フリーランスになりたいけど、貯金はどのくらいあればいいの?
と、お悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
貯金なしでフリーランスになるのは、フツーに危険なのでやめた方◎
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) February 8, 2022
・フリーランスに安定はないから
・税金など想定外の出費があるから
・精神安定しないから
僕も最初の半年は無収入だったので、貯金あって本当に助かった
僕の感覚では、「2~3ヶ月生活できるくらい」の金額では全然足りない
貯金なしでフリーランスになるのは、フツーに危険なのでやめた方◎
・フリーランスに安定はないから
・税金など想定外の出費があるから
・精神安定しないから僕も最初の半年は無収入だったので、貯金あって本当に助かった
僕の感覚では、「2~3ヶ月生活できるくらい」の金額では全然足りない
- フリーランスになってからお金がなくて詰む失敗を避けられます。
【体験談】貯金なしでフリーランスになるのは危険!必要な資金や対策は?
貯金なしでフリーランスになるのは危険です。
体験談と謳っていますが、僕は貯金なしで独立はしていません。
「1年以上生活できるくらいの貯金」を貯めてからしました。
それでも僕自身、半年くらい無収入でした。
光の速さで減る残高を見て「貯金があって本当によかった」と心底思います。
本記事では、
- 貯金なしでフリーランスになるのが危険な理由
- 必要な資金
について解説します。
「貯金がないけど、すぐフリーランスになりたい」と思っている方は、フリーランスになる前にお読みください。
貯金なしでフリーランスになるのが危険な理由3つ
貯金なしでフリーランスになるのが危険な理由として、以下3つが挙げられます。
理由①:フリーランスに安定はないから
理由②:税金などの「想定外の出費」が発生するから
理由③:精神が安定しないから
それぞれ解説します。
理由①:フリーランスに安定はないから
危険な理由1つ目は、「フリーランスに安定はないから」です。
まずフリーランスとして独立後、すぐに稼げるようにはなりません。
仕事によりますが、一定の金額を稼げるまで時間がかかります。
稼げるようになっても、その収入がずっと続くとは限りません。
フリーランスは会社員とは違い、稼ぐもサボるも自己責任です。
サボれば収入が途絶えるし、誰も守ってくれません。
もはや「会社員にすら安定はない」と言われる時代です。
理由②:税金などの「想定外の出費」が発生するから
危険な理由2つ目は、「税金などの『想定外の出費』が発生するから」です。
生活費だけを考慮して貯金をしているようでは、ツメが甘いです。
生活費はもちろん、フリーランスは以下の「税金や保険料や年金」も自分で払う必要があります。
- 健康保険
- 所得税
- 住民税
- 年金
これらの金額も決して、お世辞にも安いとは言えません。
上記はすべて、これまで会社が払ってくれていました。
なので、会社員時代(独立前)からきちんと意識できている人は少ないです。
理由③:精神が安定しないから
危険な理由3つ目は、「精神が安定しないから」です。
言わずもがな、お金があるか否かでは、精神の安定度合いが違います。
お金がないと精神的な不安にもつながります。
他人に当たって関係悪化など、生活以外にも支障が出てきます。
「フリーランスの悩みの8割は、お金の悩み」です。
お金があることで、精神が安定し、新たな挑戦や行動ができます。
お金は最強の精神安定剤です。
収入が安定してるなら、問題なし
クライアントとの信頼関係がガッチリ築いていて、収入がある程度安定している。
この状態なら、貯金はなくても大丈夫です。
要は、貯金が底をつかなければいい話だからです。
「貯金なしでフリーランスになるのは危険」と前述しています。
それはそもそも、貯金が底をつくことを懸念しているためです。
以下のような状態であれば、貯金は必要もありません。
- 独立前(会社員時代)からすでに安定している
- 大きな収入源が確保できている
ただ独立前からこの状態を作れている人は、ごく少数です。
じゃ必要な資金はどのくらい?
フリーランスになるために必要になる資金は、僕が思うに「最低でも100万円」です。
仕事にもよりますが、主な理由は以下です。
- 稼げるようなるまで時間がかかるから
- 体調を崩し、一時的に働けなくなる可能性があるから
体調を崩せば働けなくなる上、程度によっては医療費もかかります。
また各種税金や年金などの請求も忘れた頃に届くものです。
せいぜい100万円くらいは用意してから独立する方が、精神的にもいいでしょう。
メディアによっては「2~3ヶ月無収入でも問題ないくらいの資金は用意すべき」とされていることもありますが、2~3ヶ月分ではまったく足りません。
貯金ないけど今すぐフリーランスになりたい時やること3つ
貯金がないならフリーランスになるのはやめた方がいいです。
でもどうしても「貯金がないけどフリーランスになりたい」とき、やっておきたいことが3つあります。
その①:出費をとにかく減らす
その②:持ってるものを売りまくる
その③:一刻も早く「稼ぐフェーズ」に入る
それぞれ解説します。
その①:出費をとにかく減らす
貯金のないフリーランスがやっておきたいこと1つ目は、「出費をとにかく減らす」です。
たとえ面倒で手間でも、不要な部分はひたすらカットしましょう。
- スマホ代
- サブスク代
- 水道光熱費
など、「消費と浪費」を見極めることです。
消費とは「生活するために必要な出費」。
浪費とは「生活するのに必ずしも必要でない出費」です。
これ、もっと安くできないかな?
この費用、もう少し削れないかな?
これ、別の無料のもので代用できないかな?
といった感じで、「疑うこと」から始めてみましょう。
その②:持ってるものを売りまくる
やっておきたいこと2つ目は、「持ってるものを売りまくる」です。
そうすることで、以下のメリットがあります。
- 売れればお金になる
- 断捨離ができる
売れればお金になるので、貯金や自己投資の足しにできます。
不要なものは、フリマアプリやリサイクルショップで売りましょう。
オススメなのはフリマアプリ。
リサイクルショップよりも高値で売れる可能性があるからです。
しかし、フリマアプリにも以下のようにデメリットはあります。
- 写真を撮る手間がかかる
- 商品の特徴の文章などを考えるのが面倒
- 発送する手間がかかる
- 売れなければ手放せない
「フリマアプリに出品する期間を決めておく」
「期間が過ぎても売れなければリサイクルショップ」
というやり方がオススメです。
また、断捨離できることもメリット。
余計なモノに時間や労力を割かなくて済むからです。
基本的に、生活はシンプルにした方が収入が上がります。
その③:一刻も早く「稼ぐフェーズ」に入る
3つ目は、「一刻も早く『稼ぐフェーズ』に入る」です。
収入が安定してフリーランスになった人であれば、この心配はありません。
しかし駆け出しフリーランスの場合、一刻も早く「稼ぐフェーズ」に入る必要があります。
プログラミング未経験でであれば、基礎を一週間くらい独学でやること。
その後でスクールで実力を伸ばすのが、もっとも早いです。
スクールはお金はかかりますが、回収までの時間は圧倒的に早いです。
「貴重な時間を買った」と思えば投資効果は高いです。
まとめ
以上、「【体験談】貯金なしでフリーランスになるのは危険!必要な資金や対策は?」でした。
フリーランスとして独立するのであれば、
- 十分な貯金や資金をきちんと用意する
- 独立前からある程度の仕事や収入を確保する
の、どちらかはしておくようにしましょう。
備えあれば憂いなし。
どんな挑戦にも、最低限保守的な姿勢は必要です。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。