エンジニア転職でIT資格は意味ない【アピールすべきは〇〇】

悩む人

エンジニア転職のために資格を取りたいけど、資格って意味ないの?
「資格をアピールするとむしろ悪印象」とか本当?

とお悩みの方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

【転職にはIT資格は必要ない】

企業が欲しがるのは、技術力&コミュ力
この2つのアピールに効果的なのは、自作のポートフォリオ

資格はないよりマシだけど、大きなリターンは得られない

資格に使う時間を、ポートフォリオへ当てよう

この記事を読むメリット
  • 正しいエンジニア転職の対策がわかります。
  • IT転職成功率を上げることができます。
目次

エンジニア転職でIT資格は意味ない【アピールすべきは〇〇】

転職においてIT資格は必要ない【アピールすべきは〇〇】

本記事で言いたいことは、以下のとおりです。

転職においてIT資格は意味ない。
アピールすべきは、「自作のポートフォリオ」

「エンジニアとして未経験からIT業界に転職したい」。

このような場合、IT資格はあまり大きな効果をもたらしてくれません

「実際に自分でコードを書いて作ったポートフォリオ」をアピールするほう、はるかに面接官に響きます。

転職においてIT資格が必要ない理由2つ

転職においてIT資格が必要ない理由

IT業界への転職において資格が必要ない理由は、主に以下の2点。

その①:IT業界では資格が役立つ場面が少ないから
その②:求められるのは技術力とコミュニケーション能力だから

その①:IT業界では資格が役立つ場面が少ないから

その①:IT業界では資格が役立つ場面が少ないから

IT業界では、資格が役に立つ場面が少ないです。

IT業界やエンジニアは、「業務独占資格」が不要なためです。

業務独占資格とは、「資格がないとできない仕事を独占して行えるようになる資格」のこと。
たとえば労務士や電気工事士、医療従事者が挙げられます。

エンジニアはこういった資格がなくてもできるため、一般的に「資格はいらない」と言われます。

その②:求められるのは経験とコミュニケーション能力だから

その②:求められるのは技術力とコミュニケーション能力だから

面接時、ITエンジニアが求められるのは、資格ではありません。

「経験」と「コミュニケーション能力」です。

しかしIT未経験の場合、もちろん経験なんてありません。

そのため、それを「技術力」と「やる気」でカバーする必要があります。

その技術力とやる気をアピールするために効果が高いのは、ポートフォリオです。

資格はあくまで「ないよりはマシ」くらいに考えて差し支えありません。

IT資格をとったほうがいい人3選

転職においてIT資格は必要ないと前述しました。

しかし場合によっては以下のように、「IT資格をとったほうがいい方」もいます。

その①:資格取得で優遇される会社に務めている人
その②:資格保持が必須の会社を目指している人
その③:専門的な部分をより深く学習したい人

その①:資格取得で優遇される会社に務めている人

その①:資格取得で優遇される会社に務めている人

資格の取得で優遇される環境にいる方は、資格をとったほうがいいでしょう。

たとえば「資格保持者は収入○%アップ」のような具合です。
大手のIT企業や、SESなどに多い印象です。

「資格がもたらす自分へのリターンが大きい」と判断した場合は、資格に時間を費やすのもありでしょう。

その②:資格保持が必須の会社を目指している人

その②:資格保持が必須の会社を目指している人

資格保持が必須の会社を目指している方も、もちろん資格をとらなければいけません。

ひとえにIT業界といっても、その種類はさまざまです。

たとえばインフラやプロジェクトマネージャー、コンサル系の求人だと、ごくたまに「〇〇資格保持者は優遇or必須」のような条件があります。

ただ上記は、ごくごく稀。

実際のエンジニア求人を見ていると、「実務経験」を求めている企業が9割以上を占めます。

その③:専門的な部分をより深く学習したい人

その③:専門的な部分をより深く学習したい人

専門的な部分をより深く学習したい」といった意識の高い方は、IT資格を取得するのもいいでしょう。

