エンジニアやってるけど、上司がどう考えても無能だ。
よくあんなんで上司に…。
ごますりだけで這い上がったのだろうか。
なんとか上手に付き合う方法はないだろうか。
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
エンジニア上司が無能だった場合の対処法
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) February 6, 2022
①スルーし相手にしない
②上層部、人事、先輩などに相談
③退職
退職は最終手段とはいえ、耐性もそれぞれ
自分がムリと思ったらなる早で踏み切るのが◎
相手を変えるのは100%ムリ
それよりも自分の行動と心を上手にコントロールする術を身につけた方いい
エンジニア上司が無能だった場合の対処法
①スルーし相手にしない
②上層部、人事、先輩などに相談
③退職退職は最終手段とはいえ、耐性もそれぞれ
自分がムリと思ったらなる早で踏み切るのが◎相手を変えるのは100%ムリ
それよりも自分の行動と心を上手にコントロールする術を身につけた方いい
- 無能なエンジニア上司が生まれる原因を理解でき、適切な対処法を知ることができます。
- 結果、無能な上司と上手に付き合えるようになります。
無能なエンジニア上司が生まれる原因とは?【対処法も紹介】
エンジニアとして働いていると、「無能なエンジニア上司」に遭遇することがあります。
この記事を書いている僕自身も以前システム開発会社にて、そのような上司に悩まされ、退職した経験があります。
この記事では、無能なエンジニア上司が生まれてしまう理由、そして上手な対処法をまとめています。
まず「無能なエンジニア上司」とはどのような上司のことなのか、見ていきましょう。
無能なエンジニア上司の特徴3つ
無能なエンジニア上司の特徴3つとは、以下のとおりです。
特徴①:言うことがコロコロ変わる
特徴②:人の意見を聞かない
特徴③:口数ばかり多く、手を動かさない
それぞれ、解説します。
特徴①:言うことがコロコロ変わる
無能なエンジニア上司の特徴1つ目は、「言うことがコロコロ変わる」です。
〇〇の場合は、Aで実装って感じで実装して
と頼まれ言われた通りにやったのに、次の日になるなり
いやいや、ここはBでしょ。
Bで実装してよ。
言い訳しないでとりあえずやって。
といった感じで、日によって言うことが変わるタイプです。
この手の方々を見ていると、自分がした発言や指示を忘れるほど忙しいのか、それともただその時の気分で指示内容を変えたいものの「昨日言ったこと取り消しで」って素直に言えないだけなのか、不思議でなりません。
特徴②:人の意見を聞かない
無能なエンジニア上司の特徴2つ目は、「人の意見を聞かない」です。
何か打ち合わせ等の話をしている際、人が話している途中で話を遮り、自分の話を始めます。
要するに、とにかく人の話や意見を最後まで聞いてられないタイプです。
結果としてロクな会話にならず、ただただ上司の一方的な意見にうなずくだけのムダな時間を生産することになります。
「人の意見や主張を最後まで聞くことすらできない」のは、無能な人の特徴です。
特徴③:口数ばかり多く、手を動かさない
無能なエンジニア上司の特徴3つ目は、「口数ばかり多く、手を動かさない」です。
具体的には「忙しい」とか言ってるわりに話がやたらと長く、ゆうに1時間とか超える説教をしてくるタイプです。
少数派かもしれませんが、上記は僕が実際に会った人の例です。
ロジカルで合理的な仕事が求められるエンジニアなのに、なんとも非合理的な時間の使い方。
その時間が一番もったいないし、忙しいならまず他人に構うより自分がやるべきことやればいいじゃん、と心底思ってしまいます。
無能なエンジニア上司が生まれる原因3つ
無能なエンジニア上司が生まれる原因3つとは、以下のとおりです。
原因①:長く勤めたゆえのプライドがあるから
原因②:自分のスキルを過大評価しているから
原因③:ピーターの法則によるもの
それぞれ、解説します。
原因①:長く勤めたゆえのプライドがあるから
無能なエンジニア上司が生まれる原因1つ目は、「長く勤めたゆえのプライドがあるから」です。
上司になるということは、
- それなりの年数、働いてきた
- なにか大きな成果を出してきた
- 上層部の人と円滑な関係を築いてきた
などといった理由があるのは事実。
そのような功績はその人にとっての「プライド」です。
その「プライドを傷つけたくない」という気持ちが強い人ほど、前述したように人の意見を聞かなかったり、手よりも口を動かすような上司になってしまいます。
原因②:自分のスキルを過大評価しているから
