他人の目が気になるのは、結局「嫌われたくない」から

他人の目ばかり気にしてしまうのが悩みです

他人の目が気になって、自分の意思で動けない

他人の目を気にしない方法、なんかないかな

といったことでお悩みの方へ向けた記事になります。

目次

他人の目が気になる原因は「嫌われたくないから」

他人の目が気になる原因を突き詰めていくと、最終的に「嫌われたくないから」に行き着きます。

実際、嫌われることに慣れてる人とか抵抗が少ない人って「他人の目」とか気にしてませんよね。

他人の目が気になるのは、嫌われたくないから。嫌われないよう周りの様子を見て意見を合わせ、最終的にストレスを抱えるというわけです。

万人に好かれるのは「不可能」

なのでシンプルに「嫌われることを受け入れること」「嫌われることに慣れること」。これが、周りの目を気にしないための、最も効率のいい対策です。

本当は「誰からも嫌われない」のが理想ですが、よく言われている通り、不可能です。

どんなイケメンでも、イケメンという理由で嫌われます。どんな美人でも、美人という理由で嫌われます。

この記事を読んでいるあなたにも、嫌いな人が当然いると思います。

それと同じで、あなたのことを嫌いと言っている人も当然います。

「他人の目を気にしない生き方をしたい」と望むなら「嫌われることに慣れる精神力」を身につけましょう。

慣れるまではキツいですが慣れるとストレスが激減し、生きるのがラクになります。

日本人特有の「同調圧力」

海外に比べ、日本人は特に「嫌われたくない」という気持ちが強いといいます。原因として、日本人特有の「同調圧力」があります。

「レールに沿った、道徳に沿った、安定した生き方こそ美徳」みたいな考え方です。このような考えは近年でこそ「少し古い」と言われるようになったものの、まだまだ根強く残っている印象です。

アメリカなどでは、肌、目、髪の色、人種も文化も異なる人たちが共に生活し、社会を作ってます。なので「流行りのファッション」もありません。「周りに合わせる」という概念がないからです。

日本では、肌や目の色はだいたい同じ。異文化に触れる機会も多くはないため「ある程度周りに合わせなきゃ」という考えとなり、その結果「周りと違うこと言って嫌われたくない」という傾向になります。

このように視野を広げ「これは日本人の傾向だ」と知っておくだけでも、気の持ちようは変わります。

「嫌われるデメリット」を明確にする

どんな振る舞いをしても一定の人からは嫌われる。これを避けることは出来ないので「受け入れましょう」という話をしました。

それでも嫌われるのが怖いとか、イヤだという方は「嫌われることで、どんなデメリットがあるか」「嫌われることで、生活や仕事にどんな支障をきたすのか」を明確にし、対策を練ることがおすすめ。

「嫌われると悪口を言われる」とします。仕事に支障が出るレベルの悪口であれば、悪口の発生日時、内容、頻度などをしっかりメモに残します。

そのうえで上司に状況を相談するなり、異動願いを出すなり、それで効果がないならしかるべきところに訴える、といった対策を行いましょう。録音があると、それが証拠になるのでたいへん心強いです。

もし仕事に支障が出ないなら、スルーしましょう。

漠然と「嫌われる」ことを恐れるより「嫌われるとどうなるのか」を考え、具体的に対策すること。

自分の身は自分で守る。常識中の常識です。

他人の目を気にせず、ありのまま生きよう

まとめです。

  • 他人の目が気になる原因。「嫌われたくないから」。
  • 対策。嫌われることを受け入れる。嫌われることに慣れる。
  • 「嫌われたくない」は、異文化に触れる機会が少ない日本人の傾向。
  • 嫌われることで発生するデメリットを明確にし対策を考える。

100人中100人から好かれるのは不可能です。

だからこそ嫌われることを恐れず、一人ひとりが自分の意見を堂々と告白し、それを尊重したうえでみんなで支え合う。

そんな社会であってほしいと思います。

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