のことに時間を使うほうが有意義だから
冒頭でも前述していますが、嫌いなことをムリして続けるくらいなら、そのエネルギーと時間を別のことに使ったほうが有意義です。
嫌いになってしまったことにエネルギーを使っても、なかなか成果は出にくいです。
「せっかく」の気持ちは捨てて、自身が心から挑戦したいことや、やってて苦痛を感じないことに時間を使いましょう。
プログラミングを嫌いになってしまう理由
プログラミングを嫌いになってしまう主な理由としては、以下が挙げられます。
その①:エラーの解決方法がわからないから
その②:目的やゴールがあいまいだから
その③:難しい言語や技術に挑戦しているから
その④:「才能がものをいう世界」と勘違いしているから
その⑤:勉強が嫌いだから
その⑥:そもそもPCなどの機械が苦手だから
それぞれ解説します。
その①:エラーの解決方法がわからないから
プログラミングを嫌いになってしまう理由としてもっとも多いのが、「エラーの解決方法がわからないから」です。
プログラミングにはエラーがつきもので、どんなベテランでも必ずぶち当たるものです。
しかし初学者はエラーにぶち当たるたび「自分は向いてない」と勘違いし、プログラミングに拒否反応を起こしてしまいます。
つまり、わからないから嫌いになるのです。
プログラミングは、わかるようになると好きになります。
その②:目的やゴールがあいまいだから
目的やゴールがあいまいなことも、プログラミングを嫌いになってしまう理由です。
プログラミングは、あくまで「手段」にすぎません。
本質は、その先にある「目的」や「ゴール」です。
作りたいものや、実現したい将来像がはっきりしてないと、プログラミングそのものが目的になってしまいます。
こうなるとプログラミングで得られるはずの「達成感」が得られず、つまらないと感じてしまうものです。
その③:難しい言語や技術に挑戦しているから
難しい言語や技術に挑戦していることも、プログラミングを嫌いになる原因のひとつです。
ひとえにプログラミングといっても、取得が容易な初心者向けのものから、経験者向けの高度な技術を要するものまでさまざまです。
ここで何もわからない初心者は、高度な技術や言語を選んでしまい、その難易度の高さに絶望してしまいます。
その④:「才能がものをいう世界」と勘違いしているから
プログラミングほど、「才能」がものをいう分野はないよね。
と思っている人も、プログラミングを嫌いになりやすい傾向にあります。
そう思うことで「自分には到底ムリ」と勘違いし、モチベーションが保てないためです。
その⑤:勉強が嫌いだから
プログラミングを嫌いになる原因として、勉強そのものが嫌いなことも挙げられます。
プログラミングを始めるとわかりますが、学習するべきことは次から次へと出てきます。
そのため、根本的に勉強そのものを嫌う方にとっては、すこし難しい世界といえるでしょう。
その⑥:そもそもPCなどの機械が苦手だから
PCなどのデジタルデバイスに苦手意識をもっていることも、プログラミングを嫌いやすい理由です。
プログラミングはコンピューターへの命令文なので、ある程度の挙動がわかっていないと「理解」できません。
PCなどが苦手な方は、
なんで動かないんだろう?
今なぜ、どう動いたんだろう?
などを把握する能力に乏しい傾向です。
そのため、プログラミングの面白さは半減し、長続きしません。
プログラミングを嫌いになっても辞めないほうがいい人
「プログラミングを嫌いになったらやめたほうがいい」と前述しました。
しかし中には、以下のとおり「やめないほうがいい人」がいることも事実です。
その①:プログラミングを始めて間もない人
その②:ひとりで独学をがんばっている人
その③:少しでも「好きになりたい」という気持ちがある人
それぞれ解説します。
その①:プログラミングを始めて間もない人
プログラミングの学習を始めて、まだ間もない方は、やめない方がいいです。
プログラミングは、習得まで時間がかかるものだからです。
しかし初心者の方は
プログラミングなんて、勉強さえすればできるようになるでしょ!
と勘違いしている傾向にあります。
最初はまったくコードを書けないし、エラーが解決できず嫌いになってしまって当然です。
初心者から脱却できないうちにやめる決断をするのは、早計といえます。
その②:ひとりで独学をがんばっている人
ひとりで独学をがんばっている人も、やめないほうがいいでしょう。
「ひとり」という環境を脱却できれば、プログラミングを好きになれる可能性があるからです。
たとえば、もし
- 教えてくれる知り合いやメンターが見つかった
- エンジニアを目指す仲間ができた
という変化があれば、自身の心境にも変化があるはずです。
ひとりで行う独学は、あまり効率がよくないことを覚えておきましょう。
その③:少しでも「好きになりたい」という気持ちがある人
少しでも、
プログラミングをもっと好きになりたい!