無能なエンジニア上司が生まれる原因2つ目は、「自分のスキルを過大評価しているから」です。
「上司に上り詰めたことからくるプライド」もあるせいか、自分の実力を過大評価し、自分だけで何でもできる、と確信しています。
別にそれだけなら何の問題もないのですが、「俺はこんだけできるのに、なんでお前はできないんだ」といった具合で他人のスキルを見下し、自分の価値観を押し付けるようなタイプの人も。
極端に言うと「これまでなにか大きく成果を出せたのは、他の誰でもない、自分自身に力があるからだ」みたいな、自分に自身たっぷりなのが特徴です。
原因③:ピーターの法則によるもの
無能なエンジニア上司が生まれる原因3つ目は、「ピーターの法則によるもの」です。
ピーターの法則とは、以下のように定義されています。
「あらゆる有効な手段は、より困難な問題に次々と応用され、やがては失敗する」
教育学者ローレンス・J・ピーター
これをざっくり簡単に言うと、
「何か飛び抜けたスキルもってても、そのスキルはなんだかんだで関係ないとこに使われて、結果、壁にぶち当たる」
ってことです。
介護の仕事で具体的に例えると、以下のような感じ。
「介護のスキルもあり、かつ好きでやってるからストレスもそれほどない」というAさんがいたとします。
Aさんはその仕事ぶりと才能を評価され、トントン拍子でリーダー、主任、課長へと上り詰めます。
しかし、課長ともなると介護よりも人事や経営といった仕事を多く任されます。
でもAさんはあくまで介護のスキルに長けた人。課長としての仕事には中々に向いてないようで、壁にぶち当たり、挫折してしまいました。
要するに「上司」というポジションは、その上司にとってあんまり向いてない可能性もある、ってことです。
もしかしたらその上司が本当に得意なのは、「平社員エンジニアとして、ゴリゴリに指示通りコードを書くこと」なのかも。
無能なエンジニア上司への対処法3つ
無能なエンジニア上司への対処法3つとは、以下のとおりです。
対処法①:スルーする
対処法②:周りに相談する
対処法③:退職する
それぞれ、解説します。
対処法①:スルーする
無能なエンジニア上司への対処法1つ目は、「スルーする」です。
同じ会社で働くエンジニアである以上、無能な上司からは嫌味を言われたり、理不尽な指示にも対応しなければならない場合もありますが、全てスルーするよう意識してみてください。
無能な上司の言うことをいちいち真に受けていたら、身がもたないからです。
イライラして少しでも反抗したものには、無能な上司は恐らく2倍にして返してきます。
何も言えずふてくされていても、相手はその態度を察します。
なので最良の対処法として、とにかくスルーし、相手にしないこと。
何をどう頑張っても相手を変えることはできません。「そもそもの土俵が違う人」と思って、相手にしないことが大切です。
対処法②:周りに相談する
無能なエンジニア上司への対処法2つ目は、「周りに相談する」です。
よく言われることですが、一人で悩んでいても中々解決までの道のりは遠いからです。
その無能な上司よりも上層部の人とか、もしくは人事部の人に相談しましょう。
また、あなたの周りの仲良くしてくれる平社員の人に相談してみてもいいかもしれません。
もしかしたら思ってもみなかった誰かが、思いがけない形であなたの味方となり助けてくれ、意外な形で解決する可能性もあるかもしれません。
1人で悩む前に、まず相談すること。よく聞くフレーズですが、本当にその通りだと思います。
対処法③:退職する
無能なエンジニア上司への対処法3つ目は、「退職する」です。
言わずもがな、その人との関係を断つためにもっとも有効な手段だからです。
退職は最終手段ではあるものの、あなた自身が耐えられるレベルでなくなったら、退職に踏み切った方いいです。
その無能なエンジニアの発言や行動に「耐えられる度合い」も人それぞれなので、決してムリをする必要はないわけです。
何かやめられない条件とか理由があったとしても、仕事をする上ではあなたの体と心が資本です。
それにエンジニアとして働いているのであれば、転職エージェントなどを使えば意外と簡単に見つかります。
もし辛い場合は今いる職場に依存せず、退職も視野に入れましょう。
まとめ
以上、「無能なエンジニア上司が生まれる原因とは?【対処法も紹介】」でした。
無能な上司には付き合うだけムダなので、相手にせず、スルーすること。
もし我慢できないレベルになったら、転職も検討することも賢明な選択です。
相手を変えるより、自分の心と行動をうまくコントロールするよう心がけていきましょう。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。