孤独と「戦う」んじゃない。「仲良くする」のがおすすめ【向き合い方】

そんな悩みを持つ方々に向けた記事で、孤独との上手な向き合い方の話です。

出典：「孤独ちゃん」と仲良くする方法｜大和出版

孤独と「戦って」いませんか

そもそも、孤独と「戦う」必要なんてありません。孤独は自分と向き合ういい機会になるからです。

孤独を感じる原因は大体、”外の世界と比べるから”です。知人からのめでたい連絡や、SNSでのリア充な投稿を見ると、途端に寂しくなったりしますよね。

そんな時は「なぜ自分は孤独を感じているのか」を考えてみることが大切。

上の例でいうと、”自分の周りが楽しそうで、自分だけ取り残された気分になっているから”ですよね。このように言語化すると、気持ちが整理できて楽になります。

なので「孤独を感じないように」して、別のもので紛らわそうとするのはもったいないし、根本的な解決に繋がりません。

孤独との上手な向き合い方は「仲良くする」こと

寂しさを感じない人なんていません。重要なのは、寂しさとの向き合い方です。

例えば、目の前に嫌いな食べ物があったとします。

その食べ物が嫌いだからって「この世から抹消したい」と思いますか？思いませんよね。「食べなきゃいいや」で終わると思います。

それと同じで、目の前に寂しさが現れても、抹消するのは無理です。無理に戦おうとせず、「あ、今自分は寂しさを感じてるな」くらいに受け止めましょう。

何かで紛らわさず、孤独と向き合う方法

それでも孤独を感じた時に、上手に向き合うための方法を下記の通り4つ紹介します。

• SNSを見ない
• 早く寝る
• ”自分だけではない”と自覚する
• 軽い運動をする

SNSを見ない

一番はこれに尽きます。スマホって本当によくないです。

彼女もいて、お金があって、好きな場所で暮らして、好きなことして生きている…そんなお悩みゼロでキラキラした人がSNSでウヨウヨしていますが、「孤独を感じている」「悩みがある」という内容を発信していないだけで、そういう人にも例外なく悩みはあります。

投稿する側は「この投稿なら不特定多数に見られても大丈夫」という気持ちで投稿しています。不特定多数から「かわいそー。」と思われる投稿をわざわざしませんよね。

SNSで他人の投稿を真に受けてはいけません。隣の芝は青く見えるものです。

スマホを開けばあの手この手で絶対SNSを見てしまいます。SNSは人間心理を考え、永遠に見てられるよう作られています。なのでスマホはよくないです。便利と危険は表裏一体です。

早く寝る

早く寝るのは当然といえば当然ですが、出来てない人が多いようです。

寂しさ、不安、孤独はだいたい夜に感じるものです。

夜は心身共に疲れていて、気付いてないようで脳も体もヘトヘト。しかも外は真っ暗。

早く寝ることで思考が整理できてスッキリする上、太陽の日が差す明るい朝を迎えることができます。

夜にあれこれ悩むより、早く寝ましょう。

”自分だけではない”と自覚する

ひとりが悩んでいることは、1000人が悩んでいる、といいます。

なんか悩みがあるとネットで検索しますよね。すると対処法だの考え方だの色々出てくると思います。

それはつまり、自分が抱えている悩みは他の誰かも既に経験し、乗り越え、発信しているということです。

あなたが抱えている悩みは、自分だけが抱えているものではありません。同じく悩んでいる人は1000人います。

また、勇気を持って自分からその悩みを発信すると、同じ悩みを抱えた人からの共感が得られ、解決に繋がるかもしれません。

軽い運動をする

「運動すると体力使うから逆に疲れる」なんて思っていませんか。

確かにその日の体力は消耗するかもしれませんが、自分の体力ゲージは伸びるので、総合的、長期的に見て疲れづらい体になります。

結果を出している人とか、人生うまくやっている人は、決まって運動を習慣にしています。

散歩、ランニング、ヨガ、体幹トレーニングなど、別に毎日スポーツジムに行かなくても出来る程度の運動を、無理のないペースで習慣にしてみてはいかがでしょうか。

体と心はつながっています。軽い運動をすることはエネルギー向上させ、気持ちを前向きにさせてくれます。

まとめ

• ”孤独を感じないようにする”のは、やめよう
• 孤独とは、仲良く付き合っていくことが大切
• キラキラ投稿を見ても真に受けない。というかSNSを見ない。
• 心身ともに疲れた暗い夜、孤独が顔を出します。寝ましょう。
• 孤独を感じているのは自分だけでない。1000人以上いる。
• 軽い運動を習慣にすると、エネルギーは向上する。

以上、”孤独と「戦う」んじゃない。「仲良くする」のがおすすめ”というお話でした。

あなたが憧れている誰かも、何かしらの恐怖や孤独、不安と戦っています。それを表に出していないだけです。

孤独の感情を決して消そうとせず、上手に向き合っていきましょう。おわりです。