と思うなら、続けたほうがいいでしょう。
そういった気持ちがあるということは、十分に伸びしろがあるからです。
以前の僕もプログラミングはまったくできませんでした。
しかし「もっとできるようになりたい!」という気持ちだけで続け、フリーランスとして独立できています。
才能うんぬんより、「気持ち」がすべての源です。
プログラミングが嫌いになってしまったときの対策
プログラミングが嫌いになってしまったときの対策としては、以下のとおりです。
その①:目的やゴールのハードルを下げる
その②:プログラミングスクールの利用を検討する
その③:プログラミングをやめて別のことに挑戦する
それぞれ見ていきます。
その①:目的やゴールのハードルを下げる
プログラミングを嫌いになったら、まず目的やゴールのハードルを下げましょう。
あまりに高い目標を設定していると、実現できず挫折につながり、嫌いになりやすいからです。
目標を高くもつことはいいことですが、それ以上に「再現性」を見直すことが重要です。
具体的には以下のような目標設定がおすすめです。
- まずは初学者でも習得しやすい言語やジャンルを選ぶ
- 就職先は選ばず、最初は「エンジニアとして働く」という肩書を作る
小さく低い目標でもいいので、まずは「できた」という経験を積みましょう。
その②:プログラミングスクールの利用を検討する
嫌いになったときは、スクールの利用も選択肢のひとつです。
プログラミングスクールは、
- もっとプログラミングができるようになりたい
- プログラミングやめて、別にやることを探すのがめんどくさい
という方にとくにおすすめです。
エンジニアおよびIT業界は今後も需要が伸びます。
とくにやりたいことがない方は選んでおいて間違いない業界といって間違いありません。少しでも「できるようになりたい」という気持ちがあるならなおさらです。
プログラミングスクールは決して安くないですが、短期間でラクに、現場さながらの実力を得られます。
わからないところを講師に聞けたり、おなじ目標をもった仲間も作りやすいので、プログラミングを好きになれる可能性も上がります。
- TECH CAMP:転職保証に年齢制限なし。最短10週間で転職できるスピードがウリ。
- TECH BOOST:「挫折させないサポート体制」が特徴。完全未経験向け。
- ポテパンキャンプ:提携企業は「Web系自社開発」がメイン。カリキュラムもRuby。
その③:プログラミングをやめて別のことに挑戦する
潔くプログラミングをやめ、別のことに挑戦するのも対策のひとつとなります。
一度「嫌い」と思ってしまったなら、ムリして続けてもいい結果には繋がりにくいからです。
「もったいない」の精神でダラダラ続けても、それこそ時間がもったいないです。
自身の気持ちに正直になって、いさぎよくやめるのも、決してわるいい選択肢ではありません。
後になってプログラミングが好きになることもある
プログラミングが嫌いになったら、いさぎよくやめることも大切と前述しました。
その理由は、ムリせずやめることで、後になって熱意が復活する可能性もあるからです。
実際、いまエンジニアとして勤めている方の中で、
一度挫折してやめたけど、期間を置いてまた学習してみたらできるようになった。
という経験をしている方は、決して珍しくありません。
なので嫌いになったらムリせずやめて、熱が再発することを待つのも選択肢です。
まとめ
以上、プログラミングを嫌いになってしまう原因や対策を紹介してきました。
記事の内容をまとめると、以下のようになります。
- 嫌いになったら、ムリせずやめたほうがいい。
- 嫌いなことをムリに続けても成果にはつながらない。
- 始めて間もない方や、少しでも「好きになりたい」という気持ちがあるなら、続けるのもひとつ。
- 目標やハードルを下げたり、スクールを活用してみるのもおすすめ。
- やめることで、のちに熱が再発することもある。
嫌いになったら、ムリせずやめて距離を置くことで、結果的に解決につながることもあります。
また、「本当にプログラミングを習得すべきか否か」も冷静に見直すことができるでしょう。
一度はじめたことをやめるのは、逃げや甘えではありません。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。