資格を取得すれば、「誰にも奪われない自分のステータス」になります。

所有欲も満たされるため、自分がレベルアップしたような感覚にもなるでしょう。

趣味や娯楽のような感覚で資格の勉強に励むことは、「素晴らしい」以外の何でもありません。

とはいえ資格の勉強は必ずしもムダではない

とはいえ資格の勉強は必ずしもムダではない

資格の勉強は、必ずしもムダではありません。

IT転職においても、「ないよりは有利」になることは間違いありません

たとえばあなたが、とある企業の面接官だったとします。

おなじ大学を卒業している、同じような実力の応募者が2人いました。

しかし片方は資格をもっていて、片方は無資格。

この場合、「資格もってるってことは、ちゃんと勉強できるってことだな。資格もってるほうを採用しよう。」という気にならないでしょうか?

また資格取得に向けた勉強は、紛れもなく「知識」になります。

まったくの未経験からIT業界に転職する場合、「ITの基礎を叩き込む」という観点では有効です。

資格なしでもIT業界へ転職するための対策

資格なしでもIT業界へ転職する方法

資格がなくても、IT業界に転職することは十分に可能です。

そのための主な方法は、以下のとおりです。

その①:自作のポートフォリオを作ってアピールする
その②:高望みしない

その①:自作のポートフォリオを作ってアピールする

その①:自作のポートフォリオを作ってアピールする

資格なしでIT業界へ転職するには、自作のポートフォリオがもっとも効果的

自作のポートフォリオは、その人の「技術レベル」や「やる気」がはっきりわかるからです。

一般的にIT企業が求めているのは、

コードがきれいでなくとも、とりあえず自力でいろんな機能を幅広く実装できる人

です。
「資格で得られるようなゴリゴリの専門知識」ではないのです。

そのためネットにあるコードをコピペするのではなく、「自分でコードを書いて、自分の手で作ったポートフォリオ」をアピールしましょう。

そうすれば、どの部分に苦労したかも話せるため、面接官と会話できる可能性も高まります。

その②:高望みしない

その②:高望みしない

資格なしでエンジニア転職するには、高望みをやめることです。

まったくの未経験でありながら、

IT未経験者

Web系自社開発でないとイヤだ!
どうせIT企業を目指すならキラキラオフィスだよね!

といったように、いわゆる「高望み」をしている方も多く見受けられます。

理想を高くもつことはいいことなのですが、それだと再現性が下がることも事実です。

まったくの未経験の場合、まず「エンジニアとして企業で仕事する」という経験をすることが第一。

高望みはやめ、少しづつステップアップしていくことをおすすめします。

おすすめIT転職エージェント
  • ウズカレIT:未経験からITエンジニアを目指す方の特化型就職サポートを提供。
  • doda:使い勝手のよさに定評。案件数豊富で、IT求人も盛りだくさん。

まとめ

まとめ

以上、転職においてIT資格は必要ない理由や、転職する際の対策をご紹介しました。

記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

本記事のまとめ
  • 転職においてアピールすべきは、資格ではなく「自作のポートフォリオ」
  • IT業界では資格が役立つ場面が少なく、技術力やコミュニケーション能力が重視される。
  • 資格取得で優遇される環境にいる方は、資格をとってもいいかも。
  • とはいえ資格はムダではない。ないよりは多少有利になるし、知識にもなる。
  • 面接では自作ポートフォリオをアピールし、高望みをやめること。

未経験からエンジニアとして転職するなら、資格に時間をかけるのは非効率といえます。

自分でコードを書いてポートフォリオを作ったほうが、技術力とやる気のアピールにおいて効果的だからです。

あとは高望みをやめ、泥臭く数を打つのが得策となります。

資格が必要かどうかをもう一度見極め、本当に必要なタスクに時間を割くようにしましょう。

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